もし二人であの頃に戻れたなら(完?)   作:冬乃菊

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とりあえずさらっと…
色んなキャラのこと書きたいんだけどな。
やぐらも。
イタチとサクラも


終戦

 カグヤとの戦いが終わり、ナルトとサスケが印を結ぶことで無限月読は解術され第四次忍界大戦は幕を閉じた。これから各国は、今後の平和協定と戦争で荒れた街の復興へと舵を切るだろう。

 

 カグヤの封印と同時に、陰のチャクラにより青年の姿へと変化していたサスケは元のまだあどけなさを残す少年の姿へ戻っていた。そうしてようやく実感する。あの凄まじい力を示したのは自分の息子であることを。

 

 ナルトとサスケの周囲には多くの者が押し寄せていた。その中でサスケはフガク、ミコト、イタチの姿を見つける。

「サスケ。すまん、こういう時どう声をかければいいのか。それにいくらか混乱……戸惑ってもいる。聞きたいことも多い」

 家族の会話に対する気遣いのためか二人の周囲からやや人が少なくなる。

 混乱、戸惑い、それはサスケも同じだ。どう言葉を返すべきか、フガクの表情を眼に映したまま言い淀む。

「……皆、無事でよかった」

 自分でも今どんな表情をして家族と向き合っているいるのか想像もつかない。未だかつてなく、緩みきっている気がする。もしナルトなら、ここで家族に抱きついているところだろう。

「ああ、……よくやったな」

 フガクの大きな手が、サスケの髪を乱した。頭を撫でられていることに気がつくのには少し遅れて、目を丸くする。これほど分かりやすく褒めることはしない男であったはずだ。ミコトとイタチも見守る中、サスケは遠い昔に想いを馳せた。もし、この戦いを繰り返したことに意味があるとするなら、家族と再会したこの瞬間の感情を知るためだろうか。

 

 あのように顔を綻ばせるサスケは、自分だけのものだと思っていた。ナルトは、家族と一族の者に囲まれるサスケを視界の端に捕らえる。

「サスケくん、嬉しそうだね」

「ああ、これでうちは一族も安泰だな」

 表向きうちは一族は死んだものとされていたが、それさえも里上層部の第四次忍界大戦の策略の一部であった。木ノ葉隠れの里の者のうちは一族に対する認識を改める契機となるだろう。

 

 そしてもう二名、今回の策略に関わった者がいる。

「桃地再不斬に白、あなたたちはいつから木ノ葉隠れの忍になったのですか?」

 彼女がこちらに近づいてきていることには気づいていた。

「……何の用だ」

「里に帰って来ませんか?血継限界を蔑む時代は終わりました。今回の功労と先代水影が操られていたことを加味すると……これまでの罪状は帳消しが妥当ではないかしら」

 霧隠れの里では血が流れすぎた過去故に、常に人材不足が叫ばれているのが現状だ。

「だが、里の者が納得するはずはないだろう」

 再不斬の言い分もわからなくはない。しかし、戻る気はないと拒否しないところをみると脈アリとメイは目を光らせる。

「納得させる方法なら……なくはないわ。私に任せて」

 その圧は、先代水影による圧政とその後の混乱を平定したことを納得させるもので、彼女が水影であることを思い知らされる。政治的な手腕も確かなものなのだろう。

「……お前はどうする」

「もちろん僕は再不斬さんについて行きます」

「良い選択よ。火影には私が話を通しておきます」

 

 戦勝による興奮は冷めやらず、ナルトとサスケの周囲は常に人が来て何やら話していく。いつまでこの状況が続くのか。いくらカグヤの封印が前回よりも短時間でできたからと疲れていないわけではない。

「いい加減帰るぞー!オレはラーメンが食いたいってばよ!」

 ナルトのバカでかい声が轟く。こうでもしなければ日が暮れるまでこの状況が続いたかもしれない。その声を皮切りに、五影たちはそれぞれの里の忍を統率し里への帰還へ向けての準備を始めた。

 

 ナルトはカカシに「先に帰るってばよ」と軽く伝え、サスケの手を引いた。

「行くぞ!サスケ!」

「ああ」

 

 

 

 その後、二人は里を出た。もちろん、抜けたのではなく、里の上層部の了承を得た上で二年という期間を設けてのものであった。目的は大筒木一族についての情報収集、各国・各里の復興支援など。戦争を終結に導いた二人の英雄ともてはやされ、好奇の目で見られるのと同時に手厚く歓迎された。

「なぁサスケ、オレってば、ずっと憧れてたんだ」

「憧れ?」

「サスケと二人でこうして旅してみてぇなって思っててさ。叶ってよかったってばよ」

 

 

END




【あとがき】
 カグヤ戦ですが、ナルトの逆ハーレムの術でスキをつくったあとヒナタの休止の点穴をついて封印するつもりでした笑

そして七代目火影はヒナタ。火影代理がナルトで直属暗部がサスケ。


もう少し蛇足が続くのでお暇でしたらどうぞ。
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