⬜︎⬜︎⬜︎⬜︎は人類の裏切りものである   作:橘花改

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幻さん扱いに困っている作者(敵にするか味方にするか)


14話取り戻すために

 <次の日>

昨日別れたあと、全員個々人で調べたが

 

風「やっぱり、全員手がかり無しか」

 

 教室を確認するも

友奈「東郷さん、元からいないことになってる。教室に机もないし」

 

いつぞやの歌のテストの時にもらった色紙も確認したが

樹「みんなから貰った応援メッセージ、ここのところ消えてますけどみんなカボチャって書いてくれたんです」

 

風「タチの悪いいじめみたいじゃない」

 

夏凛「大赦なら何か知ってるだろうけど」

 

風「でも私にはなにも知らないって」

 

夏凛「こっちも同じ答えが帰ってきたわ」

 

風「また大赦はとぼけてるってこと?」

 

 部室の扉が開かれ

園子「本当になにも知らないみたいだよ。大赦は」

 

健介「とんだ無駄足だったわ」

 三人が入ってきた

 

風「あんたたち今までどこいってたの?」

 

健介「あのあと他の大赦支部にもカチコミしたんだよ」

 

夏凛「で、結果は?」

 

 結果はおそらく全員が予想してた通り

 

健介「ダメダメ、全員知らぬ存ぜぬ。なにも覚えてありゃぁしねぇ」

 

園子「私は大赦本部。わっしーのこと、私が話せる地位の神官さんたちに聞いてけど、予想通り、みんな震えながら知らないって」

 

夏凛「大赦すら知らない事態なんて」

 

友奈「・・・東郷さん」

 

園子「これしかないみたいだね」

 

 そう言いアタッシュケースを机の上に広げその中身を出した

 

友奈「・・・これって」

 

風「勇者システム」

 

園子「プンプン怒って、介っちの鎌振り回しながら出してって言ったら出してくれたよ。これで見つけに行こう」

 

風「見つけるって」

 

夏凛「今も変身できるのよね」

 

園子「そうだよにぼっしー」

 

 そしてアタッシュケースの一つ空いてる空白地帯に指を刺し

 

園子「見て、わっしーの端末がないんだよ。でも私の端末のレーダーにわっしーの反応はない。もしかしてわっしーはすごくびっくりするところにいるんじゃないかな」

 

夏凛「てことは、つまり」

 

友奈「壁の外!」

 

園子「その通り」

 

風「東郷はぶっ飛んでるからありえるわね」

 

園子「だから勇者になって行ってみようと思うんだ」

 

 そう言い指パッチンしながら精霊を出した

 

風「精霊」

 

樹「勇者になったら、また力の代償があるんですか」

 

園子「今回はまたバージョンが新しくなって、散華することもないんだって」

 

 そうして出していた精霊を消した

 

夏凛「なんかできすぎてるっていうか」

 

風「そうよ。どれだけ新しいシステムになったって言われても、結局また」

 

園子「怖いのが当たり前だよね。わかるよ」

 

 唐突に自身の顔を叩き友奈は

 

友奈「よし。東郷さんを見つけるためなら、私は!」

 

風「待ちなさい」

 

端末を取ろうといた友奈の手を部長である犬吠埼風が止めた

 

友奈「でも」

 

風「初めての時とは違うの。私は部長としてみんなを追いそれとは変身させたくない。勢いで、なんて言うのはやめて」

 

友奈「はい・・」

 

風「乃木、あんたもよ」

 

園子「うん。ありがとう。確かに、私たちはひどい目にあったけど、勇者が体を供物にして戦わないと世界は滅んでいた。

仕方なかったんだよ。大赦はやり方が不味かっただけで、誰も悪くない。大赦は勇者システムについてもう一切隠し事はしないって言ってくれた。私はそれを直接聞いて信じようと思ったんだ。だから前とは違う。今度は納得してやるから、私はいくよ」

 

 

 

友奈「私も信じる」

 

風「友奈」

 

友奈「大赦の人はよくわからないけどそのちゃんがそう言っているんだから、信じるよ」

 

園子「ゆーゆ」

 

友奈「風先輩!ちゃんと考えました。私行きます!」

 

風「ふん。あーもう!部長を置いていくんじゃないわよ」

 

友奈「風先輩」

 

風「友奈や乃木なら、私も信じてるからさ」

 

夏凛「っま、勇者部員が行方不明って言うなら、同じ勇者部員が探さないとね」

 

友奈「夏凛ちゃん」

 

樹「私も行きます!」

 

風「樹・・・」

 

夏凛「にしても壁の外か、なにがあるかはわからないわね。」

 

 そう言い夏凛はサプリがパンパンに入った瓶を取り出し

 

夏凛「樹、取り敢えずサプリ決めときなさい」

 

健介「取り敢えずで勧めるもんじゃねぇ」

 

風「ちょ!」

 

 だがいつもとは違い樹は夏凛の誘いを受け

 

樹「今回は決めて行きます」

 

健介「まじか」

 

風「樹ぃ!」

 

銀「やってんなー」

 

園子「素敵な仲間たちだね」

 

友奈「園ちゃんもね」

 

 全員変身し終え園子が説明を始めた

 

園子「新しい勇者システムは満開ゲージ祭者から全部溜まっている状態だよ。

精霊がバリアで守ってくれるけど、バリアを使うごとに満開ゲージを消費していく。ゲージは回復しない。

満開はゲージがいっぱいならできるけど、使えば一気にゼロになる。

ゲージがゼロになると精霊がバリアを貼れなくなる。この時攻撃を受けると命に関わることになる。

これが散華のなくなった勇者システムだよ」

 

夏凛「今みたいに全部説明してくれた方がいいわね」

 

風「そうね!覚悟ができるってもんよ」

 

そうしていると風の端末が光りとあるものが出てきた

 

風「犬神!」

 

 そして全員の端末が光り各自の専属の精霊が出てきた

 

友奈「牛鬼久しぶり!またよろしくね」

 

健介「七人岬じゃあなく九尾が出てくるのかい」

 

 そして九尾はそのまま牛鬼の方へ向かった

 

健介「九尾と牛鬼に何か因果ってあったっけ?」

 

銀「さぁ?」

 

 一方その頃、唯一話せる精霊を持つ夏凛は

 

夏凛「元気?」

 

精霊「外道メ」

 

夏凛「相変わらずね」

 

精霊「諸行無常」

 

健介「それにしてもせめえ」

 この空間に七人、さらにそれぞれ武器があるからかなりギュウギュウである

 

 <壁>

 

園子「この先はズゴゴゴって感じだから気をつけてね」

 

夏凛「私が戦闘行くから、後ろでサポートお願い」

 

園子「にぼっシーあまり前に出ないでね」

 

夏凛「ええ」

 

 <壁の外>

風「うわー相変わらずの凄まじさね」

 

夏凛「何度見てもこの世の光景じゃないわね」

 

園子「あっ!レーダーに反応あったよ」

 

友奈「どこどこ!」

 

園子「ここだよ」

 

健介「まっすぐ?」

 

友奈「やっぱり壁の外にいたんだ」

 

風「なんとかなりそうね友奈」

 

友奈「はい!」

 

園子「でも意外と近いけど」

 

 そうして反応がる方向を向くと

 

友奈「エエ!」

 

健介「まじか」

 

夏凛「ちょ、ちょなんなのあれ!」

 

 そこにはブラックホールがあり近くに接近した星屑たちを問答無用で吸い込んでいた

 

園子「ワッシーはあの中に居るみたい」

 

友奈「東郷さんが、東郷さんがブラックホールになってる」

 

風「久しぶりに会ったらブラックホールになってるやつは初めてだわぁ」

 

樹「お姉ちゃん・・・」

 

 そう鑑賞に浸っていると端末から警告音が鳴った

 

夏凛「周囲にバーテックスもいるじゃない」

 

友奈「行ってみよう」

 

樹「でも・・・どうやって・・・」

 

 そうこう悩んでいると星屑の群れが襲ってきた。だがもっと格上との戦闘をしてきたせいか、今更星屑風情なら難なく倒せる程度まで上達していた

 

夏凛「やるわね園子!」

 

園子「えへへ〜褒められた」

 

夏凛「でもこのままじゃジリ貧だわ。東郷のとこまでどうやって」

 

園子「あそこまでなら船でいけそうだよ」

 

夏凛「船って、園子!!」

 

銀「園子!まさか!!」

 

園子「満開!!」

 

 満開の影響で近くにいた星屑たちは消滅した

 

風「あんた!いきなり満開しちゃって!精霊のかごが無くなっちゃうのよ!」

 

園子「昔はバリアなかったし、問題ないよ」

 

健介「いやまぁそうだけどよ」

 

風「問題ないって」

 

園子「ワッシー行きの船だよ!乗って乗って」

 

風「しょうがないわね!」

 

 そう言って全員が船に乗り込もうとしたその瞬間

 

スターク「悪いがさせねえよ」

 

 莫耶を巨大化させ船に乗り込ませないように地面に突き刺した

 

健介「スターク!」

 

 剣の持ち手の部分に立っているスタークの姿があった

 

風「あんた達!大丈夫!?」

 

健介「大丈夫だ!それよりも先に行ってくれ」

 

風「はぁ!?あんた正気!それとふたりで戦う気!?」

 

健介「正気も正気さ」

 

風「無事に帰ってきなさいよ!」

 

 そう言い船は先に行った

 

スターク「血迷ったカァ」

 

健介「正気さ。銀、行くぞ!」

 

銀「わかった!」

 

 二人がかりで戦いに挑んだ

 

スターク「まだまだだなあ」

 

 当然二人の攻撃など赤子の手をひねるように簡単に受け流したり、カウンターをされたりほぼ一方的だった

 

銀「だったらこっちはどうダァ!」

 

 special tune

 ヒッパレー ヒッパレー

 Million slash

 

スターク「この程度かぁ。ガッカリだ」

 

 ビートクロザーを右手で掴みながら左手でハンドルを回し始めた

 

健介「銀!逃げろ!」

 

 そのタイミングでビートクロザーを放したが、もう遅かった

 

スターク「遅い!」

 

銀「まずった!」

 

 Ready Go

 Evoltec Finish!

 ciao

 

健介「銀ー!」

 

 スタークの渾身の蹴りがまともに入ったから、そのまま灼熱の大地に落ちていった

 

 <銀視点>

銀(落ちてるなー、って落ちてる!)

 

 蹴りの影響で数秒意識が飛んでいたが、その意識が復活した。だが手放しに喜べる状態ではなく銀は勇者服ではないためマグマに落っこちたらそのまま死亡してしまう状態だった

 

銀「こうなったら、一か八かだ!」

 

 前にもらったナックルを刺しこむも反応がない

 

銀「やっぱりダメかー」

 

 そう諦めていると

 

???『あーピンチ?ピンチっぽそうだね』

 

 突如頭の中に声が響いた

 

銀『誰だ!?』

 

???『んー誰って言われると困ちゃうけど、まああなた達の大先輩ってところかな。それよりも空のボトルってある?』

 

銀『あるけど、それをどうするんだ?』

 

???『それをフレアに向けて』

 

 言われた通り行動すると、空のボトルにフレアが吸い込まれていった

 

???『good!それをナックルに刺せば使えば行けるはずよ』

 

銀『了解!』

 

 bottle burn

 Cross-z magma

 Are you ready?

 

???『建御名方神の力を思う存分使いなさい!』

 

銀「変身!!」

 

 極熱筋肉!

 クローズマグマ!

 アーチャチャチャチャチャチャチャチャチャアチャー!

 

銀「飛べる!飛べるぞ!」

 

 今まで飛行能力を有してなかったがここにきて飛べるようになった

そうして急いで健介の方に戻ろうとすると五体満足に立ってハンドルを回している最中のスタークの姿と、ボロボロになり倒れている健介の姿があった

 

 <健介視点>

健介「銀ー!」

 急いで銀の方向に向かおうとするも

 

スターク「お前の相手は俺だゼェ。よそ見すんなよ」

 

 そう言い引き戻された

 

健介「スターク!今はお前に構っている時間はない!」

 

スターク「いいのかぁ?お前がそのまま行けば今度はあいつ等がやられるゼェ」

 

 そういい東郷を助ける為に奮闘してる他の勇者の方を指差した

 

健介「っちなんて奴」

 

スターク「言ってろ」

 

 そうしてまた戦い始めた

 

???『このままじゃまずいわね』

 

 突如頭の中に声が響いた

 

健介『誰だお前』

 

???『誰でもいいでしょう。それよりもあなたこのままじゃなにもできずに負けるわよ』

 

健介『そんなのわかってる!』

 

スターク「なにぼさっとしてるんだぁ!」

 

 当然動きが鈍くなったところをスタークが見逃すはずもなく蹴りが入る。まともに防御の姿勢が取れずそのまま動けなくなる

 

スターク「この程度かぁ。興醒めだ」

 

???『体を貸しなさい』

 

健介『スタークにまともに打ち合えるのか?』

 

???『ええ、打ち合えるわ。そうね、一分だけ戦ってあげるからあとは頑張りなさい』

 

健介『見て覚えろってか?』

 

???『そうよ。それじゃ行くわよ』

 

 そうして意識が入れ替わった

スタークが莫耶を振り下ろしトドメを刺そうとしたその刹那

 

スターク「?」

 

 莫耶が当たらなかった。鎌の刃の部分で受け流していた

 

スターク「ナンダァ?」

 

健介?「・・・」

 

スターク(様子がおかしいな?)

 

 そうして健介の体は動き出した

 

スターク「まじか!」

 

 健介の体鎌を回しだしそれを投げた。当然スタークはその程度に反応できないほどやわじゃないが、その弾かれた鎌を空中で掴み莫耶に引っ掛けようとした。

当然それにも反応して、莫耶を巨大化させ対処しようとした。が、健介の体はそれをされるとわかり、体をひねりかわしてスタークの間合いに入った。

スタークが使うのは変幻自在の莫耶、健介の使う武器は大鎌。

当然近距離に追いてはスタークに分があるはずなのに

 

スターク「いいぞいいぞぉ!そのいきダァ!」

 

 スタークとまともに打ち合うことが成立していた

 

 残り四十秒

 

スターク(少しギアを上げるか)

 

 今まで自分から攻め込むことはなくカウンターに徹していたのとは打って変わって、今度は自分から攻め込み始めた。

莫耶を健介の目の前の地面に突き刺し巨大化させ、視界を奪った

 

???(こざかしいわね)

 

 健介は上に飛んだ。横からくると踏んだんだろう

 

スターク「おいおい、その判断は悪手じゃねえかぁ」

 

 スタークは上から降ってきたそして地面に叩き落とそうとしたが、

鎌を使い受け流し、逆にスタークに一撃入れることに成功した

 

 残り二十五秒

 

スターク(本当にこいつ雨木か?動きが洗練されてる)

 

???(おそらくあの武器を奪えばこの子でもなんとかなるはず)

 

スターク「攻めればわかる」

 

 莫耶またもや巨大化させ当てようとする。当然鎌を使って弾くが

 

スターク「遅い」

 

 Ready Go

 Evoltec Finish!

 ciao

 

 スタークの全力の蹴りが健介に炸裂した

 

スターク(手応えがない?)

 

 そして背後に振り返るとそこには莫耶を右手、大葉刈を左手に持つ健介の姿があった

 

スターク「ハァ」

 

 <精神世界>

???「それじゃ体返すわね」

 

健介「待ってまだ一分経ってねえぞ」

 

???「九尾の力を使った影響よ。あとは頑張りなさい」

 

健介「優しくないね」

 

???「一つヒントをあげるわ。彼の弱点は右側よ」

 

健介「はぁ?なんだそれ」

 

???「いいから行きなさい」

 

健介「はいはい」

 

 <現実>

スターク(また気配が変わった?)

 

健介(さてどう戦うか?そういえばさっき九尾の力を使ってたな。効くとは思えんが精神攻撃でも仕掛けてみるか)

 

 そうしてスターク相手に精神攻撃を仕掛けた。だがそれは使ってはいけない禁じ手だった

 

健介「なんだ?」

 

 相手がなにも仕掛けてこなくなった。先ほどまでの行動を考えるとあまりにも異様であった。

だが健介は精神攻撃が効いたと思い込み、自らスタークのそばに近づいてしまった

そのついでに精神干渉を仕掛けた

 

 <精神世界>

 

健介「なんだよこれ」

 

そこはは何もなく虚無が支配するような世界だった

 

健介「マブシ」

 

今度はあまりの眩しさに目を瞑ってしまう世界だった

 

健介「今度は真っ暗だな」

 

暗闇で何も視界に入らない世界だった

 

健介(もう少し奥深くに行くか)

 

そうしてその人物の記憶及びポテンシャルを覗こうとしたが

 

???「サレ・・・ニンゲンニモナレズ、モゾウヒンニモナレナイ、ケッカンヒンガ

 

健介「ッヒ」

 

 その存在はあまりにも強大で、直接死を感じれるような存在だった

 

健介(これがこいつの本体?だとしたら強悪すぎる!これじゃあ悪魔じゃないか)

 

???「ゼツボウシロ

 

それと同時に現実世界に引き戻された

 

 <現実世界>

健介「ッ」

 

 現実に戻ってくるのと同時にスタークが攻撃を仕掛けてきた

今までスタークは攻撃こそしてくるものの致命傷こそ避け、とにかく後遺症になりにくい部分や日常生活に支障が出ないだけの攻撃してこなかった。

 だが今回は違い明確な殺意。そして相手を痛めつけることに特化した攻撃しかしてこなかった。腹に一回打ち込み、その時に少し体が浮いたのを利用して胸に二回、トドメに腰あたりに蹴りを放った

 

健介「ゲホッ、ゲホッ、ゲホッ、フー(なんだあの動き今まで見たことねえぞ。それに精霊バリアが機能しなかった。なんだよそれ)」

 

 奇跡的にも武器は離さなかったから戦うこと自体は可能。だがそれ以上に純粋な攻撃質と戦術の組み立て方、そして反応速度全てに置いて相手の方が格上だった

 

健介(まずいなぁ、勝てるビジョンが全く見えねぇ)

 

 そしてスタークはEvol driverのハンドルに手を掛け確実に殺すという意志を感じた

 

 Ready go!

 

 回避はすでに手遅れ。防御したとしてもおそらく一撃で全て吹き飛ばしてくる

 

銀「さ せ るかァァァァァ!!!!!」

 

 銀のナックルを使った攻撃によってスタークは吹き飛ばされ攻撃は当たらなかった

 

銀「大丈夫か?!」

 

健介「なんとかな」

 

銀「立てるか?」

 

健介「ギリギリな」

 

銀「無茶はするなよ」

 

健介「そいつはお互い様だろ」

 

 そう二人が情報などを交換しながら話していると、またスタークに異変が出てきた

 

スターク「・・・ああクソ、・・・やっぱ弱いな」

 

健介「なんだ・・・?」

 

スターク「ん?ああ悪いな。こっちの話だ」

 

 そして顔を合わせずに答えがわかりきっている質問をした

 

スターク「まだ殺り合うか?」

 

銀「当たり前だ!」

 

スターク「そりゃぁそうだろうな。だってお前等は“勇者“なんだからなぁ」

 

 そうして両者戦闘体制に入るが

スターク「っち、時間切れかァ」

 

健介「なにを」

 

スターク「あれ見ろ、あれ」

 

 そうしてスタークが指差した方を見るとブラックホールが爆縮し、崩壊するのが目に見えた

 

スターク「じゃあな」

 

 そう言いスタークは煙を出してで逃走した

健介「逃したか」

 

銀「アッチィ!!」

 そう急に言い出しドライバーからナックルを外した

 

健介「あー大丈夫か?」

 

銀「多分な。それよりも変身解除された影響でメチャクチャ熱いから先結界に入ってるな」

 

健介「了解」

 

 <友奈視点>

 <???>

友奈「ここ前に」

 

 <数ヶ月前>

友奈「あれ、なんで私こんなとこに?」

 

 よくわからない場所にいた。そこは何も無く水平線が広がる世界だった

友奈「あれ・・・は?」

 

 今までにもなかってであろう場所に人影のような物があった。だがそれは認識した瞬間消えてしまった。そして背後にとんでもない気配を感じた。振り返ってはいけないと、生存本能がつげていた

友奈(怖い、怖い、動けない。東郷さん・・・)

 

 だがその気配は結城友奈に触れようとしていた。触れられてはいけないとわかっても怖くて動けなかった。そうして触れられるその瞬間

 

???「おいおい感心しないなぁ、他のやつに浮気するなんて。お前の相手は俺だろォ!」

 

 そう言い謎の気配を吹き飛ばした。その人物を見ると約7~80cmの常に光輝いてるチャクラムを持っていた。それと同時に身体が動くようになった

 

友奈「あなたは?」

 

???「あ?俺が誰かなんてどうでもいいだろ。それよりも乃木、さっさと仕事しろ」

 

 そういうと青い鴉が舞い降りてきた

 

???「その青いのについていけ。そうすれば助かる。あとできるなら二度とここに来るな」

 

 否定も肯定も言わせない。そんな雰囲気であった

 

友奈「わかりました」

 

???「久しぶりに楽しもうぜぇ!」

 

 青い鴉について行く途中で後ろを見ると謎の男とおそらく女性と思われる人物が到底人間とは思えない動きをして戦っていた

 

???「お前は俺を殺せない。だが俺もお前を殺せない!せっかくのこの時間楽しもうぜぇ!」

 

 それがこの空間で聞いた最後の言葉だった

 

 <現在>

友奈「間違いないあの時の場所だ」

 

 あの時の助けてくれた男性も謎の存在の女性もいなかった

そうして横を見ると拘束されている東郷美森の姿があった

そして上を見上げるとほのをで炙られている東郷美森の魂と思われる物体があった

 

友奈「東郷さーん!」

 

 呼びかけるも一切反応を示さない

そしてそこから引っ張って東郷美森を出そうとする。そんな時

 

友奈「ッ」

また膨大な気配を感じた。しかもその気配は徐々に近づいてくる。ただまだ東郷美森だしきれていない。そうしてまた触れられそうになった時

 

???「ダーもうふざけんな!」

 またあの男性が助けてくれた

 

???「なんでまたここに来た!」

 

友奈「東郷さんを助けるためです!!」

 

???「ッハァァァー相変わらずお前等はお人好しだなァ。五分だ。五分だけ稼いでやる。あと二度とここに来んな」

 

友奈「わかりました!」

 

 そうして東郷美森救出することに成功したが何か呪いのようなものが友奈の体に乗り移った

 

???「あれは・・・めんどくさ」




千景「ねえ乃木さん。彼が暴走してた時どこいたの?」
若葉「見守ってた」
千景「見守るだけじゃなくて介入してくれない?」
若葉「仕方ないだろう。基本的に介入できない縛りがあるんだから」
千景「だとしても、あれは一歩間違えれば彼、死んでたわよ」
若葉「でもそれが千景の仕事じゃないのか?」
千景「仕方ないじゃない。まさか精神攻撃に追加で精神干渉するなんて思ってもなかったから」
健介「悪かったな」
若葉「そう言えばあいつ、千景が乗っ取ってるのに気づいてたか?」
千景「いえ気づいてなさそうだったわ」
若葉「限界が近いってことか」
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