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52年後
あれから52年後
俺の名前は天人・一花
肉体年齢は17歳で、実年齢は80歳の不老不死
かつて幼馴染でもあり、一番目の嫁である天人・彩葉に不老不死にされ、アース・ヘブンと言う大企業の会長だった
十年前、彩葉と輝夜と八千代と一緒に定年退職した。アース・ヘブンの事は全て俺と彩葉の子供である愛花と一葉に任せた。ツクヨミにはたまに顔を出している。今でも輝夜と八千代の曲を作り続けている。あれから63年もライバーを続けるなど、八千代はAIライバーであるから長く居続けても仕方がないとして、俺と輝夜はそうではないため、63年もライバーをしている俺と輝夜は高齢者になってもライバーをするのかと、ネットではかなり騒がれている
でも、それは夜の活動の話
朝昼では『月読神社の神主』をしている
俺と輝夜と八千代は不老不死にして。月の神である月読様の眷属である。今俺たちは東京を出て、長崎にある小島で、『月読様の神社』の神主と巫女を俺と輝夜と八千代でしている
俺たち三人は不老であるため、見た目が変わらず長い寿命を持つ俺たち三人は月読様の眷属として、月読様の神社の仕事をする
これから百年、千年先まで、俺たちはこの神社で仕事をするよう、月読様の眷属として長く生きていく
そんな中で
「彩葉おばあちゃん!お茶を持ってきたぜ!・・・・・」
「饅頭もあるから食べてくださいね!・・・」
「はーい、ありがとう。良い子ですね。二人とも」
「二人とも、何度も言うけど、彩葉はもうおばあちゃんだけど、お前達二人のお母さんでもあるんだぞ?」
「いいわよ一花。もう私は80歳だし、『一輝』と『八月』もまだ5歳なんだから、私が一花と奥さんなんてわからないわよ」
「『一輝』も『八月』も、同時に生まれるなんてな」
「死ぬまでに、あんたと輝夜と八千代の子供が見れて良かったよ」
「パパ、彩葉おばあちゃんともお嫁さんなんて、パパは女たらし?」
「輝夜母さまも、八千代母様も、居るのに、彩葉お婆様もお嫁さんなんて、お父様は女性の扱いが上手いですこと」
「コラ、茶化すな。二人とも」
俺と輝夜の間に生まれた男の子、『一輝』5歳
俺と八千代の間に生まれた女の子『八月』5歳
事務所退職して、半年前に生まれた俺と輝夜と八千代の子供。俺と彩葉が夫婦であることに変わりはない。だが彩葉が老死する前に俺と輝夜と八千代の子供が見たいと、生まれた二人だ
もちろんこれは重婚だ。やってはならないが、それでも誤魔化せる場所に居る
それは長崎の壱岐市の島である
俺たちはこの島で、この先を生きていく、この月読様の総本社の神社でこれからを生きていく、小島だからあまりに人の少ない島なら、俺たちが不老不死であっても気づかれないだろうと同時に、月読様の約束でもある総本社の神社を守ること、その約束を果たすためにもこの島でこの先を生きていく
老婆になった彩葉と、何も変わらない俺と輝夜と八千代で、住民の人には、当然ながら俺が彩葉と輝夜と八千代の夫であることを知らない。俺が彩葉の孫で、輝夜と八千代が俺の双子の妹だと、俺が不老不死であることを誰も信じないが故に、俺も輝夜も八千代も老人だと言うのに
もう俺たち四人以外の。家族以外の友人、仲間達は
老死している
親父、紅葉さん、母さんに連れて、朝日さん、雷さん、真実、乃依、そして・・・・・・
つい一年前、芦花も老死した
もう大昔からの仲間達も、親もみんな老死した。今あるのはその血を受け継ぐ子供か、その意志を継ぐ後輩くらい、もうアース・ヘブンの創設者達は
もう俺と輝夜と彩葉と八千代を置いて、老死した
だからオタ公も照琴も、仲よかったライバー達もみんな老死した。寂しさは当然ある。これが不老不死の苦しみだろう。朝久さんに与えられた罰だ
彩葉もまだ元気とはいえ、あと十年経ったら、老死するかもしれない。
嫁まで老死するなど苦しみでしかない、しかし、仕方がない。これが人間の寿命である。俺はそれを見なければならない
そう
俺と彩葉の子供である『愛花』と『一葉』も
俺と彩葉の間に生まれた愛花と一葉は、俺の間に生まれた、不老不死の間に生まれた子供でもあるのに、残念ながら俺の不老不死を受け継ぐことはなかった
だから愛花も一葉も、俺より成長して良い大人になっている、自分だけ成長できてないみたいで辛かった。でも輝夜と八千代が居るからまだ耐えられる。愛花と一葉も不老不死を受け継ぐことのできないおっさんとおばさんになっていた。今では真実の子供と仲良くアース・ヘブンをより会社を大きくしているだろう
俺たちと共に生きていた仲間達は、もうあの事務所には居ない
俺たち四人以外は老死した
けど
『仕方がないよ。彩葉はもう80歳だし』
『こればかりは仕方ないじゃない』
『一輝くんも八月ちゃんも。まだ5歳だし』
『子供なら、尚更だな』
『俺の妹も、もうおばあちゃんってなると、もうお前の嫁さんって呼ぶのも難しいんじゃねえのか?』
「おばあちゃんになっても、彩葉は俺の嫁です。こんなお婆さんでも、俺はキスしますよ?アキラさん?」
「ちょ、一花。私はもう良い歳なんだから。もうそんなことしないわよ。それにしなくても愛しているって知っているし」
「パパ。大胆だぜ」
「お父様の彩葉お婆さまのへの愛は、常にあると言うことです」
突然、宙に五つのモニターが現れ、真実、芦花、乃依、雷、そして帝アキラのアバターが出現し会話をした。なぜ老死したこの五人が、アバターとしてモニターに現れるのか
それは
老死する前に、五人の魂を『AI化』させたからである
『彼女』の知恵と、八千代と輝夜と月読様の力で、芦花、真実、乃依、雷、朝日さんの五人の魂を死ぬ前にAI化させて、仮想世界ツクヨミで来世を楽しんで貰っている
俺はずっと考えていた。どうしても不老不死で生きるとなると、俺は輝夜よ八千代以外の人間。彩葉達は長く生きる事はできず老死すると、こんな家族みたいなこの六人をどうにかほぼ永遠に生きる事はできないかと
そう、考えていた時に
『52年前に彼女がある事件を起こして』、『彼女を救い』。『家族になって、彩葉達をAI化させる方法を教えてくれた』
そのおかげで死ぬ前の五人の魂をAI化させて。仮想世界ツクヨミで転生させることに成功した。もちろん現実世界の老体は葬儀でお墓に入れてある、なんとかアキラさん達をツクヨミで活動していたアバターへと転生させることに成功し、真実、芦花、乃依、雷、アキラさんを無事ツクヨミで永遠に生きることができた
これも全部
「まあ、芦花達をAI化できたのもお前のおかげだから、感謝するよ・・・・・・・『織姫』」
『ふふふふふ・・・一花のためなら、なんだって』
「あら織姫。『月の仕事』は大丈夫なの?」
『大丈夫だよ。彩葉!サクッと今日の分も終わらせてきた!オリジナルと違って。私は働き者だもん!』
「そうか、輝夜も八千代もしっかり働いているぞ?今でも巫女で忙しいしな」
『私だってオリジナルに負けないもん!それより一花!いつになったら一輝と八月をツクヨミに連れてきてくれるの?』
「まだ早いだろ。あと二年だな?」
『むう!一花とも最近遊べないし。地球のお仕事はそんなに忙しいの!?』
「まあな。あんまりワガママを言うと、また月読様に叱られるぞ?」
『ひい!?それはヤダ!!!』
天人・織姫
もう一つのモニターが現れた灰色の髪を『輝夜に似たアバター』。俺の52年前に愛花と一葉が生まれた直後に、『彼女がある事件を起こして。彼女を救い、新しい家族となった』。アバターであるため、ツクヨミからしか会えないが、こうして現実世界にアクセスして会話を話せるようになった
「ねえ、パパ!織姫お姉ちゃんとはどうやって知り合ったの?」
「あ、私も聞きたいです!お父様!」
『だって?一花?』
「そうか、彩葉。せっかくだし、昔話でもしようぜ?」
「そうね、そうしようか」
これは彩葉の思い出にして、彩葉との出会いの話。俺たちが28歳の時の夏のお話
新しい家族を迎えた話
ブルーレイで見てたら、また描きたくなったので