サガルマート用語設定
サガルマート(地名)
メガラヤ星系の第4惑星。豊穣の民のひとつ「アスラ」あるいは「夜泳人」と呼ばれる不死の怪物と人間が争い合い、憎しみ合い、絶えぬ戦火を灯し続ける星。
【人類】
星の原生種であり霊長。銀河に存在する数多の人間とほぼ変わらない。アスラの出現と増加から長らくアスラの食糧として虐げられてきたが、7~800年前に勃発した「カイラスの大反乱」をきっかけに人間側も攻勢に転じ、現在では惑星の半分以上を取り返している。
【アスラ(夜泳人)】
遥か昔からサガルマートに存在する敵対種族だが、全てのアスラは元人間。知的生命体の血液を主食とし、搾りかすになった死体にアスラの血を入れることで蘇り、被害者が新しいアスラとなる。優れた身体能力と不死性を持ち、恒星からの光とニルマライトの武器でのみ殺害可能。人間から忌み嫌われる大敵だが、サガルマートは長期にわたる戦争により貧富の格差が激しく、貧困層では最後の手段としてアスラへの人身売買が続いている。
古くからの伝承では、ラーヴァナと呼ばれる男が飢饉の夜に地底湖で神に祈ると、地表から地底までを貫く穴が空いて不可思議な光が差し込むと、彼は最初のアスラに生まれ変わったとされている。が、銀河では歩離人の伝承に酷似しているため、創作という説もある。
アスラの指導者は「魔王」と称される。
【惑星の特徴】
5つの大陸と6つの海を持つ。希少な鉱物資源に富んでいるが、戦争で荒れた土地やそもそもアスラが多く、人間側が開拓しずらい土地が多いため農作が非常に限られた土地でしかできない。人間側の生存域は1年を通して日照時間の長い山岳部を中心としており、国家というよりは4つの大都市と、その連合が統治している。
首都は軌道エレベーターを有しているバラナース。その他農作の中心地であるクシナプラム、浮遊する山脈トリヴァルタ、鉱山開発の中心地ティヴロカ。
月のような衛星が存在しない。そのため元々は夜間が非常に暗かったが、仙舟同盟の支援のもと制作された人口衛星「奇跡(カマトカーラ)」を夜の光源としている。単に「明星」と呼ぶことも。老朽化により現在改修工事中。
アスラ側は北部にある地下の大都市ヒラニヤプラを中心としている。かつての魔王ラーヴァナは自分と同胞が食べた人間の数だけ壁面に彫刻を刻み、100キロ近い地下都市を埋め尽くす惨くも壮麗なものとなっている。
【人物】
カーラ
豊穣の行人。列車を時々訪れる客。
ヴィクラム
故人。「カイラスの大反乱」を指揮した人間の英雄にして、サガルマート諸都市連合の初代議長。
ファティマ
ヴィクラムの34代子孫。食糧自給率の低いサガルマートでも育つ「光麦」を開発した農学者。第一真理大学の卒業生。
ヴァジュリ
サガルマート防衛軍の空軍少佐。
ジェフリー・ピュール
三流雑誌「レター・オブ・スプリング社」のカメラマン兼インタビュアー。
チタニア・ボトム
サガルマートを担当する業務強化部の幹部。階級はP46。
ナルギス
今代の魔王。
バハドゥール/ヴィハーン
共にナルギス麾下の幹部。