超かぐや姫! 〜彩葉の幼馴染のかぐや姫物語〜   作:ソール

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天人・一花の両親


父:天人・桜花

職業は医師、毎日手術をして執刀する医者。地位は教授。


母:天人・咲夜

元保育士だが、一花が生まれたことで子育ててを専念してやめ、今はスーパーの派遣社員として働いている


こんな出来事、誰も信じない

 

 

 

「えっと・・・・こうで合ってる?」

 

「うん、そのまま背中を手で洗ってあげて」

 

「ああ」

 

 

今俺はかぐやと一緒にお風呂に入っている。こいつ本当に俺のことを気に入ったのか、離れることができず、少し目を離そうとするとすぐ泣き出してしまい。俺と離れるのがそんなに嫌なのか。必ず一緒にいないと泣き始める、泣き止むには俺が常に居ないとダメらしい

 

こうして風呂でも俺は常に一緒にいないとならない。赤ん坊を洗ったことがないから、母さんに教えてもらっている。トイレは流石に勘弁して欲しいが

 

 

「あれ?一花?この腕輪は外さないの?」

 

「ああ、これ?かぐやの腕に引っ付いてて、取れないんだよ。無理に外そうとすると痛そうだし」

 

「大丈夫かしら?これから大きくなって、腕がキツくなって痛くならないかしら?」

 

「もしそうなった場合は壊すよ。俺壊せる道具あるし」

 

 

電柱の中に入っていた時から、ずっと右腕に変な腕輪をかぐやはしていた

 

これがなんなのかは俺にもわからない。しかも赤ん坊の腕に合わさったサイズの腕輪など、しかも外すことができず、無理に剥がそうとすると痛いようで、何もできなかった。これから成長するに連れて腕がデカくなるのに、この腕輪はもしもキツくなった場合は、俺の道具で壊すことにする

 

 

「あ、母さん。今かぐやと風呂入らないとダメなら・・・・・」

 

「そうね。寝る時も一緒じゃないと・・・」

 

「だよな・・・・・・」

 

「かぐやをベットの壁際に置くのよ?落ちたら大変だから」

 

「言われなくてもわかっているよ。落ちないよう、俺が外側になる」

 

「後でミルク持ってくるわね。もしかしたら夜お腹空くかもしれないし」

 

「子育て、予想以上に大変だな。母さんの苦労がよくわかる」

 

「あんたは、もっと静かだったから、夜泣きとか全然なかったわね」

 

 

風呂でも一緒であるなら、当然寝る時も常に一緒にいないとならない。かぐやが落ちないよう、俺が外側で、かぐやを壁際に寄せてベットから落ちないように寝ないとならない。しかも夜泣きもあり得る。それは夜にお腹が空くかもしれない合図である。

 

子育てがここまでキツいとは、世の母親たちがどれだけ大変か、これから思い知るのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日

 

 

「おはよう」

 

「きゃあ!きゃあ!」

 

 

「おはよう。一花。かぐやも」

 

「おはよう。かぐや。よく眠れたか?」

 

「きゃい!きゃい!」

 

「そうかそうか、よく眠れたようだな。一花は・・・・・・まだ眠そうだな?」

 

「ああ、夜泣きされたからな、母さんの言う通り、夜はお腹を空いたようで、ミルク夜中にあげたよ」

 

「懐かしいな。俺も一花が小さい時に夜にミルクをあげていたからな」

 

「母さんと親父の昔の苦労がよくわかったよ」

 

 

昨日の夜はあまり眠れなかった。

 

母さんの言う通り、赤ん坊は夜泣きするようで、夜中ミルクをやったりとあまり眠れなかった。しかもかなりの真夜中だから、少し寝不足だ。親父も俺が赤ん坊の頃は夜泣きはあったようで、苦労が今では懐かしいようだ

 

母さんに任せようとか考えたけど、本当に俺に懐いているのか、全然離れる様子はなく、離れて見失うと泣き出すため、これから先、俺は常にかぐや共にだった

 

 

「今日、彩葉の頼みで出かけないとならないけど、やっぱり・・・・・」

 

「うん、かぐやも一緒にね?この子はあんたと離れると泣くから」

 

「だよな・・・・・」

 

「もうお前がお父さんだな・・・・」

 

「こんな感じか、父親になるなんて」

 

「ベビーキャリアを用意するわね。あとオムツとか必要な物も持っていくのよ」

 

「わかっている。何が起こるかわからないからな」

 

 

今日は彩葉のために、ゲーセンへ行かないとならない。月見ヤチヨのグッズを手にれるために

 

しかし、昨日かぐやを拾ったことで、俺は彼女と離れることができない状態に、離れたりすると、寂しいのか、母さんや親父も居るというのに、俺が居ない泣き出す羽目になる。そのため常に俺が側にいないとならないため

 

俺は出かける際も、かぐやを連れて行かないとらない

 

離れると泣くとか、マジで学校をどうするんだ、俺は。学校で子守りは無理だぞ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「と言うわけで、この子も連れてきたわけか」

 

「そういうこと、どうしてもこいつが泣き出すものでな」

 

「きゃい!きゃい!」

 

「余程、一花をパパだと思っているのね、この子は・・・」

 

「親父の苦労がわかるようになったよ。本当に・・・・」

 

「ごめんね。無理に来てもらって・・・」

 

「いいよ、別に、俺なら千円以下で取れるしな。そうじゃないと。お前下手をしたら一万円を使うくらい挑戦するだろ?」

 

「私はゲーセンのUFOキャッチャーはそこまで上手くないのよね。でも・・・・・あんたのおかげで安く手に入ったわ!しかも三種類ずつ全部!!」

 

「喜んだなら、何よりだ」

 

「あい!あい!」

 

 

ゲーセンで景品を取り終えて、ゲーセンを出る

 

景品はなんとか取れた。月見ヤチヨの景品三種類全部、ゲーセンの景品取りは俺は得意だからな、二千円で四つくらいはなんとか取れる

 

目的は達成したわけだ。かぐやの面倒もあるため、さっさと家に帰る

 

 

「もういいな?俺はもう帰る」

 

「あ、お礼に何かご飯でも奢ろうと思っているんだけど・・・・」

 

「いや、今日はもう帰らせてくれ。外で俺の学校の奴らにかぐやを抱っこしている所を見られたくない。また誰かとの子供だと勘違いされる」

 

「なんで?妹って言えば誤魔化せばいいじゃない?」

 

「昨日、お前は芦花の子供だと、誰かの子供だと疑ってきたよな?」

 

 

今回の景品取りで、彩葉はお礼にお昼を奢ると言うが

 

もうさっさと帰って、ウチの学校の生徒に、かぐやを抱っこしているところを見られたくない。休日だから外へ出かける生徒も居るはず

 

あまりかぐやを抱っこしている所を見られたくない、また誰かの子供ではないかと疑われるから

 

彩葉は妹と言って誤魔化せばいいと言うが、昨日お前は芦花の子供だと疑ってきたよね?

 

 

と、話していると

 

 

「あれ?彩葉?一花?」

 

「二人で何しているの?」

 

 

「あ、芦花!?真実!?」

 

「どうしてここに?」

 

 

「買い物。どうしても必要な物があって。て言うか・・・・・」

 

「その子は・・・・・・・」

 

 

「ああ、これは・・・・・」

 

「ん?」

 

 

突然後ろでクラスメイトである、『綾紬・芦花』『諌山・真実』に出くわす

 

買い物で出掛けていたらしく、彼女たちも外出していた。そして俺と彩葉に話しかけるが、かぐやの存在に気づく。ここで彩葉の言う通り、妹だと言うが

 

 

「まさか!?彩葉との子供!?あんた達もう作ったの!?まだ高校生でしょ!?」

 

「遂にくっ付いて!?作ったの!?」

 

 

「ほら見ろ!?こんな勘違いが出るんだ!!」

 

「な!?私と一花の子供じゃないわよ!」

 

 

それ見たことか

 

なぜか俺が赤ん坊を抱えるとこうなるんだ。なぜ俺が赤ん坊を抱えているだけで、誰かとの子供だと勘違いするのかね?俺は誰かと子供を作る不貞野郎とでも思っているのか?だとしたら不服だ

 

しかも気のせいか?なぜかめっちゃ芦花が若干悲しそうな顔をしているのは?俺は誰これ構わず女に手を出す奴じゃないっての

 

 

見られた以上は、説明が必要だと思い、どこかのカフェで説明する

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「なるほど、この子が電柱の中から出てきて、放っておくことができずに連れてきたと・・・・・一花・・・・あんたさあ」

 

「誤魔化すにしてはもっとマシな嘘をつくべきじゃない?大丈夫、芦花はわかんないけど、私はあんた達の味方だから、正直にもう作ったって言いな?」

 

 

「信じてくれないのは仕方がないにしても、なんで俺と彩葉との子供だと疑うんだよ!?」

 

「本当よ!だったらもうとっくに私は妊娠してお腹も大きくなっていたわよ!?」

 

「キャ!キャ!!」

 

 

近くのカフェで二人に説明する。もちろん信じるはずがなかった。まあ当然だがな、流れ星が電柱にぶつかって、その中からかぐやが出てくるなんて、誰が信じるんだ

 

だからと言って、俺と彩葉の子供だと思うのもそれも違くない!?こいつらまで俺と彩葉はできていると思うのか?幼馴染だからって、将来結婚するわけじゃないだろ

 

 

「まあ、こんな可愛過ぎる子も、あんた達の子供とは思えないしね、そこは私も信じてあげる」

 

「とか言って、芦花は安心するのだった」

 

「うるさい、真実」

 

「何が?」

 

「なんでもない!こっちの話!」

 

「じゃあ、一花の家で養子として育てているわけだね」

 

「ああ、妹として、天人・かぐやとして育てている」

 

「へえ、女の子なんだ。にしても可愛い!」

 

「きゃい!きゃい!」

 

「顔も柔らかい!赤ん坊はいいわね。肌が良くて」

 

「クリームは一応塗っているけどな」

 

「子育ては大変じゃない?」

 

「まあな、それでも拾ったからには、責任取りたいから」

 

「やっぱり良い奴だね、あんたは」

 

「しかもこの子。物凄く懐いているね」

 

「おかげでどこを行っても離れてくれない、離れると泣くし」

 

「それだけ、この子はあんたのことが好きなのよ」

 

「これじゃあ学校も行けない、流石に少しは離れることを覚えて欲しい」

 

「学校はどうするの?」

 

「無論、かぐやには悪いけど、母さんに任せるよ。泣いても任せる」

 

 

本当に兎かよ、寂しいと死ぬのは迷信だが

 

それでも側にいないと泣かれるのは、正直面倒もあった。親であることを責任は取るが、それでもまだ学生であり、学校を行く時が離れられないじゃあ困る。流石に学校で子守りをしながら授業するのも無理だしな

 

なんだかんだで、子育てに苦労は感じていた

 

 

「それにしても、あんたと彩葉はそこまで仲が良いんだね?」

 

「幼馴染だからな、そんなに意外か?俺たちが?」

 

「一花は相変わらずだけど、彩葉がこんな性格だと思わなくて・・・・」

 

「ああ、こいつは優等生ぶって、あまり女子高生らしい所を見せないからな。でもこいつは月見ヤチヨファンの普通の女だよ」

 

「ちょっと一花!?勝手なことを言わないでよ!?」

 

「嘘は言ってねえだろ?今日だって月見ヤチヨのグッズを取りにゲーセンに行ったからな」

 

「そうなんだ・・・・・・でも、なんで一花が一緒に?」

 

「俺がUFOキャッチャーが得意から、代わりに取ってくれと頼まれた。俺がやれば三つ取るのに、二千円で済むからな」

 

「すご!?かなり上手いんだ!?」

 

「まあ、彩葉にやらせると、かなり金がかかるからな、俺がやった方が安く済むからな」

 

「彩葉のために、わざわざゲーセンに付いてきたんだ」

 

「まあな」

 

「あんた達って、そこまで仲が良いんだ」

 

「羨ましい?芦花?」

 

「黙な、真実」

 

 

「まあ、俺と彩葉はこんなものだからな」

 

「学校でも、こんな感じなのに、芦花と真実はあまり知らないのね」

 

「お前がさっさとバイト行ったり、すぐ居なくなるからだよ」

 

 

普段、学校でよく話す。真実と芦花において、俺と彩葉の関係がこんな親しさだとは知らなかったようだ

 

なにせこいつが優等生のフリをするからな

 

あまり自信のプライベートを見せたくないのだろう。別に月見ヤチヨのファンであることなど、恥ずかしいことではないと思うが、こいつ案外恥ずかしがり屋、本性を表に出すのが嫌なのかもな

 

 

「うう、ふわああ!」

 

「あ、そろそろ帰るな。かぐやが眠そうだしな」

 

「もうかぐやちゃんが限界か」

 

「赤ん坊の長いの外出は良くないかもだしな」

 

「一花、会計しておくね」

 

「ああ、驕りありがとな、それと!二人に頼みがあるんだけどさ」

 

「ああ、この子のことは誰にも言わないでってことでしょ?」

 

「大丈夫、そこは私と芦花で秘密にしておくよ」

 

「ありがとう。やっぱ二人は頼りになるよ」

 

「ちょ!?煽てても何も出ないからね!?」

 

「私は彼氏が居るんだけど!?」

 

 

「ん?何を言っているんだ?」

 

「あんたは気にしなくていいから、行くよ」

 

 

かぐやが眠くなったのか、これ以上の外出を控えるべきだと、もう家に帰る

 

その前に、芦花と真実に俺に赤ん坊を拾ったことは秘密にして貰った、あまり大騒ぎにして貰いたくないと言うか、さっきみたいに誰かと作った子供だと思われたくないため、学校には誰にも言わないよう言っておく、芦花と真実はそれがわかっているようで、デレにも言わないと約束してくれた

 

最後にお礼を言ったのに、なぜか変なことを言って顔を赤くしている。何か気に触ることをしたのだろうか?

 

 

まあ、とにかく、二人はかぐやのことを学校には言わない約束してくれた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜、自室にベッドの上

 

 

「今日は楽しかったか?かぐや?」

 

「きゃい!きゃい!」

 

「それはよかった。なあ?いい加減、俺が居なくても我慢してくれよ?」

 

「むう!!むう!!」

 

「ダメか。お前はどうしてそこまで懐くんだ?」

 

「むうううう!むうううう!!」

 

「はいはい!わかったよ!もう寝ような?」

 

 

今日かぐやと一日過ごしたが、かなり大変だった。オムツの替え、ミルクをあげて、赤ん坊のご飯をあげないとならないとか、赤ん坊の世話ってここまで大変なんだなと、世の母親達の苦労を実感する

 

俺と彩葉が結婚して、子供ができたらこんな生活を送るのかと想像する

 

って、何を考えているんだ。俺とあいつはそんなんじゃないっての。でも。今日会った芦花と真実にはそういうふうに見えるのだろうか、夫婦のように

 

 

でも、俺は・・・・・・・

 

 

 

『一花、これからも・・・・彩葉を頼むね』

 

 

 

「っ・・・・・・・・」

 

「むう?」

 

「なんでもない。寝よう」

 

 

俺は彩葉ともしも結婚することになったら、怖気ついて逃げるだろうと思った。俺にそんなことができるのだろうかと、俺は彼女を守れる力はない。

 

俺は今でもあの人の約束と言葉が忘れられない。6歳の頃に亡くなったあの人

 

 

 

 

その名は酒寄・朝久

 

彩葉の父だ

 

 

 

彼女の父が6歳で亡くなった。俺はあの人の音楽が好きだった。まだ親父と母さんには言ってなかったが、シンガーソングライターになりたいんだ。あの朝久さんのような作曲家になりたかった。あの人はピアニストだけど、あの人の作る音楽が好きだった、彩葉とは昔からの幼馴染、よく彩葉の家に遊んでは、朝久さんのピアノの演奏を聞いて教えて貰ったりもした

 

 

そんなあの人が亡くなった

 

 

実に惜しい人を亡くしたよ。しかも6歳の頃に、それでから彩葉も朝久さんに教えて貰った

作曲もしなくなった。その兄の朝日さんも、朝久さんが死ぬまではサッカーをするような人だったのに、朝久さんが亡くなってからサッカーをせずに自宅でゲームばかりするようになり、今ではプロゲーマーの人間になった。

 

奥さんである『紅葉おばさん』も。態度が急激ではないがかなり変わった。少し厳しい性格になった。朝久さんが居なくなるだけで、

 

酒寄家はほとんど変わった

 

 

そして亡くなる前にあの人は、俺に

 

 

 

『これからも、彩葉のことをよろしくね』

 

 

 

亡くなる前の朝久さんに言われたことがある。6歳の頃に言われた言葉なのに、今でも忘れずに覚えている。俺はその言葉に少し不安があった。俺に彼女を守ることなんてできるのだろうかと、あいつは頭も良いし、運動もできて、自分でなんでもできるようになった。昔はそんなんじゃないのに

 

なんでこんなことを言うのかと言うと、学校ではな、優等生ぶっているとはいえ、あいつのハイスペックな所は本物であり。そんな完璧なあいつを守る必要なんてないと思った

 

マジのエリートだよ。正直あんな凄い奴が俺の幼馴染なんて信じられない程に、勉学、運動、音楽の授業でも、何かも完璧にやれる奴だった。そんな俺はあいつに嫉妬も何度もあった、俺もあれだけ完璧にできたらなとか、かなり思った

 

 

あんな完璧な人を守る力なんて俺にはない

 

 

朝久さん。俺には彩葉任せて貰えるような力は持っていない。俺は所詮ただの幼馴染だ。あんたがどんな理由と意味でこの言葉を俺に言ったのかわからないけど

 

 

 

「俺は所詮・・・・凡人なんだよ・・・」

 

「むう?・・・・・」

 

「寝ろ。独り言だ・・・・」

 

 

 

なんで今になって不安になるのかわからない

 

それでも俺は朝久さんに頼まれる程、彩葉に何かできるような奴じゃない。俺はあんななんでもできる幼馴染を守れる力なんてないと、嫉妬と共に劣等感を抱いた

 

 

 

彩葉が優等生で、俺が劣等生

 

そんな所だ

 

 

 

別に成績はそこまで酷いわけじゃないけど、どうしてかあいつと比べてしまう。あいつの成績と、俺の成績、別にそんなことをあいつが気にするとは思えないけど

 

一つ言えるのは

 

 

 

俺は彩葉を守れる力はないと、亡くなった朝久さんに言いたかったと

 

 

 

後悔と否定の言葉を言いたかったと思い、眠気が付き、俺は目を閉じて眠った

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次の日

 

 

「むう・・・・・むう・・・」

 

 

フニ!!

 

 

「ん?・・・・あ?・・・・」

 

 

朝を迎えた。日曜だが明日も休みもある。今週は三連休でその休みを利用して、少しかぐやに俺が居なくても慣れて貰うよう躾けるつもりが

 

朝起きると、何か柔らかいものを触った

 

それは

 

 

 

胸だった・・・・・・しかも女の子の

 

 

「は?・・・・・・」

 

「すう・・・・すう・・・・」

 

「え?・・・え?・・・・誰!?」

 

 

突然だった、朝目を覚めると、俺の隣に知らない長い髪の女の子が寝ていた。

 

俺はその女の子の胸を触っていたのだ。怖がって一度手を離して、彼女から離れるようにベットから落ちて驚く。寝ている間に何が起こったのか俺にも整理がつかない。なんで寝ている間に知らない女の子が居るのか

 

隣にかぐやしか居ないはず・・・・・

 

 

かぐや?

 

 

「あれ!?かぐやはどこに!?」

 

 

隣に居たかぐやが居ない。周りを見渡してもかぐやがどこにも居ない。ドアや窓は全部しまっている。この部屋から出ることはできない。にも関わらず、どこにも居ない

 

居るとしたら、腕輪をしている長い金髪の俺と同い歳と思う少女が俺のベッドで寝ているだけ

 

 

腕輪をしている?

 

 

「これ・・・・まさか!?かぐや!?こいつが大きくなった!?」

 

 

信じられないが、この金髪の少女がまさかのかぐや!?

 

いやいや、そんな赤ん坊だったこいつが、いきなり大きくなるはずがない。でもこの少女の右腕にかぐやがしていた腕輪をしていた。周りに赤ん坊であるかぐやは見つからない。そしてこの少女はかぐやの腕輪をしている

 

だとしたら、もうこいつがかぐやであると、急に大きくなったとしか信じられない

 

すると、少女は目を覚ます

 

 

「ん?・・ん!・・おはよう・・・一花・・・」

 

「あ、ああ・・・・・俺の名前を・・・お前?もしかしてかぐやか?」

 

「ん?うん・・・私はかぐやだよ・・・一花」

 

 

「は?・・・・・マジか?」

 

 

これはマジだった

 

またも信じられない出来事に遭遇した。しかも俺の部屋で、信じられないが、この少女の名はかぐや、俺があの電柱の中から拾った女の子

 

 

それが、俺と同い歳くらい大きくなって現れた

 

 

こんな出来事、今度は親父と母さんでも信じるのか?

 

 

 

 

 

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