どうでもいいですが作者が一番好きなMOBはエンダーマンです。
名前でわかりますよねええ。
「よーし! レッツ! 洞窟探索!」
「お前テンション高いな……」
スティーブと謎のゾンビ村尾は洞窟の中にいた。村尾の異常に高いテンションについていけず、スティーブは相手にするだけでくたくたになっている。
実はこの短時間で、二人(一人と一匹?)はかなり仲よくなっていたりした。
洞窟の入り口が2つに別れていたため、別れて探索することになった。スティーブは右側の入り口、村尾は左側の入り口から洞窟に入ることにした。村尾はずっと右側の入り口に入りたいと言っていたが、草原で拾った花で花占いをした結果こうなったので仕方がない。
そして今は、採掘前の装備の確認中である。
「じゃあお前にもチェスト渡すから、鉱石はこれに入れろ」
「ラジャー」
ゾンビは気のぬけた返事をして、チェストと石のピッケルを数本受け取り、入り口へと向かっていった。
それを見送ると、スティーブも「よし、俺も行くか」と呟き、装備と食料を確認して、洞窟の中へと入っていった。
松明を置いて明かりを確保しながら、奥へと進んでいく。
この洞窟はどうやら当たりだったようで、そこかしこに鉄や石炭、金やレッドストーン、エメラルドなどの鉱物があった。
だがそれだけではなかった。至るところに、ゾンビやスケルトンがうじゃうじゃ湧いていて、攻撃してくる。はっきり言ってうざいくらいだ。
だが想定外のことではないので、スティーブは石の剣などもきちんと持ってきていた。
ゾンビはいいとして、厄介なのはスケルトンだ。
白い髪と頭蓋骨をデフォルメしたようなお面、そして少し変わった服装がスケルトンたちの特徴だ。遠くから弓で攻撃してくるので、うかつに近づけない。
仕方がないのでこちらも倒したスケルトンがドロップした弓と矢で応戦する。
「はぁ……はぁ、くそ! なんて数だ! どこかにスポナーでもあるのか? しかし、あのスケルトン達の弓……」
スティーブには気になることがあった。それはスケルトン達の使っている弓だ。普通のスケルトンの使う弓とは威力が明らかに違う。中にはエンチャントされた弓をつかうものまでいて、明らかに何者かの手が加えられている。
__一体誰が?__スティーブは思考を巡らすが、答えは浮かばない。
それに武器の威力が強いからといって、倒せない敵ではないのだ。どうにかこうにか全部の敵を倒したが、大分ライフを削られてしまった。ライフを増やす食料は先程のモンスター達との戦いで尽きてしまった。
__このままではまともに採掘も進められない……どこか休める場所はないのか?__スティーブは洞窟の奥へと進んでいく。
すると、急に広い場所に出た。人工的に作られた場所なのか、そこら一体の石は綺麗に整備されて、足場も安定している。そしてその真ん中に、鍛冶屋に大きな部屋をつけたような建物が立っている。
__何でこんなところに建物が? ……まあいい……あそこで休ませてもらおう。
そう思い、スティーブは建物の扉を開けた。中を見回すと、やはり鍛冶屋のようで、いくつかのチェストとかまど、作業台があった。それと、ベッドが置いてある。その部屋の奥に、扉が見える。
「すまない……誰かいないのか?」
建物の中に入り、少し大きめな声で言うと、奥の方から「はーい」という若い少年の声が聞こえた。そのあとすぐに、扉が開いて、中から声の主が現れた。
「あ、すまないが、少し休ませては……ってうわああああ!!」
「そんな叫ぶことないじゃないか。それと……その物騒なモノを下ろしてくれないかなぁ?」
扉から出てきたのは、スケルトンだった。やはり白髪で、ドクロの仮面をつけている少年だ。他のスケルトンたちより小柄で、何だか弱々しい。
「いや、すまない……」
スティーブは慌てて取り出した石の剣をしまう。武器を持っていないところをみると、どうやら村尾のように襲ってこないタイプのモンスターのようだ。
__スケルトンが何故こんなところに?__疑問に思ったスティーブはスケルトンに聞いた。
「ああ、僕はここで武器を作ってるんだ」
といって、スケルトンはチェストからポーションを取り出し、スティーブに渡してきた。
「傷だらけだけど、大丈夫? ほら。これ飲んで」
「ああ……すまない」
スティーブは渡されたポーションを飲み、空になった瓶をスケルトンに返した。ライフが回復して、傷も治った。
「……ありがとう。……そういえば、さっき襲ってきたスケルトン共の武器は、お前が作ったのか?」
「うん。そうだよ」
__敵の武器を作ってるやつに……__スティーブは複雑な気持ちになる。
DSiの文字数制限にひっかかったので分けます。感想、評価待ってます!
それと誤字見つけたので修正しました。
ちなみにスケルトンがきている特徴的な服装は白い中華服ですww。チャイナ服の襟のあたりのあの感じが骨っぽい気がします。