春休みに殺人の列車が走る   作:新庄雄太郎

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そして、第一の事件は阿蘇で起きた。


第3章 阿蘇で死んだ男

「へぇー、はやとの風とゆふいんの森に乗ったのか。」

 

と、岩泉が言った。

 

「うん。」

 

「ゆふいんの森は平成元年に久大本線を経由して走る観光列車なんだよ。」

 

「へぇー、いいなぁ。」

 

「私も乗ってみたいわ。」

 

と、小海は言った。

 

「霧島へ行くときは観光列車にも乗ったのか。」

 

「もちろん、はやとの風に乗ったよ。」

 

と、高山は、岩泉と松本に言った。

 

「霧島へは「はやとの風」で、別府から博多へは「ゆふいんの森に乗ったんだから。」

 

「いいよな。」

 

「ところで、鹿児島へ行くとき犯何に乗って行ったのか。」

 

と、桜井は言った。

 

「ああ、博多からはリレーつばめに乗って、新八代から九州新幹線「つばめ」に乗ったんだよ。」

 

「九州新幹線か、俺も乗ってみたいなぁ。」

 

「でしょ。」

 

九州新幹線は2004年の3月13日に、新八代から鹿児島中央まで開業されました、また、霧島へ行く人には観光列車「はやとの風」が運航開始されました。これで九州への旅はもっと楽しくなってくるのだ。車両は800系新幹線で運転されている、ちなみに、リレーつばめは787系で運転されているのだ。

 

そして、次の日。

 

「ん、何だあれは。」

 

「おい、行ってみようぜ。」

 

「お、おいっ、この人死んでるぜ。」

 

「うわぁぁぁっ。」

 

そして、事件が起きた。

 

「警部、被害者の身元が分かりました。」

 

「おう、そうか。」

 

「亡くなったのは東京在住の島崎紘一さん51歳です。」

 

「ほう、でもどうして阿蘇で死んだんかね。」

 

「1人旅をしていたらしいんですよ。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

阿蘇で起きた殺人は、鉄道公安隊特捜班にも伝えられた。

 

「何、ええ、島崎紘一、分かりました、早速、こちらの方で調査いたします。」

 

と、電話を切った。

 

「おいっ、熊本県警から捜査協力の要請だ。」

 

「早速、当たってみます。」

 

そう言って、南と高山は島崎の自宅へ向かった。

 

「ほう、なるほど夕方に出発して旅に出たまま帰ってこなかったと。」

 

「ええ、彼は作家でして、小説を書くために荼毘に出ることはこれまでもあったんですが。」

 

「ほう、それで旅に出たまま帰ってこなかったと言うのか。」

 

「ええ。」

 

「1日目は温泉へ行くとか言っていましたから、次の日に阿蘇へ行ったと思うんです。」

 

そして、南と高山は高須器具に報告した。

 

「そうか、やはり彼は前日に大分の温泉へ行っていたのか。」

 

「ええ、恐らく。」

 

「彼は、東京から寝台特急「はやぶさ・富士」に乗って博多から久大本線へ向かって1泊して、次の日に阿蘇へ向かった、そして、何者かに殺害された。」

 

「ほう、なるほどね。」

 

 

 

 




そして、犯人は誰なのか?

次回に、お楽しみに。
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