これは俺が呪術廻戦での最強の炎使いになるまでの物語 作:華々
次回作とかどうなんだろ。芥見下々先生一生擦って呪術廻戦続けてパチンコとか打ってそう。
俺が生まれた煉城家は完全実力主義を敷いている。呪術師の世界は基本的に男尊女卑がはこびっているが我が家では有用な術式、豊潤な呪力量を持つもので希望者は男と同じように鍛えられ実力を示してきた者たちはそれ相応の地位を与えられる。
そのため次期当主を決めるために招集されているなかでこうやって灯里と廊下を並んで駄弁りながら歩くこともできる。
「なぁ本当に行かなきゃだめ?」
「だめです。というか燈真様が自身で行くって言ったんじゃないですか。」
「ちぇ〜」
灯里の言葉にブウ垂れていると前の部屋から2人の男が出てきた。
「あっ炎司兄ちゃんと火花兄ちゃん」
「ん?」
「おや、燈真じゃないですか。」
炎司兄ちゃんと火花兄ちゃんは俺の歳上の従兄弟だ。炎司兄ちゃんは俺と十個歳の離れた従兄弟でありこの家に最初に生まれた相伝術式とこの家特有の体質を持って生まれた後継者候補序列一位であり、実力も序列一位の名に劣らず特別一級術師として多くの任務をこなしている。
火花兄ちゃんは炎司兄ちゃんよりも早く生まれた従兄弟で序列は七位。火花兄ちゃんの母親は前当主の弟が外で作った子供で相伝術式を持って生まれてきたが煉城家特有の体質を持って生まれ無かった。その一点で他の候補者たちよりも序列が低く冷遇されていたが鍛えた刀技術と術式の併用により実力を示し今では炎司兄ちゃんの右腕として家の外での体外的な対応を行い家を支えている。
「燈真がここに来るなんて珍しいですね。燈真も当主の座に興味を持ったんですか?」
「そんなんじゃないよ。所で部屋から出てきたけど集まりは終わったの?」
「ああ燈真以外の候補者達は全員集まっていた。先程会合も終わり皆帰ったところだろう。それと燈真当主からあの場に居なかったお前にも一応の伝達だ。当主候補として名乗りを上げるのであれば当主からの試験が下されるとのことだ。」
「試験ね〜」
…本来だったらこんな面倒なことはほっぽり出して鍛錬場でひましてる奴らと訓練でもしたいところだけど。チラリと後ろに目を向けると、凛としたたたずまいと澄ましたような顔で俺の後ろに控えている灯里がいる。
…灯里にはいつも迷惑かけてるし当主になったら少しは楽させてやれるかな?
灯里も一応術師として実力を本家たる煉城家と分家の火守家に認められていて実力至上主義の名の通り他の女中達と比べれば良い扱いを受けている。それでも僅かに存在する男尊女卑の考えはジリジリと弱火で炙るように灯里の精神を焼いている。俺が当主になれば当主の妻という分かりやすい後ろ盾ができて過ごしやすくなるだろう。
「ふ〜ん、それで試験って何さ?」
「これは驚きました。いつも当主には興味のなかった燈真が、一体どういう心境の変化です?」
「いいじゃん別に、俺も思うところがあった。それだけだよ。」
「いいだろう。お前も次期当主として名乗りを上げるなら俺もそれに応えるだけだ。勿論火花もだぞ」
「勿論ですよ。」
「それで試験って?」
「ああ当主による直々の呪霊討伐任務。これが1つ目の試験だ。」
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裏話コラム
煉城家は他家との関わりが薄く外から血を取り入れるということが少ない。分家の火守家との交配を続け約四割の確率で相伝術式を持った子が生まれてくる。
近親婚を続けることによる遺伝的問題も煉城家の血を継ぐ者が強制的に結ばされる血を縛る大呪縛により無くなっている。
作中で何度か公言されている煉城家特有の体質も遺伝する。そのため相伝術式を持って生まれても体質を持って生まれなければ不十分であり、逆に相伝術式を持っていなくても体質さえ遺伝していれば家での対応は厚くなる。逆の者は……
ちなみに煉城家が相伝術式としているものは複数あるがここで言っている相伝術式とは全て一つの術式である。
術式出すところまで行かなかった…
次回は必ず。戦闘シーンもいれるのでしばしお待ちを。