アクア『領域展開』   作:初心者

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呪術高専

 

「甚爾、高専関係者ってどういうことだ?」

アクアは事情を知ってそうな相手に問う

「オレも詳しいわけじゃねえが……『呪術高専』呪術師の───お前や……恵みたいに特別な力を持っているやつが通う専門学校って話だ」

「「「「呪術師?」」」」

アクアだけでなくアイやルビー、ミヤコまでもが正気か?と言わんばかりに問う

「ああめんどくせえな……オエッ」

「ちょっと甚爾君!?」

甚爾は口から何かを吐き出し

「コレ視えるか?」

甚爾は契約している格納用呪霊を見せる

「な……何だそれ気持ち悪っ」

「おやじきもちわるい」

「ほう」

視えるアクアと恵、夜蛾

「視えないけど大丈夫なの甚爾君?」

「特に何も見えないけど」

「私も」

「何をしているの!?」

視えていない伏黒母、アイ、ルビー、ミヤコはそれぞれ反応を示す

「コレが『呪霊』だ。んでコイツが視えてかつコイツを祓える才能があるのが『呪術師』だ」

「大雑把な説明だが間違ってはいない。付け加えるなら『呪霊』は基本的に人を害するものだ。『呪霊』が視えないものを守るために『呪霊』を祓うことが『呪術師』の仕事だ」

夜蛾が補足する

 

「分かった私が話を聞く」

「ちょっとアイ?」

ミヤコはあせる

「アクアにあの時のこと聞きたかったけど。自分でも良く分かってないみたいだから……私が行って聞いて判断する」

「いや僕のことなんだから僕が」

「アクアは病み上がりでしょ」

「いや熱は下がってるし」

「駄目よ入院中でしょ?」

「それなら心配いらん」

夜蛾が

「ここの院長には外出許可と退院許可どちらも取っている。好きな方を選んでいい」

「ええ……」

───マジで何者なんだこの人

「でもまた異常が出たら」

「だからこそ高専に来てほしい。アクア君の発熱は術式によるものだ」

「「術式?」」

「『呪霊』を祓う力のことだ。アクア君のものはかなり特殊だと聞いたがな。術式を行使したせいで脳に負担がかかり倒れた。まだ未熟だからだろう。力の使い方を覚えないとまた同じように倒れるだろう……下手をすれば死にかねん」

「え゛っ!?」

「「「アクア(お兄ちゃん)(くん)」」」

アイ、ルビー、伏黒母ににらまれる

「今すぐ行きましょう」

「ハイ」

「私達も着いていくわよ甚爾君」

「ああ?」

「恵も持ってるんでしょう?詳しく聞きたいわ」

「……ま、まだ持ってるかは「少なくとも視えてはいるんでしょう?なら必要よね?」……」

「すまないが伏黒甚爾。君にも仕事を依頼したいとのことだ」

「ああ?高いぞ俺は?」

「甚爾君?行きましょ?是非そちらの話を聞きたいわ」

「いやそもそもお前入院中……」

「心配しなくてもそちらも外出許可はもらっている。転院手続きも希望するなら手配しよう。おそらくだがもう治っているはずだ。今朝既にMRI検査の再検査を手配している。もうすぐ呼びに来る。結果が出たら直ぐに出発しよう」

「……」

なお夜蛾の言う通り、本当にMRI検査が実施され、異常なしと診断され(療養による体力低下のみ。それも昨夜アクアの治療で軽減済み)1時間も経たず出発することになった

 

─────

 

アクアはアイとルビーと共に

補助監督が運転するワゴン車に夜蛾と伏黒家族と共に乗り込んでいた

恵とルビーは待ちくたびれ、車に乗り込むとすぐに眠ってしまった

「アクア約束通り説明してくれる?」

アイはアクアに問う

「いやだから自分でもよく分かんなくって」

「領域使えるやつが何言ってんだか」

「「「「領域(だと)?」」」」

母に抱かれ眠っている恵とルビー以外の全員が甚爾の言葉に反応する

「領域展開───必中必殺の呪術の奥義だ。本来はな。それ以上のことは俺も詳しくねえからコイツに聞け」

と甚爾は夜蛾に投げる

「領域内包型術式……ごく稀に領域が術式自体に組み込まれているものがある。おそらくだがアクアくんのものもそれだろう。」

「へえ。それは初耳だ」

「えっとつまり?」

アクアは甚爾に聞く

「お前が術式使う時は領域がセットでついてくるってことだ。あの手術室みたいな領域がな」

「ふむ……それであのマンションの部屋の説明がつくな」

「マンションの部屋の?扉とか壁が消えてたあれ?」

あれから帰っていないマンションの部屋の惨状を思い出すアイ

「うむ、領域を展開した場合その内部にあったものが消失することがある。おそらくだがアイさんを刺した凶器は領域により消失したのだろう。だから警察や救急隊も関連を疑わなかった」

「救急隊員は部屋の異常を警察に報告しなかったんですか?」

「救急隊員の一人がウチの協力者でな。警察ではなく呪術師案件だと感じてこちらに報告してきた」

「協力者ですか」

「呪霊が視えても祓えない人間がいるからな。そういった人に通報してもらうこともある。怪しい人がいたら警察に通報するだろう?それと一緒だ。怪しい人が呪霊、呪術師は警察だ」

「なるほど。そういえば甚爾…さんはなんで呪術師について知ってんだ?」

アクアは疑問を投げかける

甚爾は嫌そうに目線で夜蛾に振る

「禪院甚爾……禪院家『御三家』と呼ばれる呪術師の名門出身だ」

「術式も呪力も無え落ちこぼれだがな。それに禪院じゃねえ……今は伏黒だ」

 

───甚爾が家を毛嫌いしてたのはそういう理由か

 

 

──────

 

 

ミヤコは車で東京都立呪術高等専門学校に向かっていた

そしてもう一人

「で、何で俺まで呼び出されたんだ」

伏黒母の検査待ちの待機中に呼び出された壱護はミヤコに質問する

「ごめんなさい。アクアの父親、表向きはアナタになってるから仕方無く。それはそれとして、私は知らなかったんだけどアイさんのマンションの部屋の話。」

「あっ!……スマン。どう伝えていいか分からなくてな」

───それにあれから忙しかったし……今もだが

「……まあ私もアイさんから説明されてもよく分からないんだけど」

「アイが刺されて死にかけたがアクアが不思議な力でアイを治した。そのせいか分からんが部屋の一部が消失。刺した犯人は階段で死んでたリョースケ……か」

アイやルビーと情報共有した壱護とミヤコ

「警察は何も言ってきてないのよね?」

「ああ全く、マジでなにもんだあの男。病院からもすぐ許可出たし、しかも、隣の病室の伏黒って人は重症患者だってのにそっちもあっさり許可出るってどういうことなんだ───それに」

「それに?」

「よくよく考えてみると救急隊がマンションの部屋について警察に共有していないのはおかしい。あの惨状なら別件だとしても警察に連絡いくんじゃないか?」

 

呪術高専到着後

救急隊に協力者がおり、呪術師側で報告を差し止めていたと聞かされ戦慄するのだった。

 

─────

 

「んん?おい傑!なんか夜蛾センが見慣れない奴ら連れてきたぞ」

「おや本当だ。確かに見覚えが無いな。硝子は?」

「私も無いね。ガタイがいいのもいるしOBとか?」

「どうだろうね悟?」

「術式もってんのは……3人(・・)。うち2人はガキだな。何の術式かまでは遠くて分からんが面白そうだ」

「興味を引かれるが、あいにく僕と悟はこれから任務だ」

「ちっ……硝子後で詳しく!」

「はいはいさっさと行けバカコンビ」

 




天元のとこまで行かんかった
夜蛾は天元の指示で動いてますのである程度アクアの術式に対する知識はあり、但し領域は知らない

ママ黒の体力は領域展開直後と甚爾を待っている間に
施術に耐えられるよう脳以外の場所はある程度回復させてた
甚爾の描写に絞り込んでカット

甚爾って免許証持ってるだろうか?

領域内包型術式
日車、秤、アクアの術式の総称(捏造)
伏黒の十種の影も部分的に当て嵌まるかも
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