転生クロウ・リード「やるかぁ!魔法少女プロデュース!!」   作:久保サカナ

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さくらちゃんを見守るのは家族もです。

マジカルバケーションは良いぞ(販促)


ランキング上位入り&高評価&お気に入りたくさん本当にありがとうございます!!!




9スレ目 転生したら前世の魔法学校のクラスメイトで性別を越えた親友が母親だった件

 

 

 

そして、知世と一緒にリムジンで帰宅したさくら、知世は「身体をたくさん動かす遊びをしたので疲れて眠ってしまった様ですわ」と上手くフォローしてくれた。

 

藤隆と撫子は眠りについたさくら、あとぬいぐるみのフリをしているケロちゃんを丁寧に自室のベッドに寝かせる。

 

 

そして、桃矢も交えて夕食がてら家族会議である。

 

 

「やっぱりね、さくらちゃんは魔法を使える様になっているわ…おそらく、杖や魔導書といった外付けデバイスを媒体にして発動させるタイプね。さくらちゃんの部屋からは数日前から強い魔力を感じるしね」

 

「間違いなくあの黄色い魔法生物と本のせいだろ、あれでバレてないと思ってる辺りが我が妹ながら大概だよな」

 

「2人とも流石だなぁ…ぼくにはさっぱりだよ、でも最近台所や冷蔵庫の食材がよく減るのはあの黄色いぬいぐるみさんの仕業だったんだねぇ…」

 

 

そう!家族3人にはとっくの昔にバレてるのである!!これにはさくらもケロちゃんも大誤算!!!

 

というか、原作でも桃矢お兄ちゃんはケロちゃんの事はクリアカード編までスルー検定1級だったあたり木之本家はヌクモリティに溢れている。

 

だが、この世界の桃矢は顔を顰めて「あの魔法生物に危険は無いのか?」と撫子に尋ねた、その表情にはまどマギを全話視聴してからインキュベーダーのぬいぐるみを見たかの様な不快感がありありと浮かんでいる。

 

実際、原作ケロちゃんもインキュベーダーも「肝心の説明をせずに契約をさせる」という手口は似通っているのだ。

 

いや、「願いを叶える」という餌をぶら下げるインキュベーダーよりも「杖を取るんや!!」の一言で契約を強引に迫った原作ケロちゃんの方が悪質かもしれない。

 

 

「あの抜けてるさくらの事だ………エニグマやインキュベーダーみたいなのが融合や契約を求めて来たらホイホイ騙されて受け入れるだろ…どうせ、あの魔法生物だってさくらを唆して無理矢理魔法使いにしたんだ、きっと!」

 

「前世のあなたみたいに?モギナス魔窟の奥までひとりで行っちゃったものね」

 

「俺の前世は関係無いだろ!!俺はさくらの事を思ってだな…!」

 

「とにかく、さくらちゃんが悪いものに騙されて危険な目に遭わされてないかが本題だよね?撫子さんの魔法で確認出来ないのかい?」

 

「ちょっと待ってね」

 

 

そう言いながら撫子は手を宙に翳すと綺麗な手鏡が現れた…かつて知世の母、園美に誕生祝いとして貰った大切な宝物のひとつである。

 

撫子があまりにも大切にするあまり魔力が浸透してアーティファクトになってしまったのだ。

 

 

「鏡に過去を映す魔法」「映像に音声をつける魔法」

 

 

すると、そこに映し出されたのは、さくらとケロちゃんの出会いの一幕である。

 

 

『『クロウカード』…その封印が解かれし時、この世に災いがおとずれる。しゃれじゃないで、まじや。『クロウカード』ちゅうんわな、この世で1番強いクロウ・リードちゅう魔術師が創った凄まじい魔力を持ったカードや』

 

『いや〜うっかり寝てもうたわ。大体30年くらいぐっすりや!!』

 

『コンプラだかきんぴらだか現代は面倒くさいやっちゃな』

 

『ムリもカタツムリもあらへん、さっきも言うたやろ。カードは悪さをするさかい早く捕まえんとあかん、カードを吹き飛ばしたおまえさんがやるのが筋というものやろ!!』

 

 

「コールニルヴァ、コールニルヴァ、コールニルヴァ、コールニルヴァ、コールニルヴァ、コールニルヴァ、コールニルヴァ(高速詠唱)」

 

「桃矢くん、落ち着いて………とりあえず闇の精霊(ニルヴァ)達を一旦しまいなさい」

 

「これが落ち着いていられるか…あの黄色いインキュベーダー擬きに精霊7体フルコンボ(通常火力の128倍)で闇属性最強魔法(ブラックホール)をお見舞いしに行くんだよ…」

 

 

キルケーもビックリの高速詠唱で闇の精霊達(ニルヴァ)を召喚する桃矢、fateの高速詠唱とマジバケの精霊召喚コンボは併せちゃ行けないと思うがこの母子は可能なのだ。

 

というか、妹が案の定、魔法少女にさせられていた事実に瞳孔が開くレベルでキレている………前世は姉、今世は妹………姉妹が絡むと言動と行動が急にぶっ飛ぶシスコンなのは生まれ変わっても変わらないのである。

 

 

「えーと、桃矢さん。ぼくはさくらさんが自分で選んだなら良いと思います。それにこのケルベロスさんという存在も一緒に手伝うって言ってるじゃないですか。少なくとも悪い存在には見えません」

 

「そうよ、桃矢くん。ほら見て『未来を映す魔法』」

 

 

『カード探しを頼んだんはわいやけど、さくらに大怪我させたり泣かせたりするんは嫌や』

 

『さくらがわいらのこと考えてくれてるのと同じ様に、わいらもさくらが大好きなんやで』

 

 

ケロちゃんは邪悪なエニグマやインキュベーダーとは違い、初期からちゃんとさくらの事を考えてくれる特に善良な存在なのだ。

 

それに、この世界では最初からカードが足りたために原作とは打って変わって封印の獣として本領発揮が出来る、ちゃんとさくらのボディガードをやれる、これは大きい。

 

もちろん、さくらの人徳や優しさが成せる業なのは確かであるが。

 

 

「………」

 

「桃矢くん、私達はさくらちゃんを信じて見守りましょう?『天使のハグ』」

 

 

撫子の発動した愛属性魔法………効果は全ての精霊を愛で包んであるべきところに送還する、が発動して闇の精霊達は軽快な音を立てて光と共に弾ける様に消えて行く。

 

こうして、家族会議の結果、藤隆と撫子と桃矢は「さくらが打ち明けてくれるまで待とう」という結論を出したのである。

 

 

 





というわけで、桃矢お兄ちゃんもマジバケ世界からの転生者でした(卑劣な販促だ)

前世でも姉を持つシスコンで色々拗らせてやらかした前科があります、今世では妹で遊ぶのにハマったタイプのシスコンです。

前世では魔法を使えなくなった件については今世で妹を守るために撫子(前世の親友)と特訓して使える様になっています。

敵に回すとクリアカード編での時止め+精霊魔法コンボを叩き込んで来ます。


「転生したら前世の魔法学校のクラスメイトで性別を越えた親友が母親だった件」(ラノベ風タイトル)


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