息抜きを兼ね、ふと思い浮かんだものを書いてみました。
途中で筆を折らないよう、頑張ります。
オリ主のイメージはFGOのナイチンゲールです。
あんな感じのぶっ飛んだキャラ……良いよね。
1 治療を開始します
世界の人口の約8割が特異体質となった超人社会。
超常が日常となり、犯罪件数は爆発的に増え、この世界は何時しか病み、少しばかり狂ってしまった。
ヴィランを退け、市民を救うヒーローの存在は、対処療法として適切なのかもしれないが、それはあくまでその場しのぎの治療法であり、根本治療ではない。
この世界に真に必要なのは根本治療。
全ての人を救う為の万能薬の存在。
この世界は、命を粗末にし過ぎている。
「という訳で、私の行いはあくまで目の前の病源体を切除しただけの事であり、やましい事も、咎められるような事も一切していません。帰らせて貰います」
「待て待て待て。こっちの話も聞け。うちの生徒が他校の生徒に苛められているのを止めたのは、確かに立派だ。ヒーロー志望として行動自体もまぁ間違ってない。だが、病院送りは流石にやり過ぎだ。あと、いい加減、人の事を病源体呼ばわりするのは止めなさい」
「病原体を病源体と呼んで、何が悪いのです?あの者達は既に多数の苛めを行い、我々の街でも度々問題を引き起こしていた、癌そのもの。これ以上悪性化する前に切除するのは当然であり、適切な処置だと考えます。怪我の方も完治済みなので、問題ありません」
「そういう問題じゃないから。暴力が問題なの」
「暴力ではありません。あくまで治療です」
何度目か分からない問答に、先生は溜息をついた。
教職というのは、実に苦労の多い職だ。
何時もながら苦労を掛けている。
まぁ、それはそれとして、一切反省はしないが。
「それで結局、反省文20枚で妥協したんだ。何時もながらよくやるよね。ほんと、ほんと。同情する」
「先生方にも立場というものがあるのでしょう。ですが、流石に面倒でした。せめてパソコンが使えたなら、コピペが出来て楽だったのですが」
「いや、私が同情してるのは先生の方だから」
「俺は男らしくてカッケーなって思うけどな」
「すべき職務を遂行しただけです」
修練の合間、そんな会話を私達はした。
芦戸さんは苦笑いし、切島君は快活に笑っている。
2人とは、同じ学校の同級生で友人だ。
入学当初、番長とやらを気取っていた元病源体の先輩と下っ端達が、芦戸さんとその友人に絡んでいたので、私は即刻全員に治療を行った。
けれど、その現場を遅れて目撃した切島君は、私が芦戸さん達に暴力を振るおうとしていると勘違いし、それを止めようと私に向かって強襲してきた。
とはいえ、当時の切島君は物理的に脆かったのもあり、私のアッパーカットを喰らって即座に気絶。
外傷も少なく済んだので大事には至らず、芦戸さん達の説明もあって、その騒動は丸く収まった。
それ以降は、同じヒーロー志望で気も合い、同じ修羅場をくぐった仲という事もあって、仲良くなり、今日に至るまでそこそこ良い関係を築けている。
なお、影で私のことを『治療狂人』。
芦戸さんのことを『結中のストッパー』。
切島君のことを『狂人の舎弟』。
などと言う輩が割と居るそうだが、切島君を舎弟にした覚えはないし、そんなものは知った事じゃない。
五月蠅くなるなら、治療するだけだ。
「無駄話はこれぐらいにして、そろそろ修練に戻りましょう。雄英の試験日まで残り僅かですし」
私は切島君と芦戸さんに行っていた
ヒーローを志す者達にとっての王道。
世界の万能薬となる為には避けれぬ道。
そして、憧れのヒーローが居る学校。
何があっても入らなければならない。
「よっしゃぁ!!勿論やってやるぜ!!どうせなら3人で入りたいしな!!じゃあ早速再開だ!!」
「最高の高校デビュ-ってやつをやってやりたいしね。そんじゃまぁ、思いっきりやっちゃうよ」
私の言葉に2人もにっと笑って立ち上がった。
この世界で病み苦しむ病人は余りに多い。
故に世界には、一人でも多くの
その為なら私も喜んで職務を実行しよう。
それが私の結論付けた、世界の治療法なのだから。
構える2人向かって、私もまた拳を構える。
「それでは、治療を開始します」
これは、私が
この世界を癒す、
「ただいま。今帰ったよ波音。遅くなってごめんね」
「いえ、お婆様。お仕事お疲れ様です。ご飯の用意があと少しで終わるので、ゆっくりしていて下さい」
「そうかい。そうかい。じゃあ気長に待ってるよ」
そして私が祖母自慢の孫になるまでの物語だ。
主人公 プロフィール
癒月 波音(ゆづき なみね)
個性 次話以降発表
誕生日 5月12日
身長 165cm
血液型 B型
好きなもの おにぎり・お菓子・祖母
性格 アグレッシブ(人の話をほぼ聞かない)
出身地 東京