ラーイエローの神楽坂   作:ラララララクダ

26 / 28
誤字報告ありがとうございます。


第25話 影星軌道兵器ハイドランダー

神楽坂

LP 4000→2400

 

 

電撃が収まっても、しばらく全身の痺れが引かない。

 

(ソリッドビジョンだぞ!? なんでこんなに痛いんだよ!?……まさかこれも、俺が水と親和性が高い体質のせいか?くそっ! 転生直前の感電トラウマが……!)

 

「くっ……あんたのバトルフェイズ終了時、フルスの効果でラドリーを特殊召喚! そしてラドリーの効果でデッキから3枚を墓地へ送る!」

 

 

【ドラゴンメイド・ラドリー】レベル 2 ATK 500

【氷水帝コスモクロア】→墓地

【針虫の巣窟】→墓地

【海亀壊獣ガメシエル】→墓地

 

 

「ワタシはカードを1枚セットし、ターンエンド」

 

 

「俺のターン! ドロー!」

 

 

【ヴァーチュ・ストリーム】

 

 

(この電撃、もう一回喰らったら耐えられる自信がねえぞ。次の攻撃を受ける前にケリをつける)

 

「俺は【氷水のエジル】を攻撃表示で召喚!」

 

 

【氷水のエジル】レベル 3 ATK 1000

 

 

社長とのデュエルでの活躍以来、久々に召喚されたツインテールスライム娘。

 

「効果発動! デッキから【氷水揺籃】を手札に加え、そのまま発動!【氷水艇キングフィッシャー】を手札に!

そしてキングフィッシャーの効果でエジルに装備!」

 

虚空に現れた、白と緑の液体で構成された巨大な魚。その背中にエジルが飛び乗る。

 

 

【氷水のエジル】レベル 3 ATK 1000

 

 

「装備されている【氷水艇キングフィッシャー】の効果発動!

装備モンスターの守備力以下の攻撃力を持つ相手モンスター1体を対象として、このカードを特殊召喚し対象のモンスターを手札に戻す!」

 

エジルはキングフィッシャーの乗り心地が良いのか、 名残惜しそうに地面に降りる。

 

 

【氷水艇キングフィッシャー】レベル 9 ATK 2500

 

 

「エジルの守備力は2000!つまり攻撃力1600の【忍者マスター・ショーグン】を選択可能だ!」

 

空中を遊泳するキングフィッシャーの頭上に水分が集まり始め、水柱の形になって忍者マスターに発射された。

だが、驚くべきことに【忍者マスター・ショーグン】は巧みに大凧を操り、あっさりとそれをさけてしまう。

 

「……嘘だろ!?」

 

「ムダですよ!大凧を装備した忍者マスターに、相手のモンスター・マジック・トラップの効果は届かない」

 

(なっ…!?アニメで出たのは、攻撃の対象にならないことと直接攻撃効果だけ。そこに、追加で完全耐性付与だと?)

 

「ちなみに聞くけど、その大凧自体には耐性はあるのか?」

 

「ソノ通り!【忍法・天空の大凧】は、忍者マスターと一心同体!」

 

(インチキカードじゃねーか!!くそっ!ならまずは生け贄用のモンスターから始末してやる)

 

「バトルフェイズ開始時、ラドリーの効果でこのカードを手札に戻しフルスを召喚!フルスで【くノ一ソルジャー・アヤメ】を攻撃!」

 

 

【ドラゴンメイド・フルス】レベル 7 ATK 2600

 

 

「リバーストラップ発動!【忍法・煙玉】!」

 

【忍者マスター・ショーグン】が上空からばら撒いた煙幕弾が、フルスの顔面に直撃して爆発。

フルスは目に煙が入ったのか、「ギャオーーッ!?」と叫びながら両手で顔を覆って地面をのたうち回る。

 

「【忍法・煙玉】はバトルフェイズを、強制的に終了させる!」

 

「チッ……!カードを1枚セットし、ターンエンド!」

 

 

「ワタシのターン! ドロー!」

 

マグナムは引いたカードを見るなり、嘲笑を浮かべた 。

 

「コレで、ボーヤとのボーリングなデュエルもオワリのようだ。ワタシは装備魔法【稲妻の剣】を発動!

【忍者マスター・ショーグン】の攻撃力を800アップし、フィールドの水属性モンスターの攻撃力を500ダウンさせる」

 

忍者マスターに装着された剣からフィールド全体に電撃が走り、モンスターたちが感電する。

 

 

【忍者マスター・ショーグン】ATK 1600→2400

【くノ一ソルジャー・アヤメ】ATK 300→0

【ドラゴンメイド・フルス】ATK 2600→2100

【氷水のエジル】ATK 1000→500

【氷水艇キングフィッシャー】ATK 2500→2000

 

 

「おい、あんたのくノ一も一緒に感電しているんだぜ、エロ同人みたいに」

 

敵陣のくノ一ソルジャーが煙を出しながら、もの凄く怒った感じでマグナムの方を見ている。

 

(てか、まさか精霊が宿っているのか?)

 

「コレで忍者マスターの攻撃力は2400!直接攻撃をすればボーヤのライフはピッタリ0だ!」

 

俺のツッコミなど意に介さず、勝利を確信してバトルに移ろうとするマグナム。

 

「ワタシは【忍法・天空の大凧】の効果を……」

 

「そうはさせるかよ! トラップカード発動!【ヴァーチュ・ストリーム】!

自分フィールドの魚族・海竜族・水族モンスター1体と相手フィールドのカード2枚を対象として、そのカードを破壊する!

俺が選ぶのは水族である【氷水のエジル】と【忍者コマンダー・カブキ】、【忍者ソルジャー・カタナ】」

 

エジルの両手からそれぞれ粘着質でネバネバした液体が噴き出され、二体の忍者を完全に拘束する。

それをまるで犬のリードのように握りしめたエジルは、こちらに向かって手を振ると、颯爽と墓地へと退場していった。

 

「ムダなコトを。ワタシのフィールドには、まだモンスターが一体残っている」

 

「慌てるなよ。俺はリバースカード【心変わり】を発動!」

 

感電して 蹲っていた【くノ一ソルジャー・アヤメ】が、シュタッとジャンプして俺を護るように目の前に着地し、身構えた。

 

「ワッ!?」

 

「忍者は主君の手足となって働くが、仕えた主君が乱心されると、時には背後から討つのもその役目!あんたのその暴政が裏切りを生んだぜ!」

 

それっぽい口八丁を叩いてみたが、なぜかくノ一ちゃんが「コクッ」と頷いている。

 

(……こいつ絶対に精霊が宿ってるぞ。)

 

「オー、シット!!だが【くノ一ソルジャー・アヤメ】の攻撃力は0!ボーヤの敗北は変わりない!忍者マスター!あの裏切り者を始末するのだ! 雷遁の術!」

 

【忍者マスター・ショーグン】の剣から放たれた激しい雷撃が【くノ一ソルジャー・アヤメ】を襲う。

 

「リバースカードオープン!装備魔法【月鏡の盾】!」

 

【くノ一ソルジャー・アヤメ】の前に巨大な金色の盾が現れ、【忍者マスター・ショーグン】の電撃を真っ向から受け止めた。

 

「【月鏡の盾】を装備したモンスターが戦闘を行うダメージ計算時に、装備モンスターの攻撃力・守備力は相手モンスターの攻撃力と守備力の内、高い方の数値+100になる。

つまり、【くノ一ソルジャー・アヤメ】の攻撃力は——!」

 

 

【くノ一ソルジャー・アヤメ】ATK 0→2500

 

 

盾から反射された電撃が、今度は忍者マスターを直撃する。さすがのスタントマンも感電には痛いのか、空中でもがき苦しんでいる。

……だが、【忍者マスター・ショーグン】は撃墜されず、そのままフィールドに残っていた。

 

「はぁ!?」

 

その様子を見て、 ジョン・クロード・マグナムは余裕の笑みを浮かべる。

 

「ザンネンですが、【忍法・天空の大凧】を装備した【忍者マスター・ショーグン】は、戦闘でも破壊されない!」

 

 

ジョン・クロード・マグナム

LP 2500→2400

 

 

(攻撃対象に選べないモンスターが、それに矛盾する戦闘耐性まで持ってるだと!?

しかもカード効果完全耐性と、挙句の果てには装備魔法自体にも耐性が?いくらアニオリカードだからって、明らかに異常だ)

 

相変わらず余裕の表情を浮かべているマグナムに、俺は一つ質問を投げかけた。

 

「あんたのフィールドは、忍者マスターを除けばガラ空きだ。俺が攻撃対象に選べない忍者マスターを無視し、あんたに直接攻撃すれば俺の勝ちになる。

そんなに余裕をぶっこいて大丈夫か?」

 

俺の問いかけに、マグナムは大声を上げて笑い出した。

 

「ハハハ! ボーヤ! ジョークはヤメテクレー!ヤハリまだ子供、ルールを熟知していないようだ。 ナラ、ワタシが親切に教えてアゲマショウ。

攻撃対象に選べないモンスターがいたとしても、そのモンスターを無視して直接攻撃することはデキナイ! アユゥアンダスタン?」

 

(あぁ、知ってるさ)

 

こちとら前世で全てのデッキに【ラーの翼神竜-球体形】を入れていたのだ。そのルールに関してはマスタールールと違いがないのを、既に確認済みである。

 

だが、アニメで孔雀舞は【忍者マスター・ショーグン】を無視し【ハーピィ・レディ三姉妹】で、奴に直接攻撃を叩き込んだ。

あの時は【伝説のフィッシャーマン】のように攻撃されない代わり、プレイヤーが直接攻撃を受ける効果なのと思っていたが、今の会話でそうではないことが判明した。

ならば、なぜアニメでは直接攻撃が可能だったのか?

 

俺は今も【忍法・天空の大凧】に乗って、上空を悠々と漂っている【忍者マスター・ショーグン】を見上げた。

 

(……分かったぞ。トリックのカラクリが)

 

「ワタシは、ターンエンド」

 

「その前に、バトルフェイズ終了時にフルスの効果発動! このカードを手札に戻し、手札からラドリーを攻撃表示で特殊召喚!

さらに召喚されたラドリーの効果で、デッキの上から3枚を墓地へ送る」

 

 

【ドラゴンメイド・ラドリー】レベル 2 ATK 500

【水征竜-ストリーム】→墓地

【おろかな埋葬】→墓地

【影光の聖選士】→墓地

 

 

「サア、ボーイ!その裏切り者を返してもらう。 そのスバラシイ『盾』と共にね」

 

ビシッと人差し指で【くノ一ソルジャー・アヤメ】を指す、ジョン・クロード・マグナム。

くノ一は、まるで自分よりも装備している盾のほうが本命かのようなマグナムの物言いに、あからさまに不機嫌なオーラを全身から漂わせている。

 

「悪いが、この盾は渡せねぇぜ。リバースカードオープン! 速攻魔法【月の書】! これで【くノ一ソルジャー・アヤメ】を裏側守備表示にする!」

 

 

【くノ一ソルジャー・アヤメ】→【裏側守備】

 

 

マグナムはこちらが何をしようとしているのか理解できないようで、首をかしげていた。

 

「ルールを熟知しているあんたなら分かると思うが、装備モンスターが裏側守備表示になった場合、装備カードは破壊される」

 

「ワット!? ワタシの盾が!?」

 

「お前のモンじゃねぇよ!!」

 

狼狽するマグナム。どうやらこの裁定は知らなかったらしい。

 

 

【月鏡の盾】→破壊

 

 

パリンッ!と音を立てて砕け散る【月鏡の盾】。

 

「破壊された【月鏡の盾】の効果発動!500ライフを払って、このカードをデッキの一番上または一番下に戻す!俺はデッキの一番下を選択」

 

 

神楽坂

LP 2400→1900

 

 

そして【心変わり】の効果が切れ、裏側守備表示のままマグナムのフィールドへとスルスル戻っていく【くノ一ソルジャー・アヤメ】。

……と、なぜか裏向きになったカードの隙間から手をニュッと突き出し、こちらに向かってヒラヒラとハンカチを振っている。

 

(よっぽど帰りたくないらしいな、あいつ)

 

 

「俺のターン、ドロー!」

 

(さあ……それじゃあ、あのインチキカードの化けの皮を剥がしてみようか)

 

「俺は手札の【ドラゴンメイド・フルス】をコストに、魔法カード 【ライトニング・ボルテックス】を発動! 相手フィールドの表側表示モンスターを全て破壊する」

 

ドカンッ!と激しい落雷が落ち、大凧がグラグラと揺れる……が、まだ正常に飛行している。

魔法耐性があるというのは本当だったらしい。

 

「オー、学習しないボーヤですね。そのようなこと、何の意味もない」

 

「そいつはどうかな? 墓地にモンスターが存在することが召喚条件なのは、【忍者マスター・ショーグン】だけじゃねえんだよ」

 

「ワット!?」

 

「自分の墓地にモンスターが5体以上存在し、そのカード名が全て異なる場合【影星軌道兵器ハイドランダー】は特殊召喚できる」

 

墓地には【氷水帝コスモクロア】・【海亀壊獣ガメシエル】・【氷水のエジル】・【水征竜-ストリーム】・【ドラゴンメイド・フルス】、計5体のモンスターが。

よって、

 

「出てこい!ハイドランダー」

 

大凧に乗った忍者マスターよりも遥か上。空を覆い尽くすほどの巨大な影が現れた。

機械の胴体に多数のエネルギーケーブル、そして龍の顔のような砲門がいくつもついており、まるでヒドラを思わせる凄まじい威容。

 

(……ってかお前『軌道兵器』の癖になんでこんな低空に浮いてんだよ)

 

 

【影星軌道兵器ハイドランダー】レベル 8 ATK 3000

 

 

「コ、攻撃力3000!?」

 

「ハイドランダーの効果発動! デッキの上から3枚を墓地へ送り、フィールドのカード1枚を破壊する。 俺が指定するのは、

——【忍法・天空の大凧】」

 

多数の砲門から放たれた極太レーザーが【忍者マスター・ショーグン】に降り注ぐ。

スタントマンも大凧を操って回避しようとするが避けきれず、大凧の後ろに付いていたブースターに引火して大爆発。

そのまままっ逆さまに墜落していく。

彼は大凧から飛び降りたものの、流石に高所からの着地に耐え切れなかったのか、地面にへたり込んで両手で自分の膝を抱えている。

 

「やっぱりな。あんたが言っていた耐性のいくつかは実際の効果じゃなく、スタントマンを使ったトリックだったんだろ」

 

アニメでマグナムが舞を拉致するために忍者マスターに変装したスタントマンを使った、というインパクトが強すぎて見落としていた。

バトルシティ期間中、いつ出会うかも分からない孔雀舞との勝負。それも敗北時の保険のためだけに、毎試合スタントマンをモンスターに変装させてデュエルをするなど、コスパが悪すぎる。

俺自身が「奴は遊戯王世界の住民だ」という偏見を持っていたため、そんな非合理的なことでもやるのではないかと無意識に納得してしまっていたのだ。

だが、スタントマンに変装させていた理由はそれだけではなかったらしい。

 

「忍者マスターは、あんたが雇ったスタントマンが代わりに回避行動をとることで、ソリッドビジョンの効果エフェクトを回避し、カード効果の適用を『空振り』させていただけだ」

 

「オー、ガッデム! ワタシのハリウッド・イリュージョンを見破られただと!?」

 

カラクリは単純だ。何らかの装置を使って忍者マスターとスタントマンを重ね合わせ、相手の攻撃や効果をスタントマン自身に回避させる。

ソリッドビジョンの映像処理が優先される、このバトルシティのルールを悪用したインチキ。

「戦闘対象に指定できない」というのも、攻撃されてもスタントマンが生身で避けていただけ。当然そんなテキスト効果など存在しない。

だからこそアニメで孔雀舞が奴を直接攻撃した際、その仕掛けが裏目に出てダイレクトアタックを許してしまったというわけだ。

 

「バトルフェイズ開始時、ラドリーを手札に戻して墓地のフルスを特殊召喚!」

 

 

【ドラゴンメイド・フルス】レベル 7 ATK 2600→2100

 

 

「バトルだ! ハイドランダーで【忍者マスター・ショーグン】を攻撃!」

 

上空のハイドランダーの砲身から放たれた極光が、膝を抱えて丸くなっていたショーグンを容赦なく飲み込む。

 

「オーーッ! 忍者マスターーッ!」

 

 

ジョン・クロード・マグナム

LP 2400→1800

 

【ドラゴンメイド・フルス】ATK 2100→2600

【氷水艇キングフィッシャー】ATK 2000→2500

 

 

忍者マスターを演じていたスタントマンは、甲冑が焦げ付いた状態で煙を吹き出しながら倒れた。

 

(えっ、何これ?まさか、俺の精霊力がさっきの電気攻撃を喰らったことで暴走し、ダメージを実体化させちゃったのか?息はあるみたいだし、まあいっか)

 

「【氷水艇キングフィッシャー】で裏側守備モンスターを攻撃」

 

裏側守備だった【くノ一ソルジャー・アヤメ】はキングフィッシャーの尻尾を喰らい、ギャグみたいにどこかへ吹き飛んでいった。

 

「さあ、残るはあんた一人だぞ!」

 

「ヘイ、ボーイ! カネを出します! 話し合いましょう!」

 

忍者マスターだったスタントマンの惨状を見て恐怖したのか、慌てて話しかけてくるジョン・クロード・マグナム。

 

(こっちはさっき電撃喰らって痛い目見てんだよ。金なんかで許すわけねぇだろ!)

 

「とどめだ、フルス!」

 

フルスはさっき煙幕弾を喰らったのが相当おかんむりだったらしく、目を吊り上げてノッシノッシとマグナムに歩み寄る。

 

「ボーイ!ハナシオ……!」

 

「プレイヤーにダイレクトアタック!『フルス・シュヴェムング』!!」

 

 

ドバシャアアァァン!!

 

 

「ウギャアアアッ!!」

 

フルスはその至近距離から、怒涛の水圧ブレスを吐き出した。

マグナムはその激しい水圧に耐え切れず、全身ビショビショの状態で地面へ倒れ込んだ。

 

 

ジョン・クロード・マグナム

LP 1800→0

 

 

 

 

 

 

(勢いでぶっ飛ばしたが、パズルカードをいただく前に気を失ってなきゃいいけど)

 

と思いながらマグナムに近寄る。すると、うずくまっていたマグナムが突然ガバッと跳ね起きた。

 

「ワタシはコンナところで終われない!」

 

そう叫ぶや否や、奴は脱兎のごとく逆方向へ走り出した。路地裏の角を曲がり、あっという間に姿が見えなくなる。

原作でもデュエルの結果に納得せず孔雀舞の拉致を強行した男だ。この程度の往生際の悪さは想定内である。

 

俺は去っていったマグナムの後ろ姿に向けて、ポツリと呟いた。

 

 

「おい、その先は地獄だぞ」

 

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定
▲ページの一番上に飛ぶ  X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。