転生クロウ・リード「やるかぁ!魔法少女プロデュース!!」   作:久保サカナ

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地獄の様な………地獄の方がまだ人の心あるわ、みてぇな世界からやって来た転生者です。

TSじゃなくてP3Pのハム子の様な存在です。

詳しくは「真女神転生IIITRPG 女人修羅」で検索してみて下さい。


友枝町でやっと平和と幸せを掴んだ連盟民 ふたりめ

 

 

 

友枝町商店街にある、何処かレトロな雰囲気を漂わせつつも学生でも入りやすい喫茶店「ミルクホール 新世界」。

 

ストロベリーサンデーとピザととカレーとコーヒーと大学芋が滅法美味しいと評判でさくらちゃんも知世ちゃんもお小遣いでよく行く友枝町商店街のウリの一つだ。

 

黒髪の美少女店長と銀髪の外国人イケメン店員、そしてモミアゲが特徴的な美男子店員と………そして、一般客には見えないが多くの「仲魔」が経営するその店は繁盛していたのである。

 

朝のモーニングタイムが終わり、店内が空いて来た頃に1人の金髪の男が入店し、慣れた様子でカウンター席に座り店長にコーヒーを注文した。

 

 

「やぁ、混沌王。リフレッシュ休暇を楽しんでいる様で何よりだよ」

 

「閣下………ルキフグスとベルゼブブがまた怒るよ」

 

「私もダアトで一仕事終えたばかりだからね!コーヒーブレイクくらいは許してくれるさ」

 

 

そう、手慣れた様子で豆を挽いてコーヒーを淹れる彼女こそがアマラ宇宙の覇者、混沌王人修羅こと間薙 心(こころ)である。

 

 

運命というボタンのかけ違いは本来ならば「真・女神転生III」の主人公となる筈であった間薙 真(シン)に双子の妹がいた事だろう。

 

彼は新宿衛生病院に先生のお見舞いに行くという「運命の日」にたまたま風邪をひいて休み、その結果、お見舞いに行った妹の心が生き残ったのである。

 

金髪の坊っちゃまこと悪魔王ルシファーにマガタマを入れられて生き延びた心、しかし、そのショックでライトなメガテニストだった前世を思い出したのだ。

 

 

………原作知識があろうと無かろうとメガテン世界は地獄通り越してなんかもうやばい(語彙力の消失)のはメガテニストならご存知だろう、むしろ今まで友人と築いて来た友情などケツを拭く紙切れ以下になり、M字ハゲの癇癪で世界が吹っ飛び、信じていた先生の本性が凄まじくアレだったと理解した事の方が残酷かもしれない。

 

あとは、神聖四文字!閣下!大いなる意志!影!蝶!車椅子!というインフレの極みどもが存在するという事もだ。

 

まぁ、それでも彼女は「死にたくない!!死んだら終わりだよ!!パトるとかマジ勘弁!!!」とまず生き延びる事を頑張った。

 

生涯の相棒にして真の友・ピクシーとも出会えた、心に「東京受胎で何か良い事あった?」と尋ねたら「ピクシーやみんなと出会えたことかな」と即答するだろう。

 

当然の様にメノラーを手に入れたので魔人と戦う心、マタドール先生の前でアメノウズメを作りフォッグブレスを覚えてイソラを焼きまくるのを忘れない。

 

そして、イケブクロでは………

 

 

唐 突 に 降 っ て 来 る ダ ン テ

 

 

メ タ 発 言 の モ コ イ さ ん

 

 

そう、この世界はダンテとライドウが同時に出演する世界なのであった、敵対者から見たら完全に匙を投げる案件………バージル鬼いちゃんや倉橋黄潘の良い加減諦めろよ………なガッツでも無理だろう、と手配したルシファー閣下は思っていた。

 

しかし、心は。

 

 

「推しが2人も出演するとか閣下も粋な計らいしてくれるじゃん!!サンキュー閣下!!!」

 

 

彼女の特技というか特性はポジティブハート、又の名を不幸中の幸い探しであったのだ、これにはバージルも黄潘もドン引きだろう。

 

そして、混迷のボルテクス界を生き残って行く彼女、ツンドラ仕様になって行く友人2人にもめげず、女教師の役に立たなさも責めず、ヒゲ記者の調子こきを冷めた目で見つつ、アマラ深界踏破を行うのである。

 

第三カルパの命懸けの鬼ごっこもむしろノリノリでやってた、後に閣下が感想を聞いたところ「推しに追われるとか本望じゃない、撃たれる鉛玉も投げキッスみたいなものでしょ?」とのこと、閣下はとんでもねぇ人材を発掘してしまったと戦慄した。

 

そうこうしている内に、ダンテとライドウを仲間にした心、原作知識でコイントスと麻雀牌の件はキッチリ値切った。

 

ピクシーも超ピクシーと化した、実は彼女はピクシーの中でも特に友情に篤く、ずっとポジティブとはいえしんどかった心の事を励まして支えになっていたのだ、ヒホ修羅君とかもそうである、人間よりも仲魔の方が優しいとかメガテンは本当に東京と民度がお亡くなりになっている。

 

新たな混沌王誕生に沸き立つ悪魔達、ダンテとライドウは彼女が「今更、悪魔になった位であの女は変わらないだろうな」と信頼していたからこそ見送ったのであった。

 

友人2人とM字ハゲをサクッと介錯してカグツチを倒していざ閣下戦、閣下はそれなりにボコられたが「これこそ私の最高傑作…!!」と内心で大喜びである、ポジティブが感染ったのかもしれない。

 

 

そして、飛び出して行け!アマラ宇宙の彼方!!した彼女であったが、多くの宇宙を巡る内に「人間だった頃みたいな平和が欲しいなー」とふとリフレッシュ休暇が欲しくなったのだ。

 

そんな中、連盟ニュースの「友枝町の土地売ります!結界の維持管理出来る人材募集中!!」というのを見て応募して、人間だった頃の夢である「ルブランみたいな喫茶店を開く」を叶えたのである。

 

なお、ダンテとライドウは生前に「2人の生きている内は魔具になったり仲魔になって尽くすから死後は私の仲魔になって側にいて欲しい!」という契約を結んだ結果、寿命で亡くなった後に魔人ダンテ、英傑ライドウとして心の側に居るのである。

 

 

 





Q 閣下は結界に弾かれないんですか?

A わざわざ一般人並みの無害な分霊を作ってコーヒーブレイクに来てます。

Q ヒホ修羅くんって?

A ライホーくんの人修羅ver、ストロベリーサンデーに使うアイスクリーム作りの達人


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