闇と光は表裏一体?   作:魔王の髑髏

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どうもよろしくお願いします。念のためもう一回言いますが一般"カジュアル"デュエマプレイヤーです。対戦よろしくお願いします。


1ターン目:日常

「らっしゃっせ〜」

 

ここは神遊町の小さなカードショップ。そして、さっき気の抜けた挨拶をしたのはここ"カードショップ スケイル"の店長の骸色神威(むくいろかむい)だ。この世界は、カードゲームである"デュエル・マスターズ"略してデュエマを起点に回っている。喧嘩の解決方法は何かと聞かれればデュエマで決着…遊ぼうと言ったら何をするか、デュエマ…何をするにしてもデュエマが最優先となっている。デュエマには5つの文明を軸にしてデッキが作られるのだが…

 

「店長さ〜ん、ショーケースお願いしま〜す。」

 

「あい、了解…」

 

この店の店長である神威は幼い頃、ある文明をこよなく愛する家庭に生まれ、その文明ばかり使ってきた。

 

「どのショーケースですか?」

 

「ええと、ここの上の…」

 

「はいはい、ええと…これですかね?」

 

「あ、はい!!それです。」

 

「あ〜、一応、傷確認しますか?」

 

「はい!……はい、大丈夫です。」

 

「了解しました〜。返品交換できませんので注意してくださいね〜…」

 

ただ、社会にでると、この文明を使っている人は0に等しかった。そんな、神威が使っていた文明というのが…

 

「ええと、500円になりますね〜…」

 

「じゃあ、ちょうどで」

 

「……ぴったり、じゃあレシートと商品です。またお願いしま〜す。」

 

「はい!!また!!」

 

「……はぁ〜、やっぱり売れるのは火や水だな。自然と光も売れるけど…言われないもんな〜。"闇"はないんですか?って…闇もいいカードが揃ってるんだけどな〜…」

 

"闇"文明だった。

 

…………

 

「らっしゃっせ〜…あ、坊主」

 

「よっ、店長!!」

 

「年上の人なんだから、敬語を使いなさい!!」

 

「別に敬語は要らないんだけどね〜。いらっしゃい、蓮真くんと柑菜ちゃん」

 

店に入っていきなり漫才(?)をしてくれたのは火柳蓮真くんと水城柑菜ちゃん、2人共小学5年生だ。

 

「今日はカード漁り?それともデュエル?」

 

「いや、今日も店長に勝つためのデッキを組んできたんだ!!ということで店長!!勝負だ!!」

 

「ごめんなさい。蓮真、言っても聞かなくて…」

 

「いいんだよ〜、柑菜ちゃん。どうせ僕が負けるだろうからさ。蓮真くん、今はお客さんいないから大丈夫だよ〜。準備をしてフリーデュエルスペースで準備しておいてね?」

 

「はーい!!柑菜、行くぞ!!」

 

神威は闇のデッキを使わない。店長でいる時は真反対の光または無色のデッキを使う。カウンターの下にあるデッキケースから1つの黄色のスリーブをつけたデッキを取り出す。

 

「今日はこれかな?」

 

蓮真くんが準備するフリーデュエルスペースに行く。

 

「来たよ。蓮真くん、いつものビジョンはつけるかい?」

 

「もちろん!!」

 

「わかったよ、ちょっと待っててね?」

 

ビジョンとはフリーデュエルスペースには1つだけ特別な机がある。デュエルをするためだけの机で自分と相手のカードを置く所の間に画面がある。そこに置かれたカードのイラストが映像として映し出される。

 

「じゃあ、準備が終わったから始めようか。掛け声はバッチリかな?」

 

「おう!!」

 

「「デュエマ、スタート!!」」

 

火柳蓮真 《火単ビートジョッキー》

    vs

骸色神威 《白単スーパーカー》

 

「蓮真くん、先攻どうぞ〜」

 

「いいのか!!じゃあ、行くぜ!!ドロー!!そして、マナチャージ!!ターンエンド!!」

 

蓮真くんはマナゾーンに一番隊チュチュリスを置いて、ターンエンドした。

 

(チュチュリスを置くってことはもう一枚持ってるな〜…)

 

「じゃあ、僕のターンだね。ドローして、あ〜…シェケダン・ドメチアーレを埋めて…どうぞ〜」

 

「よし、俺のターン!!ドロー!!マナチャージして、2コスト!!一番隊チュチュリスを召喚!!」

 

ビジョンにはチュチュリスが出てくる。

 

「ターンエンド!!」

 

「僕のターン、ドロ〜。ウィリデ・ゴルギーニを埋めて、僕も2コストでアシスター・アルデを召喚ね。」

 

ビジョンには剣を構えたアシスター・アルデが出てくる。

 

「これで、ターンエンドね」

 

「俺のターン!ドロー!!…うーん、マナチャージしてもう一体の一番隊チュチュリスを出して、終わりかな!!はい、店長の番!!」

 

ビジョンにはチュチュリスが2体並ぶ

 

(えぇ、3ターン目まででチュチュリス3枚見えてるなぁ…運がいいのか悪いのか…)

 

「僕のターン、ドロ~…ドラン・ゴルギーニを埋めて、3コストで創世竜(ジェネシス) ゴルギーネクスト出すね」

 

ビジョンにはアシスター・アルデの横に小さな車が横付けする。

 

「店長!!そのカードちょっと見てもいい?」

 

「あぁ、いいよ~。あんまり見ないカードだからそうなるのもわかるよ」

 

 

創世竜(ジェネシス) ゴルギーネクスト

 

3コスト

 

メカ・デル・ディネロ/スーパーカー・ドラゴン

 

クリーチャー

 

■D・D・D黄緑青4

 

■このクリーチャーが「D・D・D」によって出た時、自分の山札をシャッフルし、上から一枚を表向きにする。それをコストを支払わずに実行してもよい。そうしなければ、手札に加えるか、マナゾーンに置く。

 

■相手は各ターン、クリーチャーを2体までしか出せない。

 

■エスケープ

 

 

「まぁ、運用方法はメタだけどね。はい、蓮真くんのターンだよ。」

 

「メタなんて関係ねぇ!!店長!!俺はここで勝つぜ!!俺のターン、ドロー!!来たぜ!!マナチャージして、俺は呪文"必駆"蛮触礼亜(ビッグバンフレア)B・A・D・S(バッド・アクション・ダイナマイト・スペル)で手札からボール"BOMB"ボマーを捨ててコスト軽減をして唱えるぜ!!この呪文の効果で勝利龍装 クラッシュ"覇道(ヘッド)"を出して、アシスター・アルデとバトル!!」

 

ビジョンでクラッシュ"覇道(ヘッド)"にアシスター・アルデが轢かれて破壊される。

 

「んん!?蓮真くん!!ちなみにそのカードはデッキに何枚入れてる?」

 

「金がねぇから、1枚だけど…?」

 

「強運がすごい…」

 

「さぁ!!畳みかけるぜ!!クラッシュ"覇道(ヘッド)"でWブレイク!!」

 

ビジョンではクラッシュ"覇道(ヘッド)"が神威を守るシールドの2枚を割った

 

「どこをブレイクするかい?」

 

「デッキ側2枚で!!」

 

「シールドチェック…トリガーなし。」

 

「じゃあ、続けて、2体のチュチュリスでブレイク!!」

 

ビジョンでは2体のチュチュリスが跳ねてシールドを割った

 

「またデッキ側だね…シールドチェック…シールドトリガー~、悪魔世界の閃光(ワルド・フラッシュ)…効果でまずヨビニオンするよ。」

 

ヨビニオン…自分の山札の上からこのカードのコストよりも低いクリーチャーが出るまで表向きにしてもよい。そのクリーチャーを出す。残りはシャッフルし、山札の下に戻す。

 

悪魔世界の閃光(ワルド・フラッシュ)は6コストなので5以下が出る。

 

「めくってめくって…ドラン・ゴルギーニね。悪くはない…これを出して、残りをシャッフルして山札に~っと。で、ドラン・ゴルギーニの出た時効果で2体のチュチュリスを選んでタップ&フリーズね。で、自分のクリーチャーにブロッカーを付与。はい、処理終了」

 

「そんなものは関係ねぇ!!ターン終了時、"必駆"蛮触礼亜《ビッグバンフレア》の効果でクラッシュ"覇道(ヘッド)"は破壊されるけど、クラッシュ"覇道(ヘッド)"の効果でタップされているときに破壊されたから追加ターン!!続けて、俺のターン!!ドロー!!」

 

「手札二枚の状態ではさすがに…」

 

「来たぜ!!マナチャージして、手札は1枚!!という事でG・G・G(ゴゴゴ・ガンガン・ギャラクシー)で"轟轟轟"ブランドを召喚!!」

 

ビジョンではロケットが着陸し、変形し"轟轟轟"ブランドが登場した。

 

※この世界では殿堂という概念があまりありません。

 

「"轟轟轟"ブランドの効果で1枚引く!!」

 

「何か、嫌な予感が…」

 

「来たぜ!!"轟轟轟"ブランド二枚目が!!」

 

「クラッシュ"覇道(ヘッド)"が1枚の理由はこれか…」

 

「また効果でドロー!!来たぜ!!3体目の"轟轟轟"ブランド!!」

 

「うわぁ…」

 

「またまた効果でドロー!!…さすがに違うか…でも、捨ててパワー6000以下の創世竜(ジェネシス) ゴルギーネクストを破壊!!」

 

「エスケープで耐えたら、負けるからここはなし。」

 

ビジョンには3体の"轟轟轟"ブランドが鎮座している。

 

「行くぜ!!1体目の"轟轟轟"ブランドでシールドをブレイク!!」

 

「ふぅ…シールドチェック……トリガーなし。」

 

「よし、"轟轟轟"ブランドでダイレクトアタックだ!!」

 

「うん、負けだね…」

 

「よっしゃあ!!勝った!!」

 

ビジョンに蓮真winと出てくる。

 

「あれは、駄目でしょ…」

 

柑菜ちゃんは少し引き気味に言った。

 

「いいだろうが!!あれが俺の戦術なんだからな!!」

 

「はいはい、喧嘩するなら二人でデュエマでもしてな。ここの時間、後30分残ってるから有意義に過ごしな。僕は業務に戻るからね~。じゃあ、楽しんでね~」

 

神威はカウンターの方に戻り、デッキをケースに戻し、別のケースを取り出し、1枚のカードを引き抜く。

 

「本当はさっきのデッキにこのドラン・ゴル・ゲルス入れたいんだけどな~…」

 

そのとき、店の扉が開きお客さんが入ってくる。カードとデッキをカウンター下に片づけ、挨拶をする

 

「らっしゃっせ~」

 

今日もまた日常が始まる。




ありがとうございました。神威側のデッキは作者が使っているor使っていたデッキになっております。
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