一話を色々と細かいところを変えました。
ニ話を1000文字位追加しました。追加で900文字位追加しました
バスに揺られ晴天の空に思いを馳せて、軽い眠気苛まれていた自分を現実に戻すように隣の席から軽いため息が聞こえてきた。
こんな天気が良くいい気分から連れ戻してくれた人物を知る為にそちらを見ると美少女が居た、美少女といっても美少女の中の美少女だ。
何言ってるのか分かんなくなってきたって?つまり今まで見てきた人間の中でダントツトップに位置する容姿だ、なぜこんな人がいて気づかなかったのか不思議に思うほどだ。
そんな事を考えていると唐突に喋りかけてくる
「あの、今ここに私が居るということをばらさないで欲しいんです」
頭の中が?で埋まる、少し考えてみれば私がここにいるのをばらさないで欲しいってことは相当な有名人なんだろう。
そしてオレが知ってること前提で話しかけてきた訳だ。
冷静に考えればこんな綺麗な人が一般人に居るだろうか?いや居ない!有名人でこの容姿だと考えると、アイドルとか俳優とかそんなところなのではなかろうか。
そんな思考をしていると。隣の席の生徒はオレが彼女の事を知らなかった事を理解したのか、恥ずかしそうに頬を少し赤らめて喋りかけてくる
「ごめん、今の言葉忘れて...」
その表情は反則なのでは?
あぶない、あぶない。一般的な男子高校生のオレにそんな表情したら惚れるところだぞ。
「席を譲ってあげようって思わないの?」
また隣の女子高生は喋りかけようとしたみたいだが、いきなり響いた声に遮られ喋るのをやめる
せっかくの友達になれるかもしれないチャンスが...
仕方ないので会話に耳を傾ける。会話を聞く限りお婆さんに席を譲って欲しいらしい。
隣の席の女の子は譲りたそうにしているが、手を挙げれてない。
オレが代わりに手を挙げようか考えたが。こんな多人数の前で一般的男子高校生のオレが手を挙げるのは厳しいと言わざる得ない。
いや.....まてよ.....これは全国の男子高校生が一度は妄想するであろう場面を再現出来る絶好のチャンスなのでは?
隣の席の子は名乗り出たいが有名人故に出られないのだろう、アイドル(推定)が困っている場面を颯爽と助ける、こんな事が出来る場面は二度と来ないかもしれない!!
こんな場面を見逃す男子高校生は世界広しと言えど存在しないのではなかろうか?
オレの事なかれ主義をほんの少し曲げれば一般的な男子高校生が妄想してやまない行動が出来るのだ!
そんな事を考えていると体が先に動いていた
「あの、おれの席でよかったらどうぞ」
これでこの同級生の好感度を稼ぎあわよくば高校生初めての友達になれるかもしれない、なれなくても関わりが出来るだろう
自分によくやったと褒めてあげたい、そんな達成感に包まれた
こちらを見ている自分と同じ制服を着ている少女がこちらを心底呆れたように見ているのが気になった。
バスを降りるとさっきの少女が目に入るので先ほどの視線が気になったオレは聞いてみた。
「さっきオレの方を見ていたけど、オレが何か変なことしたか?」
少女は呆れたように言う
「いえ、行動自体は批判されるようなものじゃない、最初は譲る気配を一切見せなかったのに隣の席の子が譲ろうした瞬間急に譲ったから、ただ呆れただけ」
初対面なのに酷い言われようだ、だけどまだ一応反論はある
「そんな呆れられるような行動か?ほらよく言うだろう、やらない善よりやる偽善だと」
これはネットで有名な名言だ、人は利益を求める生き物。
たとえ善意100%で席を譲っていたとしても周りからの反応、良い事をした達成感、良心で動いても自身の譲るべきという常識や考え、信念を外で貫ける等の報酬は得ている訳だ。
何処までが100%善意だと決めるかによるだろうが、オレはこの世に100%善意で行動できる人間なんて存在しないと思っている。
まず善意の定義が曖昧で人それぞれ有るのが不可能さに拍車をかけている。
「もとより譲る気がなかったのに、急に下心で席を譲るような、あなたを見下してただけだから気にしないでちょうだい」
まあさっきの考えはオレの考えであって、信念や良心で席を譲る行動は世間から称賛されるだろうし、そしてオレの動機のあの子と友達になりたいという思いは相手が美少女なのもあり、大半の人間に軽蔑されてもおかしくない。
とはいえ、初対面なのに、ここまで言わなくても良くないか?
流石に物申さないと
「いや、さっきより発言より酷くなってないか?」
いい反論の仕方が思いつかずただの弱いツッコミになってしまった...
「願わくばあなたみたいな人とは関わらず過ごしたいものね」
酷い、発言をフル無視された後、こんな発言食らったら人によっては泣くぞ...
「…話しかけて悪かった。」
ちょっと視線の理由が気になっただけなのに、こうも酷く言われたら良い気分はしない。
お互いにわざとため息をついて同じ方向に向かった
掲示板で自分のクラスを確認すると、お婆さんが降りるのを待っていたからか、遅れてさっきの美少女が現れるとこう続けた
「さっきはありがとう!私は月宮 綺夏、3年間よろしくね!」
見惚れるような、笑顔でそう言ってきた
その笑顔に少し見惚れた後返事を返す
「ああ、同じDクラスの綾小路 清隆、これから3年間よろしくな」
事なかれ主義だがこんな出来事も悪くないと思った
一緒に世間話をしながらクラスへ歩いて行き、自分のネームプレートがある席を探す、オレの席は一番後ろの、窓に2番目に近い席だ、一般的にこれは当たりと言ってもいいんじゃないか?
だが問題は月宮の席だろう、まだオレは世間話をし、多少出来事があった程度。
あの容姿と有名人なことを考慮すると周りの席の人と友達になり、オレのことなんか忘れ去られてしまう可能性は十分にある。
目を動かし月宮の席を探すと一番後ろの、窓側の一番目 つまりオレの左横だ、運は俺に味方してるらしい。
そう思った直後オレの右横の席に先ほどバス停で喧嘩別れたしたばかりの少女がそこに居た。
確率は収束するが幸運も収束するのかもしれない。
流石に隣の席は話しかけないといけないだろう、仲が悪かったら過ごしにくい これからさらに仲が悪くなる可能性もあるが、良くなる可能性も平等にある、未来は無限大なのだ。
そんな事を考えてても仕方ないので話しかけるとするか
学校の説明が終わった、怪しい発言を考えてみよう
「この学校には学年ごとのクラス替えは存在しない。」
これは嬉しいことだろう。
綾小路くんと仲良くなっても別クラスになって疎遠になるみたいな事が起きないのはメリットだし、出来る可能性は低いだろうけど、他の友達が出来ても疎遠にならない。
クラス替えが存在しないのは理由があるんだろうけど、今のところ理由は判断材料が少なくて分からないかな。
「学校内においてこのポイントで買えないものはない。学校の施設にあるものなら、なんでも購入可能だ」
二度も強調して言った事から、文字通り何でも買えると思って良いのだろう、当たってるかは後で簡単に調べられる
「それからポイントは毎月1日に自動的に振り込まれることになっている。お前たち全員、平等に10万ポイントが支給されているはずだ。」
つまり毎月1日に自動的に振り込まれるとしか言ってない、10万ポイントは支給されているとしか言ってないことや、この学校は実力で生徒を測る。
入学を果たしたお前達にはそれだけの価値があるということ等の発言から、今現在の価値を示してるだけでこれから増減するのだろう
だからこその大量の監視カメラ
最初は現内閣総理大臣の鬼島による教育政策の一環として設立され、鬼島政権の目玉となっているからこその絶対に不祥事を避けるための処置だと思っていたが。
生徒は、卒業もしくは退学するまで学外へ出ることは許されず、学外へ出ることが出来るのは、部活動の大会だけという点。
在学中は特例を除き外部との一切の連絡禁止 Sシステムや先ほどの発言を考えれば普通の学校じゃないなんて明らかだ。
それ前提で来たとはいえ、ポイントを集めていたほうが良さそう。
この事をクラスに話すかだけどポイントの価値を決めるのは個人だろうし、綾小路くんだけに言って後は内緒でいいかな。
いつの間にか自己紹介することになってる...逃げれるなら逃げたいな
自己紹介する気のない人たちが席を立ち教室を去っていく
今がチャンスだろう、席を立ち声を抑えて話しかける
「綾小路くん、一緒に学校内回らない?」
目線を向け聞いてみる、僅かに迷った後、席を立ちついてくる
事なかれ主義として可もなく不可もない自己紹介を通して月宮以外の友達を増やしたいところだが、肝心の自己紹介が思いつかない...一応前日不慣れなりに色々と考えていたのだか、実際はどうだ。シミュレーションとは違い趣味をきっかけに友達になっているではないか。
大抵は趣味を持ちその事を自己紹介で紹介して、似たような趣味を持つ人間に話しかけ、それが友達を作るきっかけになるのだろう。
しかしオレは自己紹介で紹介するような趣味がないのだ...これでは自己紹介が失敗してしまう。
そんな事を考えていると、馴れ合うつもりのない一部の生徒が教室を立ち去っていく。
そして隣の席の月宮に話しかけられた
「綾小路くん、一緒に学校内回らない?」
渡りに船ではあるがしかし友達を作るきっかけになるこの機会を捨てるのは惜しい...
まてよ?ほとんど確実に失敗する自己紹介して、周りと友達になるのが遠ざかるくらいなら自己紹介しない方がいいのでは?
それに3年間同じクラスだと知らず、月宮はオレと同じクラスかどうか確認する前に3年間よろしくねと言ってきた、つまり3年間の友達契約をしたわけだ、これはオレと仲良くなりたいという強烈なアピール?!
つまり順当に行けば得難い友を手に入れる絶好のチャンス.....
オレは友達100人作ろうとしているわけじゃない、月宮と友達になれば必然的にある程度友人もできるだろう。
自己紹介抜けるか。
綾小路くんはコンビニを見て回りたいらしい、思ってはいたが相当な温室育ちで育ったのだろう、あるいはその真逆かもしれないけど、コンビニは外との物価の違いがあるかどうかも知れるし、案外悪い選択肢じゃないだろう
コンビニでも友達との買い物だ、綾小路くんが好奇心に目を光らせているのを温かい気持ちで見守る。
「これ、凄いサイズだよな。Gカップって」
読み方を間違えているから優しく教えてあげよう。この呼び方じゃ一部の生徒にはセクハラと勘違いされるかも知れないし。
「これはギガカップっていうらしいよ」
そう言うとほんの少し気まずそうにした。
ん?知ってたのかなでも下心とか感じなかったから、自信満々に言ってたのに読み方間違って少し気まずくなっただけだろうと結論付ける
そうしてしばらくコンビニを見て回って居ると妙なもの二人同時に見つける
「なあ、これ、どういうことだろうな?」
コンビニの隅に置かれた一部の食料品や日常用品は無料、一か月3品までと書いてある。ワゴンを見て聞いてくる。
それは予想の一つが外れていないことを確信させるには十分過ぎた、やはり生徒のこれからの行動や実績で配られるポイントが変わるのだろう。
周りに誰もいないことを確認すると少し音量を抑えて喋る
「多分、ポイントがなくなった人向けなんじゃないかな?10万ポイントは入学祝いで生活基盤を整える為のポイントで、これからの行動や実績で配られるポイントが変わるんだと思う」
怪しまれないよう、疑問形で喋っているもののこれは単なる事実だろう
そう喋る少しの驚きと納得したという感情が見える。
やっぱり想像通り優秀で嬉しい気持ちと、遠からず自分で気づいただろうからあんまり恩返しになってないようで、ほんの少し悲しい気持ちになった。
「ポイントの為にあんまり評価が下がる行動はしない方が良さそうだな」
コンビニで買い物を終わった後、それ以外の場所も見て回りたいと伝える、コンビニ以外にもまだまだ見てみたい場所は大量にある。
最初は、先に昼食食べてから、けやきモールに行くか。
適当なカフェに入りメニューを見る。流石に飲食店なだけあって値段もカップ麺とは比べ物にならない。そこまでお腹が空いてるわけでもないので、コーヒー1杯とカツパンを頼む、月宮は紅茶とたまごサンドを頼んだようだ。
会話しながら待ってると直ぐに届いた。
想定外の大きさで
「なんか。全体的に大きくないか?」
疑問点を聞く、これが一般的なカツサンドのデカさなのか、オレの持っている情報では判断に困った。
「いやそんな事ないよ。学校全体がこんな量じゃなければ、ここの店が特別料が多いだけだと思う」
月宮にも困惑がみえる、やはりこの量は普通じゃないようだ
「あの、一部交換しない?この量を一人で食べるより、二つを二人で分けたほうが楽しいと思う」
楽しいかはともかく、この量で一つの味を食べ続けるより、分けて食べる方が飽きにくく合理的だろう。
他の味も食べてみたかったしな。同意する為、首を縦に振ると
幾つかに別れたサンドウィッチの一欠片を掴みぐいっとオレの口元に近づける
あのこれはどういうことなのかを目線で訴えかけるが一切反応がない。
仕方ないので覚悟を決め、齧りつく。上手い…今、雰囲気に負けてとんでもないことをした気がするが今はたまごサンドを楽しむとしよう。
たまごの甘さとしょっぱさがいい具合に嚙み合っていて良いハーモニーを作っている。
そんなこんなで一点予想外の事が起こったが食べ終わった、次は予定通りけやきモールに行こう
昼食を食べ終え、けやきモールを回っているとゲームセンターが目につく。友達と遊びに行く場所だと聞いている。オレ達のような友達成り立てでも楽しめるだろう、興味があるし誘ってみようか。
「ゲームセンター遊んで行かないか?」
恐る恐る聞いていると
「いいよ、でもあんまり手加減しないからね」
月宮は友達と遊ぶが楽しみなように笑顔で同意した。
最初にやったのはエアホッケーだ、初めてやったが奥が深い守っていれば負けることはほぼ無いが点を取れない、攻めと守りの割合が重要だ。
それを理解して月宮のプレイを観ると完璧に近い、何度もやっているのだろうか、オレから点を楽々取りをオレが適応してきたときには既に負けていた。
次はレースゲームだ、これならさっき程差は出ないだろう、月宮はやったことないのか、プレイ自体は完璧と言っていいほどだが仕様を知らないのか多少苦戦している
「う...アイテムが大分弱い」
アイテムは14位で以下ないと良いのが出にくいのだ。偶然この事を知っていた、オレはこのゲームをする事に決めた。勝敗はゲームをやる前から決まっていたのだ。
雷が鳴り響き無敵アイテムを持っていなかった月宮は撃沈。オレは無敵アイテムで回避し悠々自適にゴールテープを切る
悔しそうな表情している月宮にドヤ顔でもう一度やるか聞くのだった。
その仕様を月宮が知った後、このゲームは実力が出にくいので運勝負になり、しばらく勝ち負けを繰り返しクレーンゲームをやる事になった。
月宮がピンク色と青色の2種類ある兎のぬいぐるみを狙うと手慣れた手付きで、クレーンを動かしていく。
偶然か狙ったのかは分からないがぬいぐるみが二つ落ちた。
「これあげるね。学校探索手伝ってくれたお礼に」
そう言うと青色の兎を渡してくる、狙って二つ落としたのだろう。
少しする今の行動を客観的に考えたのかに恥ずかしさを感じてるらしい。
顔が僅かに紅潮し、その瞳は辺りを泳いでいる
「ありがとう、大切にする」
使い古された、陳腐な言葉だが。こう渡されてそう言わない男子高校生は居ないだろう
次はカラオケに行ってみる。
まずは月宮が歌ってるのを聞くと、素晴らしい歌声だ。
その道プロですら裸足で逃げ出すだろう、その歌は聴いてるものに感動を届ける
鳥肌が立つほどだ。この後に歌を歌うのか...ハードルが高すぎないか?持ち曲が無いので適当におすすめの曲を予約する。
失敗したな
ハードルの遥か下を通ってしまったオレに優しく歌い方のコツを教えてくれる、女神はここに居たのか?
そのおかげか順調に成長して外にお出し出来るくらいにはなった。まあ月宮とは比べるまでもないが。今度はデュエットの歌を二人で歌おうと言ってくる。
次は練習してくるか...
次はスーパーに行こう。コンビニより遥かに色んな物があるに違いない。
スーパーを見て回る、予想通りコンビニより遥かに品も多く値段も安い、コンビニが勝る点は利便性くらいなものだろう。
このチューブを使い料理すると自炊でお店の味が出せるらしい。
好奇心に負けて一本カゴの中に入れる、あずきのバーだ。
釘を打ち込めるほど硬いらしい、好奇心に負けてカゴの中に一本放り込む。
いつの間にか、カゴの中は多くの商品が放り込まれていた。
色々な物を放り込む傍ら、月宮の方を確認すると色んな食材をカゴの中に置いていた、どんな料理を作るのかじっと観て考えていると何故か作った料理をオレが食べたいと勘違いしたらしい
「一人で食べるより二人の方がご飯も美味しいし、一緒に部屋で夜ご飯食べる?」
どうなっているのだ?!これが圧倒的陽キャの距離の詰め方だとでも言うのか?!距離を詰める速度の桁が違う?!
もはや圧倒的されその場の雰囲気で頷くのだった。
寮に帰り、月宮の部屋に行く女子の部屋とはいえ、まだ何もない、次に遊びに行くときは部屋を彩る物を買いに行っても良いかもしれない。
月宮はカレーを作るようだ。流石に待っているだけなのは気が引けるし、料理を手伝おう。
玉ねぎを切って涙目になっている月宮の写真を撮れば高額で売れそうだと思ったのは内緒だ。
料理の出来は素晴らしいの一言、オレが料理をそれなりに出来るとはいえ、料理の腕は間違いなくオレを超えているだろう。
またいつか食べたいものだ、そう思っていると、その機会はすぐに訪れた。
この部屋に冷蔵庫がないことを忘れていた月宮が作り過ぎてしまったのだ。夏ではないが長時間放置しておく事も出来ないとのですぐにオレに呼び声が掛かった
月宮の部屋で料理を食べてから、自分の部屋に帰って来たらもう午後8時だ。
流石に楽しみ過ぎでは?
今後も十万ポイント配られるか分かんないと、月宮自身に言われたのにばかりなのに、学校を回るついでにご飯一緒に食べてゲームセンターに行って軽く遊んだり、カラオケに行ったり、スーパーに寄ったりした。
歌は鳥肌立つ位上手く、ゲームもとても上手い、その上ポイントの事を考え付く程頭が良くて、超絶美少女。
天は二物を与えずとよく言うがそんな事少しでも月宮と一緒に居れば嘘だと分かるだろう。
今考えればものすごい一般的な男子高校生が思い浮かべる青春をしているのでは?そう考えると笑みがこぼれてしまった
この学校に受かる前は正直どっちでもいいと思っていた。
だけどやっと実感が湧いてくる。オレはこの学校に受かってよかったんだと、と。
この何にもない僅かに八畳ほどのワンルームの部屋の中で実感を噛み締めながら、制服を着たままベッドにダイブする
この味気ない部屋の中にも早速ゲームセンターで取った二人お揃いのぬいぐるみがあり、ほとんど何もない部屋に彩りを与えていた。
これからも少しずつこのような物が増えて部屋を圧迫していくのだろうな。
整理整頓ができずに部屋に物が溢れた人や、友達付き合いでお金がなくなる人に今までは共感できなかったが今ならできる気がする。
ベッドの上にいるというのに、これからの日常に期待を胸を膨らませ、逆に目が冴えてくるのだった。
一問一答疑問解消コーナー
何でも月宮はこんな才能持ってるの?
そこにある神様転生タグがすべてです。
具体的な才能は?
才能の過半数がなくなって、才能自体も弱体化されてる代わりに完成してないので成長の余地がめっちゃあけど。
超高校級の才能が一部ない(幸運とか、占いとか色々)ダンガンロンパのカムクライズルみたいのものです
何でもこんな距離感近いの?
高校入学に、周りの目から解放された解放感それに追加で今世、初めての友達でテンション最高潮、下心が見えないので男友達感覚も抜けないようでそれによる相乗効果。
自分の行動自覚したりテンションが下がれば多少マシになるかもしれません。
何でクラス対抗戦だと気づいてないの?
「私がいるから。Aクラスの方が全体的にスペック高そうだけど一部例外がいるのと、出席日数が駄目でも学校自体に受かったのでそれが理由でDクラスになるなんて思うわけないよ」
「あと、発想能力は前世の記憶があるからか?一段落ちるだよね、考え方を変えれば問題にならなくなるけど、そう簡単に変えられるものじゃないし」
次の話は未定