超かぐや姫! 〜彩葉の幼馴染のかぐや姫物語〜   作:ソール

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かぐや卒業配信 結末

 

 

今度はヤチヨが参戦してくれる

 

あれだけ関係は拗れたのに、それでもヤチヨが助けに来てくれた。まさか彼女が力を貸してくれるなんて

 

 

「ヤチヨ。どうして・・・・・」

 

「一花。私も一花を愛している」

 

「っ!」

 

「この想いが一花に届けばいい。一花が貰えなくても、そして貴方を傷付けるのは私は許さない。ここは貴方と私で平和に遊ぶ世界、そんな世界で一花に何かしようものなら私が守る!」

 

「ヤチヨ・・・・・」

 

 

俺に気持ちが届けばいい、決して俺と結ばれなくてもいい。ただ俺を傷付ける者が居るなら許さないと、彼女は共に俺と戦ってくれる

 

八千年経っても俺のことを忘れることなく、愛してくれた

 

 

「でも一花。もう一花のHPがほとんど残っていない、それだと彼らを倒すのに、力が足りない」

 

「っ!やられ過ぎたか・・・・」

 

「無茶なことをするのは相変わらずだね。なんだか懐かしいかも・・・・」

 

 

ヤチヨが残りのHPじゃあ奴らに勝てないと言う。月人たちの攻撃を受けまくって、もうここから反撃するだけの力も残ってないと判断された

 

確かに、かぐやを月に返す意識を変える為に、自分に怒りを向けたが、残りHPが残ってない状態で月人に反撃する方法が確かにない

 

だから

 

 

「一花!私の手を取って!」

 

「あ、ああ!」

 

「貴方に力を!!」

 

 

ビュン!!!

 

 

「っ!これは!?」

 

 

反撃するために、ヤチヨの手を取れと本人に言われ、力を俺に託すやら、なんやらを言って俺の手を取ると、彼女の体が光って、彼女の体の形が変わっていく

 

 

そして

 

 

 

ヤチヨが、月の柄が入った刀に変わる。

 

 

「刀に変わった!?」

 

「私を刀にして使って!ついでに、コスチュームも変える!!」

 

ビュン!!

 

「っ!」

 

 

「一花の衣装が変わる!?」

 

 

ヤチヨは刀越しで話してきて、コスチュームまでも変える。衣装を変える必要があるかは知らないが、姿も変えた方が良いのかもしれないと、俺の姿を変えていく

 

 

上着はフロックコート、軍服のコートのような。ベストとシャツ、洋服のズボン、長ブーツ、見返しのステッチ

 

と言った、このツクヨミで和服を着たアバターが多かったのに、俺は洋服の衣装へと変わる

 

 

「土方歳三のような服に変わった・・・」

 

「洋服を着た一花もかっこいいもん!」

 

「お前の好みかよ」

 

「一花!聞いて!今現実世界で、一花の家に向けて、世界にある核ミサイルが発射されそうになっているの!」

 

「は!?なんで!?」

 

「あの菩薩の月人が、一花を現実世界でも殺そうと、地球の核ミサイルシステムをハッキングしているの!」

 

「くそ、月人は現実世界でそんな高度なハッキングもできるのかよ。じゃあ今現実世界ではパニックか?」

 

「うん、このままだと一花の家にミサイルが打たれちゃう!」

 

「あいつらそんなことまでしたのか!?」

 

 

ヤチヨから、現実世界で、俺の家に目掛けて核ミサイルが打たれそうになっていると言われる

 

菩薩の月人がハッキングしたらしく、月人の技術ならできるかもしれないが、現実世界で生きている俺を殺そうと俺の居場所を探ってまで、核ミサイルを撃ち込むために、俺のスマホのGPSを調べたに違いない

 

とにかく、今の俺は殺される状況にあるわけだ

 

だからヤチヨがここまでして俺を助けてくれるわけだ

 

 

ってことは

 

 

「ヤチヨ。月人を倒さないと死ぬか?俺も彩葉も、日本に居るみんなも」

 

「うん、私はそこまで望んでない。だから私は一花を助ける」

 

「ありがとう。ヤチヨ」

 

 

もう月人を倒すしか道はない

 

核ミサイルのハッキングを止めるには、あの菩薩の月人を倒すしかないとヤチヨに教えて貰う。流石に俺が殺されるのは我慢できないのか、このタイミングで彼女が力を貸してくれた

 

いくら想いを受け止めて貰えなくても、俺が死ぬのは我慢できなかったようだ

 

そんなことを思っているなんて、本当に俺のことをヤチヨは想っているんだなと思う

 

だから

 

 

「ヤチヨ。これが終わったらさ。オーバーナイトに入ってくれないか?」

 

「え?なんで?」

 

「ある神様が俺に教えてくれた。お前はもう一度俺に会うために、自分の体の生成を捨ててまで、AIになってまで会いに来てくれたって」

 

「っ!ある神様・・・・・月読様が!」

 

「やっぱり知っているのか、月読様が話してくててな。本当にごめん。お前がそんな無茶をしてまで俺に会いに来てくれたなんて、さすがに知らなかった。お前のことも何も分かってなくて、本当に悪かった」

 

「・・・・・・・」

 

「俺もさ。別にお前のことが嫌いわけじゃない。ただ先に今のかぐやに恋をしただけ、お前と離れたいわけじゃない。だから一緒に居てくれないか?これからも俺と」

 

「だからオーバーナイトに入れってこと?」

 

「ああ、傲慢だよ。俺はかぐやとも、彩葉とも、そしてお前とも居たい。それにはオーバーナイトに入れればいいと思った」

 

「ずるいよ。そんなの・・・・・」

 

「だよな。でも・・・・・・」

 

「ん?」

 

 

 

「お前もかぐやだ。愛している」

 

「っ!!!??」

 

 

 

ヤチヨだってかぐやだ。俺はかぐやを愛している。今であろうとも、未来であろうと関係ない。ヤチヨもかぐやだ。だから愛している

 

愛しているから、共に居たい。かぐやを選んでおいて、本当に卑怯と言っても構わない。好きな人と一緒に居て、何が悪いと貫く

 

その言葉にヤチヨは

 

 

 

「ヤッチョも・・・・・・いいえ、私も一花を愛している!私もオーバーナイトに入る!!」

 

 

「その言葉を待っていた。これで。負ける気がしないぜ!!!」

 

 

 

ブウウウウウウウウウウウウウウウウウウ!!!

 

 

 

『コレハ月光!?』

 

『アノオ方以上ニ、大キイ!?』

 

 

 

「なんだ!?一千花の体から光のオーラのようなものが流れた!?」

 

「あいつ!?バイオセンサーでも持っているのか!?いや、スターでも纏っているのか!?」

 

 

 

ヤチヨの愛している言葉により、月読様のもう一つの力を覚醒する。それは月光

 

邪なる者を祓う光。俺の体を包むように流れる。ヤチヨにも、かぐやにも愛していると言われた今の俺は負ける気がしねえと、俺の心臓の鼓動が強くなる。その度に光が強くなって全体に流れる

 

月人に勝てるだけの力を、今ここで発揮した

 

 

「行くぞ!!月人!!!二人の姫に愛されている俺は、無敵だと思え!!」

 

「KASSENモード変更!!!『無双モード』!!!」

 

「天龍・一千花!推して参る!!!」

 

 

ドカン!!!!!

 

 

『『『『『グワアアアアアアア!?』』』』』

 

『馬鹿ナ!?人間ニアノオ方ノ力ヲ使エルノカ!?』

 

『ダガ、威力ハ本物ダゾ!?』

 

 

俺は刀になったヤチヨを振り翳して、月人たちを蹴散らす。今の俺は無敵状態。突っ込んだだけで月人達が吹っ飛んで消えていく。

 

この月光の力をやっと発揮出せたからなのか、月人の力に抗える。今の俺なら越えられる。月人と言う異形の者たちに

 

 

今の俺はヤチヨと共に戦っている。二人でなら、月人でも負けない

 

それに

 

 

「一花!なに一人で戦ってんの!私たちも居るんだからね!」

 

「助けてくれると思ったから、一人で突っ込んだんだ!引き続き力を貸してくれ!!」

 

「言われなくても!!」

 

「私たちも居るよ!」

 

「ヤチヨちゃんが刀になるなんてな!」

 

「しかも無敵状態か!」

 

「先輩は本当に最強!!」

 

 

「おっと!一千花が一騎当千した後に、いろP達が続く!!これなら謎のCPUに勝てるか!!」

 

 

『馬鹿ナ!?コンナ事ガ!?我々ガ押シ負ケル!?月ノ者デアル我ラガ!?』

 

 

彩葉達も続く。俺の後ろから

 

俺は一人じゃない、彩葉達と戦っている。俺が突っ込んだ後に援護するように後押しをしてくれる。どんどん月人も倒れていく。しかも新しい月人も出てこない

 

ヤチヨが封じているのかもしれない。彼女は管理者として、新しいのが入り込めないよう制限しているのかもしれない。これなら奴らに勝つことができる

 

 

『『オノレ!!人間メ!!』』

 

 

「またあの天女だ!?」

「ひつこい!!しかもあの遠くじゃあ!?」

 

「真実!芦花!受け取れ!!」

 

ブウウウウウウウウウウウウ!!!

 

「これって!?」

 

「一花の流れている光が!?私たちの武器に!」

 

「それで倒せるぞ!」

 

 

真実と芦花が抑えていたはずの天女の月人が、遠くから射撃をしてくる。しかもかなり離れてい手届かない

 

そのため俺が力を上げる。真実と芦花の武器に手を添えると、二人の武器に月光が流れる。これを当てれば倒せると教える

 

しかし、天女はスナイパーなのか、かなり距離が離れている。近づくのはかなり難しい、だから二人は

 

 

「よし!!真実!投げるよ!これ!」

 

「OK!確実に当ててやる!」

 

「はああああああああああ!!」

 

「当たれえええええええ!!」

 

 

ヒュン!!

 

ブンブンブンブンブン!!

 

 

『『キャアアアアアアアアアアアア!!』』

 

 

「よし!!」

 

「命中!!」

 

 

 

「おっと天女型のCPUが倒された!このまま逆転か!?」

 

 

持っている武器を投げて、命中させた

 

芦花は持っている槍を、投げ槍にして投げた。真実は持っているハンマーをフルスイングで飛ばす。その投げられた武器は

 

遠くに居る天女に見事命中して撃破した

 

 

「この調子で、あの菩薩を落とせ!!でないと東京がやられる!!」


『オノレ!!コウマデシテ邪魔ヲスルカ!?天人家メ!!』

 

 

「ああ!かぐや姫は月に帰らず!地球で愛している人と共に永遠の幸せを得る!!これが俺たちの結末であ理、俺たちのハッピーエンドだ!!」

 

「一花・・・・・・」

 

「これが俺がかぐや姫を愛する自由だ!!」

 

 

かぐやは月に帰ることが運命なんかじゃない。それはもう大昔の話で、本人で望んでいたらの話だ。

 

でも今は俺たちと居たいと地球に残ることを望んでいる。本人がここに残りたいと望むなら、俺はその望みを叶えるために、俺たちは月人に逆らう

 

 

かぐやの望みを叶えてこそ、それこそがハッピーエンドだ

 

 

『『『コレ以上ハ行カセン!!』』』

 

 

「今度は布袋と人型が!」

 

 

「俺たちに任せろ!!雷!乃依!」

 

「ああ!」

 

「撃ち落とす!!」

 

 

「お兄ちゃん!」

 

「アキラさん!雷さん!乃依!受け取れええ!!」

 

 

ビュウウウウウウウウウウウウ!!

 

 

「おお!受け取った!」

 

「この力!イケるぞ!!」

 

「コレで勝てる!!」

 

 

菩薩の月人に近づかせたくないのか、布袋とマッチョな人型二体が壁になる

 

だがこちらもその三人を相手に倒せる、黒鬼三人が迎え撃つ。今三人はチートモードだ。チートモードはそこまで時間は保たない。その前にその布袋とマッチョな人型二体を倒すために、三人にも俺の月光を武器に流す

 

その光を纏って、アキラさんは三体を倒す

 

 

「帝!!兄ちゃん!!あの布袋は俺の必殺技で倒す!!あのマッチョ二体はお願い!」

 

「任せろ!」

 

「わかった!」

 

「先輩から貰ったこの光で倒す!!」

 

 

ブウウウウウウウウウウウウウウ!!!

 

 

「当たれ!!!」

 

 

バン!!!ドン!!!!

 

 

『グウウウウウウウウウウ!?』

 

 

「布袋のCPUの腹が、氷の弾丸が大きな穴を開けられて貫通!!どんどん中ボスのCPUが倒されていく!!」

 

 

乃依が先陣を取る

 

布袋の月人に腹に穴を開けようと、俺から貰った光を、火縄銃の銃口の中に込めて、発射する。出てきたのは氷の弾丸

 

 

その弾は、布袋の大きな腹を大きく貫通させて、体は氷になって砕けて消える

 

 

どんどん中ボスと思われる月人のボスが倒れていく。それに続いて、雷さんとアキラさんも二体倒す

 

 

「帝!シンバルを持っているのは俺が!」

 

「了解!棍棒の方は俺が斬る!!」

 

 

『ナメルナ!!』

 

 

バン!!!!

 

 

「ぬん!!」

 

 

『ナニ!?』


「俺は一花の光を貰って、防御力が高くなっている!それでは潰れん!!」

 

 

シンバルを持った月人が雷さんをぺしゃんこしようと、シンバルで挟もうとする。しかし、俺から貰った光が、雷さんの体を強くしたのか、挟もうとしたシンバルを力で抑えて堪えて

 

シンバルを弾き返す

 

 

『グウ!?』

 

 

「山ごと斬る!!うおおおおおおお!!!」

 

 

ドカン!!!ザシュ!!!

 

 

『グオオオオオオオオオオオ!?』

 

 

「なんと後方にある山すらも!?雷はシンバルを持ったCPUを、大斧で雷の斬撃で真っ二つだ!?」

 

 

俺の月光は雷さんに渡すと、攻撃力と防御力が上がり、シンバルを持つ月人よりも防ぐことの出来ない雷の斬撃を放ち

 

それで後方にあった山すらも一刀両断に斬り裂く

 

 

シンバルを持った月人は体を真っ二つになって消える

 

 

 

「あとは俺だな!!」

 

 

『ヌン!!』

 

 

「悪いな月人!妹が俺に助けてくれって言われてんだ!!負けるわけにはいかねえんだ!」

 

 

『グウ!?』

 

 

「最高速でぶち抜いたる!!」

 

 

ヒュン!!!

 

 

『消エタ!?』

 

 

「違う!帝アキラが高速移動を手にしたのか!目では追えない速度で、棍棒のCPUの周りを移動する!!!」

 

 

アキラさんも俺の光をもらって、更にパワーアップした。眼では追いつけることのできない音速を発揮する。棍棒を持っている月人の周りを、瞬時に移動する

 

棍棒の月人が決して追うことのできない速度で、どんどん斬り裂かれていく

 

 

『グウオ!?グオ!?グオ!?グオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!』

 

 

「これで終わりや!!!」

 

 

ザシュ!ザシュ!ザシュ!ザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュ!!!

 

 

『グワアアアアアアアアアア!?』

 

 

「高速で移動する斬撃が炸裂!!棍棒を持っているCPUが棍棒も含めてバラバラに裂かれた!!」

 

 

音速で四方と八方から棍棒を持つ月人の体を切り裂いて撃破する。アキラさんの肉眼でも追えない体が、棍棒を持つ月人は反応できずにバラバラになる

 

これで残すは金魚と菩薩のみだ

 

 

だが、そのタイミングで

 

ブウン!!!

 

「ぐう!?」

 

「帝!兄ちゃん!」

 

「く!ここまでか!?」

 

 

ここでチートモードが切れる

 

チートモードは数分しか保たないツール。ここまで倒してくれただけでも十分だ。あと二体だけ。このまま突っ切るのみだ

 

 

『ココマデ我ラヲ倒シタ事ハ認メヨウ!!ダガ、ココマデダ!!』

 

ガン!!!

 

「く!」

 

「彩葉!!」

 

「最後の最後で大きな敵が、控えていたなんて!」

 

 

最後の砦なのか、金魚の月人が立ち塞がる。さっきまで戦った月人と違って、体格はかなり大きくなっている、いや、さっきよりも大きくなった

 

本気を出したのか、口から炎のブレスまで出した。ここまで大きいと俺一人じゃあ無理だ。

 

ここは一人ではなく、彩葉と一緒に挑む

 

と思ったが

 

 

「一花!俺も手伝う!二人で抑えるぞ!」

 

「お兄ちゃん!?チートモードを使った後なのに!?」

 

「俺はまだやれる!一花!あいつの武器を!」

 

「アキラさん!よし!彩葉!俺とアキラさんであいつの武器を抑える!その間に彩葉がトドメを!」

 

「う、うん!」

 

 

後ろからアキラさんが参戦する。金魚の持っている槍をなんとかするべきだと。チートモード使った後で疲れているのに、それでも妹の彩葉のために力になってくれるようだ

 

その加勢を借りて、アキラさんと一緒に、四本腕が生えた。剣と槍を持つ腕を落とす

 

 

「アキラさん!まずは槍を持つ腕だ!」

 

「了解!!」

 

「ヤチヨ!行くぞ!」

 

「うん!」

 

 

「「「はあああああああああああああああああああああああああああ!!!」」」

 

 

ザシュ!!!

 

 

『ヌオオオオオオオオ!!?』

 

 

俺とアキラさんで背中から生えている槍を持つ手を斬り出す。残りは普通の二本腕に生えて手に負っている剣の方だ

 

その腕を落とすために、俺はアキラさんに、二拳銃の片方を渡す

 

 

「アキラさん!」

 

「っ!銃!」

 

「合言葉はわかってますね?」

 

「おお!わかっているに決まっとるやろ!」

 

「じゃあ行きますよ!」

 

 

俺はアキラさんにリボルバー銃を渡して、俺も左腕からリボルバーを取り出す。二人で共に撃つ

 

俺とアキラさんが昔にシューティングゲームをした時に、ボスにトドメを指す、合言葉がある。肩を合わせて放つ。久しぶりにそれを今ここで言う

 

それは

 

 

 

「「JACKPOT!!!」」

 

 

バン!!!

 

 

『ヌウウウウウウウ!!?オノレエエエエエ!!』

 

 

タイミングを合わせて発射した

 

俺とアキラさんが放った銃弾が金魚の腕二本が弾けるように穴が空いて撃ち落として、腕四本が完全になくなった。

 

これで彩葉が斬ることができる

 

 

「「彩葉!!」」

 

「うん!行くよ!」

 

「受け取れ!!彩葉!!」

 

「うん!はあああああああ!!」

 

 

『ヤ、ヤメロオオオオオ』

 

 

金魚の月人が反撃できないとわかった瞬間、逃亡するが、彩葉はもちろん逃さないと駆け抜ける

 

俺とアキラさんが作った勝ち筋を無駄にせずに、逃げる金魚の月人を倒すために彩葉の武器にも月光を流し

 

 

散りにする

 

 

 

「はあああああああああああああああああああああああああああ!!!」

 

 

ザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュザシュ!!!!



『グワアアアアアアアアアアア!?』

 

 

彩葉の双刀の連続斬りが炸裂する

 

奴の長くて大きい体が微塵切りにされるようにバラバラになって消えていく。

 

これでもう残すは菩薩の月人のみ。最後のラスボスにトドメを指す

 

 

『馬鹿ナ!?我ラノ軍ガナゼ!?人間ニ!?負ケル!?』

 

 

菩薩は驚く、ここまで人間がやれる存在とは思いもせず、まさか自軍がここまで崩されるとは思いもしなかった

 

愚かな人間に負けるなど不服。屈辱のあまり。顔に出る

 

しかし

 

 

「貴方は人間のことを・・・・いいえ・・一花達の事を何もわかってなかった!」

 

 

『姫様!?ナニヲ!?』

 

 

「貴方達の言うとおり、人間はこの八千年で数多くの失敗を起こしてきた。その中で人間がどれだけの過ちも、不純も見てきた。それでも一花達は愚かじゃない!!』

 

「ヤチヨ・・・・・・」

 

「そうだよ!!一花達は素晴らしい人間だもん!」

 

「かぐや!?」

 

「一花達はどんなことにも諦めずに頑張ろうとする人間だもん!今だってかぐやをここに残したいがために貴方達に挑んでいる!そして勝った!!貴方達は一花達のことをわかっていない!!」

 

「かぐや・・・・・・」

 

「一花はかぐやのためならなんでもできるもん!」

 

「一花はヤチヨのためならなんでもできるもん!」

 

 

「「だって、私は一花を愛しているから!!一花は愚かな人間じゃない!!」」

 

 

「かぐや・・・・ヤチヨ・・・・・・」

 

 

ヤチヨと遠くに居るかぐやが俺たちを語る

 

ヤチヨはこの八千年でどれだけの過ちを人間はこの歴史に刻んだのか、数えきれないほど見てきた。ここまでの歴史においては残酷なこともあり、愚かな歴史を人間は歩んだ。それは否定できない事実だ

 

だが

 

 

それでも俺や彩葉達は愚かなりに頑張っていると、俺たちは愚かではないと菩薩の月人に言い放つ

 

そして

 

 

かぐやとヤチヨが俺を愛しているから、俺は諦めずにどんなことでも乗り越えると、間違った選択をしても突き進める勇気はあると、俺を信じてくれた

 

 

そんなことを言われたら

 

 

「そんなことを言われたら・・・・もう負ける気がしない!!!」

 

 

ボオオオオオオオオオオオオオオ!!!

 

 

『コ、コレ程ノ、月光ヲ!?モハヤアノオ方以上ノ!?オノレ!!!』

 

 

かぐやとヤチヨに愛しているなんて言われたら、負ける気が起きずに、俺の体から月光のオーラがどんどん周囲に強く流れる。

 

鼓動が強くなる。人への想いが強くなることで、月光も強くなっていく、俺はかぐやとヤチヨの想いで、力を発揮するようだ

 

 

『我ラガ人間如キニ・・・・負ケルモノカ!!』

 

 

ブウンブウンブウンブウンブウンブウンブウンブウンブウンブウンブウンブウンブウンブウンブウンブウン!!!

 

 

「な!?さっき倒したはずの月人が!?」

 

「あんなに!?」

 

「菩薩の月人を倒さないと、無限に呼び出される!?」

 

 

『滅ビロ!!天人家!!』

 

 

ビュウウウウウウウウウウウウ!!

 

 

「一花!!?」

 

 

菩薩の月人は俺たち人間に負けたことが屈辱なのか、最後の抵抗なのか、今までやられた中ボスらしい月人を一斉に召喚した

 

俺に集中攻撃をしてくる、一斉に俺に向けてビームを放つ

 

しかし

 

 

「ぬん!ふううう!!」

 

ビン!!ガガガガガガ!!

 

『ナ、ナニ!?』

 

 

「数で抑えたところで、俺は負けない!!俺はかぐやを愛している!その程度で終わるものか!!」

 

 

ボオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!

 

 

『ナ!?馬鹿ナ!?月光デ我ラノ軍ヲ蹴散ラスダト!?』

 

 

菩薩の月人が仲間を召喚して、仲間に俺に集中攻撃をさせるが、一斉に飛んでくる光線が、俺の体に纏う月光のオーラが俺を守り、一才に奴らの攻撃は通用しない

 

そして周囲に月光のオーラを流し、その光を浴びた月人は一斉に光になって消える

 

 

「これで終わらせる!!」

 

 

俺は菩薩の月人を倒そうと

 

その月光は俺の体から流れるだけでなく、刀になったヤチヨの刃先からビームのような光線が出来上がる。まるで光で出来上がった剣だ

 

この大きな光の剣で、菩薩の月人を斬る

 

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

 

『オノレ!グウ!?ナニ!?動ケン!?ナゼ・・・・動カン!?』

 

 

天に向けて、光の剣を展開させて、そのまま振りかぶって菩薩の月人を斬り出す

 

菩薩の月人は逃げようとするが、俺が先ほど周囲に広げた月光が、菩薩の月人の体を包み。動けなくさせているのか、俺の必殺技を逃さずに放てる

 

 

「「「「「行けええええええええええええ!!」」」」」

 

「「「一花あああああああああああああ!!!」」」

 

 

「うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」

 

ドドドドドドドドドドドド!!!ザシュ!!

 

 

『グワアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアアア!!?』

 

 

「一千花の光の剣が、菩薩型のCPUを切り裂いた!!!」

 

 

大きな光の剣に菩薩の月人は斬られた

 

斬られて体は光になって消える。最後の月人を倒したことで、これで月人は全滅した。これでかぐやを救うことができた。

 

もうかぐやを月に返す必要はなくなる

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

月人を全て倒したことで、現実世界に変化が起こる。核ミサイルが自動に作動していたが、月人を全員倒したことで

 

 

「大統領!なにが起こったのかはわかりませんが!急に我が国も含めて、他の国も含めて核ミサイルの発射が停止しました!!」

 

「はあ・・・・・そうか、急いで全ての核ミサイルをシステムを停止せよ!」

 

「はい!直ちに!!」

 

 

核ミサイルの作動が停止し、なんとか日本にミサイルが打たれずに済んだ。大統領命令で、この好機と安全になったタイミングで、核ミサイルシステムの停止を急いで取り急ぐ

 

他の国も核ミサイルの作動を元に戻す作業を急いでいる。これで現実世界は救われたのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「やったのか?ヤチヨ?」

 

「うん、もう出てこないよ。一花!一花達は勝ったんだ!!」

 

「やった?」

 

「ああ。勝ったぞ!!」

 

「「「やったああああああああああ!!」」」

 

 

俺たちは見事、月人に勝った

 

もう月人はツクヨミに出てこないと、管理者であるヤチヨが保証する。俺たちは運命を変えた。かぐやが月に帰る運命を。月人を倒すことで、運命を変えることを実現させた

 

 

「一花!!」

 

「どわ!?かぐや!?」

 

「本当に・・・・本当に・・・勝つなんて思わなかったよ!一花。私はここに居ていいんだよね?」

 

「当たり前だろう。お前は月に帰る必要はない。お前の居場所はここだ」

 

「一花・・・・・」

 

「お前もな。ヤチヨ」

 

「あ、私は・・・・・」

 

「いいから俺たちと居ろ!俺のことを愛しているんだろ?一緒に居てくれよ!ヤチヨ・・・」

 

「一花・・・・・・うん!!」

 

 

突然かぐやが天守閣のステージから降りてやってくる。そして勢いよく抱きつき。この地球に居ていいのかと問われる

 

もちろんここに居ていいと、もうここにかぐやを連れ去ろうとする者もいない。かぐやはこれから地球で俺たちと共に生きる。

 

更に、ヤチヨもだ。八千年分寂しくさせた分をここで取り戻す。ヤチヨもこれからも俺たちと共に楽しいことをいっぱい過ごす

 

 

これが俺たちの物語にして、俺たちの望むハッピーエンドだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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