超かぐや姫! 〜彩葉の幼馴染のかぐや姫物語〜   作:ソール

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一千花の百人組手

 

 

そして夜、俺とかぐやと彩葉のユニットを賭けられた、勝負イベントが開始される

 

 

「みんな!かぐやっほー!!今宵はかぐやといろPの一千花の凄さをわかって貰うために!今日は『一千花の百人組手』だ!!」

 

「いろPです。一千花は本当に強いので皆さん油断しないよう挑んでください!!」

 

 

「みんなのために、わんわんお!今回天龍・一千花様の頼みで、実況を努める。忠犬オタ公と!!

 

「乙事照琴です!彼の実況を努めます!」

 

「今日も元気に職務果たしちゃいます!!今日はあのオーバーナイトこと、かぐやといろPの相棒である。天龍・一千花が百人のプロゲーマーと百人組手を行います!!」

 

「勝てばユニットの継続、一人でも負ければユニットは解散。かぐやといろPは結婚することに!この戦いにこのお二方の活動が賭かっています!!」

 

 

『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!』

 

 

いつものライブ会場にて、多くのアバターと、このライブ配信を見ている。リスナーやファンが揃っている。動画の視聴数もまだ始まったばかりなのに一億を超えている。スパチャもかなり送られている

 

このイベントがなにより、大きなお祭りと言ったことだ。それに乗じてか、俺が実況者を用意していた忠犬オタ公と乙事照琴が指揮を取って貰った。知名度を集めるために実況者を頼んだ

 

それだけでなく

 

 

「なんでお前が居るんだ?」

 

「もちろん応援なのです!ヤチヨはいつでも一千花の味方なのです!」

 

「な!?なんでヤチヨが!?」

 

「応援してくれるそうだ。俺の勝利を祈っているってさ」

 

「流石ヤチヨ!かぐやはヤチヨが味方だって信じていたよ!」

 

「「イエーイ!!」」

 

「二人ともいつから仲が良かったんだ?」

 

 

なぜか月見ヤチヨが来ていた

 

彼女は俺が勝つことしか信じていない。俺の味方のようだ。主催者がまた贔屓するような事をしていいのだろうか、と思われそうだが、彼女のすることに誰も文句はない。彼女はトップライバーだ。文句を言える度胸のある奴は居なかった

 

俺のファンとしての行動しているだけだと、誰も何も言わなかった

 

 

「一千花!そろそろ・・・・」

 

「ああ、天龍・一千花だ!!宣言する!!俺に挑む参加者!!彼女達の活動と婚姻を賭けて全身全霊で相手をする!百人相手であろうと蹴散らす!!一人でも負けたらこのユニットは解散!覚悟して俺に挑んで来い!!」

 

「なんと!?天龍・一千花はプロゲーマー百人になんの恐れもなく宣言した!!!」

 

 

『おおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!』

 

 

自信満々に宣言した

 

かぐやといろPの活動を賭けているんだ、これくらいの度胸を見せねば彼女達の相棒として名を馳せないと言うものだ。知名度を上げるために無謀な選択した、俺の罰とでも言うのだろう。大事な家族同然のこの二人を利用したんだ。当然の報い

 

相手がプロゲーマーが百人居ようと、俺が負けることはない、俺は彼女達と言う光を誰かに奪わせるつもりはない。今日は本当に人の心を捨ててまで、本物の龍になるように、敵を蹴散らす。一人残らず

 

 

「かぐや、いろP、エントリーした順番で参加者を相手にする。勝負が終わったら、即そのまま次の参加者を連続で相手をする」

 

「休憩は?」

 

「必要ない。お前達のためにこれからも活動するんだ。そこに疲れなど存在しない。それに相手は待たせてくれない」

 

「わかった。一千花。絶対に負けないでね?」

 

「そうなったら死んでやる」

 

「不吉なことを言わないで」

 

「それくらい意気込みあるってことだ」

 

 

エントリーした順番に参加者を相手にする。倒したらすぐに次の相手をする。休憩は必要なし。相手は待たせてくれない上に、俺も休む気はない。倒したら次の参加者を潰す

 

百人相手にするんだ。休みながら相手にしていたら、今夜の内に片付けられない

 

 

今夜でこのツクヨミで証明する。俺がこの二人を守るためならどんなライバーでも踏み潰すとな

 

 

「始めよう。オタ公!頼む!」

 

「うん!それでは一千花百人組手を開始します!!エントリーした参加者は前へ!!!」

 

 

百人組手が開始される

 

エントリーした参加者が、フィールドの前に出てくる。当然ながら武器を持っている

 

KASSENの『SETSUNA』モードでは、一対一の対戦モードであり、格ゲーのようなゲームだ。格ゲーとなると素手で勝負するゲームだと思うが、武器も使うこともできるゲームだ

 

しかし

 

 

俺はまだ素手で行く

 

 

「一千花?武器は?」

 

「まだ使わない」

 

 

:武器はまだ使わない?

:舐めプか?

:いくらなんでもないだろ

 

 

俺はまだ武器を使わずに素手で勝負する。ぬるいと思うのが当然だろう。しかし、俺は素手で戦う。それにはちゃんと理由がある

 

相手はかなり動揺しているが

 

 

「準備完了だ。オタ公。照琴」

 

「はい!それでは一千花百人組手!!」

 

「第一回戦、開始です!!!」

 

 

 

READY!!FIGHT!!!

 

 

KASSENが開始された

 

忠犬オタ公に開始の合図を送り、相手プレーヤーは武器を持たない俺に動揺しつつも、攻撃を仕掛ける

 

 

「へ!お前なんかかぐやちゃんにふさわしくねえ!」

 

 

「来い」

 

 

「上等だ!オラ!!!」

 

 

相手プレーヤーは俺が気に食わないのか、持っていた刀で斬り裂いてくる

 

しかし

 

 

ヒュ!

 

 

「避けた!?ぐふ!?」

 

 

「遅い。ふ!」

 

 

「ぐは!!?うわあ!?」

 

 

「ふ!」

 

ガンガンガンガンガンガンガン!!!

 

「がは!?ぐは!?がは!?」

 

 

「終わりだ」

 

 

「がはあああああああああああああ!?」

 

 

KO!!!!!

 

 

「なんと!?敵の攻撃を避けて、アッパーを喰らわせて、足を掴んで地面に何度も左右に叩き付けた!?無傷で一人目圧勝!?」

 

「流石一千花!!」

 

「あいつ相変わらず強いわね。お兄ちゃんが欲しがるのもわかるな」

 

 

一人目の一回戦目、無傷で勝利する

 

敵の攻撃を避けて、顔を殴り、転がって足を掴んで地面に頭を打ち付けた。それだけで一回戦目を終わらせた

 

こう見えて。KASSENの『SETSUNA』モードは何度も過去でやっている。俺もプロゲーマーに勝てるだけの経験と実績はある。こんな相手でも素手で挑んだのは、もう慣れているのと同時に、こんな弱い奴じゃあ武器を使わなくても勝てると、相手を見てすぐわかったからだ

 

俺が不満なのは構わないが、こういう奴は意外に動きが単調だから、倒すのは簡単だと武器は使わなかった。それが武器を持たない理由だ

 

 

「立て。まだ一回戦目だ。次は簡単にやられるな。喧嘩を売るならそれなりに戦力を見せろ」

 

 

「言われなくたって!!」

 

 

「二回戦目!開始です!!」

 

 

二回戦目が始まる

 

休む時間はない。ゲームはもう始まっている。一回戦目やられたくらいで、終わりなはずがない、このゲームは三回戦行われるが、二回勝てば勝利。つまり一人を相手に二回勝たないとならない。それが『SETSUNA』モードだ

 

 

「くらえ!!」

 

 

「また遅い!!」

 

 

「上から!?ぐはあ!!」

 

 

「今度は吹き飛ばしてやる!」

 

 

「やめろ!?うわあ!?うわあああああああああああああ!!?」

 

 

「遠くまで飛ばす!!」

 

 

「うわあああああああああああああああああああああああ!!?」

 

 

KO!!!!!

 

 

「なんと一人目のプレーヤーが遠くの電子の海へと飛ばされた!?またも天龍・一千花が無傷で圧勝!!!」

 

「一人目勝った!!一千花はやっぱり強い!!最強!!!」

 

「一人目を無傷で倒すなんて、あんたどんだけ強いのよ!?」

 

 

二回戦目もあっという間に終わらせた

 

攻撃をジャンプして避けて、敵の頭を踏みつけて、またも敵の足を掴み、今度はプレーヤーを振り回して、フィールドの場外である電子の海の果てまで投げ飛ばした

 

これで一人目排除した

 

 

「次。俺がハッタリでこんなイベントを開始すると思ったか?舐めているのはやはりお前らの方だな?御託はそれくらいにして、さっさとかかって来い。オタ公!」

 

「あ、はい!!次のプレーヤーはフィールドに出てください!」

 

「あんた、怒っているの?」

 

「まあな。俺に対してあれだけ悪口言っておいて、実力がこの程度なんて、所詮口先だけの連中でガッカリしたものでな。さて、次は簡単にやられてくれるなよ?やるからには結果を出せ」

 

 

次のプレーヤーを出す

 

正直、怒りはあった。あれだけほざいておいてこの程度の実力。話にならない。結局は口先だけ、この程度の連中に俺たちの活動にあれこれ言って解散しろなどと、外道にも程がある

 

だが、今日はその外道共と、因縁を決着付ける幼馴染と、俺に興味を持つ強者のユニットを徹底的に相手にする

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

数時間後

 

 

 

99人目勝利

 

 

「ふう、これで99人目」

 

 

「なんと!?ここで99人目も勝利!?しかも武器も使わずに格闘だけで!?かぐやといろPの相棒はここまで強いのか!?」

 

「ここに新生の最強が現る!!プロゲーマーのライバーたちが総力で挑むも、誰一人として敵わず倒された!!最強の龍!!天龍・一千花だ!!!!!」

 

「「一千花最強!!!一千花は無敵!!!一千花は天下無双!!!」」

 

「本当に99人を倒しちゃった!?」

 

 

 

『最強!最強!!龍こそ最強!!!』

 

 

:マジで強い!?

:本当に百人倒しちまうんじゃねえのか!?

:これは目が離せねえ!!

:ここまで強いならな

:誰が勝てるんだよ!?この龍!?

 

 

まさかの99人目も、俺はなんとか倒して果たす

 

誰もがまさかここまで倒していくなど想像も付かなかっただろう、普通に考えてプロゲーマー百人と一人で戦うなど、当然ながら無謀。にも関わらず、宣言通りの流れになった

 

ここまで偉業を成し遂げる俺に、もう誰も周囲のアバターもコメントも、不平を流す奴はもう誰もいない。俺の実力を見て、俺を応援する者がどんどん増えていく

 

俺だって、かぐやと彩葉のために、こんな無茶なイベントを一人でここまでやっているんだ。一人で百人相手に勝つだなんて。こんなことを普通にあり得ないくらい、それでも勝てるなら、かぐやと彩葉のためならできることもあるわけだ

 

 

「さて、次で最後か」

 

 

この調子で、最後の参加者を蹴散らす

 

ここで終わるわけにはいかない。ここで俺が実力で示して、俺がどれだけすごいか、世界にわからせる。その結果をここで示すために

 

次の参加者も倒していく

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

あと残りの一人が問題だ

 

なぜなら

 

 

バーン!!!

 

 

「っ!?おい!あの虎車は!!」

「来たぞ!!」

「あの三人が!!」

 

:来たああああああああ!!

:三人の鬼が来たぞ!!

 

 

突然この会場に牛車を引く虎が入り込んできた。それを見た周囲は誰が来たのか、この配信を見ている視聴者も察する程に、誰が来たのかわかっていた

 

そしてこちらも

 

 

「っ!一千花!!」

 

「本当に来た・・・・」

 

「また派手な登場だな、黒鬼」

 

「あれ?帝様?」

 

 

俺もかぐやも彩葉もヤチヨも誰が来たのか、いち早く理解する。牛車の中から現れるのは。このプロゲーマー界隈において、最強のユニット

 

その名は

 

 

 

「よう子兎共!!お前らの帝様が来たぜ!!」

 

「乃依。着いたぞ?」

 

「ありがとう。兄ちゃん。行ってくる」

 

 

『ブラック・オニキスだ!!!』

 

 

:来た帝さま!!

:最強のプロゲーマー達だ!!

:乃依ちゃん!!

 

 

 

現れたのは三人の鬼

 

 

リーダーである鬼のイメージをスキンしたアバター、『帝・アキラ』

 

その両脇に、ローブのような服をした男が『雷』、実は男だが、地雷系少女のようなファッションをしている女装の男が『乃依』

 

その乃依が虎車から降りる。戦うのは彼だけだ。彼は俺に因縁がある。その個人的な因縁を、最終日のSENGOKUではなく、このイベントで晴らすために、一人で俺に挑む

 

 

「やっぱ強いな一千花」

 

「お褒め頂き恐縮です。アキラさん」

 

「流石、KASSENのSETSUNAで始めてから一回も負けたことがないライバーだ」

 

「え!?一回も!?そうなの?一千花?」

 

「ああ」

 

 

「その通りです!プロフィール確認してください!!SETSUNAモードで天龍・一千花は、一回も負けてないと、プレイ時間を確認して、書いてあります!」

 

 

 

:マジだ!?マジでプロフィールに敗北回数が無い!?

:そこまで強いのかよ!?

:SETSUNAで一回も負けたことがないとか、どんだけ格ゲー強いんだよ!?

:個人戦で勝てる気がしねえ!?

 

 

 

「え!?そうなの!?いろP!?」

 

「まあね。こいつSETSUNAモードなら、誰にも一回も負けたことがないのよね。だから欲しいのよ。お兄ちゃんは」

 

「そういうことだ」

 

 

こう見えて、俺はSETSUNAモードで一回も負けたことがない

 

忠犬オタ公が俺のプロフィールを確認してみたが、ツクヨミのゲームであるKASEENのプレイ時間をも確認できるのだが、SENGOKUモードは流石に何度も負けているが、SETSUNAは一回も負けたことはない。格ゲーと言う個人の実力を出せるゲームなら、俺はそれなりに勝つことができる

 

99人のプロゲーマーを倒せるだけの力はあるなと、他のアバターやコメントする視聴者も納得する

 

 

「やっぱり、そんなお前を手放したくはねえな。なあ?雷?乃依?」

 

「ああ、是非ともウチに欲しい程だ」

 

「だから約束してよ。一千花」

 

 

「何をだ?」

 

 

挨拶に来て、俺の実力に感動する

 

今まで倒してきたライバーの中にはブラックオニキスでも、負けはしないが苦戦を免れないライバーも居たのに、一回戦も負けずに勝つのが中々に驚いたと、俺の実力を認めてくれる

 

確かにこれならヤチヨとユニットを組むのわかるとも言った

 

 

だからなのか

 

 

「一千花。確かこのイベントでユニットは解散で、かぐやちゃんといろPは嫁に出しちまうんだろ?なら、俺たちはお前を貰う」

 

「っ!俺が乃依に負けたら。あんた達のユニットに入れと言うことか?」

 

「そう言うこと。俺の願いを叶えるためにこのイベントを挑むんだ。引き受けてくれるよね?センパイ?」

 

「大きく出たな」

 

「な!?そんなのダメだから!!」

 

「ちょっとお兄ちゃん!」

 

「悪いな、一千花はそれだけ俺たちも欲しいってわけだ」

 

「少し、横暴じゃないのかい?帝様?」

 

「ヤチヨちゃんがそっちの味方になっても、俺たちも必要なんだ。あいつが居ればもっと上を目指せると思ってな」

 

 

乃依に負ければ、俺たちオーバーナイトは解散する。しかし、それだけでは惜しいのか、俺をブラックオニキスのメンバーに入るよう条件をアキラさんが付け加えた

 

俺の実力がどうしても欲しいのか、負けたら解散させるなど勿体無いのか、負けたら解散だけでなく、俺がブラックオニキスに所属するよう言われる

 

俺はeスポーツの経験はそこまで無いが、できないわけじゃない。今でもKASSENなんてSETSUNAしかあまりやらない、彩葉達で『SENGOKU』は何回かやるが、入れても意味はないと思うが

 

 

「俺が役に立つとは思えないが。わかりました。負けたら入ります」

 

「よし!一千花ならそう言うと思ったぜ!」

 

「約束守ってよね、一千花センパイ」

 

「え!?一千花!?」

 

「負けたら解散なんだ。今更どこかに所属しても変わらないだろ。ただし負ければの話だ」

 

「へえ、随分と余裕だな。俺たちが負けたらどうする?」

 

「俺はあんたらに何かして欲しい望みはない。かぐや?いろP?お前らはある?」

 

「かぐやはある!二度とかぐやの一千花を取るな!帝!」

 

「私も、それで・・・・・」

 

「ヤッチョもそれで!!」

 

「OK。わかった。そういう条件で」

 

 

俺はその条件を呑む。負ければユニットの解散なんだ。今更別の場所に所属してもあまり罰としては変わらないため、負けなければいいと、条件を引き受ける

 

そしてこっちが勝ったら、二度と俺を誘わないと、かぐやといろPとヤチヨが決めた。なんでヤチヨが入っているのかは知らないが。お互い今回のゲームで負けた条件を賭けて戦う

 

 

「では確認します!天龍・一千花はブラックオニキスに負けたら。オーバーナイトを解散し、ブラックオニキスに加入します。そしてブラックオニキスが負けた場合は、もう二度と天龍・一千花にユニットの勧誘を行わない事、これでいいですか?」

 

 

「ああ、問題ない」

 

「こっちもね」

 

 

「確認が取れました!それでは最後の戦い!百回戦を行いたいと思います!!」

 

 

お互いの負けた条件を確認して、最後の百回戦を行う。

 

これが最後だ。これを達成すれば偉業を成し遂げたと言うことで、知名度も上がるはず、この対戦で上位に行けると賭ける

 

今度は武器を出す。相手は乃依だ。俺の本気で答えないとならない。だからここで武器を出す

 

俺の武器は

 

 

 

エレキギター型の大剣

 

 

ヘッドは龍の頭をしており、ネックは目貫になっており、ボディは巨大な刀の超刀が付いている。これが俺の武器である。フレットが持ち手で肩に背負う

 

 

「あれが一千花の武器!?」

 

「うん、あのギターの大剣がね」

 

「一千花の武器デカイのです!?」

 

 

「出た。あの大剣」

 

「俺も帝も、あの武器でやられたな」

 

 

かぐやとヤチヨ以外が驚く、俺の武器がここまで大きな物だったとは、これでKASSENで何度も勝ち抜いてきた

 

今日もこれで勝ってみせる

 

 

「センパイ、負けませんからね」

 

「負けたら、いつでも相手にしてやるよ。俺が勝ったら俺のことは諦めろよ?」

 

「わかっていますよ。センパイ」

 

 

 

「最後の対戦、百回戦目!開始です!!!」

 

 

 

READY!!FIGHT!!!

 

 

最後の対戦、百回戦目は、乃依

 

円形型の大手裏剣。二つに分けて弓としても使える。確か遠距離が得意なライバーだ。だとしても負けない。遠距離だろうと至近距離だろうと、倒す。ただそれだけ

 

この百人組手も、遂にクライマックスを迎える

 

 

奴の容赦のない薙ぎ払いと、矢の狙いは百発百中だ。どこからでも狙って狙撃ができる。雷さんとアキラさんを遠くから射撃して守る弓兵と言ったところだ

 

あの雷さんの実の弟。つまり兄弟でアキラさんと共にプロゲーマーの天辺を取っているわけだ。実力はまさしく本物。俺も何度かブラックオニキスの配信を見たことがあるし。実際に戦ったこともある。これで何度目になるか、彼の弓は実に上手い、おそらくFPS系のゲームでは一番のエイム力を持つ

 

あれからどれ程強くなったのか、確かめねば

 

 

「ふ!は!」

 

「うわ!?やっぱり凄い。俺全然攻められないよ」

 

「その円形の大剣で攻撃すればいいいだろ?」

 

「いや、確かに付いているけど、そこまで至近系の攻撃は得意じゃないんだよね」

 

 

俺の想像通りなのか、やっぱり乃依は接近戦があまり得意じゃない様子。唯一得意である弓を使わせないよう、攻めまくる

 

だが、それはわかっているから、必ず俺の動きを封じる術を考えているはずだ。でなければ少し余裕あるかのような発言をするとは思えない。

 

そんなことを考えていると

 

 

「これで!!」

 

ピキピキ!!

 

「っ!仕掛けて来たか!」

 

「ごめんね、センパイ。センパイの攻撃力は高いし、このまま削れても困るから、地面を凍らせて貰ったよ」

 

 

弓矢を使わせないように攻め込み、乃依のHPの半分以上を奪った時に、乃依は地面に矢を刺していた。その瞬間、矢が刺された地面から氷の雪崩が襲い掛かり、やむを得ず、乃依との距離を離して下がる

 

 

「これで弓矢が使える」

 

「距離を離すための攻撃を用意していたか」

 

 

弓兵でも接近戦が不利なのはわかっている。それでも弓を使うには、相手が距離を離れるような攻撃を用意するのは当然。まんまと俺は彼の罠に引っかかったようだ

 

そして、彼の得意である弓矢が放たれる

 

 

「ふ!!」

 

ヒュン!

 

「ぐ!!」

 

「よし、これでなら効く!」

 

 

「一千花!」

 

 

彼の素早い弓矢が飛んできて、流石の速さで俺は防ぐことが間に合わず直撃する。今の攻撃で、こっちもH Pの半分が取られた。今ここで彼に迫っても、乃依の矢が飛んでくる。

 

追い詰めることができなくなった

 

 

「先輩のそのギター型の大剣じゃあ、そこから攻撃できないだろ?」

 

「そうだな・・・・・」

 

 

確かにかなりの距離を取られて、近づく暇もない。俺の武器はギター型の大剣、確かに近づかなかれば何もできない

 

 

「だが・・・・・・」

 

「ん?」

 

「俺の攻撃手段がそれだけとは思わないことだ」

 

 

そう思っているのが、ゲームにおいてはそれは油断である

 

俺のこのギター型の大剣、ボディは超刀であるが、この武器はたかが大きな刀が付いているだけではない。このギターのヘッドが竜の頭になっているのだが。その内の三つにペグが付いているが、その一つをひねて、ヘッドを乃依の方へ向けて、ネックに付いているトリガーを引く

 

すると

 

 

「は!!」

 

カチ!ボン!!!

 

「な!?ギターのヘッドから火炎弾が出てきた!?」

 

「このギターは遠距離の火縄銃でもあるんだ。武器のカスタマイズは当然だろ?」

 

 

「あいつ!?いつの間に武器を!?」

 

「新しくカスタマイズしてやがった!?」

 

 

「なんと龍の頭であるヘッドから弾丸が出てきた。一千花は遠距離も攻撃できるぞ!!」

 

 

このギターのヘッドから大きな火の玉、火炎弾が放出された。実はこのギターのヘッドは火縄銃になっていた

 

今までは大剣しか使えなかったこの武器だが、ツクヨミでは武器をカスタマイズすることもできる。遠距離用の装備も備えておいた。使うのは今日初めてだがな

 

ペグを弄るだけで弾丸が出てくる仕組みになっている。俺とてアバターでKASSENをするなら、至近距離も遠距離も両方できるような武器に仕上げた。

 

俺の武器はギターの大剣と火縄銃。

 

至近距離しかできないと思って、油断したな

 

 

「こういうこともできる!」

 

 

二つ目のペグを捻る

 

俺の火縄銃はそれをするだけで弾丸の種類も変わる。一つ目は火炎弾を出した。二つ目は

 

 

「これはどうだ?」

 

バンバンバンバンバンバンバン!!

 

「ぐわあ!?ガトリング!?」

 

「こういうこともできる。最後のHPはこれで終わらせる!!」

 

 

二つ目はガドリング砲、

 

その予想外の攻撃に、今度は乃依は防ぐことができず直撃した。残りのHPがもうかなり少ない、あともう少し攻撃すれば乃依は倒れる

 

その残りのHPを最後のペグを捻って落とす

 

 

「三つ目の弾丸はこれだ!!!」

 

ボオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオオ!!!!!

 

「火炎放射!?うわあああああ!!!」

 

 

KO!!!!!

 

 

「よし」

 

 

「やった!!一回勝った!!」

 

「あいつ、あんなものまで・・・・」

 

「イエーイ!!一千花がまず一勝!!」

 

 

「マジか!?あんな武器をカスタマイズしていたなんて・・・・」

 

「それだけ一千花も成長しているわけだな」

 

 

「なんとブラックオニキスの乃依選手を相手に、多彩な武器で一勝!このまま一千花が勝つか!?」

 

 

乃依に一回戦勝利する

 

俺の三つ目のペグを捻ると火炎放射が出る武器で全身を飲み込む程の火炎を浴びて、流石にHPが耐えきれず全部消えて、乃依は一回戦負ける

 

 

「まずは一勝だ」

 

「まさか、そんな武器があったなんて!」

 

「このゲームやるなら、遠距離攻撃も考えなくてはな」

 

「く!次は負けない!!」

 

「ああ、次だ!」

 

 

二回戦!!READY!!FIGHT!!!

 

 

まずは一回勝利しただけで、まだ乃依に勝ったわけではない

 

一回負けたからなのか、乃依にかなりムキになっていた。流石に一回戦負けるなんて思わなかったのか、もう負けたくないと余裕を見せずに全力で俺を倒しに来る

 

二回戦は本気の戦いだ

 

 

「ふ!は!は!!」

 

バン!バン!!バン!!!

 

「ふ!や!や!!」

 

ヒュン!ヒュン!!ヒュン!!!

 

 

俺と乃依は敵の飛んでくる玉と矢を避けながら放つ。もう距離を離れたりなどして有利な戦況を作る暇もない。少しでも相手のHPを奪うことを先決に、俺も乃依も出せる攻撃を全て出す

 

なんだか乃依に少し冷静さが無くなったかのように見える。余程負けるのが悔しいのか、かなり焦っている

 

 

「おい雷」

 

「ああ、どうやらあいつの心に火がついたようだ」

 

 

ユニットメンバーである、雷や帝・アキラでも、乃依が落ち着きがないと気づいている。つまりは敵を倒そうと本気を出しているのがわかる

 

二回戦は荒れる

 

 

「は!」

 

「ぬ!ぐううううう!!!うお!」

 

「く!まだだ!」

 

「ぐはあ!」

 

 

 

「弾と矢を飛び交い、お互いのHPがあっという間に少なくなってきた!!!」

 

 

 

お互いの攻撃が飛び交い、弾やら、矢やら、斬撃などを受けてしまい、お互いのHPが残り少なくなってきた

 

もうここで俺は最後の賭けに出る

 

 

「これで決める!!」

 

「っ!あれは!?」

 

 

「乃依!!急げ!!」

 

「一千花の必殺技だ!!」

 

 

「わかっている!!」

 

 

俺は必殺技を使う。このゲームでも相手のHPを大きく奪う一撃の技が存在する。その技で乃依に止めを刺そうとする

 

アキラさんも雷さんも、一度受けたことのある必殺技に気づき、いち早く乃依も反撃しようと迎撃に出る。俺は三つのペグを全部捻る。そしてギターの

弦を引いて、音を奏でてチャージする

 

 

「龍撃砲!チャージ開始!!」

 

ブウン!ブウン!!ブウン!!!

 

 

 

「っ!?なら俺も!!!」

 

ピキ!ピキ!!ピキ!!!

 

 

俺の必殺技を使うにつれ、乃依も必殺技を使おうと、矢に氷を集めてチャージする。お互いこの一撃を受けたら終わる

 

この一撃に全てを賭けた

 

 

「トドメだ!!!」

 

ボオオオオ!!!

 

「これで!!!」

 

ビュン!!!

 

 

ドカン!!!!

 

 

「お互いの一撃が激突する!!さあ、どちらが勝つか!?」

 

 

俺の龍撃砲と乃依の氷の矢がぶつかる

 

どちらかが押し返されて負ける。果たして、どちらの必殺技が強いのか、押し合いが始まる

 

すると

 

 

ガガガガガガ!!!

 

 

「え!?嘘!?」

 

「行けえええええ!!!」

 

 

「なんと!?一千花の龍撃砲が乃依の弓矢を壊した!!そのまま乃依の元へと飛んでいく!!」

 

 

俺の龍撃砲が氷の矢を押し返して壊し、俺のレーザー砲はそのまま乃依の元へと飛んでいく

 

 

「そんな・・・また・・・うわあああああああああああああああああああ!!!」

 

 

KO!!!!!

 

 

レーザー光線は乃依の体を包み、全身が桜の葉になって消滅する。HPはもうゼロ。つまりこの勝負

 

 

「勝負あり!!勝者!天龍・一千花!!なんとこのイベントで全勝!!一戦も負けることなく。百人達成しました!!!一千花百人組手、見事!!百人に勝利!!!」

 

 

 

「「「やったあああああああああああああああああああああああああ!!!」」」

 

 

「やっぱりあいつ、強いな」

 

「ああ、仇は次のSENGOKUで果たせばいい」

 

 

 

『うおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおおお!!!」』

 

 

:すげええ!?

:マジでブラックオニキスのメンバーに勝ちやがった!?

:龍はどこまで最強なんだ!?

:本当に百人達成した!!

:おめでとう!!

:この龍、最強すぎ!?

:これは前代未聞だぞ!?

:大ニュースだぞ!?これ!?」

 

 

 

俺は見事に百人相手に勝った

 

乃依の残りのライフもレーザー砲で全て削った。なんとかブラックオニキスのメンバー、一人に勝つことができた

 

かなりギリギリだった。少なくとも乃依の弓の狙いは本当に正確で、少しでも止まっていたら射抜かれていたに違いない。今回は全力を出した結果なんとかなった

 

 

 

「うわああああん!!負けたよ!!」

 

 

:うわあ!乃依くんを泣かせやがった!?

:この龍、俺が許さねえ!!

:俺たちの乃依ちゃんを!!

 

 

 

「今回も俺の勝ちだ。乃依」

 

「どうしてセンパイは・・・・」

 

「だから言っただろ?お前にふわしいユニットだから俺は身を引いただけだ、お前と遊ぶことに問題はない。でもユニットは勘弁してくれ。俺にはもうかぐやといろPが居るからな」

 

「そんなに俺が嫌なの?」

 

「そういうわけじゃあない。でも、俺にも夢がある」

 

「夢?」

 

「昔、言っただろ?シンガーソングライターになりたいって・・・・・その夢を叶えるためにブラックオニキスに入るのをやめた」

 

「だから・・・・俺のユニットに入らなかった」

 

「俺だって望みがあるんだ。プロゲーマーも悪くないけど、俺は音楽家になりたいんだ」

 

 

夢があるから俺はブラックオニキスに入らなかった

 

俺はシンガーソングライターになりたい。かぐやといろPのために曲を作りたい。俺は朝久さんのような音楽家になって、もっとアイドルとしての二人を輝かせたい

 

これが俺の夢だ。だから乃依の誘いは受けない

 

だけど

 

 

「お前やけに俺に執着していたよな?なんでそこまで俺が必要なんだよ?」

 

「それは・・・・・先輩は、俺のために本当にいろんなことを教えてくれた。いろんなことを一緒にやってくれる。ゲームでもそれ以外でも、先輩と一緒に居るのが楽しかった」

 

「それで?」

 

「こんな姿の俺でも先輩はなんの否定もなく受け入れてくれた。そんな先輩が・・・・」

 

「俺が?」

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「好きです。先輩」

 

 

「・・・・・・・・そうか」

 

 

「「「え!?」」」

 

「嘘!?乃依!?」

 

「やっぱりか・・・・」

 

 

『えええええええええええええ!?』

 

「なんと!?乃依は一千花に告白した!?いいのか?男だぞ!?」

 

「何を言っているのさ、照琴!!これは男と男の恋!!これは最高に良いいいいいいいいいい!!」

 

「オタ公!!お前腐女子だろ!?」

 

 

:腐ってやがる!?

:俺たちの乃依くんちゃんを!!

:あの邪龍め!!

 

 

乃依は俺が好きだと言った

 

まさか乃依が俺のことを好きだったとはな。これは意外だ。俺にそんな想いがあったとはな。言われるまで俺は自覚はなかった。言われないと俺はわからないからな

 

まさか

 

 

 

 

 

 

 

そんなに俺が『先輩として好き』だったとはな

 

 

 

ここは先輩として答えねばな。なんだかんだでこいつも、中学の時から今の高校まで、俺のことが好きだったんだな?そういえばこいつって俺と同じ高校に上がるためにも、俺に受験勉強を頼んできたっけ。俺と同じ高校が良いって、本当に世話の焼ける後輩だ

 

なら、俺ができることは一つだ

 

 

「乃依。ブラックオニキスに加入は勘弁だが、コラボなら何度でも付き合うから、それで勘弁してくれ」

 

「うう・・・酷い先輩・・・・」

 

「お前は良い子なんだ。先輩の言うことを聞けるな?」

 

「・・・・・・はい、先輩」

 

「何度か俺も誘う。その時はまた楽しくやろう」

 

「絶対ですからね・・・・あと次は負けませんから!」

 

「ああ」

 

 

乃依の頭を撫でる。俺が乃依にしてあげられるのはこれくらいだ

 

俺と一緒に居たいなら、もっと楽しいことをたくさんしようとコラボの誘いを受けると約束する。好きと言われた後輩に答えてあげるのが先輩だ

 

こんな寂しがり屋の後輩に俺は楽しさを与える

 

やっと乃依との確執が済んだ気がする。

 

 

だが

 

 

「一千花はあげないからね!?」

 

「これはヤッチョもなのダメです!!」

 

「一千花!?あんた男もイケるわけ!?」

 

 

「は?何が?」

 

 

「ああ〜〜〜、一千花。お前はそんなに罪な男なのか?」

 

「一千花。弟はお前に任せてもいいってことか?」

 

 

「あのさ、みんな何を言っているんだ?わからないんだが?」

 

 

「「「ああ・・・・・・」」」

 

「「マジか・・・・・・」」

 

 

「ん?」

 

 

皆が何を言っているのかわからない

 

俺は別に間違ったことは言ってないはずだが。なぜかそれはまずいみたいなことをみんなに言われる。俺そんな変なことを言ったか?これからも遊ぼうと言っただけなのだが

 

結局の所何を言いたいのか、みんなの言葉が俺にはわからなかった

 

 

 

とにかく、百人組手は達成された。それでふじゅ〜の投げ銭を今まで以上に貰い、視聴率も一億を超えて、ファン数が大幅に増えた。ネットのトレンドに上がるくらいだ。『最強の龍、百人無双』と。評判がかなり上がる

 

 

そのおかげで、俺たちオーバーナイトが

 

 

 

ランキング三位にも上り詰めることに成功した

 

 

 

やはりゲーム配信で百人のプロゲーマーを倒すなんて言う、無理難題なイベントを見事に達成したことで、ファン数が増えた。誰も成し得ることのない偉業を成し遂げて、ファンの人たちは大いに期待する。俺たちが優勝すると

 

俺の凄さが世界に轟いた

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だが数日後

 

 

:結婚して侍様!

:私の天龍様!

:私のお兄様になって!

:私の弟になって♡

:絶対に良い妻になるから♡

:いっぱい良いことしましょう♡

 

 

「なんでこうなるんだ?」

 

 

ある雑談でこの前の百人組手の感想をする配信で、いろんなコメントに、今度は俺への婚姻コメントがやってくる

 

この前の百人組手によって、オーバーナイトの評判よりも、俺の個人的な評判が上がり、俺に婚姻してくれと、このようなコメントと投げ銭が送られるようになった

 

俺の百人組手の戦いが余程よかったのか、ネットで俺のファンアートなどが投稿されようになった。俺の知名度がかなり上がり、俺の個人チャンネルもいつの間にかファン数がかなり増えて、歌枠の動画の視聴数もかなり上がり、今では俺を知らないライバーは誰も居ない上に、テレビまで流される程、俺は人気を一気に果たした

 

だから

 

 

「ねえいろP。今からこの人たちを倒すために、一千花争奪戦をやらない?」

 

「そうね。少し私も・・・・・ムカついてきたかも」

 

 

「おい。もういいだろ!?ランキングが三位になっただけマシだろ!?これ以上またイベントでも開催する気か!?」

 

 

「かぐや!いろP!その話、ヤッチョも混ぜて!」

 

 

「なんでお前がここに居る!?ここは俺たちのチャンネルだぞ!?」

 

 

 

かぐやと彩葉が俺を取られないようにしようと、今度は俺を賭けたイベントを開催しようとする。もう十分上位を取ったのだから、これ以上のイベントは最終日まで取っておけと止める

 

しかも、俺たちのチャンネルにまたも月見ヤチヨが出てくる。もう何もかも無茶苦茶だ

 

 

俺たち、こんな調子で優勝できるのだろうかと不安になる一方だった

 

 

 

 

 

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