Monsters of Minecraft   作:Ender

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どうもー。1日で3話も更新ってどうなんだろうなぁとか思いましたが気にしてはいけないのです。
どうでもいいですけど最近オフラインでTRPGがしたいです。


2-2:変わったMOB達『スケルトンの場合2』

 そんなスティーブの気持ちなど知るよしも無いスケルトンは、急に険しい顔をする彼を見て、不思議そうに首を傾げた。

「そういえば、名乗ってなかったな。俺の名前はスティーブ。お前は?」

「僕の名前は弓 耕助(ゆみ こうすけ)。よろしくね」

 スティーブの問いかけに答えたスケルトン__耕助は、無邪気そうな笑顔を浮かべる。その様子から、スティーブへの敵意など微塵にも感じられない。

「しかし……お前。どうしてこんなとこで武器なんか作ってるんだ? スケルトンなら普通、弓持って俺たちみたいな人間を襲うだろ?」

「いやぁ……実は僕、体が弱くて……みんなに『お前は戦いに出なくていい』って言われちゃって……それでも力になりたいから……ここで、みんなのために武器を作ってるんだ……」

 そう言う耕助は、自嘲するような笑みを浮かべていた。

__仲間のために……か。優しいんだな……__仲間というものを持ったことがないスティーブにとって、耕助の言葉は新鮮だった。

 仲間のために頑張る姿というのは、見ていて応援したくなるものでもある。

 今、耕助は、スティーブと話しながら仕事をしている。彼自身、体が弱いといっていたが、フラフラしながら、しかもたまに咳き込みながら武器を作っている姿を見ると、何だか痛々しくて、手を貸してあげたくなった。

「大丈夫か? 何か、俺が手伝えることはないか?」

「え? いや、悪いよ。……そこで休んでて……けほっ、こほ……」

「そんな苦しそうにして働いてんの見ると……こっちだって苦しくなるんだよ!!」

 スティーブは思いっきり、耕助の肩を掴んで、大きな声で怒鳴った。耕助は驚いて、目をぱちくりさせた。

「いいから俺にも何か手伝いさせろ!」

「え……えっと、じゃあ……かまど、見ててくれないかな? 僕、あっちの部屋で作った武器をエンチャントしてくるから……」

「わかった! まかせろ!」

「ありがとう……!」

 耕助は、とても嬉しそうな笑顔で感謝の言葉を述べた。そして、いくつかの武器を持ち、扉を開けて、部屋の中に入っていった。

 耕助に言われた通り、スティーブはかまどを見張っていた。鉄が焼けたら、それを取り出してチェストに入れておく。ついでにさっき採掘していた鉄もインゴットにしておく。

 そうしながら、しばらく待っても、耕助はエンチャント部屋からでてこない。早急の様子からして、部屋の中で倒れていたりしないか心配になる。

 もっと待っても、なかなか部屋から出てこない。鉄は全て焼いてインゴットにしてしまった。

 本当に心配になって、耕助が入っていった扉の前にたつ。扉についている小さな窓から、たくさんの本棚が見えた。

 扉のドアノブに手をかけた丁度その時だった……。

「おっすコースケ! 居るか?」

 もう聞き馴れた声だった。それは村尾の声だった。

 建物の入り口の扉を開けて、村尾が入ってきた。村尾はかまどの前にいるスティーブの姿を見て、驚く。

「おいおい! スティーブ! お前なかなか戻ってこねぇなと思ったら、こんなところに居たのか!」

「村尾! お前採掘は終わったのか?」

「おうよ! 見てくれよこれ!」

 村尾が取り出したチェストの中には、金、鉄、石炭、ダイヤ……etc、様な鉱石が1スタック以上入っていた。

「すごいな! ……お前一人でとったのか……?」

「いや、手伝ってくれるヤツがいたんだ」

「そうなのか……しかし沢山あるな。俺がとったのよりも多いじゃないか。これならしばらくは鉱石には困らないな……」

 二人がそんな会話をしていると、部屋から耕助が出てきた。大分疲れたようで、先程よりもふらふらしている気がする。

「あ、ミコト……どうしたんだい?」

「え? ああ、いや、こっちに寄ったから、きてみようと思ってな!」

「……何だ、お前ら知り合いなのか?」

 スティーブの問いに、二人は同時に頷く。

「とりあえずスティーブ。そろそろ帰ろうぜ。もう夜になっちまうぜ?」

「……ああ。そうだな……」

 スティーブと村尾は耕助の店を後にした。二人が見えなくなるまで見送っていた耕助は、とても嬉しそうな微笑みを浮かべていた。

_____________________________________

 その後、スティーブの家へと帰った二人は、採掘した鉱石を喧嘩しながら分け合っていた。

「ダイヤは丁度半分でいいだろ。一番多いしな」

 スティーブの提案に村尾は納得する。

「俺はちょっとエメラルドが多めに欲しいぜスティーブ」

「おいおい。それはやめろ。こっちだって村人との交渉に必要不可欠なんだよエメラルドは」

 そうして言いあっているうちに、スティーブの奇妙な1日は終わったのだった。




何かやたら長くなった気がしますが多分気のせいです。
え?エンチャントには経験値が必要?気にしてはいけません。
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