超かぐや姫! 〜彩葉の幼馴染のかぐや姫物語〜   作:ソール

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最終話 ハッピーエンド

 

 

 

俺、天人一花は24歳を迎えた。大学を卒業をしてから二年経って、高校の時に幼馴染に不老不死にされて。17歳から何も変わらない姿となった。白い姿もそのまま。でもここから人生が変わることがある

 

それは

 

 

 

 

 

俺を不老不死にした、幼馴染である酒寄彩葉と

 

 

結婚することだ

 

 

 

 

今日はその結婚式である

 

俺と彩葉控え室にて、もうタキシードとウエディングドレスを着て、式が始まるまで待っていた

 

 

 

「奇跡だと思っている。お前と結婚できることに」

 

「私もそう思う。まさか願いがこんなに早く叶うなんて思いもしなかったから」

 

「本当に、俺のことが好きだったんだな」

 

「当然よ、一花は私のことは好きじゃなかったの?」

 

「男はこういう時恥ずかしいからな。好きだって素直になれない。そして俺は朝久さんの言葉約束でもお前を守っていただけだから、でも・・・・今は愛している。例えお前が百年過ぎてこの世から去ったとしても」

 

「私もよ。一花を愛している。小さい時からね」

 

 

 

本当なら幼馴染で終わるはずだった。それくらい現実の恋愛は、幼馴染みの恋愛は難しい

 

なのに、俺たち幼馴染は結婚まで結べた。幼稚園から、小学、中学、高校、大学、職場まで、全部一緒で、家も今も一緒に同居して、そのまま結婚する。幼馴染だとしても、そこまで一緒にはなれないと俺は思っていた。でも彩葉は違う。彩葉は小さき頃から望んでいた

 

彩葉の願いは叶ったんだ

 

そうなったら、俺が答えるのが筋だ

 

俺だってここまでされて彩葉を想ってない訳が無い。あの人の約束で守ることを選んだとしても、幸せだって、俺が作る。彩葉の将来だって俺が楽しい日々を用意してやるさ。それが男である俺の筋だ

 

 

これで彩葉は、『天人・彩葉』として俺の妻になる

 

 

「新郎新婦様。式の準備が整いました。そろそろ準備をお願いいたします」

 

 

「はい!行こう。彩葉」

 

「うん!」

 

 

式の準備が整い、そろそろ式へ向かってほしいと、スタッフに言われる

 

 

返事をして。彩葉の手を取って、会場へ向かう。俺の肩に彩葉は抱きついて、式へと歩く

 

 

 

 

中に入ると

 

 

 

「「「「「「「うおおおおおおおおお!!」」」」」」」

 

 

 

輝夜達のみんなが待っていた。大学と高校の友達と先生、事務所のスタッフとマネージャーさん達、関係者の人たちが祝ってくれる。今まで俺には友達とか知り合いとかそこまで居ないと思っって居たけど、大人になるとここまで俺にはたくさんの友人が居たんだなと、今になって思い知らされた

 

それで、二人で教会の前に立つと、両端に俺たちの親が居た

 

 

「一花。姿があまり変わらないとはいえ、結婚おめでとう」

 

「ありがと。親父」

 

「この八十年は彩葉ちゃんのために生きるのよ?」

 

「わかっているよ。母さん」

 

「彩葉、幸せにな?」

 

「うん、ありがと、お母さん」

 

「一花くん、彩葉を頼んだで」

 

「はい、任せてください」

 

「彩葉ちゃん、一花と幸せに」

 

「こんな子ですけど、よろしくね?」

 

「はい!お義父さん、お義母さん」

 

 

親父と母さんと紅葉さんから祝福される

 

ここまで色々あったけど、結婚まで結びつけるのに苦労もあった。本当に俺と彩葉は輝夜と八千代の二人に出会ってから人生変わった。多分だけど、ここまで進むことができるのは、二人のおかげでもあるかもしれない。

 

俺だって変わったんだ。彩葉の想いを答えられるくらいにな。朝久さんのことで罪悪感もあって、彩葉を守る事なんてできないとか、自分の愚かさに自信をなくしていた

 

でも、今はそうじゃない、不老不死になってからは彩葉のために生きると決めた。絶対にこの八十年は俺が彼女を幸せにする。十七歳の体のまま老いる事なく。彩葉が老いていく姿をこれから見ることになっても、俺は彼女の夫だ。

 

 

この八十年で、俺が彩葉のハッピーエンドを作る

 

 

 

「一花、彩葉ちゃん。月詠様は来れない代わりに、これを受け取ってある」

 

「これは?『腕輪』か?」

 

「結婚指輪もあるけど、これも是非付けて欲しいって」

 

「あの神様が・・・・」

 

「わかった、彩葉」

 

「うん」

 

 

愛の誓いを交わす前に、月詠様の贈り物を腕に付ける

 

残念ながら俺たちを助けてくれた、俺たちの主神殿は神様も忙しいのか、結婚式には来れなかった、その代わり贈り物を受け取った。それは腕輪。結婚式だから結婚指輪も当然用意してあるが、それとは別の贈り物を親父に送って貰い、俺と彩葉はそれを付ける

 

すると

 

 

ブウン!!

 

 

「っ!?」

 

「え!?」

 

 

突然、周囲が『止まった』

 

 

 

いや

 

 

 

『時が止まった』

 

 

 

突然周囲の人たちが止まる。世界が静止した。窓から外を見ると、鳥や雲が止まっている。間違いなく、この腕輪を付けた瞬間、時が止まった。

 

 

「あれ?一花?」

 

「みんな、どうして?」

 

「輝夜と八千代は動けるのか?」

 

「どうなっているの?なんで時が止まって・・・・」

 

「っ!これは月詠様の紋章!?」

 

「眷属である輝夜達は動けるのかな?」

 

「そうかもしれませんね」

 

「でも、なんでこれを付けた瞬間、時が止まるんだ?」

 

 

時が止まったのに、輝夜と八千代は動ける。その理由は腕にある月詠様の勲章が光っていた。月詠様の眷属である輝夜と八千代は動けるらしい、それ以外はみんな止まっている

 

月詠様はなんのつもりで、この腕輪を俺たちに渡したのか

 

 

その理由は

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「一花、彩葉」

 

 

 

 

「っ!?・・・・え?」

 

「え?誰?」

 

「え!?この人って・・・・・」

 

「お父さん!?」

 

 

 

「えっと・・・・・月の神様が最後に僕に君たちの結婚式を見せてあげるって、わざわざ時を止めて、僕をここへ飛ばしてくれたんよ、えっとそっちの子が輝夜ちゃんと八千代ちゃんかな?よろしゅうな?僕は彩葉の父で酒寄朝久や」

 

 

「彩葉のパパ!?」

 

「ど、どうもです!」

 

 

俺たちの後ろで、彩葉の父

 

 

 

酒寄朝久さんが再び現れる

 

 

 

月詠様が気を利かしてくれたのか、最後に俺たちの結婚式を見せようと、死んだはずの朝久さんが、若干体が少し光っている状態で現れる。まさか結婚式で朝久さんが現れるなんて、思いもしなかった

 

 

「彩葉、綺麗になったやな。もうすっかり紅葉みたいに大人や」

 

「お父さん!会いたかったや!」

 

「ああ、僕もや。一花も、あの時から変わらないとはいえ、立派になったやな」

 

「ええ、ここまで彩葉を守ってますよ」

 

「その調子で頼むな。輝夜ちゃんも八千代ちゃんもありがとうな。ウチの子と仲良くしてくれてな」

 

「あ、い、いいえ」

 

「彩葉とは、親友ですし、家族ですので」

 

「うん、今後もよろしくな」

 

「お父さん、私・・・・」

 

「今日は結婚式やで。悲しい話は抜きや。会えるのが今日で最後でもや」

 

「あ、うん、お父さん、私やっと一花と一緒に家族になれたんよ」

 

「ああ、やっと彩葉の願いは叶ったね?」

 

「え!?そんな小さい時から俺のことを好きだったの!?」

 

「そうやで、一花は全然気づいてくれへんからな」

 

「無理ですって、男の俺には・・・・」

 

「うう!輝夜だって一花のことが好きだもん!!」

 

「ヤッチョだって!!」

 

「おやおや、彩葉にも負けない一花に想いが強い子が居たようや。一花は罪な子や」

 

 

「うう、言い返す言葉もありません」

 

 

 

まさか、彩葉がそんな小さい時から俺を想っていたなんて知らなかった

 

俺ってそこまで昔から、この人に償うばかりで周りを本当に見てなかったんだと思い知らされている。なんだか今日は大事な日だけど、この日を本気で迎えて良かったと思う。俺今まで、彩葉の気持ちを予想以上に蔑ろにしていたことに後悔した

 

これは男として、今日はしっかり嫁になる彩葉に愛を示さないと、俺は彩葉に申し訳ないと思った

 

輝夜と八千代だって愛してくれているわけだし、俺って結構を愛されているのに、なんも気づいてなかったとか、かなり俺って情けないんだなと今自覚した

 

 

「これからも彩葉をよろしゅうな、二人とも」

 

「「あ、はい」」

 

「一花。また言うで、これからも彩葉を頼んやで」

 

「ええ、もちろんです」

 

 

「彩葉、これからも一花とこの子たちと一緒に幸せにな?」

 

「うん、大丈夫や父さん。ウチはもう一花たちと幸せにやっとる。もうウチは毎日が幸せやで、だから心配しなくても大丈夫や」

 

「そうなんか、それは何よりや。僕の願いは叶ったや」

 

 

娘の幸せを願っていたのが、朝久さんだ

 

そのために必要なのが俺、その俺は約束通りに果たせていると、もう天国から見続ける必要はないだろうと、もうこれ以上は見守るのはやめると朝久さんから口にする

 

俺たちが迷い過ぎるが故の結果だ。支えられても文句は言えない。でももう俺たちは上手く大人になれたと、もうこれ以上言うことは無くなったようだ

 

 

「紅葉や朝日にも色々言うたかったやけど、二人の間に生まれる子も見たかったけど、そうもいかへんみたいや」

 

ブウン!!!

 

「っ!体が!?」

 

「あの神様には感謝やな、もう君たちに話せる時間もそこまで用意できかったやけど、もう十分や」

 

「もう天国へ行くに違いありません」

 

「時が動こうとしている」

 

「朝久さん」

 

「お父さん・・・・」

 

 

朝久さんの体が消えかけている。そして時が動こうとしている。月詠様の力がこの腕輪にあったんだろうと思うけど、もうそこまで時を止められいのか、流石にもうここまで長く居られないようだ

 

でも

 

 

「朝久さん。俺たちのこれからを見届けてください」

 

「お父さん、私たちはもう幸せだよ」

 

 

「そう言うと、思ったや。じゃあ、最後に言わせてもらうで、輝夜ちゃん、八千代ちゃん。これからも二人とよろしくな。そして、結婚おめでとう。一花、彩葉」

 

 

ビュン!!!

 

 

「ええ、さよならです」

 

「ありがとう。お父さん」

 

「彩葉のことは任せてください!」

 

「はい!彩葉は私たちの大切な家族です!」

 

 

そうして、朝久さんは消えた

 

もう俺と彩葉は過去に囚われず未来へと進む、俺たちはもう朝久さんに何も言われずとも未来で楽しく生きていくと、涙も流れないまま、もう二度と会えない朝久さんに伝えて、時間が戻る

 

 

「っ!なんだ?」

 

「一瞬、意識が止まったような・・・・」

 

「気のせいだよ。親父、母さん。式を始めよう」

 

「ん?彩葉?もう嬉し泣きしているんか?」

 

「うん、ちょっとね」

 

「輝夜?八千代?なんで二人が前に居るの?」

 

「あ、ああ、少し近くで写真を撮りたくて!」

 

「今、戻ります!」

 

 

時間が動き、みんなが意識を取り戻す

 

さっき起きたことは後で話すとしよう。今は式を始める

 

ここからが俺たちの大事な誓いだ、俺はこれからの80年を彩葉に捧げる。それが終わったら、永遠に輝夜と八千代と少し離れた小島で永遠を過ごす。不老不死になった俺は人間とは別の悲しみを得ることになる

 

それでも彩葉も愛している

 

この愛は俺にとっては一瞬に過ぎない

 

それでも

 

 

 

「それでは、永遠の愛を誓いますか?」

 

 

「「誓います」」

 

 

 

愛を誓う

 

俺は永遠に生きるけど、この愛はそれでも俺が貫く。永遠じゃないからこその愛だ、これからどうなるかなど、俺でもわからない。苦難もあるだろう。それでも俺たち家族は力を合わせて乗り越える

 

 

「では、誓いのキスを!!」

 

 

「彩葉、いいか?」

 

「うん、一花、愛している」

 

「ああ、俺もだ」

 

 

チュ♡

 

 

誓いのキスをして、俺たちの愛は結ばれた

 

彩葉は百年しか生きられないけど、この愛は永遠にすることはできる。この愛は決して偽りなんかじゃない。いろんな想いが積み重なって生まれたものだ。この先何がっても消えることのない愛にして見せる

 

 

俺と彩葉なら

 

 

 

その後は言わなくてもわかるけど

 

みんなで祝ってくれた。俺たちの結婚を。いろんなサプライズとイベントをしてくれた。楽しかったよ、みんな、俺と彩葉たちにこんなことをしてくれるなんて、こんなことをしてくれるなんて、思いもしなかった

 

俺は一人じゃなかったんだなと、やっぱりみんなで居ると良いものだな

 

その後は両親への感謝の言葉だ。これからは俺たちが親になると、これからは俺たちが立派に大人になると、改めての巣立ちの宣言をする

 

 

 

実は言うと、早くも彩葉のお腹に『子供』ができている

 

 

 

まだお腹は膨らんでいないけど、子供は女の子だ。もう俺たちが人の親だ。その前に結婚式を挙げて良かったよ。生まれる前に結婚式をしなきゃ、彩葉が大変になるから、数ヶ月したらお腹が膨らみ、春を迎える頃に生まれるだろうと医者には言われている

 

 

とにかく、もう俺たちが親であり、大人だ、これから大変ではあるけど、頑張りますと。改めて巣立ちを果たしたのだった

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

結婚式は終わった

 

でも、『俺たちの結婚式は終わっていない』

 

 

それは自宅で、彩葉だけでなく、『輝夜と八千代の結婚式』を始める

 

 

「「「「「「結婚おめでとう!!!」」」」」」

 

 

「ありがとう!みんな!」

 

「子供は輝夜とヤッチョはまだですけど、結婚式くらいは裏で先にみんなにみせたかったのです」

 

 

 

「憎いね。この色男。八千代ちゃんだけでなく、輝夜ちゃんも取るだなんて。彩葉を蔑ろにするなよ?」

 

「わかってますよ!朝日義兄さん!それは当然ですから」

 

 

表では、彩葉と結婚していることにする

 

 

でも、本当は輝夜と八千代とも結婚している

 

 

当然ながらこの世の中では、妻は一人だけしか取れない。でも俺と輝夜と八千代は百年先まで老いることのない子の体で生きていくことになる。せめて親父と母さんや他のみんなに、今度は輝夜と八千代の結婚式をやる。彩葉を省くわけにはいかないから、もう一度彩葉にもウエディングドレスを着て貰っている

 

もちろん二人もウェディングドレスを着ている

 

収入はたくさんあるし、本当はレンタルでも良かったけど、彩葉の分も合わせて買った。大事な俺の花嫁たちに衣装だ。レンタルではなく買って納めたい。ものすごく高かったけど、一生物だ。買って良いほどの財産だ

 

 

差し詰め、これは俺と彩葉と輝夜と八千代の四人の結婚式だ

 

 

「一花。私のことも愛してよ?」

 

「当たり前だろ?彩葉も俺の妻だ」

 

「でも、私が一番になるわよね?先に挙げたし」

 

「そうだな。そうなる」

 

「え!?輝夜が二番目!ちょっとずるい!」

 

「ヤッチョも三番目なんて!納得できません!!」

 

 

 

「いいだろ?何番でも、それでも俺の妻たちなんだから?」

 

 

 

「「「うう・・・・・はい」」」

 

 

「お、一花が早速、夫らしいことをしたな?」

 

「幸先が楽しみね」

 

 

 

何番でもいいさ。俺の妻であることには変わりないんだから

 

まあ、輝夜と八千代は子供は残念ながらまだ先になるが、それでも俺の妻にして家族の一員だ。南蛮とか関係ない。俺を愛してくれる妻たちだ。そこに順番は存在しない

 

それでも言うけどね。『誰が俺の正妻なのか』とか

 

俺にとっては三人そのものが正妻なんだけどね。まあ、認めてはくれないだろうし、それじゃあ正妻とは言えないか

 

でも、これだけは言える

 

 

 

 

「三人とも、こんな俺を愛してくれてありがとう!!!」

 

 

 

「っ!そんなの当たり前じゃん!」

 

「私はそんな先まで生きられないけど、生きている間は一花を裏切らないわ!」

 

「ええ、このヤッチョたちの愛は永遠です!!」

 

 

 

俺を愛してくれた

 

この愛は永遠にしてみせる。決して消えることのない愛に、あれだけ過去に添い潰された俺をここまで愛してくれたんだ。その分のお礼と言う愛を、俺はこれからも示す

 

このかぐや姫の物語から始まった愛を、決して終わらない愛を

 

 

 

「「「一花!!!永遠に愛している!!!」」」

 

 

「ああ、俺もだ!輝夜!彩葉!八千代!俺も永遠に愛している!!!」

 

 

 

 

ハッピーエンドを俺たちは掴んだんだ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして月日は流れ、四年後

 

 

アース・ヘブンはより大きくなった。今俺はその社長をしている

 

副社長は八千代で、輝夜には俺の秘書をやって貰っている。色々事務所の人気が大きくなったことで、イベントも多く、ライブも毎年開催されて、人気は大きくなりアースヘブンはテレビでも紹介されるようになった

 

アースヘブンはみんなと一緒に居たいがために設立した事務所だけど、この人気だと、この人数の配信活動に限界があるとのことで

 

 

急遽人数を増やそうと、ライバーを募集して、数十人が集まった

 

その中で照琴やオタ公にも所属して貰って、アース・ヘブンを更に大きくして活動の幅を入れておくなど、ツクヨミでライバー活動も欠かせていない

 

 

もう28歳を迎えると、みんなの生活にも変化がある。乃依は朝日義兄と一緒に暮らし、雷さんはいくつかいろんな場所を旅をして動画にしてあげるなどをしている。芦花は美容系のインフルエンサーとして、美薬品や化粧品のCMなどをしたり、テレビで紹介を頼まれるなど、芦花もどんどん人気が大きくなる。たまに俺と遊んでくれと頼まれるが、飯食い行くくらいならと、多少相手を頼まれる(もちろん浮気しているのかと彩葉たちに疑われる)。真実はあいつ(高校からの付き合っていた彼氏)と結婚して、今は二児の母だ。でもグルメインフルエンサーとしての活動も忘れていない。たまに家族で美味しいご飯を作ったりする料理教室の動画や外食の料理を紹介などもしたりして

 

事務所仲間のみんなも、この未来でより良い現実世界でしっかりと生きている

 

 

 

 

そして俺は

 

 

「ただいま!彩葉!『愛花』!『一葉』!」

 

「「ただいま!!」」

 

 

「おかえりなさい、一花、輝夜、八千代」

 

「パパ!おかえり!輝夜ママも!八千代ママも!」

 

「バブバブ」

 

 

「ただいま!愛花!ちゃんと良い子にしていたか?」

 

「当然だもん!もうママのお手伝いできるもん!」

 

「そうか、流石俺の子だな」

 

「へへへへへ!」

 

「一花。おかえり。ツクヨミは相変わらず?」

 

「ああ、毎日毎日、楽しいことでいっぱいだよ。彩葉も久しく行ってきたら、二人の面倒は俺がするから」

 

「ありがとう。でも私は母親だから、なんだか心配で・・・・」

 

「そう言うところは、紅葉義母さんと一緒だな」

 

「そういう時だからこそ、輝夜を使えばいいのに」

 

「そうですよ、そのための家族なんですから」

 

「ありがとう。でも私は母親だから、まだしばらくは配信活動は雑談で十分かな、色んなリスナーの奥さん仲間とお話しするのが楽しいしね」

 

「そうか、お前が言うなら仕方がないか」

 

「あ、さっきお母さんが来てたよ。仕事で東京に出張ついでに、少し話をして仕事に行ったけど」

 

「あ、もしかしてまた二人に何か買ってきた感じ?」

 

「ええ。一花も?その袋?」

 

「ああ。朝日義兄さんから、二人に」

 

「帝が、愛花と一葉にだって!」

 

「色々入っています。朝日様は、余程二人を可愛がっていますから・・・・」

 

「ウチのお母さんもね。なぜか子供に弱いのよね」

 

「お前もな・・・・」

 

 

 

 

俺たちは高いマンションを解約して、東京でわりかし広い場所に一軒家を建てて、そこで六人で暮らしている

 

 

俺と彩葉の間に4歳の『姉の愛花』とまだ1歳の『弟の一葉』が生まれた。彩葉も真実と同じく二児の母として、ライバー活動は子供の面倒もあるため、家で夜に短い時間で雑談配信しかしていない。ツクヨミは一ヶ月に数回しか顔を出さない。でも娘である愛花にツクヨミを案内させたりと、『スマメガ(メガネ用)』でツクヨミの楽しさを教えている、愛花も彩葉と同じく頭が良いからすぐに学習してツクヨミのことを理解している

 

愛花も一葉も輝夜と八千代を二人目三人目の母として、彩葉が家事で忙しい時は、二人と一緒に遊んだりとして、俺と彩葉の子供は輝夜と八千代を母として認めている。

 

と言った感じに俺たちは楽しくやっている

 

 

 

「パパ、今日はパパの作るチャーハンが食べたい」

 

「いいぞ。彩葉、材料ある?」

 

「ええ、あるわよ」

 

「それじゃあ作るか」

 

「あ、手伝うよ!一花!」

 

「ヤッチョも!」

 

「ああ、頼む」

 

 

これからどんな楽しいことがこの家族と、事務所の仲間と、できるだろうか、未来がこんなにも楽しいことがこれからも待っていると思うと、不老不死になっただけの会はあったと思う。もちろん長くはないと思うけど

 

 

それでもいい、この時間を大事にするさ

 

 

こんな俺にこんな楽しい日々をくれた輝夜たちには感謝だな

 

 

かぐや姫を拾うだけで、こんな楽しい日々が待っているなんて、なんの奇跡だろうな、でもなんでもいいや、こんな楽しい日々を送れるこれが

 

 

 

 

 

 

 

 

 

俺たちのハッピーエンドだろ?

 

 

楽しかったか?俺たちの物語は?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

超かぐや姫

 

彩葉の幼馴染のかぐや姫物語  END

 

 

 

 

 

 




一応これで完結です


もし続きを書くとしたら、時間と話を考えられたらで



半年以上続いたかな?ご愛読ありがとうございました
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