先日は大変、お目汚しな出来の物を投稿してしまい、申し訳ございません。
改めて見返し、反吐が出るクオリティのやっつけ駄文で泣きたくなりましたが、泣いてるよりちゃんとした物を書き上げろって感じで顔洗って寝て書き直して参りました。
気の緩みや疲れから来る判断力低下…なんて言い訳して許してもらうつもりはないです。
変に責務感を感じて週一で書こうとした自分が悪いのです。
…もしもこれからも本作と付き合って頂けるのなら、以後も気を付けながら、精一杯頑張りますのでよろしくお願いいたします。
尚、今回の事を鑑みて気持ちをリフレッシュするために少しの間、更新を停止します。
もう少し気楽に作品に向き合えるよう、気持ちを落ち着かせてきます。
俺にはトラウマがある。
それは中学生の頃、文化祭的なイベントで俺はチャイナドレスを着せられた。
つまり、女装させられたのだ。
なんでそうなったのかというと、クラス演目でコスプレダンスしよう、という流れになり、皆でどんなコスプレをするのか人数分提案してクジで決めるというやつだった。
結果、クジで当たったのがチャイナドレス。
悪ノリによって半分無理矢理着せられ、結果女子から笑われ、男子からも笑われ、完全にとばっちりを受けた…というか、不運に見舞われた。
屈辱と恥辱のコスプレダンスを終えて以来、俺はチャイナドレスを見るだけでその事がフラッシュバックして精神が不安定になり、酷い時は過呼吸になるようになった。
そんな子供が大人になった今、山海経の生徒達も見かけるが故に見るたびに俺は酒の力で無理矢理解決させていたが、よりにもよってリオちゃんに会う日にチャイナドレスを着た少女達を見かけてしまい、耐えかねてついついお酒を飲んでしまった。
俺自身、お酒は強くも弱くもないが、いつものふらつくくらいに強めの酒を飲んでかなり口と頭が緩くなってたようだ。
下品な視線を向けて何かヤバイことを言ってた気がする。
今日の店じまいと用事を終えたら、すぐに無礼への謝罪とお詫びの菓子折りを持ってかなければ...
大人になったってのに、自制も克服もできない上で最低な言葉を使った。
俺は駄目な大人だ……
心境では自分を責める中、俺は黒服に呼ばれてとある場所に来ていた。
流石に仕事に私情を持ち込むわけにはいかない。
【俺】から【仕事の俺】に意識を切り替え、俺は黒服と久しぶりの対面をする。
「お久しぶりです、買取屋カルさん」
「うん、お久しぶり」
実のところはもう少し先に会いたかったかなぁ。
できれば永遠に会いたくないね!
場所も途中で目隠しされて結局、どこなのか分からん。
「今回来て頂いたのは、例のごとく掘り出し物を鑑定して頂く…」
「うん、お金貰ってるし、鑑定終わりまでちゃんと身の安全は確保してくれるんだから、仕事はちゃんとこなすさ」
厄ネタ掘り出してる確率が高すぎるんよ、この黒服。
下手したらその被害を真っ向で受けるのは俺かもしれんのだ。
だったら何が起きたのか、知ってから死んだ方がマシだ。
運が良ければ、生き残れるかもしれないし。
とまあ、そんな捕らぬ狸の皮算用をしつつ、まず最初の区画へ。
前回と違って、物を移動させられたのか歩いている通路はSFチックな金属の壁の内装になっており、恐らく黒服の拠点なのではないだろうかと思う。
そんな所に置かれた最初のものは、金ピカの箱だった。
とある映画で見たことのあるデザインで、開けたら顔面崩壊しそうな奴だ。
「契約のアーク……なんて物を掘り出したんだ…」
「やはり、貴方は何か知ってるようですね?」
黒服は知らない。
ごく一般的に、無知は罪ではない、がしかし契約のアークに関してはそうではない。
無知である結果が死であるのは必然なのが契約のアークという代物だ。
劇中の内容を見る限りでの素人判断するなら。
「あの箱を開けたことは?」
「いえ。あの箱には神秘に混じって恐怖や畏怖といった負の情も満ちておりまして、リスクを考えて開封はしておりません」
「なら正解だ。アレは開けちゃ駄目だ。開けたら最後、開けた奴ら全員が神の力に焼かれる」
「なるほど。神の力、ですか」
「黒服さんの良くわからん検査装置が反応してるのなら、アレは本物なんだろう。というか、貴方の場合は絶対に本物しか持ってこない気がする」
「クックックッ。神秘を探求しているのですから当然です」
「死ぬかもしれない物は埋め直してくれないかなぁ……??」
劇中でさえ、なぜ主人公インディ・ジョーンズとそのヒロインがアークの火に焼かれなかったのかは分からないのに、自分は大丈夫と無闇に開けたらそれこそ焼かれるだろう。
結構トラウマもんなんだぞ、顔が溶ける演出見せられたの。
聖書とかに詳しければ、理由は分かるんだろうか。
まあ、それはさておき。
次の区画へ行くと、明らかに最近できたらしい坑道を歩き、件のものは強化ガラスで仕切られていた。
ガラスの向こうには、白い巨体を半分大地に埋められており、ウナギのような顔は不気味さを持っていた。
……うん、エヴァ量産機だね!
キヴォトスポカン計画が始まるね!!
フジャケルナ!モアイ!!
「初号機じゃないだけマシかなぁ?」
「クックックッ。これもどうやら、厄介な物のようで」
「そらぁ、コイツは世界を変えうる力の発動に必要なパーツであり戦力だし……というか、これ単体でも結構強いよ」
キヴォトスにある火器では、戦車砲が限界値だと思うのでまずエヴァに標準装備されてる防御フィールド【ATフィールド】は貫けない。
ガンダムのビームライフルとか、ビグ・ザムの大口径メガ粒子砲とか、ゲッタービームとかじゃなきゃ無理だ。
そうでなくても生半可な攻撃じゃ効かないし、キヴォトスの各校最強を連れてきてようやく勝てるんじゃなかろうか。
ホシノちゃんとか、ヒナちゃんとか、ネルちゃんとか。
ヒナちゃんと言えば、ここ最近はゲヘナに行ってないから行ってみようかな…
「というか、なんでこんなのがここで掘れたの?」
「クックックッ。私も知りたいです」
なんでぇ、おめぇも知らんのか。
最後の一つは、ゲーム機だった。
ソフトを入れる端子のない、ファミコンに似た呪われたゲーム機。
「ジュマンジィィ!!」
「クックックッ。ここで大声はやめてください。耳に凄く響きます」
なんだろう、今日はアドベンチャー系が多いね?
ジュマンジは、元々はボードゲームだったのが時代に合わせてゲーム機になり、プレイを開始した人間をゲームの世界に取り込み、デスゲームさせる厄介な物だ。
とはいえ、先にお出しされた物二つに比べれば、これはまだ優しい方だ。
選択キャラになれて、キャラごとの能力を駆使しながら三つのライフを0にしないようにゲームクリアを目指せば良いだけなのだから。
まあ、これは協力プレイ前提だからソロだとクリアはほぼ不可能かな!畜生が!
「カバに食われるとか、たまったもんじゃない…」
「そんなショッキングな事があったのですか?」
「いやまあ、ある意味そう」
そういえば、俺の知ってるジュマンジとは別に、過去にボードゲームのジュマンジの映画があったんだっけか。
あっちはボードゲームの事象がリアルにも影響されるとかwikiにあったような気がする。
「それで、このまま分析しても良いものは――」
「ねぇわ馬鹿野郎。キヴォトスを滅ぼすつもりか」
契約書には、しっかり俺の判断で埋め直しまたは破壊の遂行の条件を付けている。
他にも俺から付け足したものはあるが、まあ契約には実に忠実なのだから疲れる相手とはいえ信用はできなくもない。
胡散臭い俺が言えることではないが、俺以上にコイツは胡散臭いが。
こうして、俺は今日の厄ネタの日を終えたのだった。
なんかまた冒険映画とか観たくなってきた。
都合良くインディ・ジョーンズとか、アンチャーテッドとか、ないかな……
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??? After...
あの人が、あの廃れた砂漠の地にいる。
あの時、彼の絶叫を聞いて、その様を見て怯えてしまったあの頃の自分は乗り越えた。
走る。
学校が誇る黒い制服が汚れようと、破けようと私はあの人のために走る。
後になって、普通に交通機関を使えば良かったと後悔したけど、この時は頭に血が上っていたから、そんな判断をする余裕がなかった。
黒服と名乗る人物からの手紙は、彼の居場所と現状についてが書かれており、今の彼に危機が迫っている事も書かれていた。
「間に合え……間に合え…もう、あの日の後悔を繰り返さない為にィッ!」
あの人に、皆みたいに怖がられても。
あの日の懺悔、いや贖罪ができるのなら―――
買取屋…また厄ネタ見せてくる黒服に頭を抱える。そして、ここから鉄火場というか修羅場を迎えることになりそうな、ならなさそうな。尚、トラウマのせいで山海経に知り合いはいない。
黒服…頭を抱える買取屋に愉悦する人の屑。人じゃなかったわ。人によってはトラウマとなる関連のものを掘り出してきやがった。そして本来の目的のために、一つ策を打った。
契約のアーク…聖壇とも呼ばれる、多分キヴォトス適性ある遺物。開けると精霊のようなものが悪霊となって目撃した人間達を焼いて魂を持っていく。この際にグロシーンがあるので、心臓の弱い方は注意。
エヴァ量産機…割と単体でもキヴォトスだと厄介。残酷な天使はイデと共に眠ってもろて。
ジュマンジ…ドウェイン・ジョンソンが出てくる映画。正式名称は【ジュマンジ ウェルカム・トゥ・ジャングル】。全体的にコミカルだが普通に死ぬシーンは怖いし、王道を行く熱い展開。続編もある。
???…あの日の後悔を糧に、自分を受け入れ、努力し強くなった。もう臆病な私のせいで、後悔はしたくない。