こんな小説ですが見ていただけるだけでうれしいです。
では3話どうぞ!
SIDE:龍輝
さて、みんなおはよう。
IS学園1年1組所属、櫻井龍輝だ。
昨日あのあとは普通に本音、勇斗、織斑と飯を食った。
やー、ここの飯は普通に美味かった。
そんなこんなで部屋に来てシャワー浴びて寝たんだよ。
でもね、朝からこの展開は読めなかったよ。
なんか知らないけど俺の布団の中、具体的に言えば首から下。
____本音がいるんだけど・・・
・・・・・え?
まてまてどーなってる??
本音がいるよ?しかもなんか俺ちゃっかり抱きしめてんだけど!?
・・・起こそう、そろそろ腹も減ってきた。
「お~い本音、朝だぜ起きろ~」
「んむぅ~、もうちょっと寝かせて~」
ダメだ、可愛い。
ってちげーよ!!起こさねえと。
「ほーら、本音。飯食おーぜ?」
「むぅ~、じゃあ~りゅっちー起こしてー?」
上目遣い+抱きつきコンボ。
まずい、これはもう一度寝たい・・・
いや、でもねーちゃんがキレると恐ろしいし・・・
「ったく、しゃーねーなー」
俺は布団をゆっくりはがすと、ちょうど俺の腕の上に乗ってた本音の上体を起こす。
「ほら、起きろ~。ちゃっちゃと着替えろ~」
「ん~、その前にごはん食べよー?」
眠そうに目を擦りながら本音が言う。
まー、着ぐるみさんはいいかもだけど俺今めっちゃだぼっとした格好だかんな。
「じゃ、ちょっと待ってろ。制服に着替える」
「わかった~」
さて、急がねえと勇斗がそろそろ来るな。
・・・しかし、柔らかくて大きいな、アレは・・・
何がって?胸部装甲です。
絶対通常の装甲よりは大きい。
「本音、行くよ」
「ん~、おっけー」
☆
ところ変わって食堂。今朝食をとっているところだ。
「なあ、本音」
「なに~?りゅっちー」
「なんで、俺の布団に入ってたのさ」
「え~?だって、さむかったんだもん」
「んじゃ、何でくっついてたのさ」
「え?りゅっちーが~急に抱きしめてきたんじゃん~」
「は?」
___意味が分からない。
抱きしめた?俺が?
・・・・あ・・
思い出した。昨日寝ぼけながら近くのなんかに抱きついたわ。
「・・・ゴメン、本音」
「んーん、別にいいよ~」
そう答える本音の顔はちょっと赤くなってた。
「あ、でも~今日からも~りゅっちーの布団入っていい~?」
思い出したかのように言う本音。そして上目遣い。
「ん~?ま、お好きにどーぞ」
「やった~!」
隣に居た本音は俺に抱きつく。さらさらとした髪を撫でる。
満面の笑顔になった。良かった・・・
さてねーちゃんの脅しは恐ろしい。早く行こう。
___余談だが、この会話の最中、勇斗は黙って女子に囲まれながら飯を食っていた。
SIDEOUT
SIDE:勇斗
朝から、疲れのたまっている櫻井勇斗だ・・・
朝食の時から女子に囲まれて疲れた・・・
授業のときも山田先生が中途半端に説明を付けるから気まずくなった・・・
さて、休み時間になると俺達の周りに女子が群がる。
が、そこは気がきく龍輝が上手いこと廻すことで俺は必要最小限しか喋らないで済む。
「はいはい!しつもーん!!」
「今日って暇?」
「順番ね。俺と勇斗はあんまヒマじゃないけど織斑は大体ヒマだよ」
「ちょっ!勝手なこと言うなよ!!」
「うるさい、喚くな。いつも教えてやってるんだ、これくらいしろ」
「うっ・・・」
「はい、じゃ次」
「千冬様って普段どんな感じ!?」
「え、案外だら___」
バアンッ!
「散れ」
____おおう、たった一言、二音で止めた。
ま、ばらさないほうが身のためでしょ。俺は馬鹿とは違うんで。
「ああそうだ、織斑。お前のISだが準備まで時間がかかる」
「へ?」
「予備がない。すこし待て。学園が専用機を用意するらしい」
___ダメだ、わかってねえ。顔に書いてある。
しかしクラスからは、どよめき。
ま、当たり前だな。ねえさんはため息をつくと龍輝に言った。
「櫻井兄」
「りょーかい!いいか織斑、現在____
そこから龍輝は教科書6ページをそのまま言った。
___禁止されています」
「そういうことだ。本来は専用機は企業、国家に所属していなければ与えられない。
が、お前は特別にデータ収集のため専用機が用意される」
「ま、つまりすんごく噛み砕いて言えば、
コアは束しか作れないのに作ってくれないからコアは469しかない。
んでお前は、実験体の特別枠ってわけ。Under Stand?」
ここで気付いただろうか。
___そう、コアの数が2つ多い。
これは俺と龍輝の分。きちんと増えているらしい。
「お、おう。・・・ってあれ?じゃあ龍輝と勇斗は?」
「心配は要らん。こいつらは既に持っている」
「そーゆーこった!!」
「おまえは自分の心配でもしてろ」
そう、俺たちは既に専用機を持っている。
待機状態?俺は左腕のブレスレット。龍輝は本人が言うまで待ってくれ。
クラスはまたもや、とゆーかさっきよりむしろ盛り上がった。
と、そこで女子の1人が、
「あの、先生。篠ノ之さんって、博士の関係者なんでしょうか?」
「そうだ。篠ノ之はあいつの妹だ」
束は原作と同じ様に行方不明。そして女子に詰め寄られた篠ノ之はキレた。
うるさい。
SIDEOUT
SIDE:龍輝
さて、篠ノ之がキレた後、授業終了。
本音と喋ってたらオルコットが来た。
もう無視してた。
織斑が気をつかってやってるのに無視した篠ノ之は置いといて飯を食いに行こう。
☆
さて多少のいざこざはあったが、なんか剣道をしだした。
「どうしてここまで弱い!!中学は何部だった!!」
「帰宅部だよ!」
あーあ。大観衆の前で恥さらし。哀れなり。
「そ、そーだ。龍輝、勇斗お前らはいいのかよ!」
げっ、余計なこと言うな!
「ああ、そうだな。お前たちもやるぞ、早くしろ」
決定かい。
「勇斗、先にやっていいぜ。あと、これな」
俺は勇斗に一枚の紙を渡した。
勇斗はちらりと見ると頷いた。
「織斑、竹刀」
「え、けど防具取り行くだろ?」
「いいから、貸せ」
勇斗は無理やり竹刀を奪うと、篠ノ之に向き直った。
「・・・なんのつもりだ」
「別に。そもそもあれがないほうがやりやすい」
勇斗の言葉に篠ノ之の眉がすこし動く。
が、俺も防具は邪魔だと思う。
「ねえ、勇斗くんなに考えてるんだろう」
「相手は篠ノ之さんだよ」
「織斑くんと一緒で負けちゃうんじゃない」
まあ好きに言ってるねえ。
「織斑、審判頼む」
「お、おう」
試合開始。と、同時に篠ノ之が動く。
さっきの発言がよほど気に食わないのか、素早い連続の打ち込み。
まあ、基準が『普通』なら早いな。
『普通』ならね。
「すごい・・・」
いま勇斗はすべての打ち込みを受け流している。
___そして3分がたった。
「勇斗、オッケイ!!」
俺が叫ぶ。と、同時に篠ノ之が竹刀を振り下ろす。
勇斗はそれを竹刀で止め、払い、振り下ろした。
パアン、という音が鳴り、試合終了。一本である。
会場の全員が静まる中、本音が聞いてきた。
「ねえ~りゅっちー」
「何?」
「さっきの~おっけーって~、なに~?」
俺は口角を上げて言う。
「ん?ちょっとしたルール設定だよ」
「ルール?」
「そ。『3分間絶対に打ち込まず、なおかつその後5秒以内に倒す』って言うね」
これは思いついたからやってみた。意外と楽しそうだな。
「ふう、危なかった。龍輝」
「うし、本音ルールと罰ゲーム決めて?」
「ふぇ?私~?・・・ん~、じゃ開始5秒で籠手で一本。罰ゲームはパフェね~?」
イタズラっぽく言う本音に同じ笑みを浮かべて返す。
「了解、お嬢様」
そういうと本音はきょとんとした後、顔が赤くなった。
勇斗から竹刀を受け取り、構える。
「そういうことだから、早くやろうぜ」
「がんばれ、りゅっちー!」
本音が応援してくれた。俺は頷く。
「舐めるな!!」
開始早々荒っぽい打ち込みを仕掛けてくる。
が、甘い。
「ッ!?」
___既に、俺の勝ちだ。
「ふぃ~、終わり」
観衆の皆がシーンとしちまった・・・
よし!
「織斑、後よろしく!!行くぞ、勇斗!」
「ああ!」
俺は本音を抱えて勇斗と剣道場を後にした。
SIDEOUT
「ふぃ~。つっかれた~」
現在、寮の中部屋へ向かって歩く3人組。
先ほど圧倒的な実力差で篠ノ之箒を下した龍輝、勇斗
さらに龍輝に抱えられてきた本音。
龍輝の腕に巻きついている。
「まったくだ。誰かがよく分からんゲームを始めたせいでな」
「ん~?そういいながら楽しんでたのは誰だっけなあ?」
「・・・」
黙る勇斗。なんだかんだで楽しんでいたのである。
「それにしても~すごかったね~、2人とも~」
「ありがと、本音」
言いながら本音の頭を撫でる龍輝。
「でも~、パフェは食べたかったな~」
「はいはい。今度買って上げますよ」
「ほんと~!やった~!」
ぴょんぴょん跳ねる本音。
「じゃあな」
「おう~また明日!」
と、ここで勇斗と別れ部屋に戻る龍輝と勇斗。
「あ、そうだ~。りゅっちー」
「んあ?何?」
着替えと寝巻きを準備していた龍輝はそのまま聞く。
「・・・りゅっちーの専用機って~、どんなの~?」
「ん~・・・展開したらねーちゃんに殺されっから名前だけな」
そういうと龍輝は本音の耳元に顔を近づけ、言う。
「・・・へ~。ちなみに待機状態は~?」
「待機状態?これだよ」
龍輝は自分の右耳の髪を掻き揚げ、耳を見せた。
「・・・ピアス~?」
そこには、透明な雪の結晶の形のピアスが付いていた。
「そ。でもま、穴は開けてないぜ?」
「じゃあ~どうくっついてるの~?」
「さあ?俺にもわからん。製作者も分からないっぽいし。でもま、取れるから」
龍輝は耳たぶに触れる。するとピアスは付いているのが不思議なくらい簡単に取れた。
「ほら」
「おお~。見せて見せて~!」
袖をぶんぶんさせながら本音が龍輝に近づく。
「いいぜ。つーかシャワー浴びてきていいか?」
「うん~いいよ~」
本音に許可を貰うと、龍輝は脱衣所に入っていく。
それを確認すると、本音は機械を取り出し龍輝のピアスをその上に置く。
そして機械からパソコンへとケーブルをつなげる。
しばらくキーボードを叩く音だけが部屋に流れる。
そして本音はケーブルを抜き、機械をしまうと今度はスマホを取り出しメールを送る。
そして何事もなかったかのようにもとの位置に戻ると、ちょうど龍輝が出てきた。
「ふ~、さっぱりした。本音も入る?」
「・・・ううん~、先にご飯食べよ~。おなかすいちゃった」
「おっけい!んじゃいこーぜ!」
「あ、トイレ行きたいから~、席とっておいて~」
「りょーかい!」
「あ、これ~返すね~。きれーだな~」
「さーんきゅ!んじゃ行ってるぜ」
笑顔でピアスを受け取り、耳につけると部屋を出て行く龍輝。
扉が閉まるギリギリのところで本音は呟いた。
「りゅっちー、ごめん・・・」
長く書けなかった・・・
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