超かぐや姫! 〜彩葉の幼馴染のかぐや姫物語〜   作:ソール

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念願のヤチヨコラボライブ

 

 

ヤチヨコラボライブ当日

 

遂に念願の月見ヤチヨのコラボライブの日がやってきた。優勝してから四人でかなり練習をした、彩葉からすれば念願のヤチヨとのライブ、本気を出さないはずがない

 

練習期間はかなり短かった。夏休み期間のイベントだから、練習はそこまで長くはやれない。何度も時間が少ない中で打ち合わせを何度もし、歌とダンスを何度も練習をした

 

そして今日を迎えた。

 

 

「って言う流れ。こんなところだな。ヤチヨ?コラボライブはこんな感じで大丈夫か?」

 

「はい!歌う曲もダンスもしっかりと学習しました。ヤッチョは一花と彩葉が作った曲もしっかりと覚えたのです。そして一花が作った今までの曲も一緒に歌えて、ヤッチョは幸せです!」

 

「大袈裟だよ。彩葉、かぐやも、イケるな?」

 

「うん!今日までしっかりと練習した!かぐやはいつでもいいよ!」

 

「私も準備はOKよ。ヤチヨと一緒に歌えるとなると、今までしなかった作曲も本気で入れた。今日のライブを最高なものにする!」

 

 

もう皆の準備は完了していた

 

今控え室で待機しているが、体がよく動けるようにと、よく声が出れるようにと、もう何時でもいつでもライブ会場に出れるようだ

 

まだ時間ではないが、とりあえずいつでも声が出せて、体も動けるようにと、準備は怠らずにしろと指示する

 

その中でかぐやが

 

 

「一花!一旦一緒にリアルに戻ってくれない?」

 

「え?ああ。彩葉、少し抜ける。ちょっと待っててくれ」

 

「あ、うん」

 

 

突然かぐやが、一旦ログアウトをしてくれと頼まれ

 

言われるがまま、ツクヨミから俺とかぐやのアバターが消え、俺とかぐやは現実世界、俺たちの配信部屋に戻る

 

 

「それで・・・・どうかしたのか?」

 

「一花!ライブが成功をできる御呪いの物として。これ使って!」

 

「これは・・・・かぐやの腕輪?良いのか?俺に?」

 

「うん、これは幸運のブレスレットでもあるんだよ!一花にライブが成功できることを信じて、これをあげるの!」

 

「まあ、お前が良いなら、受け取らせて貰うよ、本当にいいのか?お前がずっと右手に付けていた奴なのに・・・」

 

「うん!この腕輪をしていれば、これからのライブも絶対に成功をする!」

 

「これって、パワーブレスレットなのか?」

 

 

現実世界に戻って、俺はかぐやに、かぐやが赤ん坊だった時から普段している腕輪を俺に渡される

 

かぐやの大事な物だと思っていたが、それを俺に渡すってことはそれだけかぐやの言うとおり、幸運の物なのかとかぐやがそこまで言うのだから信じた

 

それを右腕に身に付けて、ログインし直す

 

 

「悪い!待たせた!」

 

「あ、お帰り、なんかあった?」

 

「いや、なんでもない」

 

「ふふん!ちょっと!ライブが成功するようにおまじないしただけだよ!」

 

「ああ、そうだ・・・・」

 

「それって、何?」

 

「それは・・・・・」

 

「それはもちろん・・・・言えないことだよ!」

 

「いや、言えないわけでも・・・・」

 

「ちょっと!一花!あんた何をしたのよ!?」

 

「一花?まさかかぐやとイケナイことをしたんじゃないですよね!?ですよね!?」

 

 

「そんなんじゃないから。てかなんでお前らそれだけで俺がかぐやに何かしたになるんだよ、俺がかぐやに何かされたんだよ」

 

 

かぐやがハッキリ自分の腕輪を渡したと言えば良いのに、変にはぐらかすようなことをするから、彩葉とヤチヨが勘違いをして、俺が何かをしたかのように言われる。むしろ何をしたんだと想像しているんだよ

 

俺はかぐやの腕輪を貰っただけで、何かしたわけじゃないんだが、かぐやに呼ばれた時点で、俺がされた側なんだが?

 

もうライブ前なのに、なんでこんな話になるんだ

 

 

「それはさておき、当然ヤチヨは大会場でのライブは慣れているとは思う。俺たちオーバーナイトは路上ライブばかりで、これが初の会場ライブになる、覚悟はして行くぞ?」

 

「うん!今日まで、いっぱい練習してきた。それを全部発揮するだけ!」

 

「ええ、緊張は正直するけど、それでもこのライブを最高なものにして見せるわ!」

 

「これがオーバーナイトですか、ユニットはやっぱり羨ましいですね・・・」

 

「じゃあかぐやの所に入る?」

 

「え!?いや、そういうわけには・・・・でも、一花はどうですか?」

 

「いいぞ。お前が大丈夫なら、ウチは案外基本フリーだし、それになんだかんだで何度もお前、俺たちのチャンネルに乱入するし、いっそのことウチのユニットに入れようかなって考えていた」

 

「え!?本当ですか!?」

 

「ちょ!?一花!?本気!?」

 

「管理者であるヤチヨが他のライバーと、ユニットを組んで良いならな?彩葉もヤチヨが入ってくれたら嬉しいだろ?」

 

「そ、それはそうだけど・・・・・」

 

「まあ、本人がその気になっていたらな。それで・・・・・どうなんだ?」

 

「えっと・・・・・考えていただきます」

 

「珍しいな。俺の提案ならホイホイ受け入れるのに・・・・・」

 

「ヤッチョにも都合があるので・・・・」

 

「そうか・・・・・まあ、お前は管理者だからな」

 

 

オーバーナイトのリーダーとして、仲間であるかぐやと彩葉にこのライブで今まで以上の全力を出すようにと声を掛ける

 

その声に良い声で返事する

 

その光景を見たヤチヨは、ユニットの絆が強いことに、やっぱり羨ましいと、いつもソロライブしかやらない彼女においては、誰かと共にやるユニットは羨ましかった

 

そんなことをヤチヨが呟くと、かぐやがこちらのユニットに入らないかと軽く勧誘をする。リーダーである俺も構わない言う、だってヤチヨ何度も今まで俺たちの配信チャンネルに乱入するし、もういっそのこと、オーバーナイトに入れた方がいいんじゃないかと、考えたこともあったため、もういっその事入ったらと軽く受け入れる

 

しかし、彼女は考えると言って、答えは今は出なかった

 

管理者でもあるから、誰かとユニットを組む程、暇はないのかもしれない、このAIライバー

 

ただ

 

 

 

『俺はそんなことで答えを遠回しにしたわけじゃないだろうな』と思っている

 

 

 

なんでこの前、ヤチヨの腕に触れて『あの光景』を見たのかは今でもわからない。でも知った

 

 

 

ヤチヨの『正体』が

 

 

 

でも、信じられない。どうしてそうなるのか、今の俺にはわからない。この先、それを知る出来事でもあるのだろうか

 

 

「っ!時間だ!着替えて行くぞ!!」

 

「うん!」

 

「よ、よし!」

 

「うん!では始めよう!!」

 

 

ライブ配信時間が近づいたため、ライブ会場に向かう

 

考えている間に、いつの間にか時間が迫っていた。急いで会場に向かおうと、俺たち四人は会場に向かう。

 

その途中で新衣装に着替える。今回のヤチヨコラボライブを記念して、四人で新衣装を考えて着替える。ネットワークの世界だから着替えるのも魔法のように変えられる

 

そんな時間が掛けずに一瞬で新衣装に着替える

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして

 

 

「みんな!待たせたな!!オーバーナイトと月見ヤチヨのコラボライブ!開始だ!!」

 

「みんなに!楽しい思い出をあげる!!」

 

「私たちの音楽を聞けええええ!!」

 

「辛い事も、痛い事も、忘れるような、楽しい時間にしてあげます!!」

 

「今日は俺たちがこの夜に夢を見せよう!!さあ見て驚け!!俺たちのライブは最高に楽しいと!!お前らに見せてやる!!!」

 

 

 

『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!』

 

 

ドーム型の大会場で、百万人以上の観客が四方で観客席に居る。空はまるで銀河のような宇宙の空だ。俺たちはその中心で歌う

 

新しい新衣装に着替えて、俺と彩葉はギターとピアノギターを握って、音楽を披露する。歌うけど、音楽を披露するのもパフォーマンスの一つだ。かぐやとヤチヨはマイクを持って歌う。

 

俺と彩葉は楽器の扱いを昔からしてきた。その経験をここで全て出す。今日ここに居る観客と、この配信を見ている視聴者、全員を楽しめるかつてない音楽ライブを披露する

 

 

「行くぞ、いろP!」

 

「ええ、今日は派手に行くわ!!」

 

 

ジャラン!ジャラン!!ジャラン!!!

 

ピロロン!!ポロロン!!タラララン!!

 

 

『おお〜〜〜!!』

 

 

俺と彩葉が楽器を使って音楽を披露して、誰もがその音に魅了されるように歓声が上がる

 

みんなの盛り上がりをあげるには十分な音色だ。この調子で俺たちは曲を歌う

 

 

「「「「♫〜〜〜〜♩〜〜〜〜」」」」

 

 

今までに作った曲を今日全て出し切る。夢の舞台で、トップライバーと歌う。彩葉にとっても念願の夢のライブ、今まで以上に彼女が本気を出している。だって憧れの月見ヤチヨと共にライブができるんだ。本気を出さないわけがない

 

かぐやも、今までにない笑顔で歌いながら踊る。このライブはかぐやにとって目標だった。楽しいことをいっぱいしたい娯楽目的だったが、それでも今までにない以上に楽しそうだ

 

ヤチヨも楽しそうにマイクを握って踊る。でもやっぱり顔と動きが似ているんだよな、『あいつ』に、しかもあの笑顔が特に。それに、なんか『涙目だ?』彼女は俺たちとライブしたいとは言っていた、俺のファンだからと、そんなに嬉しかったのだろうか、彼女の正体が分かったから、ある程度想像できるけど、それでも経緯がわからないから、俺には特に今は楽しそうで何よりだと、今はライブ中で思うだけにした

 

 

そして俺は、ギター捌きをより磨いた結果を出した

 

バンドを組める程のギターを上手くした。今まで音楽に使う楽器全てを覚えた俺は、ギターだって楽勝に使える。シンガーソングライターを目指す俺は歌いながらでも楽器の披露も忘れない。今までの鍛錬の結果を全力で出す

 

 

パフォーマンス、合唱力、音程、ダンス。この全てを四人で出し切る

 

今宵は、誰もが決して忘れることのないコラボライブを見せた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後

 

 

『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!』

 

 

「はあ・・・はあ・・・はあ・やったな?」

 

「うん!最高だった!一千花!」

 

「ああ!すっごい最高だった!!」

 

「三人とも!よきかな!一千花も、『夜天に花を』、歌わせてくれてありがとう!」

 

「いいさ、お前が気に入ってくれたからな、まさかお前と一緒に歌うとは思いもしなかった。最高の音楽を歌えた。今日はありがとな」

 

「うう〜〜〜、一千花!!」

 

「うわ!?抱きつく程でもないだろ?楽しかったのはわかるけど・・・・」

 

「ああああ!?ヤチヨ!!いくらヤチヨでも一千花に抱きつくな!!」

 

「な!?一千花!!あんたは!!」

 

「俺が悪いわけじゃないだろ!」

 

 

曲の披露が全部終わった。もうコラボライブも終わりを告げる

 

新曲、俺たちのデビュー曲、古曲、合唱曲、デュエット曲、ダンス曲など、いろいろ披露した。俺とヤチヨが歌ったり、彩葉がヤチヨと歌ったり、かぐやとヤチヨと彩葉の三人が歌ったりと、念願のヤチヨとのコラボライブを最高なものにした

 

観客もかなり喜んでおり、視聴数も一億以上も突破している。世界中の人たちが見ているようだ、ネットのトレンドにもなっている。間違いなく今までのライブ配信より、大きく視聴数と人気を取れている、その証拠にまたファン数も増えた

 

 

俺たちはヤチヨと共にツクヨミに夢を作れたのだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

『ミツケタ』

 

 

 

「っ!なんだ?」

 

 

「一千花?」

 

「どうしたの?」

 

「空を見たりしてどうしたの?」

 

 

「いや・・・・今の聞こえなかったか?」

 

 

「何が?」

 

「疲れておかしくなったの?あんた?」

 

「何も聞こえませんでしたよ?」

 

 

突然、誰かの声が聞こえた。

 

しかも俺の耳からじゃない。頭の中から?かぐや達は何も聞こえていない。いや、確かに聞こえた。『見つけた』って。直接耳に聞こえたわけじゃない。むしろ頭の中で響く。

 

誰かの声が聞こえた。確かに俺の中に

 

 

しかも空から

 

 

いや、『月』から

 

 

それも一人じゃない

 

 

 

 

『ヤットダ』

 

 

「ぐう!?」

 

「一千花!?」

 

「どうしたの!?」

 

「頭が痛いの!?」

 

 

突然、頭が響く。頭痛が走るようにその場に地に膝を付ける、右手で頭を抑えながら、やっぱり『人の声ではない』。『声がする』。それが頭の中で響く。それも

 

一人じゃない

 

 

『ヤットカ、ナガクカカッタ』

 

『マサカ、チキュウニ、ニゲテイタトハナ』

 

『ドウスル?』

 

『キマッテイル』

 

 

 

 

『ワレラノ『姫』ヲトリモドサネバ!!!』

 

 

 

「っ!?何か来る!?」

 

 

「「「え!?」」」

 

 

俺の頭の中で複数人の声を聞き、何かこちらにやってくると、声を聞いただけで分かった

 

一体その声の正体はわからないが、少なくとも俺たちに害ある存在だと、俺は

 

 

 

『月』から何かがやってくると、即時に判断した。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

同時刻、現実世界でも異常が起こる

 

 

「凄いよね、オーバーナイト!」

 

「うん、これがヤチヨとコラボするの、すごくわかる!」

 

「あのブラックオニキスをも超えるのもわかるよ!」

 

 

街中で、道中でスマホで俺たちのコラボ配信を見ている人たちが居た。スマホからでもツクヨミの配信は見れる

 

だが、そのコラボ配信が終わりそうな所で

 

 

ブウウン!!!

 

 

「え?なにこれ?」

 

「月?」

 

「なんで画面が勝手に月の写真に?あれ?操作もできない!?」

 

 

コラボ配信を見ている視聴者のスマホの画面が急に変わり、月の写真に変わる

 

なぜこんなことになるのかわからないが、スマホを持っている人た、全員の画面が、月の写真に変わる

 

それだけでなく

 

 

「え?なに数字?」

 

「モニター壊れた?」

 

「あの数字?なに?」

 

 

突然、ビルに付いている大型ディスプレイの画面まで不具合を起こす。

 

 

2030/09/12

 

 

この数字が並べて表示される。当然ながら誰もがバグかと思う。しかし、東京中にあるテレビ全てにこのような数字が縦に並べて表示される。無論、操作は無効である

 

 

そのためテレビ局は

 

 

「おい!どうなっている!?」

 

「わかりません!突然この画面に変わり!操作ができません!」

 

「一体なにがどうなっているんだ!?」

 

「何かの通信障害か!?」

 

 

テレビ局も大騒ぎとなっていた

 

突然画面がこの数字を表示し、操作もできず、ただこの数字が表示されたまま何もできず、リモコンの操作も、はたまたテレビの電源を押してもテレビは消えず、ある家庭では家のテレビのコンセントを抜いた。それでも画面が表示されたままと言う

 

 

前代未聞の怪奇のような出来事が発生した

 

 

パソコンとスマホは月の画面

 

テレビとディスプレイは2030/09/12

 

 

この両方が東京中に起きている。

 

 

一体、何が起きているのか、誰も理解できない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして、ツクヨミでは

 

 

「っ!なんだあれ!?」

 

 

「「え!?」」

 

「・・・・・・・・・・」

 

 

突然ツクヨミの空から。人型のようなものが落ちてくる。しかし、それは人ではない

 

 

頭に提灯をした全身体は真っ白なアバターが降ってきた

 

 

なんでツクヨミの空からそんなものが降ってきたのはかは知らないが、その提灯の頭したアバターが、地面に着地した途端、俺たちに寄ってくる

 

 

「なんだ、お前ら!?」

 

ビュン!!

 

「っ!?」

 

「一千花?」

 

 

 

そいつらが近づこうとした途端、またも眼から、新しい光景が見えて、俺の頭の中に入る

 

 

それはこの後の出来事、提灯の頭をしたアバターが、かぐやの手に触れる。そしてかぐやは何かのデータを読み込まれてしまったのか、その場で膝を付いて動けなくなる

 

 

と、その光景が見えた

 

それが見えたってことは。こいつらの狙いはかぐや。そのかぐやを狙おうものなら

 

 

「近づくな!!」

 

ザシュ!!!

 

 

『っ!?・・・・・・』

 

 

「一千花!?」

 

「いろP!かぐやを守れ!!こいつらかぐやを狙っている!!」

 

「え!?わかった!!」

 

「え!?なに!?」

 

 

俺は大刀ギターを取り出して、提灯を頭したアバターを切り裂いた。黒い血液のようなものを流して光になって消える。間違いなく、ユーザーが操るアバターではない。何かの異形体だ

 

一体どこから

 

とにかく、かぐやを守るようにといろPにも頼む。いろPもその言葉を信じて。ブーメラン型の武器を出す。こいつらが一体何をするのかわからないが、とりあえず俺といろPでかぐやを囲むように守る

 

 

「ヤチヨ!お前も力に・・・・・・あれ?ヤチヨ!?」

 

「ヤチヨなら、さっき『異常事態が起きたから。ちょっと見に行ってくる』って言って、どっか行ったよ!」

 

「管理人として、調べに行ったか」

 

 

ヤチヨにもかぐやを守ってもらおうと思ったが、彼女はいつの間にか消えていた

 

突然謎のアバターの出現により、何が起こっているのか調べるために、一度運営に戻ったのかもしれない。ここはとりあえず、俺といろPでかぐやを守る

 

しかし、どんどん周囲に群がる謎のアバターたちがこっちに集まって寄ってくる

 

 

「かぐやも戦う!」

 

「よせ!狙いはお前で・・・・・・」

 

ビュン!!!

 

「っ!?」

 

「一千花?」

 

 

謎のアバターが集まってきて、かぐやも戦うと、ハンマーを出し、かぐやも戦おうとする。奴らの狙いはかぐやであって。余計なことはせずに、俺といろPの後ろで下がっていろと、かぐやの手を取る

 

すると

 

またも、眼からある光景が見える。やっぱりこれは俺に未来を見せているのだろうか

 

だが

 

 

 

 

俺の頭の中に入るには、情報量が多かった

 

そのため

 

 

 

「ううう!!うわあああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああああ!!!」

 

 

「一千花!?」

 

「どうしたの!?」

 

 

俺は『耐えきれない情報量』に。頭に強烈な頭痛が走り、立っていられなくなる、膝を地に付け酷い頭痛に頭を焼き付けられる。あまりの痛さに耐えきれず俺は叫んだ

 

いろんな光景を見せられる。なんの光景かと言えば

 

 

 

かぐやの『これから』だ

 

 

 

 

 

かぐやは、これからの九月十二日にこいつらと共に月に帰ってしまう。しかし、なぜかその後、『俺にもう一度、会いたい』がために、再び地球に戻ってくる

 

しかし、その途中で隕石にぶつかってしまい、輪廻の宇宙を彷徨うことになる。それでも地球に流れるように戻ってこれた

 

 

 

だが、その時は遥か大昔だった

 

 

 

彼女はそれまで俺に会うために、多くの歴史を歩いた。それからは・・・・・

 

この結末は・・・・・

 

 

 

「はあ・・・・はあ・・・・そんな馬鹿な!!」

 

「一千花!?どうしたの!?」

 

「大丈夫なの!?あんたの眼、なんか変だよ!」

 

 

頭痛がまだ響く中、今の光景を見せられた俺からすれば信じられない話だ

 

これからこんなことをかぐやは味合わなければならないのかと、俺は酷く絶望した。しかもこの結末が一番信じられない

 

かぐやが・・・・・あんなことになるなんて

 

それにこいつらの正体までわかってしまった。だから俺は

 

 

「はあ・・・はあ・・・・触るな・・・」

 

「え?」

 

「一千花?」

 

 

とにかくこいつらの敵なのはわかった。絶対にかぐやに近づかせたくない気持ちが走ったのか、頭痛がまだ響く中でも、俺は心が先に動いた

 

その結果

 

 

「かぐやに触るなああああああああああああああああああああああああああああああ!!!!」

 

 

ビュウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウウン!!!

 


『『『『『『『『『ッ!?』』』』』』』』』』

 

 

「うわあ!?」

 

「なに!?」

 

 

突然俺の体から白い光のオーラのようなものが流れて、周囲に全体に流れた

 

その光のオーラを浴びた提灯のアバターが光になって消える。なんで俺の体からそんなものが出てきたのか知らないが、少なくとも奴らに通用した

 

 

「っ!?なんだ・・・今のは!?」

 

 

なんでそんなものが俺の体から流れたのかはわからない、でも心臓の鼓動が激しい。今のでなんか意識が遠退いていく

 

 

しかし、それをしたことで、奴らが

 

 

『・・・・・・バカナ・・・月光ダト!?』

 

 

「っ!?」

 

 

『ドウイウコトダ?』

 

『『天人一族』ハホロンダノデハナカッタノカ!?』

 

『ナゼ!?マダイキテイル!?』

 

『アノオカタノ従者ガ、マダケンザイダト!?』

 

 

「天人・・・・一族・・・・なんで俺の苗字を・・・・・しかも従者?」

 

 

光のオーラを浴びずに済んだ提灯のアバターが。俺のさっきのオーラを知っているのか。俺の苗字を当てた

 

しかも言語を話した

 

少なくとも俺の見ていたあの光景は当たっている。そして俺のことを知っている。あのお方の従者?なんのことだ?

 

そこまではわからないけど、さっきのオーラを流したせいなのか、段々意識が遠退いていく

 

このままだと、まだ残っている提灯のアバターにやられる。どうすれば

 

 

ビン!!ビン!!

 

 

『グフ!?』

『グハ!?』

 

 

「っ!」

 

「ヤチヨ!?」

 

「戻ってきてくれたのね!」

 

 

「おいたはダメだよ?」

 

 

突然提灯のアバターたちが吹っ飛んでいく。俺たちの隣に迫ってくるヤチヨが、指をなぞるように動かすと、奴らは吹っ飛ぶ

 

どうやら運営から戻ってきたようだ

 

そして

 

 

『モウシワケアリマセン!』

 

ボン!!!

 

 

「消えた!?」

 

「なんだったの?」

 

「さあな・・・・・・うう」

 

「あ!一千花!?」

 

 

バタン!!!

 

 

俺はその場で意識を保つことができずに倒れた

 

結局あいつらはかぐやの関係者なのはわかったが、正体がどんなものかだけはわかっていない。ただ言えることは

 

 

あいつらはかぐやを取り戻しに来た

 

 

ってことはかぐやは本当にかぐや姫。本当にそんなことを信じていいのかわからないが、少なくともあいつらは連れ戻そうとした

 

ヤチヨのコラボライブが終わったにも関わらず、俺たちは波乱の幕開けの道を知らずに足を踏み込んで進んでいるなど

 

 

この時の俺は思いもよらなかった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「始まったか、彼らが連れ戻すと聞いた時は、まさかとは思ったが、地球にまで手を出すとは、余程『私の意見を聞かず』に、月姫を何がなんでも取り戻したいようだな、まあ、脱走したあの小娘が悪いのだから仕方がないのだが・・・・・・彼らも気付いたようだ。地球にも彼らに『仇なす存在』が居ることに、しかし、それでもまだ力は及ばず、それでもあの娘を救うために戦うであろうが。そろそろだろうな・・・・次に会う時、どんな顔をするだろうな、天人君は、いや・・・・・・天人一花は・・」

 

 

と、この騒動を見ていた男が、この先の行く末に介入しようと動く

 

 

 

 

 

 

 

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