カードファイト!!ヴァンガードG IF 〜奇跡の先導者〜   作:バンドリーマーV

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最初なので連投です。


第2話「新導クロノ」

 

カムイ「クロノ、ルールはバッチリだよな」

クロノ「まぁ…どうにか」

カムイ「よし、準備オッケーだな!さっそくファイトしてみろよ」

 

カードキャピタル2号店では、日下部アンと新導クロノのファイトが始まろうとしていた。

 

アン「えっと…日下部アンといいます。よろしくお願いします」

クロノ「……新導クロノだ。よろしく」

 

じゃんけんで先攻後攻を決め、まずはフィールドの選択となる。

 

アン「新導くん、どうぞ…」

クロノ「別にどこだって…ん?」

 

フィールドを選んでいたクロノの手が止まる。

 

カムイ「そこにするか?そこは惑星クレイの大陸、ダークゾーンのとある遺跡だ。さぁ、イメージしてみろ!」

 

クロノ「イメージ…」

 

カムイ「さぁ、スタートだ。二人ともがんばれよ!」

 

アン「はい!では…」

クロノ「おう」

 

 

「「スタンドアップ・ヴァンガード!」」

 

 

二人はダークゾーンの遺跡に降り立ち、姿を変える。

 

 

アン「《救装天機 レーシュ》…!」

 

【《救装天機 レーシュ》G0 パワー5000】

 

 

クロノ「《ガンナーギア・ドラコキッド》!」

 

【《ガンナーギア・ドラコキッド》G0 パワー5000】

 

 

シオン「『ギアクロニクル』…?」

トコハ「初めて見るクラン…」

 

 

アン「えっと、私からでしたね。ドロー…ライド、《黒衣の苦難 マールート》!」

 

【《黒衣の苦難 マールート》G1 パワー8000】

 

アン「ぴーたーを移動して…ターン終了です」

 

 

クロノ「俺の番か…ドロー…ライド!《メーザーギア・ドラゴン》!ガンナーギアは移動する」

 

【《メーザーギア・ドラゴン》G1 パワー8000】

 

クロノ「ガンナーギアのブースト、メーザーギア・ドラゴンでアタック」

 

アン「ノーガードです」

 

クロノ「えっと、ドライブチェック…」

 

 

【《ラッキーポット・ドラコキッド》引】

 

 

クロノ「お…えっと、なんだったか…」

 

カムイ「ドロートリガー。1枚ドローして、ユニット1体にパワー+5000だ」

 

クロノ「あぁ…そうだった。じゃあパワーはメーザーギア・ドラゴンに」

 

アンに1ダメージが入る。

 

クロノ「ターンエンドだ」

 

 

 

アン「私のターン…《要の守護天使 ベカ》にライドして、アタックします!」

 

クロノ「ノーガードだ」

 

アン「ドライブチェック」

 

 

【《懲罰の守護天使 シェミハザ》(☆)】

 

 

アン「クリティカルトリガー!」

 

クロノ「ゲッ…!?」

 

クロノに一気に2ダメージが通る。

 

クロノ「ぐうっ…!ダメージチェック…お?」

 

【《スチームメイデン ウルル》治】

 

トコハ「お、ヒールトリガー!」

シオン「ダメージ1回復だね」

クロノ「ふぅ…」

アン「ターンエンドです」

 

 

 

クロノ「俺のターン…ライド!《スモークギア・ドラゴン》!」

 

【《スモークギア・ドラゴン》G2 10000】

 

クロノ「ガンナーギアのブースト、スモークギア・ドラゴンでアタック!」

 

アン「ノーガード!」

 

トリガーはなく、アンに1ダメージ。

 

クロノ「ターンエンドだ」

 

 

 

アン「私のターン…!」

 

 

アンは手札のキーカードに手をかける。

 

 

アン「ライド…!《特装天機 マルクトメレク》!」

 

【《特装天機 マルクトメレク》G3 11000】

 

 

クロノ「…!」

 

アン「《黒衣の裁断 ハールート》、《サウザンドレイ・ペガサス》をコール!」

 

【《黒衣の裁断 ハールート》G2 9000】

【《サウザンドレイ・ペガサス》G1 7000】

 

 

アン「レーシュのブースト、マルクトメレクでアタックします!」

 

クロノ「ノーガードだ…!」

 

アン「ツインドライブ!ドロートリガー、パワーはハールートに!」

 

 

クロノに1ダメージ。

 

 

クロノ「ぐううっ…!」

 

【《腹時計付きのギアラビット》醒】

 

 

カムイ「スタンドトリガーか…」

 

クロノ「パワーはヴァンガードに…!」

 

アン「サウザンドレイ・ペガサスのブースト、ハールートでアタック!」

 

クロノ「《スチームバトラー ダダシグ》で、ガード!」

 

アン「ターンエンドです」

 

 

 

クロノ「──つ」

 

アン「え?」

 

クロノ「始めたからには、勝つッ!」

 

 

無気力だったクロノの瞳に、熱い闘志が宿り始めていた。

 

 

クロノ「ドロー!……!」

 

 

しかし、突然固まった。

 

 

クロノ「…………」(汗)

アン「どうか…なされましたか?」

クロノ「あ、いや…」

 

クロノ「こ…この…ドラゴンに、ライド、する」

カムイ「んだそりゃあ、カード名は正確にはっきりと宣言するもんだ!」

クロノ「ぐっ…!」

 

クロノ「だぁ〜〜もうッ!ライドッ!《クロノジェット・ドラゴン》!」

 

 

【《クロノジェット・ドラゴン》G3 11000】

 

 

アン「……クロノ?」

クロノ「…言うな…」

トコハ「あ〜自分の名前だから恥ずかしかったんだ〜?」(ニヤニヤ)

クロノ「うっせぇぞ安城…!えっと、次は…」

 

 

クロノはGゾーンに目を止める。

 

 

 

《我は、汝の魂より生まれし新たなる未来。時空を越えて、自らの望む世界を導け…ストライド・ジェネレーション…!》

 

 

 

クロノ「よし…!ジェネレーションゾーン、解放!」

 

【コスト《スチームナイト ウバル・トゥトゥ》】

 

クロノ「今こそ示せ…我が真に望む世界を!ストライド…ジェネレーションッ!」

 

アン「…!」

 

クロノ「《時空竜 ロストエイジ・ドラゴン》!」

 

 

【《時空竜 ロストエイジ・ドラゴン》G4 11000+15000→26000】

 

 

クロノ「更にコール!《スモークギア・ドラゴン》、《ツインメーザー・ドラゴン》、《ブラスウイング・ドラゴン》!」

 

【《スモークギア・ドラゴン》G2 10000】

【《ツインメーザー・ドラゴン》G2 9000】

【《ブラスウイング・ドラゴン》G1 7000】

 

────────────────

クロノの盤面

R(ツイン) V(ロスト) R(スモーク)

R(空き) R(ガンナー) R(ブラス)

 

ダメージ2

────────────────

 

クロノ「行くぜッ!ツインメーザー・ドラゴンでアタック!スキルでパワー+3000!」

 

アン「ガードします!」

 

クロノ「ガンナーギアのブースト、ロストエイジ・ドラゴンでアタック!」

 

アン「ノーガードです!」

 

クロノ「ドライブチェック!…3回か。1枚、2枚、3枚…!」

 

 

【《スチームバトラー ダダシグ》☆】

 

 

クロノ「よし、クリティカルトリガー!パワーはスモークギアに、クリティカルはロストエイジ・ドラゴンに!」

 

アン「!きゃっ…!」

 

 

アンに2ダメージ。ダメージトリガーはない。

 

 

クロノ「さらにロストエイジ・ドラゴンのスキル!アタックがヒットした時、相手のリアガード1体を、相手のデッキの下に置く!」

アン「え…!?」

 

トコハ「山札の下に…!?」

シオン「これがギアクロニクルの特性、ということか…興味深いね」

 

クロノ「まだだ!ブラスウイング・ドラゴンのブースト、スモークギア・ドラゴンでアタック!」

 

アン「ガードします!」

 

クロノ「くそっ、攻めきれなかったか…ターンエンドだ」

 

 

 

 

アン「私のターン、ですね…。こちらも行きます。ジェネレーションゾーン、解放!」

 

 

アン「救世の翼、未来よりここに!ストライド…ジェネレーションッ!」

 

 

アン「《奇跡の運命者 レザエル》!」

 

 

【《奇跡の運命者 レザエル》G4 11000+15000→26000】

 

 

アン「マルクトメレクのスキル…!ダメージゾーンから表のカードを1枚選び、ドロップに置き、ドロップから1枚選んでコールし、そのターン中、パワー+5000し、代わりに1ダメージ。《機動病棟 ヒーリングパレス》をコール…!」

 

クロノ「復活!?マジかよ…!」

 

アン「さらに、《黒衣の裁断 ハールート》をコール!」

 

 

【《黒衣の裁断 ハールート》G2 9000】

 

 

アン「いざ、参ります!ハールートでヴァンガードにアタックします!──スキル発動です!コストを支払い、サウザンドレイ・ペガサスをコール!」

 

クロノ「い、一気に埋めてきやがった…!が、ガード!《スチームメイデン ウルル》!」

 

アン「レザエルでアタックします!スキル発動!ドロップから、グレードの合計がダメージゾーンの枚数以下になるように、それぞれ異なるグレードを2枚まで選び、コールする…!ベカとサウザンドレイ・ペガサスをコール!」

 

クロノ「ノーガード…!」

 

アン「トリプルドライブ…!1枚目、二枚目…!クリティカルトリガー!パワーはハールート、クリティカルはヴァンガードに!三枚目…!」

 

クロノ「なっ…!?」

 

シオン「ダブルクリティカル!」

 

トコハ「引いた!?」

 

アン「パワーはハールート、クリティカルはヴァンガードに!」

 

クロノ「ぐっ…うぁあああッ!?」

 

 

クロノに、一気に3ダメージが入る…!

 

 

トコハ「一気に3ダメージ!」

 

カムイ「しかもダメージトリガーなし…ハールートも残ってる。クロノには厳しい展開だな…」

 

アン「これで、決めます…!ハールートでアタックします!」

 

クロノ「──まだだぁッ!ガード!」

 

 

【《引っ込み思案のギアレイヴン》守護者】

 

 

アン「…!」

 

トコハ「完全ガード!」

 

シオン「持っていたのか…!」

 

クロノ「これでこのアタックは通らねぇ…!」

 

アン「た、ターンエンドです…!」

 

 

 

クロノ「行くぜ…!ジェネレーションゾーン、解放!」

 

 

【コスト《クロノジェット・ドラゴン》】

 

クロノ「ストライド…ジェネレーションッ!!」

 

 

時空を超え顕現するのは、終末を呼ぶ黒き竜…。

 

 

クロノ「時空竜…ラグナクロック・ドラゴン!」

 

 

【《時空竜 ラグナクロック・ドラゴン》G4 11000+15000→26000】

 

 

アン「…!」

 

クロノ「クロノジェットのスキル!ハールートを山札の下へ!行くぜ…!ラグナクロック・ドラゴンでアタック!」

 

 

そして、ラグナクロック・ドラゴンのスキルが発動する。

 

 

クロノ「Gゾーンのラグナクロック・ドラゴンを一枚表にする。このアタックのガードに、グレード0のカードは使えない!更にクリティカル+1だ!」

 

アン「…!ノーガード…!」

 

 

トリガーは出なかったが、クリティカル2のアタックが通り、アンのダメージが6になる。

 

 

アン「クリティカルトリガー」

 

クロノ「俺の、勝ち──」

 

アン「──いえ、まだです!」

 

 

(♪「Sanactuarior」)『Divinez』より

 

 

アン「Gゾーン表の《奇跡の運命者 レザエル》の効果発動!──奇跡、再臨!」

 

 

イメージの世界で、白い羽が舞い降りる。

 

 

アン「ダメージ6点目で、ヒールトリガー以外のトリガーが出た時、ファイト中に一度だけ、ダメージを1枚回復します!」

 

クロノ「はぁ!?」

 

 

倒れたマルクトメレクが、羽と同化し、再び立ち上がった!

 

 

アン「レザエルのカードが複数あったとしても、このスキルを発動できるのは一回だけなんです」

 

クロノ「ファイト中一回だけ賭けられる、奇跡か…!」

 

アン「はい、レザエルだからこそ起こせる奇跡です!」

 

 

リアガードのアタックはガードし、再びアンのターンとなる。

 

 

アン「ジェネレーションゾーン、解放!」

 

 

【コスト《機動病棟 ヒーリングパレス》G3】

 

 

アン「救世の翼、未来よりここに…!ストライド…ジェネレーションッ!《奇跡の運命者 レザエル》!」

 

 

再びレザエルが翼を広げる。

 

 

アン「レザエルで、アタック!」

 

 

放たれた一撃はクロノジェットを飲み込み、フィールドは大爆発に包まれた。

 

 

クロノ「ダメージ6…俺の、負けか。でも…」

 

 

クロノの目に熱が宿っていた。

 

 

カムイ「すっげぇいいファイトだったぜ!」

 

トコハ「二人とも初心者とは思えないほど、様になってたよね…!」

 

シオン「きっと面白いファイターになるね、彼らは」

 

アン「ありがとうございました。楽しかったです…!」

 

クロノ「あぁ…。俺も、こんなに熱くなったの、久しぶりだ。…また、ファイトできるか」

 

アン「はい、喜んで!」

 

 

──それが、クロノとアンの出会いだった。

 

 

《続く》

 

 




カムイ「二人ともやるじゃねえか!アンちゃん、クロノ!」

アン「あ、ありがとうございます。よろしくお願いいたします…!」

クロノ「…どうも、よろしくお願いします」

カムイ「んだよ固いなぁ…これから何かヴァンガードで分からない事があったら、何でも俺に聞いてくれよな!うし、早速クエストにでも挑戦してみるか!」

クロノ/アン「「クエスト…?」」


次回「綺場シオン」


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