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SKILL/JAM Project
「よっ!見舞いに来たぜ~」
ドアが開かれ、男が入ってくる。
彼は
「
この大学病院に入院している
「
の、親友である。
「おう、龍輝か。」
「ん、これりんごな。ほい」
りんごを1つ袋から取り出しベットに座っている勇斗に手渡す。
「・・・そのまま渡すかフツー」
「いいじゃん。元気そうだし、さ!」
朗らかに笑う龍輝に勇斗はあきれた表情をしながらも嬉しそうである。
親友の気遣いが彼は嬉しいのだろう。
そのままりんごにかぶりつく。
「うちに送られてきた農家直送のりんごだ!うまいだろ!」
「いい甘さだな。俺の好みに合ってる。」
「そいつはよかった。またもってくるわ。」
安堵した表情を見せ、喜ぶ龍輝。
「んでこれな。いつものやつ。」
そういうと龍輝は肩掛けタイプのバックから数冊のノートを取り出す。
「・・・いつもいつも悪い。」
申し訳ない、と言った顔で受け取る勇斗。
対して龍輝は
「気にすんなって!俺が好きでやってんだからさ!」
と笑顔で返す。
「・・・サンキュー」
勇斗は小さな声でそう返した。
「おう。そーだ!こないだ面白そーな本あったから買って来たぜ!」
「マジか!見せてくれ、病室ってのは暇でな。」
「はははっ!でさ、これが______
そこから何時間も話し、夕日が差し込んできたころ、
「お、もうこんな時間か。」
「そろそろ帰るのか?」
「ああ、今日は飯もまだ作ってねーし。」
「そうか、明日も来るのか?」
「おー、明日の授業のノートも持ってくっから。」
上着を羽織ながら龍輝は言う。
「なんか欲しいもんあっか?」
「・・・そうだな、みかんでも持ってきてくれ。」
はにかみながら龍輝は答える。
「ははっ!りょーかい!」
龍輝はドアに手をかけ、
彼らにはお馴染みの言葉を交わす。
「__じゃまたな、親友」
「おう、親友__」
SIDE:龍輝
俺は病院を出てスーパーによるため、大通りを歩いていた。
(今日は何にすっかな~。餃子昨日食ったし・・・ハンバーグにすっか!)
晩御飯の献立を考えながら歩いていると
前方に珍しい蒼髪の少女が見えた。
(んー?蒼髪の女の子?外人さんか?)
いろいろ考えながら進む。
視界に少女をいれながら。
__すると少女がポケットから何かを落としてしまったようだ。
少女はあわてて拾おうと車道に出た。
(おいおい、あぶねーぞ。ま、車来てないしッ__!?)
そこに信号無視した車が突っ込んでくる。
_____少女に向かって真っ直ぐと・・・
(はあっ!?なにやってんだよ!?)
運転手は気付いたようでブレーキを踏むが間に合いそうにない。
少女も驚いて動けそうにない。
(ちぃっ!)
とっさに俺はガードレールを飛び越え、少女を抱きかかえる。
そして背を向けた瞬間、背中に衝撃が走る。
(ぐっ!?)
そして俺は宙を舞った。
周りが騒がしくなってくるが聴こえない。
意識も無くなってくる。
そんな中俺は腕の中の少女を見た。
頬が少し赤くなっているが怪我はなさそうだ。
しかし俺のほうを見て驚いている。
(よかっ____た__________
そして俺の意識はブラックアウトした。
時間は少しだけ遡る。
side:勇斗
龍輝が行ってから5分ぐらいだろうか。
俺の担当医師がやってきた。
「黒崎さん。今日の分のお薬を投与させてもらいます。」
「はい」
医師は俺につながれている管から伸びた先にある袋に薬を入れだした。
「では、あとで夕食をお持ちしますね。」
「はい」
医師は退室した。
3分後くらいだろうか。
俺は意識が朦朧としてきた。
(ぐっ・・・)
俺はナースコールのスイッチを押そうとしたが、
その前に意識がブラックアウトした。
どこまでも白い空間、そこに龍輝と勇斗は居た。
「どこだ?ここ・・・あ!おい勇斗!」
「ん?龍輝!お前もいたのか」
「ああ、しっかしどこだ?ここ」
龍輝と勇斗が話していると、
「ごめんなさい!!」
「「!?」」
いきなり声が聞こえた。振り返ると先ほど龍輝が助けた少女が頭を下げていた。
「あっ!さっきの!」
「知り合いか?」
「ああ、さっき車に轢かれかけだったのを___ってあーーっ!」
「!? どうしたいきなり。」
いきなり声を上げた龍輝に勇斗は問うと、
「俺、多分死んでる」
爆弾発言をした。
「ごめんなさい!!」
また少女が謝ってきた。
「えっと・・・さっきからどしたの?それと君は誰?」
「はい!わたしは・・・________
少女の話によると
・少女は神
・下界には下見に来ていた
・本来龍輝は死ななかった
・龍輝が助けなければ運転手は消えていた
・2人は全く同じタイミングで死んでしまった
・これはイレギュラー
・2人はこのままでは消えてしまう
ということだった
「マジか・・・」
「死んだか、俺も」
2人とも沈み気味のテンションになった。
「すみません!で、でも!安心してください!2人とも消えません!」
「「え?」」
呆けた顔をする2人。
「私のせいですから、2人には転生してもらいます!」
「「どこに?」」
「インフィニット・ストラトスの世界です!」
2人は顔を見合わせ頷く。
「「ありがとう」」
「いえ、ではお望みの機体をおっしゃってください。それから特典もそれぞれ3つ考えてください!」
「では、これでいいですね?」
「ん!」
「ああ!」
2人は特典を言った。
「では、お2人は兄弟として転生してもらいます!」
「「りょーかい!」」
「あちらの扉を抜けてください。転生します!」
「ん、そだ、君また、会えるかい?」
「タイミングはお教えできませんが、会えます!必ず。妹として」
「ならよかった!じゃね!また。ありがとー恩人のかわいい女神ちゃん!」
「かわっ!?」
そういうと龍輝と勇斗は扉をくぐった。
物語が、今始まる。
いかがでしたでしょうか。
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