その刹那に愛を──   作:星乃 望夢

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第二話

 

まばゆい光が収まったあと、俺たちの前に広がっていたのは、清潔で無機質な病院の白い壁だった。

 

「……信じられないわ。本当に、連れてきてしまうなんて」

 

隣でそう呟いた彼女は、まだ眼鏡をかけ、髪をきっちりと三つ編みに結った、あの「文学少女」の姿だった。けれど、その瞳に宿る鋭い知性と、過去のすべてを背負った覚悟は、俺の知っている「暁美ほむら」そのものだ。

 

彼女の行動は迅速だった。

 

記憶の中にある手続きの仕方をなぞるように、事務的な処理をあっさりと終わらせてしまう。驚くほど手際よく退院を済ませた彼女は、病室を出るなり、迷うことなくその指を眼鏡にかけた。

 

「あ……ちょっと待って、ほむらちゃん」

 

俺の制止も虚しく、彼女は眼鏡を外し、器用に三つ編みを解いていく。

 

さらりと長い黒髪が肩に流れ落ち、見慣れた、けれど今の時間軸では存在しないはずの「クールな暁美ほむら」へと、その姿を変えてしまった。

 

「……何かしら?」

 

「いや。……もう少し、その『メガほむ』姿を堪能していたかったんだけど。勿体ないなあ、っていうか」

 

「ふざけているの?」

 

冷ややかな、けれどどこか居心地の悪そうな視線。俺は苦笑いしながら、彼女と共に病院の門をくぐった。

 

歩き始めた見滝原の街並みは、驚くほど平穏で、陽気に包まれていた。

 

これから起こる凄惨な戦いや、神と悪魔の相克なんて微塵も感じさせない、ただのありふれた日常。

 

「……ねえ、まどか」

 

彼女が、俺の名前を呼んだ。かつての親友を呼ぶときのような甘さはなく、どこか呪文を唱えるような、確かめるような響き。

 

「本当に、いいのね? あなたはこの世界の人間として、私の戦いに……『因果』に巻き込まれることを選んだ。もう、元の日常には戻れないわよ」

 

俺は、隣を歩く彼女の少しだけ前へ出ると、大きく伸びをして空を仰いだ。

 

「今更だよ。暁美まどかって名前に生まれたときから、俺の人生は君とまどかの物語に結びついてたのかもな。……それに、一人で抱え込むよりはマシだろ? この先の展開を全部知ってる『相棒』が隣にいるんだから」

 

彼女はフン、と鼻で笑って視線を逸らした。

 

けれど、その足取りは病院を出たときよりも、心なしか軽やかになったように見えた。

 

「……いいわ。それなら、死ぬ気で私の役に立ちなさい。……暁美まどか」

 

「了解、ほむらちゃん」

 

三つ編みの残像を惜しみながらも、俺は彼女と肩を並べて歩き出す。

 

 

◇◇◇

 

 

「待って、ほむらちゃん。止まって」

 

その一言を発した瞬間、俺の背筋に冷たい氷柱を突き立てられたような悪寒が走った。

 

昔から霊感――というか、目に見えない「澱み」のようなものを察知する感覚だけは人一倍強かった。俺がそう口にした途端、世界の色彩がぐにゃりと反転する。

 

心地よい春の陽光は、どぎつい原色のコントラストへと塗り替えられた。

 

直後、足元のコンクリートが消失し、俺とほむらちゃんは命綱なしのフリーフォールを体験する羽目になった。

 

「っ……!?」

「落ち着いて、ほむらちゃん! 俺を離さないで!」

 

視界を流れていくのは、狂ったように真っ青な空と、どんよりとした積乱雲。

 

そして、空中に張り巡らされた無数の縄には、まるで洗濯物でも干しているかのようにセーラー服が吊るされている。その下を、セーラー服の下半身――スカートと生足だけの異形が、スケート靴を履いて氷の上を滑るように宙を舞っていた。

 

「これは……結界!? でも、まだキュゥべえとも接触していないのに!」

 

ほむらちゃんが困惑の声を上げる。無理もない、彼女の記憶にある「時間軸」とは、既にズレが生じ始めているんだ。

 

「委員長の魔女……だったっけかな。確か、病弱で学校行事に出られなかった魔法少女の成れの果てだ」

 

俺は落下しながらも、風を切り裂いて叫んだ。

 

彼女の「物語」を知っている俺の脳裏には、その魔女のデータが鮮明に浮かび上がる。

 

「一番の憧れだった『運動会』を永遠に繰り返すための結界。あのスケート靴の使い魔たちは、その観客兼参加者だ。ほむらちゃん、本体はこの結界の最上層にいるはずだ!」

 

「なぜそんなことまで……! くっ、このタイプは……」

 

彼女が戸惑うのも無理はない。メガネっ娘時代の彼女が戦った世界線もあったかもしれないが、今の彼女にとっては初見に近い相手なのだろう。

 

「上だ! 上に向かえば、セーラー服を着て背中から二本、両腕合わせて四本の腕を持った、首なしのセーラー服の魔女がいる。脚も腕の形をしてる、計六本腕のバケモノだ。そいつを叩けば結界は解ける!」

 

「……わかったわ!」

 

ほむらちゃんが空中で俺の手を強く握り直し、もう片方の手で左腕の盾に触れた。

 

カチリ、と硬質な音が響く。

 

「まどか、私から離れないで。一気に駆け上がるわよ!」

 

時間停止が発動する。

 

落下する俺たちの身体と、周囲を舞う使い魔たちが一瞬で静止した。

 

重力から解き放たれたような奇妙な感覚の中、ほむらちゃんは盾から取り出したワイヤー銃を上方へと放つ。

 

「サポートは任せたわよ、私の『観測者』さん!」

 

「任せろ。 案内役ならお手の物だ!」

 

俺たちは逆流する滝のように、狂った青空の頂点を目指して加速した。

 

ハッピーエンドへの道のりは、どうやら最初からクライマックスらしい。

 

ワイヤーが巻き取られる鋭い音と共に、俺たちは重力を無視して、セーラー服が乱舞する狂った空を駆け上がっていく。

 

周囲で静止したままの使い魔たち。その手足や胴体には、蜘蛛の糸よりも細く、けれど確かな光を帯びた「糸」が繋がっていた。

 

「……ねえ、ほむらちゃん」

 

俺は彼女の背中にしがみついたまま、視界を流れる異様な光景を見つめて呟いた。

 

「この使い魔たち、全部本体の魔女が操る糸で動かされているだけなんだ。……言ってみればさ、これは一人の寂しい女の子が夢想した、楽しい学校行事のイメージ……。ただの『ひとり人形劇』なんだよ」

 

ほむらちゃんの背中が、わずかに強張る。

 

彼女にとって魔女は討つべき敵であり、絶望の象徴だ。けれど、その正体が何であったかまで深く思いを馳せる余裕は、これまでの彼女にはなかったはずだ。

 

「病気で学校に行けなかった彼女が、死ぬほど憧れた体育祭や文化祭。……誰もいない結界の中で、彼女は自分が参加できなかった『日常』を、人形たちを使って必死に再現し続けているんだ。……そう思うと、なんだか物悲しいだろ?」

 

吊るされたセーラー服が、風もないのに震えているように見えた。

 

それは、かつての魔法少女が抱いた、純粋で、それゆえに壊れてしまった祈りの残骸。

 

「……同情しているの?」

 

時間停止の静寂の中、彼女の声が冷たく響く。けれど、そこには拒絶ではない、戸惑いのような色が混じっていた。

 

「同情っていうか……。ただ、知っているんだ。君が戦っている相手も、かつては誰かを守りたいと願った、普通の女の子だったってことをさ」

 

俺がそう告げた瞬間、最上層の雲が割れた。

 

そこには、巨大な六本の腕をせわしなく動かし、無数の糸を操る「委員長の魔女」が鎮座していた。

 

首のないセーラー服の怪異。それは、顔……つまり「自分という個」を失ってまで、理想の学校行事という役割を演じ続ける悲しい人形。

 

「……そう。だったら、せめて一撃で終わらせてあげるわ」

 

ほむらちゃんの手が、盾の中に隠された数多の火器の一つへと伸びる。

 

彼女の横顔は、相変わらずクールで冷徹だ。けれど、俺の言葉を聞いた彼女の指先は、さっきよりも少しだけ、迷いなく引き金にかけられた気がした。

 

「やるよ、ほむらちゃん! この子の孤独な運動会を、俺たちの手で幕引きにしてあげよう」

 

「ええ……。行くわよ、まどか!」

 

静止した世界の中で、無数の手製爆弾が放り投げられる。

 

時間が動き出した瞬間、轟音とともに「委員長の魔女」の孤独な舞台装置は木端微塵に吹き飛んだ。

 

崩落する結界の断片、消えていくセーラー服の残像。

 

その中心で、爆炎を背負って立ち尽くすほむらちゃんの背中は、しばらくの間、何も語らなかった。

 

「……本当に、君は優しい子だよ」

 

俺は掠れた声で、彼女の背中に向けて呟いた。

 

魔女を殺すという行為が、彼女にとってどれほど自分自身の未来を削り取る儀式に近いか。それを知っているからこそ、その沈黙の重さが痛いほど伝わってくる。

 

魔女が現れたのなら、その穢れの気配を察知して、巴マミやキュゥべえがすぐそこまでやって来るはずだ。今の俺たちの状況で、彼女たちと鉢合わせるのは得策じゃない。一刻も早く、この場から退散すべきなのは分かっていた。

 

けれど。

 

「……っ、ごめん。……ちょっと、限界、かも……」

 

視界が激しく明滅し、足元が泥のように沈み込む。

 

時空を超えた反動か、あるいは引いていなかった高熱がぶり返したのか。

 

俺の身体は無慈悲な重力に屈した。

 

「……まどか!?」

 

驚愕に染まった彼女の声が遠く聞こえる。

 

俺は支えようとした彼女の細い肩に縋り付くような形になり、そのまま勢い余って、彼女を押し倒すようにして地面へと崩れ落ちた。

 

コンクリートの硬い感触と、重なり合った彼女の体温。

 

微かに香る、硝煙と少女特有の清潔な匂いが鼻をくすぐる。

 

「ちょっと……、しっかりしなさい……!」

 

押し倒された格好のまま、彼女が困惑と焦燥の入り混じった声を上げる。

 

けれど、俺の意識はそこまでだった。

 

彼女の胸元に顔を埋めたまま、俺は深い、底知れない闇の底へと沈んでいった。

 

 

◇◇◇

 

 

ゆっくりと意識の表層へと浮上した俺を待っていたのは、厚い遮光カーテンに閉ざされた、静謐で薄暗い部屋だった。

 

鼻を突くのは、微かな薬品の匂いと、あの子の部屋特有の無機質な空気。

 

驚いたことに、あれほど鉛のように重かった身体が、羽毛のように軽い。視界の歪みも、脳を焼くような熱も、まるで悪い夢だったかのように霧散していた。

 

「……嘘みたいだ。身体が、動く……」

 

俺の経験上、あのレベルの熱風邪なら一週間は寝込むのが定石だ。一度崩れるとなかなか立ち直れない、この厄介な体質の自覚はある。

 

だが、もし一週間も眠り続けていたのなら、あの心配性のほむらちゃんが俺を叩き起こさないはずがない。それに、物理的にもこれほど体力が回復しているのは不自然だ。

 

「……まさか、ほむらちゃん。魔法で治してくれたのか?」

 

脳裏をよぎったのは、委員長の魔女を倒した後に手に入れた、あの濁りを知らないグリーフシード。

 

彼女は自分のソウルジェムを浄化するために必要なそれを、俺という「イレギュラーな同居人」の治療のために費やしてしまったのではないか。

 

そう思うと、胸の奥がキリリと痛んだ。彼女にとっての魔力は、文字通り命を削る砂時計の砂だというのに。

 

「……馬鹿だな、俺は。余計な消耗をさせて……」

 

ふと、天井を見上げながら空想に耽る。

 

もし、この物語のどこかに白いインキュベーターが潜んでいるのなら。

 

男である俺でも、彼と契約して「魔法少女」ならぬ「魔法使い」になることはできないだろうか。

 

『君の祈りは、エントロピーを凌駕するかい?』

 

あいつの声が幻聴のように響く。

 

もし願いを一つだけ、対価として捧げられるのなら。

 

「暁美ほむらの幸せ」――。

 

あの子が何百回と繰り返したループの果てに、一度も手にすることができなかった平穏を願うなら。それはきっと、この宇宙を塗り替えるほど膨大なエネルギーを必要とする、究極の願いになるはずだ。

 

「……そうなれば、俺だって強力な魔法使いになって、彼女を支えられるかもしれない」

 

独り言を呟きながら、俺は体を起こした。

 

カチャリ、と氷の入ったグラスがサイドテーブルに置かれる音が、静まり返った部屋に低く響いた。

 

片隅で無数の銃火器を並べ、手慣れた手つきでメンテナンスをしていた彼女が、気配を察して静かに立ち上がる。

 

「……寝起き早々、何を馬鹿なことをブツブツ呟いているのかと思えば」

 

ツカツカと冷ややかな足音を響かせてベッドに近づいてくると、彼女は俺の頬を、細く冷たい指先で容赦なく、思いきりつねり上げた。

 

「……っ、痛い……!」

 

「痛い? 痛いなら、その馬鹿な思考回路も少しはまともに働くかしら」

 

彼女は冷徹な瞳で俺を見下ろしたまま、淡々と言葉を紡ぐ。

 

「勘違いしないで。私の魔法は時間操作であって、治癒能力じゃないわ。傷や病気を治す魔法なんて、私には使えない」

 

一瞬だけ、彼女の瞳に翳りが差した。けれど、それはすぐに鋭い光へと戻る。

 

「私がやったのは、時間を止めて見滝原の総合病院の薬局から、一番効き目の強い解熱剤と高カロリーの点滴を『拝借』してきて、あなたに打ち込んだだけ。あなたはここで、丸二日間も死んだように眠りこけていたのよ。おかげで看病の手間がかかったわ。……だから、グリーフシードの無駄遣いなんてしていない。安心した?」

 

つねっていた手を離し、彼女はふう、と呆れたように溜息をついた。

 

だが次の瞬間、彼女の顔からスッと感情が消え去った。絶対零度の声が、部屋の空気を一気に凍りつかせる。

 

「……それより。今、インキュベーターと契約して『魔法使い』になるなんて言ったわね?」

 

チャキ……ッ、という硬質な金属音。

 

どこからともなく取り出された自動拳銃の冷たく無機質な銃口が、容赦なく俺の鼻先に突きつけられた。

 

「絶対に、やめなさい」

 

見下ろす紫の瞳には、一切の妥協も、冗談の余地もなかった。そこにあるのは、自己犠牲という言葉に対する強烈な嫌悪と、深すぎるトラウマから来る底知れない恐怖だ。

 

「私の幸せのために、あなたが魂を白紙に売り渡す? ……ふざけるのも大概にして。そんな身勝手な自己犠牲、私が一番憎んでいるものよ。あの子が……『鹿目まどか』が、私を守るために何度も何度も命を散らしていった、あの絶望を……あなたまで繰り返すつもり!?」

 

銃を握る彼女の手が、微かに震えていた。

 

怒りなのか、それとも、もうこれ以上誰も失いたくないという悲鳴なのか。彼女は歯を食いしばり、俺を射抜くように睨みつけた。

 

「私を助けたいなら、サポートをしたいなら……そのふざけた命を、絶対に粗末に扱わないで」

 

至近距離から突きつけられた銃口の奥に、彼女の覚悟が見えた。

 

「……あなたがインキュベーターの甘言に乗るくらいなら、契約の言葉を口にする前に、私がその頭を撃ち抜いてあげるわ。分かったわね、暁美まどか?」

 

それは、彼女なりの、歪で、けれどこの上なく真摯な愛の形だった。

 

俺は冷たい銃口を突きつけられたまま、彼女の震えを止める術を、まだ見つけられずにいた。

 

突きつけられた銃口の冷たさが、鼻先から脳髄まで痺れさせる。

 

だが、俺は怯まなかった。震える彼女の手首ではなく、その無機質なスライドを左手で力強く掴み取る。ブローバックを物理的に封じ、その機能を殺したまま、俺は空いた右腕を彼女の細い腰へと回した。

 

「なっ……!?」

 

驚愕に目を見開く彼女を、抗う隙も与えず自分の方へと強く引き寄せ、抱きしめる。

 

「……これは、誰かのための願いなんかじゃない」

 

耳元で、熱を帯びた声を絞り出した。彼女の身体は相変わらず折れてしまいそうなほど細い。けれど、その奥に秘められた重圧が、腕を通じて俺の心臓を叩く。

 

「俺自身の……俺の、わがままなんだ。だから、そう願うんだよ」

 

彼女がたった一人で背負い続けてきた、あの果てしない時間の重み。

 

鹿目まどかと交わした、呪いにも似た一途な約束。

 

誰にも知られることなく、無数の死と絶望を上書きしながら戦い続けてきた彼女の歩みを、俺は「物語」としてすべて知っている。

 

「そんな君に……ほむらちゃんに、幸せになってほしい。報われてほしいんだ。……ただ、それだけなんだよ」

 

腕の中の彼女が、一瞬、呼吸を止めた。

 

「きっと、あっちのまどかも……同じ気持ちだったんだと思う。だから、自分という存在を賭して、魔女の生まれない『円環の理』を創り出したんだ。……わかるんだよ。だって、俺も同じ『まどか』なんだから」

 

名前が同じだけではない。魂のどこかが共鳴しているのかもしれない。

 

「俺も、まどかも……きっと、同じ気持ちなんだ」

 

俺は腕の力をさらに込め、彼女の冷え切った孤独を溶かすように、その熱い鼓動を感じ取った。

 

「ほむらちゃん。君に、救われてほしいんだ。世界のためでも、神様のためでもなく……ただ、君という一人の女の子のために」

 

銃を握っていた彼女の手から、力が抜ける。

 

カラン、と乾いた音を立てて、ハンドガンが床に転がった。

 

俺の胸に顔を埋めた彼女の肩が、抑えきれない感情に揺れ始めるのを、俺は何も言わずにただ抱きしめ続けていた。

 

彼女は俺の肩に顔を埋めながら絞り出すような小さな声で、呪詛のように、あるいは祈るように呟いた。

 

「……どうして……。どうして、あなたたち『まどか』は……いつもそうやって、私を置き去りにして、勝手な光ばかり押し付けるのよ……」

 

その背中は、あまりに細く、脆かった。

 

物語の筋書きは、もう関係ない。

 

俺たちの、俺たちだけの時間が、静かに動き出そうとしていた。

 

 

 

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