クリスマスプレゼントは貴方/君   作:おさんどんさん

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定期検診

「明けましておめでとうございます」

 

ふと、言われてポカーンとした。が、そういえばここに来たのが12月24日でクリスマスイブ

つまり年末だ。そして年明けはその後すぐのイベント

数日経ってる今、カレンダーを見ると1月1日に切り替わっていて、その日だけ物凄く丸が付けられている

 

「えっと、あけおめ?」

 

「そんな適当な返しじゃあかん!しっかりと新年祝わな!」

 

「はぁ...祝うって言われてもこの世界に来たのはつい最近だからまだ愛着とかないから難しい話なんだが」

 

俺がここに来る前は夏真っ只中だったので季節感バグる

幸い神の見えざる力かそんなのはなかったので助かってるのだが

 

「そや、5日、病院に着いてきてもらえへん?」

 

「いいぞ、定期検診だな」

 

はやては見た通り歩けない。それで病院に行き、はやてが言うには病名不明という、それを調べるため、治すための定期検診だ

 

正直ここに関しては迷った。俺はほぼ全ての東方キャラの能力を持っている

便利なものから使いづらいもの、そして危険なものまで

 

その中であらゆる薬を作る程度の能力がある。有名どころだ

でも俺には知識がないため治すための薬が作れるかなんて言われたら正直、無理だろう

魔法にも限度があるし

一応見てみたのだがやはり何も分からない。強いて言うなら[地球上では確立されていない力で調べても分からなかった]という結果ぐらいだ

 

「どうかしたん?」

 

「んー、いや病院の先生に俺の事どう説明するかなって」

 

「そやなぁ...ヘタな事言って嘘がバレたらあかんし」

 

少し危ない橋だが...

 

 

 

 

 

 

1月5日

 

「なぁ、ホントに大丈夫なん?」

 

「多分。きっと、うん」

 

言われても自信がない。能力の使い方なんてはっきりとしてる訳じゃないし、単にイメージとして固定し使えるのか使えないのかを判別してるからと自分に言い聞かせていると

 

「八神さん。八神はやてさん」

 

「呼ばれたぞ、受けてこい」

 

「...なんか石田先生には悪い気ぃするわ」

 

待っていると、はやてがちょいちょいと手招きしている。来いと言っているのだろう

部屋に入ると

 

「えっと...貴方...?が、東堂優也さん....です...か?」

 

「はい。いつもはやてを見てくださりありがとうございます」

 

「えぇっと....失礼ですが男性?それとも女性?」

 

分からなくしてるんだからそりゃ尋ねてくるわな、というか怪しむのが普通なんだし、ここまで抵抗できてるのは逆に凄いと思う。常識の境界を弄って普通だと思わせてるのに

 

「男ですよ」

 

「そうですか...」

 

しまった。女性と答えた方が良かったか?はやての性別的に

 

「もうええよ。優也くん...石田先生を騙すんはやっぱり嫌や」

 

それを聞いて黙ったまま中指と親指で音をたて、能力を解除する

 

「...えっ、子供?あれ...?」

 

落ち着くまで待ってから事情を説明した。魔法使いだと。まぁ能力については魔法使いで済ませられる力ではないのだが

 

「そう...クリスマスイブの日に貴方がはやてちゃんの所に"落ちてきた"と?それで行く宛てもないからはやてちゃんが面倒を見てくれてると?」

 

「まぁ有り体に言えばそうですね。その代わりはやての生活補助をしてますよ。出来ないことや1人では難しかったことを。男ですし」

 

ふーんと言いながら俺とはやてを交互に見ている石田先生

 

「優也くんは悪い人じゃないんで許してください!」

 

「あの、はやてさん?俺が悪いことしたやつみたいになってるんですが」

 

「実際戸籍とかないやん...」

 

言い返せない

 

「決してその力ではやてちゃんを操ったりしてる訳じゃないのね?」

 

「そんなことしませんよ。確かに色々と力を使えばなんとかなるかもですが...はやてが寂しがるので」

 

「うちはそんなこと絶対にさせへんよ?したら怒るからな?」

 

さっきした件については同罪なのか見逃してくれてるのだろう

俺が離れても寂しくないとなった時、離れるかは決める

今決めることじゃない

 

「...分かりました。はやてちゃんを頼みます」

 

「医師的にまずいんじゃ?」

 

「そうね。でもはやてちゃんのためだもの」

 

そうして病院を出るとはやてに話しかける

 

「優しい先生だな」

 

「うん。うちの事いつも気にしてくれて...ホントに優しい先生なんよ」

 

「迷惑かけてるって思ってるのか?」

 

「うぇっ!?も、もしかして心覗いたとか!?」

 

いや、まぁそういう力もあるが嫌なことまで見てしまうかもなのでそれは使わない。っと

 

「顔がそう言ってた」

 

「嘘!?」

 

変な顔してへんかったよな?とか聞いてきてるがそれで誤魔化してるつもりなのか

しかし今日は変に疲れたため深く追求するのはやめておこう

 

「さて、帰るか!」

 

「うん!」

 

病院からの帰宅だと言うのに妙に元気なはやてである

俺はあさっての方向に少し顔を向けて、睨みながら

 

(魔力...それも強い...帰ったら話すか)

 

そう思い、車椅子を動かして行った。ちなみにお風呂なんだが実は毎日一緒に入ってる....介護!介護してるだけだからな!!?




無印の時期を早めます
春ではなく新年早々からに

ヒロイン増やしますか

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  • なのフェイはやてで
  • 1期介入してなのは達に惚れられろ
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