【速報】俺氏モブつきんちゅになる 作:月面の蟹
……みんな、どこからこんな小説探してくるの?
原作パワーすげー
1:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:ooBzL/2To
あれは…月のワガママプリンセス!?
【ヤチヨカップに優勝し抱き合ういろかぐ】
2:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:C4h+8vs6S
思い出しました…
3:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:kuXqKv7XQ
サンキューかっぐ
フォーエバーかっぐ
4:イッチ ID: ooBzL/2To
思い出すのはまだ先だし、その前に羽衣の時間だね(ニッコリしてグッバイフォーエバーしちゃうんだよなぁ…
5:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:cuaEjIZxK
イッチはさぁ…
6:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:l1ZyEzTDl
悲しいなぁ…(諸行無常)
本当になんとかできないのか
7:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:i3cqAs3HJ
見ろよこの嬉しそうなかぐやをよぉなぁ
8:イッチ ID: ooBzL/2To
そうは言ってもなぁ…かぐやを連れ戻すか否かを決める権限なんか俺には無いし、仮に俺一人が月軍を裏切ったとして、モブつきんちゅが一人増えたところでどうにかなると思うか?
9:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:tuTDJjfEX
それは…そうなんですが…
10:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:BE3YW2v3A
なんかこう…土壇場で転生特典が覚醒!とか…
11:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:2KNHJ11JA
というかそもそもかぐやは絶対に月に帰らなきゃいけないの?やっぱりお姫様だから?
12:イッチ ID: ooBzL/2To
別にかぐやはお姫様でも何でもないが
13:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:WHSBsK3oQ
ファ!?
14:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:mR0YZFNhk
えぇ…じゃあなんで強制送還なんて…
15:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:+QBorvQ1F
替えは…替えは利かないんですか!?
16:イッチ ID: ooBzL/2To
姫って呼ばれてる個体は居るけどね、ちなみにかぐやの上司みたいなもん
んで、かぐやが自分で言ってたけど、仕事を放り出して来ちゃったのがまずいんだよね
現代社会風に説明するとだな
かぐやはとあるプロジェクトの中心的なプログラマーで
そのプロジェクトの心臓とも言えるソフトはかぐやにしか作れなくて
そしてそれを組むソースコードは全部かぐやが手癖で作ってて
しかもかぐやはそれを一目見れば一発で理解できるからメモとかも残してなくて
それを引き継ぎしないまま突然「会社やめまーす!」とだけ言って海外旅行行っちゃった
みたいな感じ
17:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:npOCwTqn0
これは許されない
18:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:RECYAuGV6
かぐやの大馬鹿者はどこだ!
19:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:LCRPTBPQ2
最悪の場合は殺すこともあるし、仕事だと思っているから
20:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:1k+22wryf
これはぐう畜カッス
21:イッチ ID:ooBzL/2To
てなわけで、少なくとも溜まってる仕事済ませながら引き継ぎができるまでは間違いなく月に缶詰です
そして俺はそんなかぐやの付き人として仕事をさせなければならないのです
22:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:9BaI4wL87
ま、まぁ原作ではきちんとやり遂げてるから…
23:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:vLuRLyHrx
というかイッチの言ってた時間の概念がその通りなら、そこにヤチヨが居る以上かぐやは必ず仕事をやり遂げて8000年前に跳ぶんじゃないの
24:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:63f5NUrD7
ああ、確かにそうか
じゃあ安心だな!
25:イッチ ID:ooBzL/2To
結果の話じゃない、過程の話をしてるんだ
彩葉の歌を受け取って、地球の記憶を取り戻してわがまま放題までも取り戻してしまったかぐやを、おそらく彩葉がおばあちゃんになるまでの数十年面倒見なきゃいけないんだぞ
26:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:4viOrgSgG
まぁ…ガンバ…
27:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:tj1ncwe34
数十年かぁ…マジで俺らの一生分だ
28:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:ijAccdwqf
というかヤチヨカップの結果出たならイッチのシャバ生活もあと半月ちょいくらいか
29:イッチ ID:ooBzL/2To
いやそうなんだよね
もう百年近く月で問題なく過ごせてたから、人間らしい感情なんてだいぶ衰えたかと思ってたんだけど、洪水のような娯楽に晒されて人間性が戻ってきてしまった
俺、月での生活に耐えられる気がしねぇよ…
30:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:UjO4bXT++
何十年も娯楽無し、飯無し、仕事漬けか…
31:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:KGSamADq6
俺も今から月で生活しろと言われたら発狂してしまうかも
32:イッチ ID:ooBzL/2To
そう、飯だよ飯
33:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:OC0fQm69a
飯?
34:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:bDEAZOoRx
飯がどうかしたのか
35:イッチ ID:ooBzL/2To
仕事を放り出して脱走したかぐやが旨い飯を食えるのに俺が食えないのはちょっと不公平じゃないか
36:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:Zh6j6z8bL
いや、イッチ前は食事の事なんてすっかり忘れてたやんけ
37:イッチ ID:ooBzL/2To
これを見てたら食いたくもなるだろ
【大量のツクヨミ屋台料理】
38:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:YTGilxGzw
いきなり飯テロしてんじゃねぇよ!
39:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:mQlEa9LSS
マジで美味そう…でも味がないんでしょこれ
40:イッチ ID:ooBzL/2To
そう、味ないんだよこれ
生殺しにも程がある…
おかしい、こんなことは許されない
41:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:boX6tHqli
十数年後ならDr.彩葉が味覚データを作ってくれていたであろうに…
42:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:tPUHPk2cv
というかイッチもどんどんワガママになってきたなオイ
43:イッチ ID:ooBzL/2To
そうだ、地上の人間の彩葉に味覚データが作れるんだから、つきんちゅである俺にできない理由もないか
44:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:u0/T1tRc9
イッチ?
45:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:+OkbnwdQw
いやいや、イッチ味がわからないのにどうやって味覚データを作るのさ
46:イッチ ID:ooBzL/2To
そこは先行研究のデータを使わせてもらう
完全スタンドアロンのサーバーに保存されてるとか、今時全部紙でしか保管されてないとかでもなきゃ、つきんちゅ脅威のメカニズムで抜き取ってくるくらい容易いはず
早速行ってくる!
47:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:Ii8WjpeG9
イッチ!?
48:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:6YmYl6g0h
イッチ壊れちゃった…
49:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:Sw20JjGrC
イッチ…娯楽の過剰摂取にやられて…
50:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:XJjOYTPU1
イッチって実は感情が落ち着いてたわけじゃなくて、今までろくな刺激がない月で育ってきたから情緒が育ってなかっただけなんじゃね?
それが突然仮想空間ツクヨミのとてつもない量の娯楽で情操教育を終えてしまったばっかりに、急速に情緒が育ち始めた…つまり今産まれたてほやほやの0才児なのでは?
51:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:7tFl/hn1b
あぁ〜なるほどね
52:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:3WhHumW4v
まんまかぐやみたいな?
53:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:+7E4sB5/y
それがあってるとすると、つまりつきんちゅ達はみんなかぐやになる素質を持っている…?
54:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:+gHDjTcUr
イッチが姫って呼ばれてる個体がいるって言ってたけど、ひょっとしてかぐや姫ってかぐやの話を聞いて伝えられた話じゃなくて、本当に別のつきんちゅだった可能性が…?
55:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:lVCqD8jWS
異界からやってきた女性がある日異界に帰るお話って結構世界中にあるんだよね
56:以下、名無しに代わりまして月人がお送りします ID:BxpGrCrKL
つきんちゅ、定期的に脱走者が出てる説
はい今日の分のお仕事おしまーい!
ホントは早く終わらせたいんだけど、毎日ずっとやってたらマジで頭おかしくなって死んじゃうから無理はしなーい、どうせ船で戻れるしね!
ぐい〜っと腰を伸ばしていると、いつものつきんちゅが一枚のトレーを持って部屋に入ってきた。
「うぇえ〜、今日の仕事は終わったんじゃないのぉ〜〜〜?」
と思ったけど、トレーの上に乗ってたのは巻物じゃなくておはぎみたい。
なに?これかぐやにくれるの?
とりあえず言われたまま一口食べてみると、あのモチモチした食感……はなくて代わりにでろでろしてて、お米とかあんこの香りはなく、あんこの優しい甘みじゃなくて、ゴリゴリの人工甘味料の甘みだった。
早い話が、まっっっずい!
なにこれ、ちゃんと味見……ていうか君って物食べれるの?
食べれるんだ……どこらへんが口なの?ここ?こっち?
うわっ、いきなりおはぎ消えた!おもろー!
……じゃなくて、あまりの不味さに吹っ飛んじゃってたけどなんで味すんのこれ、えっ!?やばくね!?
え、このデータ君が作ったの?マジ?どーやって?
そう聞いたらあの子はとあるデータを出してきた。
なんか地球のいろんな言語で書かれてるな、なになに……これって味覚データじゃん、地球の研究データ持ってきたんだ。
で、これを元に作ってみたはいいものの、本物の味がわからなかったってことね。
なるほどなるほど、そういう事ならこのかぐやにまかせんしゃい!いつものお礼にかぐやが本物の料理を味わわせたる!
カレー……らしきものを作ったはずなんだけど……
もう既に匂いからしてやばそうな気配しか感じない。
でも、あの子は本物の味がわからないから、とりあえず味見はかぐやがしないと……
か、辛い……って言うよりも痛い!いたたたたた!!!
やばい!味とかじゃなくて痛い!
水!水……もまだ作ってないんだった!
いだだだだだ!!
あの子が味覚再現を停止してくれなかったら危なかった……かぐやちゃんならいけるっしょ!と思ったけど、流石にいきなりこんな複雑なのは無理だったかぁ〜。
というか、まともにご飯食べたの昔過ぎて、実はかぐやも色々あやふやになりつつあるというか……本物と比べられないと難しいかも……
まあとりあえず、まずは今回みたいな事になっても良いように次は水を用意しよう!
まあ水なんて楽勝っしょー!と思って作ったんだけどさ……
水って……味あったんだね……完全な無味無臭のただの液体って気持ち悪い……
「ごめんねぇ〜、美味しい料理味あわせたる!って言ったのに……まさか水すら作れないなんて」
あの子はからんころんと頭を振り、慰めてくれる。
うーん、いつもお仕事手伝ってくれるし、いろんな気晴らしにも付き合ってくれるし……お料理はできたから、これでお返しできると思ったんだけどなぁ。
せめて何か……そうだ!
「代わりに、君にプレゼントあげる!」
かぐやが、彩葉に始めてもらったもの、かぐやの一番の宝物。
「君は今日から……うーん……
いつまでも君とかあの子じゃ寂しいもんね。
改めて今日からよろしくね、言葉!