春休みに殺人の列車が走る   作:新庄雄太郎

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新幹線「のぞみ」で襲撃事件発生、高山は犯人は岡山か京都駅でに乗って新横浜か品川に下車としたと推理した。


第6章 高山の推理

「ほう、なるほど行こうとしたらその男が血まみれになって倒れているところを発見したんですね。」

 

と、高山は言った。

 

「ええ。」

 

「目撃者の話によりますと、犯人は40代前後から30代の前後半の男性でサングラスをかけていたそうです。」

 

「ほう、なるほど。」

 

「やはり、この男が犯人なのかな?。」

 

「ええ、可能性が高いな。」

 

「という事は、阿蘇で起きた殺人と新幹線で起きた男が襲われたのは一連の汚職事件と関係しているんでしょうか?。」

 

と、梶山は言った。

 

「その可能性が高いな。」

 

「ええ。」

 

「それで、被害者の身元は分かったのか?。」

 

と、高杉は言う。

 

「はい、被害者は東京杉並区の会社員・草彅 泰さん37歳と判明しました。」

 

「ほう、それで容体は?。」

 

「今、病院へ搬送されています。」

 

と、三輪は高杉に言った。

 

「そうか、意識が戻り次第事情聴取をしてくれ。」

 

「わかりました。」

 

「被害者は14時25分発の新幹線「のぞみ20号」に乗って東京へ帰京する途中で何者かに襲われて、何かを強奪されたそうです。」

 

「という事は、犯人は何処かの駅から新幹線に乗って、草彅を襲って途中下車した。」

 

「ほう、高山はそう思うのか?。」

 

と、高杉は言う。

 

「被害者は博多から14時25分に新幹線「のぞみ20号」に乗って、何者かに襲って逃走した。」

 

「つまり、犯人は何処から乗ったのかしら。」

 

「もし乗るとしたら、岡山から京都当たりの可能性が高いな。」

 

「菅さん、やはり考えられますね。」

 

と、高山は言った。

 

「もし、犯人が岡山か京都で乗ったとしたら、どこかで下車した可能性が高いな。」

 

「班長。」

 

「おお岩泉か、何かわかったか。」

 

「目撃者が現れました。」

 

「えっ、本当か。」

 

「目撃者は東京へ帰京する大学生が怪しい男を見かけたというんです。」

 

「何、それは本当か。」

 

「ええ、僕は名古屋から新幹線に乗った時に怪しい男を目撃したんです。」

 

「それで、何歳ぐらいの男かわかりますか?。」

 

「ええ、先ほどそこのねぇちゃんとおっさんに話したように40代前後から30代の前後半の男性でした。」

 

「ほう、この男が犯人なんだね。」

 

「ええ。」

 

「ほう、なるほど。」

 

早速、捜査会議を開始した。

 

「被害者は博多から東京へ行く途中、何者かに襲われカバンの中に入っていたものを奪って、新横浜か品川で下車して逃走したと考えられます。」

 

「ほう、という事は犯人が乗車して襲って到着駅で下車した。」

 

「ええ、そうです。」

 

「もし、その男が犯人だとしたら汚職事件と関係しているだろうな。」




次回は、犯人が使った列車トリックとは?
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