超かぐや姫! 〜彩葉の幼馴染のかぐや姫物語〜   作:ソール

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修学旅行

 

 

俺のソロライブから数週間後

 

 

「うわあ!これが沖縄の海!」

 

「綺麗!!東京の海と全然違う!!」

 

「ああ、初めて来たな」

 

「へえ、こんなに綺麗なんだ・・・」

 

 

俺たちは今、沖縄に居る。なんでここに居るのかと言うと

 

 

 

俺たちの修学旅行で、沖縄に来ている

 

 

 

来年は就職活動と大学進学で忙しい、今二年生であるからこそ、遊べるのは今だけ。来年はこの四人で事務所も作る。遊べるのは今だけだろう。だからこの修学旅行を後悔がないくらい楽しむ。

 

十月は色々あったからな。ここで羽を伸ばせたらと、俺たちは楽しくこの西の島を楽しむ。

 

 

「でもさ。彩葉はともかく、一花は修学旅行よく来れたね?」

 

「輝夜と八千代は二人が修学旅行に行くのを反対しなかった?寂しいって言うだろうし」

 

「ああ、それか」

 

「それはもちろん・・・・」

 

 

俺が修学旅行に来れたことに、芦花と真実に疑問を抱かれる

 

その理由は家族である輝夜と八千代が行かないで欲しいと、寂しいからと修学旅行なんて行かないで欲しいと言われたんじゃないかと予想していた。まあ、確かに言われた。寂しいから修学旅行に行かないで欲しいと、輝夜と八千代は現実で生きれるようになったとはいえ、今から学校に行かせるのは難しい。だから俺と同じ学校の一員ではない輝夜と八千代は修学旅行には行けない

 

 

だから

 

 

 

「「一花!」」

 

 

 

「え!?輝夜!?八千代!?」

 

「なんで二人がここに居るの!?」

 

「オーバーナイトの収入でここまで来た。どうしても俺が居ないとやだって言って、四日間の留守番に耐えられなくて・・・」

 

「自身の収入でここまで付いてきたのよ。一緒に行動するのはかなり難しいけど」

 

「自腹でここまで来たの!?」

 

「二人の一花愛は偉大だね?」

 

 

「当然だもん!輝夜は一花とどこでも一緒!」

 

「ですから、一花の泊まるホテルも、階は違うけど、一緒です!」

 

 

「マジか・・・・」

 

「一花、二人に愛されているね?」

 

「当然だけど、自腹でここまで付いて来るのは、流石に俺も驚いた」

 

「多分、『気になる』からでもあるけど・・・・」

 

「彩葉?何か言った?」

 

「え?、あ、いや、別に・・・・」

 

 

輝夜と八千代も沖縄に来ていた

 

当然ながら俺がどこに居ても一緒に居たいため、わざわざ親父と母さんに頼んで戸籍まで作って別の飛行機に乗って、オーバーナイトの収入である自腹でここまで付いて来た。まさかここまで付いて来ることに関しては俺も驚いた、この二人ならどこであろうと付いて来るだろうと思っていたけど、まさかここまでするとはね

 

しかも俺たちが泊まるホテルまで事前に調べて、そこに泊まる手配までするなんて、本当にこの二人は凄いよ。まさか沖縄まで付いて来るなんてな

 

 

「でも、バス移動が多いよ?どうやって付いていくの?」

 

「最近八千代がバイクの免許を取ってな、レンタルバイクで二人で移動する!」

 

「え!?八千代!?バイクの免許を取ったの!?」

 

「YES!一花とバイクデートしたくて、パパに戸籍を作った後に、すぐに免許を取りに行きました!」

 

「輝夜は車の免許欲しい!まだ取れないけど!」

 

「じゃあ八千代がバイクで輝夜を連れて、私たちの後を付いていく感じ?」

 

「まあ、そうなる」

 

「本当にどこでも一花の行く場所に付いていくのね?」

 

「それがこの二人だし」

 

 

当然いろんな場所に観光しに行くのだから、バスの移動が当然必要である。

 

沖縄は電車がなく、代わりにモノレールがあるが、それでもモノレールの駅からかなり離れた場所にも行くため、車かバイクは必ず必要だ。だから八千代がバイクの免許を取っている為、輝夜を乗せて移動する。元々八千代が現実世界で体を得た時に、俺とバイクデートしたくて、無理して免許を取ったのだがな

 

輝夜もあと一年したら車の免許を取りたいって言うし、輝夜と八千代の愛は絶大だ

 

 

「一花。そろそろ移動するみたい」

 

「そうか、じゃあ俺たち移動するから、後から付いて来てくれ」

 

「「はーい!!」」

 

「どこへ行くの?」

 

「水族館。有名なジンベエザメやサンゴ礁とか、見に行くだってさ」

 

「美味しいもの、あるかな?」

 

「真実!水族館だから食べ物はないよ!」

 

「軽食くらいしかないはず」

 

 

そろそろ移動するとのことで、後から付いてくるよう、輝夜と八千代に行っておく

 

向かう先は水族館、東京の水族館には絶対にいない魚などが居る。それを見に行くなどをするのが、今回修学旅行の予定の一つ。沖縄の水族館は他の水族館と比べ物にならないと言われているし

 

沖縄なんて初めてだし、どんな感じが楽しみだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「へえ・・・・すげえな」

 

「京都にも水族館あるけど、全然違う・・・」

 

「海もそうだけど、水族館の中も海水が青い!」

 

「美味しそうな魚がいっぱい・・・・」

 

「真実。水族館来て、感想が魚が美味しそうって、マジかよ!?」

 

「あんた、常にお腹でも減っているわけ?」

 

「これはあいつ(真実の彼氏)に任せるしかねえな」

 

「ちょ!?呼ばないでよ!恥ずかしい!」

 

「あんたの今の感想の方が恥ずかしいわよ」

 

 

海水族館に着いた

 

他の水族館と違って、水槽の中にある海水がとても青い。海と同じくらい透明度。あまりに綺麗で感動した。ここで泳ぐ魚類達はさぞかし、水槽という狭い中でも気持ちよく泳げそうだ

 

そんな中、真実はそんな水槽な中に居る魚類を美味しそうとトチ狂ったことを言いやがる。生き物全部を食べようとしないよな?人間以外。この食いしん坊をあいつ(真実の彼氏)に任せた方がいいかもしれない。ちょうど同じクラスだし

 

 

「あ!一花!」

 

「居た!」

 

「来たか、水族館では静かにな?」

 

「他のクラスも居るからね」

 

「注目浴びるから、静かにして」

 

 

「ん?天人?酒寄さん?その子達は?知り合いか?」

 

 

「あ、ああ。先生!知り合いです!気にしないでください!」

 

「偶然会ったもので・・・・・」

 

 

後から輝夜と八千代がやってくる。どうやら俺を探していたようだ

 

当然ながらクラスで移動している為、迷惑がからないように静かにするよう頼む。やっぱり着いて行きたいなんて、無茶だと思うが、かなり輝夜と八千代に注目が集まり、先生に気付かれ、知り合いかと問われ、バレてしまった以上は偶然知り合いだと思わせて誤魔化すしかない

 

クラスのみんなに見られるのは少しキツイな。俺の家族が自腹で付いて来ているなんて、思われたくない

 

 

「少しは自分の立場を隠してくれ」

 

「そうよ。身内まで付いてくるなんて、恥ずかしいんだからね。後から付いてくるようにして!」

 

「ええ〜〜!それじゃあ付いてきた意味ない!」

 

「俺の背中を追う感じでいいから」

 

「は〜〜い」

 

「どこでも一緒だね。輝夜と八千代は」

 

「ああ、おかげでクラスにどんなことを思われるか・・・・」

 

 

輝夜も八千代も一緒に居たい気持ちはわかるけど、これは学校の行事だから、それ以外の人と一緒になるのはまずいと思うけどな。俺たちの行事に邪魔にならない程度で行動してくれと頼んでおく

 

身内まで修学旅行に付いてくるなんて、自腹で来ているとはいえ、恥ずかしさはある

 

二人の美貌もあるせいで、当然ながら

 

 

「あれ?天人?これ夏休み前に学校に来た子よね?」

「え?もしかして沖縄出身の子?」

「もう一人も居るね、銀髪で可愛い!」

「あれ?なんか銀髪の方、月見ヤチヨに似ているよな?」

「天人君。この二人は知り合い?」

 

 

「あ、えっとだな・・・・・俺の従姉妹で、双子だ。俺の修学旅行に付いて行きたいってことで、自腹で付いてきたんだ」

 

 

「へえ!双子なんだ!?」

「金髪の方がお姉ちゃんかな?銀髪が妹の方?可愛い!」

「どっちも可愛いじゃん!」

 

 

「みんな!俺の従姉妹が珍しいからって、騒ぐなよ!」

 

「みんな!静かにして!」

 

 

輝夜と八千代の存在にみんなは気づき、珍しさで近づく

 

とりあえず従姉妹で双子であることを誤魔化しておく、でも修学旅行中で、ここは水族館。騒いでは困るし、他の客も居るというのに。輝夜と八千代の存在がバレてしまったため、とりあえず先生とガイドさんに事情を話して、俺と彩葉は謝る

 

 

「先生!ガイドさん!本当にすいません!ウチの家族の従姉妹がどうしても俺の修学旅行に付いて行きたいと言い、自腹で付いてきまして・・・・」

 

「ホテルまで同じで、この先も付いてきます」

 

「天人の家族が付いてきたのか。自腹で付いてきたのか、ホテルも同じ、いっその事、このまま同行させるか?」

 

「いいんですか?」

 

「いいも何も、どうせこの先も付いてくるんだろ?お前の従姉妹。ホテルも一緒ならこのまま同行してもいいぞ。自腹だし」

 

「ありがとうございます!!」

 

「すいません!あの二人がご迷惑をかけまして!」

 

「自腹で払っているなら付いてくる分は構わないかな、移動はどうしていたんだ?」

 

「あの銀髪の方がバイクの免許を持ってまして」

 

「え!?あの子、バイクの免許を持っているのか!?」

 

「はい、ですので、無理に俺たちのバスに入れる必要はないので大丈夫です」

 

「お前の従姉妹凄いな・・・・」

 

「まあ、色々ありましてね」

 

「わかった。ガイドさん、すいません。二人追加でお願いします」

 

「はい、わかりました」

 

「とりあえず、あの従姉妹さんを連れて来てくれるか?」

 

「はい、輝夜!八千代!ちょっとこっちに来て!」

 

「何?」

 

「なんですか?」

 

「先生が特別に同行の許可を貰った。これで堂々と俺と一緒に行動できるぞ」

 

「本当に!?」

 

「ありがとうございます!一花の先生!」

 

「まあ、見た目は生徒達と変わらないし、大丈夫かな。なるべく僕たちの居場所から離れないでね?えっと・・・・名前は?」

 

「私!輝夜!」

 

「私は八千代です!」

 

「輝夜ちゃんに八千代ちゃんだね。同行しても構わないから、他のお客に迷惑だけは控えるようにね?」

 

「「はい!!ありがとうございます!!」」

 

「輝夜、八千代、こんな滅多なことはないんだ。先生の言う事は必ず聞くこと、いいな?」

 

「「うん!わかった!!」」

 

「先生、本当にありがとうございます!」

 

「まあ、自腹で付いて来ているならいいかな。にしても修学旅行に自腹で付いてくるなんて、天土の従姉妹は凄いな、余程お前のことが好きなのか?」

 

「まあ、そんなとこです」

 

 

「ええ、急遽ではあるが、この修学旅行に天人の従姉妹が同行する。みんな!仲良くな!」

 

「「「「「「「「はーい!!!」」」」」」」」」

 

 

なんと特別許可で、先生から輝夜と八千代の同行許可が貰える

 

自腹でこの旅行に付いてくるんなら、同行しても構わないと許可が降りてくれた。本当ならダメなところを許してくれた。マジで担当教師が心を広くて本当に感謝だ。これで二人は隠れて俺たちに付いてくる必要が無くなった。二人が俺たちに同行したら迷惑になるかもしれないと思ったが、先生が心の広い人でとても助かった

 

そして先生は他の生徒にも、二人と仲良くするよう頼み。輝夜も八千代も移動と食事以外は一緒に行動する。ただし、周りに迷惑がかからないよう行動を取ることと、先生の言うことを聞くことが条件で

 

 

二人も俺たちと共に行動する

 

 

 

「魚ああああああああ!!」

「「「「「「魚あああああああ!!」」」」」」」

 

「チンアナゴおおおおお!!」

「「「「「「チンアナゴおおおおお!!」」」」」」

 

 

「もう仲良くなったのか?仲が良くなったのはいいけど、でも何しているんだお前ら?てかあれ?それ見たことあるんだけど?」

 

 

なんとか俺、彩葉、真実、芦花以外のクラスメイトと、輝夜と八千代はもう仲良くなっている。

 

その証拠に変なポーズを取りながらもう仲良くなっていた。けど、そのポーズなんか見たことあるのは気のせいだろうか?

 

 

その後も有名なジンベエザメを見て、魚と水族館の講座を話したりして、次の場所へ向かう

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

次は沖縄の文化体験

 

沖縄の伝統芸能である『エイサー』

 

少し小さい太鼓を打って踊る演奏のことである。当然観光だけでなく、沖縄の伝統行事も体験していく。その演奏を鑑賞するだけでなく、今回は特別に自分達もエイサーをやると言う体験まで行う

 

女子は舞をして、男子は太鼓を持って、演舞する人たちに教わりながら、真似して演奏を体験する。当然ながらいきなり体験とは言え、上手くできない

 

 

だが、そんな中で『八千代』と『輝夜』は

 

 

「「イーヤーサー!サー!スリサーサー!!ハーー!!」」

 

 

「「「「「「「「おお!?」」」」」」」」」

 

 

「八千代と輝夜!うま!?」

 

「初心者の動きじゃないよ!?」

 

「八千代と輝夜、なんか初めてな感じしないけど、もしかして・・・・」

 

「ああ、多分だけど。輝夜は元々ダンスと歌が上手いから、見ただけで覚えたんだろうけど、八千代は多分、この八千年間の間で、沖縄の伝送文化を知っているんだと思う」

 

「過去にエイサーの文化を知っているくらい、沖縄に来たことあるってこと?」

 

「多分な、八千代。お前大昔にこの踊りをしたことある?」

 

「はい!ヤッチョは沖縄に来たことがあるのです(大昔に)。だからこの舞は知っているのです!」

 

「道理で上手い上に、段取りがわかってやがる」

 

 

「凄いな。八千代ちゃんも輝夜ちゃんも上手いじゃないか」

 

 

輝夜も八千代も体験するが。初心者とは思えない舞を披露する。普段エイサーをしている踊り手である演奏者のベテランの人たちが感心する程に、二人の舞は凄かった

 

輝夜は学習が強いから、演奏者の踊りと歌を見て聞いだけで真似出来るほど、上手く踊れるため、輝夜は上手く、八千代も上手いのだが、彼女は今から八千年前からこの地球で生きている。大昔に沖縄に来ていて、その時からエイサーの伝要芸能を知っているんだなと、次にどう動けばいいかわかっているみたいだ

 

輝夜と八千代はエイサーは完璧にできていた

 

 

「ねえ一花?こういう祭り的な曲もオーバーナイトで歌わない?」

 

「俺も考えていた。祭り系の曲もいいかもな」

 

「なになに?また新しい曲を思い浮かんだの?」

 

「ああ。アサヒさんたちや、芦花や真実も歌える曲を、今このエイサーを体験して、思いついた」

 

 

このエイサーを体験して、次の新曲を思いつく

 

アキラさん達と芦花と真実でみんなで踊れる曲がいいなと、踊りも含めて考える。お祭り曲も悪くない。ツクヨミの世界は和風な世界観。盆踊りも悪くないはずだと。この体験で次のライバーの活動が思いつく

 

この体験も楽しく、自分達の活動の新曲のアイディアにもなった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昼が終わった後、次は、沖縄の世界遺産『首里城公園』

 

修学旅行は勉学もある、沖縄の歴史を知るためにここ都市公園に来ていた。歴史を知るのも修学旅行である、とは言っても建物を見て回って、この建物の歴史を聞くだけ。それが終わったら、少し自由時間が貰える

 

自由時間は常に決められた班と移動しないとならない。俺は彩葉と真実と芦花と言ういつものメンバーで。輝夜と八千代を連れて周辺を観光する。八千代は八千年生きているわけで、当然ながらここも知っている。彼女に軽くガイドを頼んで、自由時間を過ごす

 

 

「ここが、遺構か」

 

「はい、ここが中心の場所と言ってもいいところです」

 

「京都の観光場所と違って、赤が強調的しているね」

 

「一度建て直して再現を繰り返して、やっとこの状態になりました。過去に戦争とかで焼却して無くなったこともありますから、再現するのに、かなりの時間を費やしましたから」

 

「だとしてもよく再現できているわ」

 

「広いね〜〜〜」

 

「赤い屋根とシーサーの銅像がいっぱいだよ!一花!」

 

「こんだけ赤いと、なんか目がチカチカする感じするな」

 

「視力が戻ったせい?」

 

「ああ。眼鏡をかけていた以上に視力が戻って、綺麗だけど、琉球王国の建物は真っ赤過ぎて、直視するのは少しキツイな・・・・・」

 

 

遺構と言う、首里城の中心とも言われる場所に来て、沖縄の歴史を感じる観光スポットに来ている

 

建物の赤みが凄過ぎて、俺はあまりに直視するのが難しい。なんか不老不死になって視力がバカみたいに良くなり過ぎたのか、3.0から5.0くらい目が良くなり過ぎて、首里城の赤い建物がハッキリ見え過ぎて、かなりチカチカする。床まで赤いからな

 

建物を見て回っていると、そんな中

 

 

ザワ・・・・・ザワ・・・・・ザワ

 

 

「それと・・・・なんかこっちを見られているぞ?」

 

「こっちじゃなくて、あんたを見ているのよ」

 

「俺?なんで俺?」

 

「あんた、いい加減自分の顔の良さを理解したほうがいいわよ」

 

「ナルシストみたいで嫌なんだけど・・・・」

 

「みんな、一花を見ているわね。しかも女性ばっかり」

 

「一花は不老不死になって、更にイケメンになったかあ、みんなに釘つけだね」

 

「そうなんだ。本当に男版の八尾比丘尼になった気分」

 

「むう!一花は輝夜のだぞ!」

 

「そうです!そんなに見ても一花はあげません!」

 

「輝夜、八千代、大きな声を出すな」

 

 

カシャ!!

 

 

「げ!?盗撮された!?」

 

「あんたの顔が良すぎるから、写真に収めておきたいのね」

 

「八千代!輝夜達は至近距離で撮ろう!」

 

「はい!デジカメあります!」

 

「対抗しなくていいんだよ!!」

 

 

不老不死になった俺が珍しいのか、周囲の人(女性)がかなり俺を見てくる

 

しかも盗撮されたんだけど、そんなにアルビノみたいな顔と体になった俺が良いですかね?輝夜と八千代もそれに対抗して俺の顔を撮ろうと、至近距離とデジカメで撮ろうとする。デジカメなんていつ買ったんだ?

 

 

と言う感じで、1日目の修学旅行はこんな感じ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕方、ホテルに行き、それぞれの部屋割りに行き、荷物を置いて夕飯にする。部屋割りは輝夜と八千代は別の階で、俺たちは同じ階の部屋、俺はあいつ(真実の彼氏)と同じ二人部屋、彩葉は真実と芦花の部屋割りになっている。ウチのクラスは人数は奇数で、彩葉と真実の芦花の三人部屋。修学旅行で三人部屋は普通なら取らず、他のクラスと一緒にされるのだが、他のクラスは偶数しかいないため、運良くうちの奇数しかいないクラスは、彩葉は芦花と真実の三人で部屋を取ることができた。彩葉も常に仲の良い二人と部屋割りに慣れて嬉しいはずだ

 

それでから夕飯だが、輝夜と八千代は学校の関係者ではないが、先生が気を配ってくれたのか、二人の席も用意してくれた。だが食事は当然自腹だが、一緒で行動してくる以上は席も用意してくれて、これで安心して二人も一緒に俺たちと食事を取れる

 

 

「一花!これ美味しい!今度輝夜も作ってみたい!」

 

「お前、今度は沖縄の料理にまで手を出す気か?」

 

「一花にいろんな料理を食べさせたいのです!」

 

「その内、フレンチもやりそうね」

 

「グランメゾンぽいことはするなよ、頼むから」

 

「でもマグロの瞬間焼きはやりたいかも!」

 

「正気か!?包丁を油で揚げて切る作業するのか!?」

 

「いいな、一花と彩葉は輝夜と八千代に作って貰って・・・・」

 

「お前はあいつ(真実の彼氏)に飯を作ってやれば?」

 

「作っているよ!?最近も輝夜と八千代に料理教わって、弁当を作ってあげているもん!」

 

「へえ、グルメインフルエンサーが遂に自分で料理しているんだ」

 

「最近彼との時間を大事しようと必死だもん」

 

「その方がいいだろ、あいつもお前が居なくて寂しいって、さっき言っていたしな」

 

「わかる!真実の彼氏の気持ちわかるな、輝夜も一花がいないとやだもん!」

 

「はい!真実の彼氏さんの気持ち、ヤッチョ達と同じ気持ちです、好きな人と一緒に居たいのは当然なんです!」

 

「てことは明日の自由時間は、俺らとじゃなくて・・・・」

 

「うん、彼と楽しむよ」

 

「じゃあ、明日は俺と彩葉と芦花と輝夜と八千代の五人でか」

 

 

明日は真実抜きで、沖縄との自由時間を班と一緒になって観光する。

 

真実は明日は彼氏と一日過ごすようで、今まで時間を取れなかった分を明日に使うようだ。明日は一日自由時間、沖縄を自由に観光できる。しかし一人で行動するのはダメ。何かのトラブルに巻き込まれたら困るため、最低でも二人で行動する事。安全な修学旅行するのだから当然である

 

だから俺たちは明日は五人で過ごす。明日は輝夜が行ってみたい場所があるため、今の内に行きたい場所を調べて、明日の予定に入れておく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夕食が終わって、その後はお風呂に入るのだが、当然ながらこのホテルは男子と女子に分かれたお風呂がある、部屋には無いため、輝夜と八千代はここでも俺と一緒に入りたかったようだが、今回はもちろん男女で入れる場所がないため、今回は断念。『普段から一緒に入っているん』だから、今回は別々で入る

 

その後は多少遊ぶだけの時間があり、ホテルにあるゲーセンで遊んだりして、あとは寝るだけなのだが、輝夜と八千代が夜遅くまで彩葉たちの部屋で遊びたいと言うが、それは許されない。夜更かしは良くないとして、先生が一部屋回ったりするため、怒られるのを避けるために、夜更かしはせずに自身の部屋に戻る。俺は男だから、彩葉たち女子の部屋にいつまでも居たら確実に先生に怒られる

 

それで残された女子だけの女子会が始まる

 

けど、彩葉からある話を持ち出す

 

 

「輝夜、八千代、芦花、明日夕方に海の浜辺に行きたい、そこで『一花に想い』を伝えたい」

 

「え!?どういうこと!?」

 

「そう、明日言うんだ」

 

「どうしてもなんですね?」

 

「うん」

 

「え?輝夜、八千代もどう言うこと?明日一花に何するの?」

 

 

明日の夕方、海の浜辺に行きたいと、そこで俺に想いを伝えたいと言う

 

輝夜と八千代はそれがどう言う意味なのか理解しており、真実と芦花だけはわからない。これはこの前彩葉が相談したこと、彩葉にとってもやっぱり二人に譲れない想い、その言葉を聞いて、決して嘘ではないと本気であると二人に伝わっている

 

輝夜も八千代も、彩葉の事をなんだかんだで家族であることを受け入れているからこそ、明日、彩葉はあることを計画している

 

芦花は真実は全くわからない、何を彩葉は計画しているのか

 

それは

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「この80年くらいは、私を『お嫁さんにして欲しい』って言いたいの」

 

 

「「・・・・・・・・・・・え!?」」

 

 

 

それは彩葉が人間だからこその想い

 

不老不死である俺を求める。人間のせめてものの愛。それをどうにかして手にしたい。輝夜と八千代は月人だから千年先でも生きていける。でも、彩葉は人間、俺たちとそこまで先は生きていけない

 

だから今だけは

 

 

俺と愛し合いたいと、想いを伝えようと計画していた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

一方、俺は自室で

 

 

「なあ一花」

 

「なに?」

 

「一応言うけど、真実とほぼ一緒にいるけどさ、もしかして・・・」

 

「浮気なんてしてねえよ」

 

「でもさ、今のお前すげえかっこいいし」

 

「おい、いくらなんでも真実が浮気しているなんて、彼氏が疑うなよ。あいつはお前以外の男は全然興味なくて、飯にしか興味ない奴だぞ?あいつと俺は女友達だよ」

 

「そうなんだ・・・・でもお前かっこいいし」

 

「あのな!お前明日真実とデートするんだろ!俺が白くなったくらいで、あいつが俺に浮気するとか、天地がひっくり返ってもあり得ねえよ。そんなにあいつが大事なら、明日あいつにキスでもしろよ!」

 

「な!?それは流石に早いだろ!?」

 

「早くねえよ。付き合っているならそれくらいするんだよ(俺はもう輝夜と八千代としたし)。お前もさっさと真実の愛を明日確実に作れ!」

 

 

寝る前にあいつ(真実の彼氏)に浮気を疑われていた

 

俺に真実にそんな想いないから、あいつは本当に一番の仲の良い女友達だし、俺が不老不死になって女にモテるようになったからって、真実が俺に浮気なんてするか。あいつは最近こいつのために弁当を作ってあげてんのに、輝夜と八千代に作り方教わっているのに、こいつ(真実の彼氏)は何をふざけたことを言っているのだろうか、確かに一緒に行動することは多いけど、あくまで、あいつは友達だ

 

そんなにあいつともっと愛したいなら、さっさとやることやって、物にしろと俺はあいつ(真実の彼氏)に文句を言ってやった

 

 

 

 

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