薔薇乙女幻想録 -Legend of the dolls-【休載中】 作:豊之丞
薔薇水晶の観察力とお願い事がメインです。
「……ふぅ、今日はいっぱい集まったねぇ」
とある場所で、お燐は死体集めに勤しんでいた。
「此処には、こんなに死体が集まるものなのですか?」
現在、薔薇水晶はそのお燐の助手として、死体集めを手伝っていた。
「この場所はね、よく地上から誤って落ちてくる人間や妖怪が沢山居るんだよ。 あたいにしてみれば、都合のいい場所なんだ」
「地上……ですか…」
薔薇水晶が、地上へと続く穴を眺めていた。
だが、地上への道のりは長く、其処から外の光を見る事は出来なかった。
「…そう言えば、薔薇水晶はまだ地上には行った事が無かったんだよね?」
「最近になって地霊殿から出るようになったのですから、行った試しすらありません」
「だよね…」
「書庫にあった『幻想郷縁起』なる書物で、地上の事は知識として入ってます」
「そうかぁ…、また今度死体を探しに地上に行く機会があるから、その時は付いて来なよ」
「はい、そうさせて貰います」
「……っ?」
その時、お燐は薔薇水晶の無表情な顔が、一瞬笑った様に見えたが、気のせいだと思い、特に気にする事は無かった。
これが、気のせいでは無かったと気が付くのは、それから少し後の事である。
「さて、こんなもんでいいかな? さっさと灼熱地獄へ行こう」
お燐が、猫車を動かそうとした時であった。
「…お燐、待って」
「……? どうしたんだい、薔薇水晶?」
「……誰か来ます」
「えっ!?」
お燐は薔薇水晶の見つめる方向を凝視していると、ある人物が近付いて来た。
「おーい、誰かいるのかーい?」
「おっ! その声は…」
お燐は、その声に聞き覚えがあった。
「こんな薄暗い所で何を………って、お燐じゃないかい」
「やあ、ヤマメ。 暇そうにしてるね」
彼女は黒谷ヤマメ。 お燐とは馴染みの顔見知りである。
「暇を持て余し過ぎてさ、退屈してた所だったんだよ」
そう愚痴りながら、ヤマメの視線は薔薇水晶の方に向いていた。
「……ところで、貴女の横にいるその小さいのは何?」
「ああ、これはね、動く人形なんだよ」
「動く人形!? 本当に!?」
ヤマメは驚きながら、薔薇水晶を覗き込む。
「……どう見ても、普通の人形には見えない件…」
「嘘じゃありませんよ、私は人形です」
「うおっ、喋った!?」
「初めまして。 私は薔薇水晶、ローゼンメイデンの第7ドール。 今は地霊殿に住まわせて貰っています。 貴女は?」
「あっ、わ、私? 私は黒谷ヤマメ、この地底に住んでる土蜘蛛の妖怪だよ」
「土蜘蛛の妖怪……ですか」
「貴女、何処から来たの?」
「話せば長くなりますが、nのフィールドを通じて此処に来ました。」
「nの…フィールド? 何それ…?」
「世界の何処でもあるけど、何処でも無い所。現実世界と表裏一体をなす空間で、無数の世界で構成され扉が其れを繋いでいます」
「つまり…、貴女は異世界から来たって訳?」
「貴女の知っている世界が、現実とは限りません。 しかし、貴女からしてみれば、私は異世界から来たと見れなくも無いでしょう」
「は、はぁ……(意味が分からん…)」
「まぁ…、貴女の頭脳では、到底理解出来ないでしょうが…」
「ムッ…!」
棘のある言い草に、ヤマメはムッとする。
「ねぇ、お燐…」
「…何だい?」
そこで、ヤマメは薔薇水晶に聞こえないように、お燐に耳打ちをする。
「アイツ何なんだよ? 無表情でズケズケとモノ言ってくるし、話の内容もサッパリ意味不明なんだけど…」
「あたいに言われても困るよ…、あたいだって最初に聞いた時は、何の事だかチンプンカンプンでさ…」
「大体さ、人形が動いて喋るって時点で普通じゃないじゃん。 よく、さとりさんはあんなのを受け入れたわねぇ」
「いやねぇ、それがさ……これが、結構な大騒動だったんだよ…」
そう言うお燐は、何故か冷や汗を掻いており、顔が引きつっていた。
「…何があったの?」
「あの人形に、地霊殿は危うく陥落しかけたんだから…」
「えっ…ちょっと…、それマジで!?」
「マジ本気だよ」
「冗談でしょ? あの地霊殿が陥落しかけるなんて大袈裟な…」
「冗談でこんな事言えないよ! あたいもお空も、殺されかけたんだから!」
「殺されかけるって……あの人形、本当に何なの?」
「……お二人とも、聞こえてますよ…?」
「「ひゃぁっ!?」」
ひそひそ話をしていた筈が、何時の間にか声が高くなっており、嫌でも薔薇水晶に聞こえていた。
「黒谷ヤマメ…、私の実力が信じられないようですね?」
「いや…、そんな事言ってもさ…」
「…ならば、試してみますか?」
すると、薔薇水晶の右手に水晶の剣がゆっくり形作られた。
「えぇっ、いきなり!?」
「…どうしました? 来ないのですか?」
「もう…、分かったわよ!」
「ちょっと待ちなよ、ヤマメ!」
「何だよ?」
「一応言っておくけど…、彼女は人形だよ? 貴女の病気を操る程度の能力は通じないと思うけど…」
「あっ……」
しまった! という表情をした時には、既に薔薇水晶が動いていた。
「…はっ!」
「うおっ!?」
ヤマメが薔薇水晶の姿を捉えた時には、首に剣を突き付けられていた。
「は……早過ぎ!?」
「…あーあ、だから言わんこっちゃない…」
「黒谷ヤマメ…」
「は、はいっ!」
「死にますか? 降参しますか? ビッチみたく訴えますか?」
「こ、降参します!!」
無表情ながらも危機迫る薔薇水晶の雰囲気に圧倒され、ヤマメは降参せざるを得なかった。
「これで、少しは分かって貰えましたか? 私の力が」
「はい、それはもう…」
「断っておきますが、今ので大体一割程度です」
「なっ!? あれが一割!?」
「貴女程度に、全力など出す必要がありません。 あれで十分です」
「かぁ……!?」
「貴女は弱い…、そのレベルでは、私の手の内を見せる事は、絶対に有り得ないでしょう」
「くぅぅぅ…!」
「あの……ヤマメ…?」
「お……」
「黒谷ヤマメ、機会があればまた会いま……」
「覚えてろよぉぉぉぉ! 絶対、仕返ししてやるぅぅぅぅ!! うわぁぁぁぁぁん!!」
屈辱感を味わったヤマメは、捨て台詞を吐き、大泣きしながら走り去って行った。
「しょう……」
「あーあ、ヤマメを泣かせちゃった…、後が怖いなぁ…」
「あの程度の妖怪に、臆する必要はありません」
「いや、そういう意味じゃなくて…」
「さあ、私達も早く戻りましょう」
「う、うん…」
薔薇水晶の言われるままに、二人は旧都へと戻って行った。
――――――――――――――――――
灼熱地獄へ死体を放り込んだ後、お燐と薔薇水晶は地霊殿へと戻って来た。
「もう、今日はこれで終わりなのですか?」
「うん、今日はね。 また明日も手伝って貰うよ」
「分かりました…」
そうして、建物へと入ろうとすると、後ろから呼び掛ける声がした。
「お燐! 待ってよぉぉぉ!」
「うん…?」
振り向くと、飛んで来たお空が二人の目の前に着地した。
「お空か、今日は早かったんだね」
「うん、今日は炉の温度も安定してるし、多分大丈夫!」
「多分、ねぇ…」
「お空、お疲れ様」
「うん、ありがとね、薔薇水晶!」
「まあ、いっか。 いい時間だし、お昼にしようよ」
「うん!」
一同は、屋敷の食堂へと向かった。
地霊殿の食堂は、毎日のようにペット達で賑わっている。
今日も何時もの様に、主人のさとりを中心に、昼食が進んでいた。
「………でね、今日の朝一番は炉の温度がうにゅうにゅで……」
「ふーん、そっか…」
「………」
物を食べながら喋るお空、それを食べながら聞き流すお燐、黙々と食べ続ける薔薇水晶。
3人それぞれ対象な感じである。
「こらお空、物を食べながら喋ってはいけません。 行儀が悪いわ」
「うにゅ…」
さとりに注意され、シュンとするお空。
すると、隣に座っていた薔薇水晶が、口を開いた。
「…こいし」
「こいし…?」
「こいし様? 何処に居るの?」
「何時まで、其処に突っ立って居るのですか?」
薔薇水晶が見つめる先に
「やっぱり、分かっちゃった?」
こいしが居たのだ。
「こいし!? 何時から其処に居たの?」
「ずっとだけど?」
「ずっとって……」
こいしの返答に、さとりは呆れ顔であった。
「こいし、何故何時までも其処に居るのですか? 貴女は食べないのですか?」
薔薇水晶が訊ねると、こいしはバツが悪そうに答えた。
「あのね……私、お腹いっぱいなの」
「お腹いっぱい? こいし様は、何か摘まみ食いでもしたんですか?」
「違うよぉ、そうじゃないわ! 実は、その……」
お燐の問いに、こいしは答え辛そうにしていると、薔薇水晶が代わりに代弁した。
「……人間ですね?」
「に、人間!?」
一同が、こいしに注目すると、こいしが徐に話し出した。
「そうだよ」
「まさか、こいし……また人間を?」
「うん……食べた」
姉の問いに、多少遠慮しながらも、特に悪びれる仕草もなく彼女は答えた。
「でも、薔薇水晶は何で分かったの?」
「貴女から血の匂いがしたからですよ、こいし…」
「えっ、するの!? 血はちゃんと拭き取って来た筈なんだけど…」
若干戸惑うこいし。
すると、薔薇水晶は立ち上がり、こいしの元へ近付いた。
「薔薇水晶…?」
「ほら……ここに…」
「あっ……本当だ…」
薔薇水晶が、こいしの服を掴む。
そこには、こいしからは死角の所に、多少の血が付着していたのだ。
「ダメですよ、ちゃんと確認をしないと」
「う、うん………怒ってるの? 薔薇水晶…?」
「何故? 怒るなんて、とんでもありません」
彼女は無表情を変えずに続けた。
「こいし、貴女を咎めるつもりはありませんよ。 貴女が人間を殺そうが、それを食べようと何をしようと、私は一向に構いません」
「えっ……」
「それに、人間を食べるという行為が、妖怪には必要不可欠な事なのであれば、それは致仕方の無い事…」
「薔薇…水晶…」
「しかし、血を拭き取り忘れる事で、他の妖怪を呼び寄せる危険もあります。 貴女はもっと注意して、気配りをしなければなりません」
「う、うん……ごめん…」
そう指摘をされ、こいしは申し訳無さそうに俯いた。
「…まぁ、貴女位の実力の持ち主ならば、襲われる心配は無いでしょうが」
そう言うと、薔薇水晶は踵を返した。
「あれっ…、もういいの?」
「別に……」
素っ気なく答える薔薇水晶。
すると、今度はさとりがこいしに訊ねた。
「貴女、人間を食べたって事は、地上に居たの?」
「うん、昨日から居たよ。 ぶらぶらしてたら、その人間を見つけたんだ。 多分、服装からして外来人だと思うけど…」
「だから……やったの?」
「うん……お腹も空いてたし、我慢出来なくて仕方なかったんだよ…。 でもね、一瞬で貫いたから、本人も何が起こったか分からずに死んだと思うよ」
「そう…」
「…それは、貴女の慈悲ですか?」
「ううん…、慈悲っていうか、人間だって痛いのは嫌だろうから、出来るだけ痛みを感じない様に殺しただけよ」
「そうですか…」
「…どうかしたの?」
薔薇水晶の態度に、疑問を感じたこいし、また さとりも同じ疑問を感じていた。
「無慈悲な様に思えましたが、本当は優しいのですね、こいしは」
「えっ!? 優しい…のかな?」
彼女の言葉、こいしは戸惑ってしまう。
「無意識に、そんな事に気を使うというのは、貴女の心音が優しいという証拠です」
「どうなんだろう…、分かんないや…」
「これが、アリスゲームなら慈悲は一切ありません。 アリスになるためなら、どんな手段を使ってもローザミスティカを手に入れる。 相手が苦しもうが、泣き叫ぼうが、必ず抉り取ります」
「「「………っ」」」
淡々と語る薔薇水晶、周りの者は誰一人何も言えなかった。
「だから、そうやっているうちは幸せなのです。 アリスゲームのような痛みを伴う宿命を貴女達は負ってはいけない」
彼女は自分の席へと戻ると、また静かに続けた。
「こいし、自由に行動するのは構いませんが、姉やペット達を心配させてはいけません。 家族に代わりはいません、大切にしなさい」
「うん……」
「私達ローゼンメイデンみたいに、姉妹同士で争う事の無い貴女達が羨ましく思えます」
「………っ」
そうして、薔薇水晶は食事を再開するが、さとり、お燐、お空、そしてこいしは、何も言えずに黙ったままであった。
周りに居るペット達も、その雰囲気に飲まれ、静まり返っていた。
「…どうしました? せっかくの料理が冷えてしまいますよ?」
薔薇水晶に促され、ようやくペット達も食事を再開する。
「……とにかく、こいし。 その服を着てちゃ良くないから、着替えて来なさい」
「うん、分かった…」
さとりに言われるまま、こいしは着替える為に食堂を出て行った。
「ねぇ、お燐…」
「何…?」
「こんな時、私は薔薇水晶に何て言った方がいいのかな?」
「分からないよ…、アリスゲームってとてつもない戦いなんて想像つかないし、アリスになる為に生きるか死ぬかの戦いをするなんてさ…、あたいなら、そんな度胸無いよ」
「うん…、薔薇水晶の話を聞いてるとさ、弾幕ごっことかバカみたいに思えちゃって…」
「そんな事はありませんよ、弾幕ごっこは貴女達にとっては重要な事ですよね?」
「えっ…!?」
「本来なら殺し合いをする所を、遊び感覚で決闘する、これほど理に適った方法はありません。 幻想郷にこの様なルールがあるのは、平和が護られている証拠です」
「あっ…」
「平和……か」
「良ければ、今度私とスペルカード勝負をしましょうか?」
「「断る」」
「…そうですか」
さり気なく弾幕ごっこを申し込む薔薇水晶だったが、2人は速攻で断った。
勝てる訳がない、そう分かっていたからである。
薔薇水晶は気にする様子も無く食事を続けた。
あたかも、その返答を予想していたかのように。
「ならば、2人にお願いがあります」
「お願い? 何かな?」
お空がそう訊ねると、薔薇水晶は持っていたフォークを下ろして答えた。
「旧都を案内して欲しいのです」
「旧都を? またどうしてだい?」
「此処に来てから、一週間以上経ちますが、今までは地霊殿の中を散策するか、書庫で本を読み、幻想郷の知識を身に付けるばかりでした。 お燐の手伝いで外に出始めたのも、ここ最近の事です」
「…そろそろ、色んな所に出歩いてみたい…、って訳ね?」
さとりの問いに、薔薇水晶は静かに頷いた。
「折角なのですから、旧都を見回りたいのです。 案内をお願い出来ますか?」
「私は良いよ、案内するのは全然大丈夫だよ、けど…」
「あたいも、案内するのは構わないけどさ…」
お空とお燐は何故か躊躇っていた。
その理由は……
「あの……さとり様…?」
「どうしますか…?」
2人は、さとりの様子を伺っていたのだ。
「そうね…」
「さとり、私からもお願いします」
「ううん…」
彼女は少しの間考えると、また2人に言った。
「いいわ、案内してあげなさい」
「良いんですか、さとり様!?」
「ええ、薔薇水晶も地霊殿で住む以上、旧都の事は知っておかなきゃね。 ただし、薔薇水晶…」
「…何ですか?」
さとりは薔薇水晶に対し、若干厳しい視線を送った。
「くれぐれも、騒ぎは起こさない事。 縁起を見たなら知ってるでしょうけど、旧都に住む妖怪は気性が荒くて喧嘩っ早いのよ。 些細な事で大騒動になるから、気を付けなきゃならないの」
「分かりました…、善処はします…」
「特に、鬼には注意しなさい。 他の妖怪と違って、桁違いに力のある種族だから、敵に回したら、貴女でも無事で済まないわよ」
「鬼ですか……分かりました、ご忠告感謝します、さとり」
そう言って、さとりに小さく礼をする薔薇水晶。
「とにかく、本当に騒ぎは起こさないでね?」
「そういったトラブルのクレームは、全部地霊殿に来る事になるんだからさ、さとり様に余計な負担を掛けないでおくれよ?」
「全て了解です、旧都の案内は貴女達に一任します」
「そこは、任せておいて良いよ!」
「面白い所いっぱいあるから、沢山案内するね!」
「ええ、楽しみにしてますよ。 お燐、お空」
先ほどまでの暗い雰囲気は無くなり、また和やかな雰囲気で会話と食事が進んでいた。
「フフフ…、すっかり打ち解けたみたいね、あの子達…」
その様子を見ていた、さとりの表情も笑顔になっていた。
「でも…、本当に大丈夫かしら…?」
しかし、笑顔を見せながらも、不穏な予感を感じるさとりであった。
その予感が、後に的中する事になる。
薔薇水晶達が旧都に行き、大騒動に発展する事を、この時まだ誰も知らない…。
―閑話休題―
こ「あぁぁっ、私も行くぅぅ! 良いでしょ、お姉ちゃん?」
さ「こいしはダメ、今からお説教してあげるから!」
こ「えぇぇぇ!? お説教!?」
さ「何処でも彷徨って、心配ばかり掛けて……おまけに、命蓮寺の信者になったのに、まだ人間を食べてるなんて、不謹慎よ!」
こ「たまには人間を食べなきゃ生きて行けないよ! 私は妖怪なんだからさ。 お姉ちゃんだって食べるでしょ!?」
さ「私!? 私はもう食べてないわ、最後に食べたのは何時だったかすら覚えて無いわ」
こ「嘘だ! 絶対食べてるよ! でなきゃ、お姉ちゃんは妖怪じないわよ!」
さ「私は覚妖怪よ! でも、人間を食べなくたって生きていく方法は幾らでもあるわ!」
こ「いいじゃない! 生きていく為に必要な事なんだからさ! 必要最低限の殺生しかしてないよ!」
さ「それが、寺の信者として、相応しく無いのよ!」
こ「そんなの、関係無いわ!」
さ「関係あるわ! 少しは自重しなさい!」
こ「自重って何よ!? お姉ちゃんだって人間食べてるんでしょ!? 何で私ばっかり怒られるのよ?」
さ「だから、食べてないわ! それから、別に怒っては無いわ、注意してるだけよ」
こ「今怒ってるのじゃないのよ!やっぱり食べてるわよね!?」
さ「食べてない!」
こ「食べてる!」
さ「食べてない!!」
こ「食べてる!!」
この後しばらく、よく分からない、不毛な喧嘩が続いたらしい。
弾幕ごっこに発展したとか、しなかったとか…。
この後、こいしが再び地霊殿から姿を消したのは、言うまでもない。
というわけで、如何でしたでしょうか?
この51話より、他2作品と同様に、一話分の文字数を増やしまして、ストーリーを更に掘り下げていけるようになりました。
もっと早くからやっておけばよかったと、少しだけ後悔…。
今回は、妖怪らしい題材の内容にしましたが、どうですかね?
覚妖怪だって、人間を食らうと思いますが…。
独自解釈って事で、ご理解頂ければと思います。
ちなみに、最後のやり取りは、ぶっちゃけギャグですw
文字数制限から解放されたんで、こんな事も出来るようになりましたよ( ̄∀ ̄)
良いよね? ガチガチになり過ぎるより、こんな軟派な描写があっても^^