<高屋神社>
スターク「解除」
マクスウェルの悪魔のと戦闘は5分で終わった。たとえ無限があろうと、究極には勝てないのである
スターク「…今度はお前か」
当然、戦闘による音などは結界で防いだが、肝心の気配までは防げてなかった
雪花「こんなバカみたいな気配出してたらすぐ気づくよ。…それでなんで変身解除してんの」
スタークの事情をを一番正しく認識している雪花は、当然苦言を言う
スターク「そういや秋原は知らなかったか。これ」
そういい自分が今吸っているのとは別のタバコを、自分のポッケットから取り出した。そしてそれを投げ渡した
スターク「もし俺と同じ呪いにかかったらそれを吸え。そうすれば一時的に解除せれる。味の保証はせんがな」
雪花「相変わらずだね」
スタークは雪花の横を通りすぎて階段の前まで行った
雪花「どこ行くの?」
スターク「観光さ。どうせ泣いても笑っても今日が最後なんだ。だったら今までの思い出くらい見て回ろうと思ってな」
そう言いスチームガンを取り出し前に向けた
スターク「来るか?」
そんな問いに雪花は
雪花「・・・しゃーない!ついていきますよっと」
そうしてスタークの横に立った
スターク「悪いな」
<猿渡ファーム>
雪花「・・・あのさぁ・・・最初にここを選択するの、性格悪くない」
スターク「そうかぁ?いやあ、お前がこうなった場所であり、俺がお前らと再開したのもここだからな」
雪花「・・・はぁ」
雪花の行動を全て無視し銃を構える
スターク「次行くぞー」
雪花「はいはい」
雪花も当然かのように隣に立つ
<丸亀城>
スターク「懐かしいなー。ここに来るのも」
雪花「そうだね。あれ以来私もここには来てなかったからね」
スターク「ここでお前らと一緒に色々したっけ」
雪花「そういえばそうだね。レクリエーションの後とかは特に大変だったかな」
スターク「確かにな」
とある場所を見つめて何か思った。だがそれは本人にしかわからない
雪花「どうしたの」
スターク「いやちょっとな」
彼らがまだ人として生きていた時代の頃の思い出の地をよく回った。そして最後は
<英霊之碑>
スターク「ここで最後かな」
雪花「ねえ」
スターク「ん?」
雪花「本当にこれでいいの」
雪花は言う
雪花「私はあなたに、あなたたちに助けられた」
スターク「・・・」
雪花は叫ぶ
雪花「私はあなたに生きてほしいの!作られた命だからなんだっていうの!命にはそれぞれ権利がある!自分で選ぶんだよ・・・でもあなたは他者や神によって人生を狂わされた!それでいいの!やり返したいと思わないの!答えて!」
スターク「じゃあ俺はその問いに対しての答えを。もう遅いんだよ。全てな。俺がこの300年でなにもしてないと思ったか?答えは否だ。何度も呪いを解呪できないかと試したさ。でも結果は全て失敗だった。パンドラタワーを完成させて願いを叶えればまた話は違ったんだろうが残念ながら、それはこの世界の破壊を意味する。それはなんとしても避けたいんでね。これが答えだ。満足か?」
雪花「いいよ・・・もう。私が聞きたいことは終わったからね」
スターク「悪いな、一人にして」
雪花「・・・」
<勇者部部室>
風「いや怪しいでしょ!」
友奈はことのあらましを話した。自分がこれからどうするかを、なにをするのかを。当然部員全員から反発があった
風「なに引き受けようとしてんの」
園子「ゆーゆ」
樹「違うと思います」
銀「友奈・・・」
健介「俺も反対だな」
友奈「みんな・・・」
反対されることはなんとなくわかっていた
美森「今のみんなの反応でわかるでしょ。友奈ちゃんの考え方がも違っていることが」
友奈「東郷さん」
そして風は大赦に対する怒りを爆発させる
風「それにしても大赦め!友奈!私たちもついていってあげるから、バシッと断りなさい!」
樹「神婚なんてする必要ありませんよ」
夏凛「園子、今から大赦に連絡入れられる!」
園子「うん」
美森「もう我慢ならない」
大赦は好き放題やってきたつけが今ここで、出てきた
風「行くわよ、一度潰した方がいい組織になるかもね」
友奈「待って!」
全員がヒートアップしているところを止めに入る
友奈「だから私は神婚を引き受けるって」
風「その必要はないんだって!」
夏凛「だって死ぬんでしょ」
風「訳わからない。生贄と変わらないじゃない」
園子「後、神樹様と共に生きるってなんなのかな」
樹「あのなんかゾクっと来るっていうか」
美森「とても幸せなことだとは思えないわ」
友奈「でも私が神婚しないと神樹様と神婚しないと世界が終わっちゃうんだよ」
風「神樹様の寿命はわかるけど、でもだからって友奈が引き受ける必要はないでしょ!」
スターク「いや、結城が引き受けないといけない」
またどこからともなくスタークが現れた。しかもブラックホールフォームで、だ。当然全員以前に言われたことを覚えていて、すぐさま戦闘体制に入った
スターク「安心しろ。ここでは戦わねえよ」
美森「それを易々信じれると思いますか」
健介「横に同じく」
東郷はすぐさま勇者に変身し、銃を取り出す。健介はフルボトルバスターを、それぞれ構える
スターク「いいのか?お前らがここで本気で戦おうと思えば、こちらも本気を出さなければいけない。そしたらこの学校崩壊どころ騒ぎじゃないぞ」
友奈は高屋神社から降りる際に感じた、絶対的な気配を感じそれだけは阻止しないと思った
友奈「待ってみんな!」
その声で全員の動きが止まった
友奈「あなたの狙いは私でしょ。だからみんなには手を出さないで」
そう言いスタークに近づき始めた
美森「待って友奈ちゃん!」
当然東郷は止めようとする。だが
スターク「狂信者は黙っておけ」
すぐさまトランススチームガンで牽制をし、動かさせないようにした
スターク「最後に何かあれば、どうぞ」
友奈「みんなごめんね。こんな結末になっちゃって。私これから頑張るから。だからみんなも頑張って」
風「ふざけないで!こんなことで誰も喜ぶわけないでしょ!」
美森「そうよ、友奈ちゃん!考え直して!そいつから離れて!」
友奈「これしか方法はないんだよ!これが私の選択、これでみんなが助かるんだよ!」
銀「ふざけるな!こんな方法じゃ、誰も喜ばねえよ!」
友奈「勇者は・・・勇者はみんなを幸せにすることが使命なんだよ。私はそうでありたい。だから!」
風「そのみんなに私たちが入ってないじゃない!それだけじゃない!みんなっていうのは自分自身も入っているんだよ!」
友奈「私は大丈夫、大丈夫だから」
美森「嘘よ!」
友奈「勇者部五ヶ条!なるべくみんな諦めない!私はみんなが助かる可能性に賭けているんだよ!」
風「あんたが生きることを諦めているじゃない!」
友奈「勇者部五ヶ条!成せば大抵なんとかなる!無さにと何にもならない!」
風「友奈!五ヶ条をそんなふうに使わない!」
友奈「私は、私の時間があるうちに私のできることをしたいんです!だから!」
スターク「くどい」
今まで友奈の背後でないもせず立っていたスタークが口を開いた
スターク「お前らが姫をどれだけ大切に思っているかわかったし、姫がお前らをどれだけ大切に思っているかもわかった。だがそんなの心底どうでもいい。俺からしたらガキの戯言でしかないからな。もう時間切れだ」
友奈「そういうことだから、さよなら」
健介「させるか!」
近接もできかつ一番近くにいた健介がスタークに対して襲いかかる。だが
スターク「前にも言ったよな。その技術、その体術、誰に教わった?俺だよな」
スタークが出した一歩、一手で健介の動きは完封され、首を掴まれた
健介「あ・・・・がぁ・・・・!」
スタークは首をへし折らんとかぎりに力を込める。そしてへし折る寸前に手を離し全力で拳を腹に打ち込んだ。当然パワーにより体は飛ぶ
銀「だいじょうぶか!?」
ギリギリで銀が体を滑り込ませて壁に衝突する事態は避けられた
健介「なん・・・とかな」
スターク「はぁ、面倒くさい」
そう言った直後、腕を頭上に上げるとワームホールが開かれ、二人はそこに吸い込まれていった
そして勇者だけが、部室に取り残された。当然はいそうですかと放置するほど甘い連中ではなくすぐさま追う準備を始めた
美森「みんな!散開して探すわよ!おそらく友奈ちゃんは大赦支部のどっかにいると思うわ!」
健介「俺は高知の方に当たってみる」
風「じゃあ私は愛媛の方に当たるわ!」
園子「私とわっしーは本部に当たってみるんよ!」
そうこうあり夏凜、銀ペアが徳島。東郷と園子が本部。健介が高知。風と樹が愛媛に決まった。そして全員が勇者、ライダーに変身し各自の目的の方向に向かおうとした
健介「俺はこっちだから気をつけろよな!」
銀「そっちもな!」
銀と夏凜と別れ高知支部のある方角に向け跳ぼうとした、だが・・・
健介「なんだ・・・これ?」
謎の壁によって阻まれていた
銀「健介そっちはどうだ!?」
健介「ダメだ。なにがどうなっているんだ」
どうやら銀の方もダメのようだ。この壁があるかぎり、友奈の所へはいけない
健介「一度みんなところへ戻ろう(あの壁の性質。どこかで・・・)」
銀「それがいいな」
そしてみんなのところへ戻った。どうやら他も壁に阻まれ学校から出れない状態のようだ
健介「どうする。出れないんじゃ話にならんぞ」
美森「私が満開して全て壊せば・・・」
園子「待ってわっしー!敵がどの強さかもわからないのに迂闊使っちゃ」
美森「じゃあどうするのよ!」
そんな時ある違和感に樹が気づいた
樹「あの・・・なんかおかしくありません?」
夏凜「そういえば・・・やけに人が少ない様な・・・」
健介「そういえば駐輪場に誰もいなかったような・・・」
ここで全員が気づいた。学校に誰一人人間がいないことに
美森「これもスタークの仕業かしら・・・!」
健介「いやこれは、なんというか・・・・」
そんな時、ある声が響いた。そしてその声は健介にとってどこか聞いたことあるような、ないような、そんな声だった
???「これは私の仕業よ」
校舎の方から現れたその人物は、赤い勇者服を身に纏い、大赦とはまた違ったふざけたお面を頭の横につけていたが、それよりもその武器に見覚えがあった。
なぜならそれは莫耶と大葉刈。健介が勇者の力を失う前に使っていた武器だからである。だがそれよりも印象に残る部分があった。それはフサフサの尻尾が九つ、そして狐の耳があったからである
風「あなた・・・名前は?」
???「名前なんてどうだっていいでしょう」
風「いいから答えなさい!」
???「ハァ・・・郡千景。これで満足かしら?」
樹「その名前って・・・!」
園子「初代勇者の一人・・・!」
千景「そうよ」
夏凜「なぜこんなことをしているの?」
千景「あなたたちの覚悟を確かめるためよ」
美森「覚悟はできているわ!友奈ちゃんのためなら火の中水の中、飛び込む覚悟はあるわ!」
千景「そんな言葉はいくらでも吐けるわ。それにあなた達はあまりにも弱すぎる」
そう言い今まで背中につけていた武器を取り出し戦闘体制になった。と思った瞬間には莫耶巨大化させ投げつけてきた
千景「ほら。今のであなた達の誰か一人は死んでたわよ」
その言葉に誰も、何も返せなかった。なぜならその攻撃に対して誰一人反応できなかったからである。相手が外してくれなかったら確実にやられていただろう
千景「そんな強さで結城さんを助ける?笑わせないで」
莫耶が相手の手元に小さくなりながら返っていく
千景「来なさい。あなた達の覚悟、私に見せて」
そう言って瞬間風と銀がすぐさま動き始めた。千景の両側から挟むように攻撃する。しかし相手は動かない。否、動く必要がないのだ
千景「ドカーン♪」
風の大剣、銀のビートクロザーが間合50cmくらいに入った瞬間、突如爆発したのである
千景「まずは相手の観察、不要意に相手の間合いに入るなんて愚の骨頂よ。ボス戦の基本。わからない?」
健介「みんな、相手の能力は玉藻前、おそらく妖術の類だと思う!」
夏凜「その情報の信憑性は?」
健介「おそらく8割、なんたって俺が使ってたからな」
だが攻めることはできないでいた。なぜなら相手は即爆型のカウンター技を持っているからである。そんな時相手は歩き始めた。そして背後から銀が襲い掛かってきた。当然千景は鎌で応戦する。
銀「攻めればわかる!」
千景「脳筋ゴリ押しプレイね。嫌いじゃないわ」
その光景を見て園子は思いついた
園子「ねえ、にぼっシー相手が攻撃を仕掛けるタイミングで武器投げて見て」
夏凜「いいけど、なんで?」
園子「いいから」
夏凜は園子の言う通りに動き千景が銀に攻撃するタイミングで武器を投擲する。するとその攻撃自体は弾かれたが、肝心の爆発は起こらず、かつ大体30cmになるまで千景は気づいてなかった
園子「やっぱり・・・!ミノさんこっち来て!」
銀「なんだ?」
園子「相手のあれのカラクリ、わかったかも」
千景「あらそう?じゃあこれやめるわ」
風「それが信じられると思う?」
千景「信じなくてもいいわよ?でも
そう言った瞬間健介がフルボトルバスターを使って切り掛かる
千景「迂闊に攻めるなと言ったはずだけど」
当然莫耶で防御し鎌で攻撃する
健介「それも読めてる!」
千景「じゃあその次は?」
莫耶を即座に巨大化させ質量で叩き切ろうとする
健介「それもな!」
千景「・・・ああ、それが狙いね」
そう言った直後剣を縮小し剣で撃ち合い始めた、逆に鎌を背後に振りかぶって息を殺して接近していた風に命中しかけた
園子「一回引いて!」
その園子の号令に合わせて千景から距離をとった
美森「次は私が攻めてみます」
美森は満開をせずに今自分が出せる最大火力の武器を出し、それを放った
千景「ダメよ。そんなお粗末なものなら」
《圧縮》
千景「返すわ」
東郷が放った光弾は小さくされ、逆にこちらに向かってきた
銀「よけろ!」
《爆縮》
健介「でたらめだろ・・・」
千景「あなた達の覚悟はそんなものなの?これじゃあ結城さんを助けるなんてできっこないわよ」
美森「だとしても私たちは友奈ちゃんを助けるのよ!」
千景「・・・弱すぎるあなた達にヒント与えるわ。私の使ってる力は妖術。それには高い集中力が必要でね、そうポンポン発動できるものじゃないのよ」
要は相手に小細工をさせる時間を与えるなということだった
樹「それって・・・」
銀「ゴリ押ししかないのかよ」
千景「悩んでもいいけど、結城さんがどうなっても知らないわよ」
健介「銀、合わせろ」
銀「・・・了解」
妖術を抜きにした純粋な速度は健介、純粋な火力は銀に部があった。だがそれ以外の点で劣っていた。経験があまりにも足りなかった。そのせいで攻撃は掠りもしない。
だがここで健介にある異変が起きた。それは知らないはずの経験、技術が体感したかのように流れ出てくることであった
健介(この動きも知ってる。この動きも・・・)
相手の戦い方がなんとなく手に取るようにわかっていた。そのせいで一人でも撃ち合うことが可能になっていた
千景「(動きが格段に良くなってる。やはり彼の影響は凄まじいわね)でもまだ足りない。その程度じゃあスタークには勝てない」
そんな時、樹のワイヤーが武器に絡めあった
千景(武器を捨てて飛んでしまえば・・・だめね。撃ち落とせれるだけね)
東郷の方を見て完全にロックオンされているのに気づいた。さらに空中ではさっきの技は使用できない。そして気づいた四方八方を全員に囲まれているのに気付いた
千景「まだ使う気はなかったのだけれどね」
《氷結》
その瞬間千景に近づいていた全員が氷に包まれた。無事なのは近づいていない東郷と樹だけだった
健介(自分自身を氷に包んで!?どうする気だ!?)
千景「まだまだいくわよ」
《煉獄》
千景自身氷に包まれているというのにそれを無視して動いていた
健介「くっそ・・・なんだよそれ」
戦況は絶望的劣勢、なぜなら相手にはかすりもしていないのにこちらは一方的にやられている
健介(とにかく動け!こいつを倒さなければ、全て終わりなんだ!)
そこである種ずっとい感じていた違和感に気づいた。それは頭につけているお面があまりにも場違いであったことだ。他の衣服などは全て同じ系統に沿っているのに、そのお面だけは明らかにそこらへんで売られているような、そんな気がした
健介(あのお面になんの意味があるか知らんが、とにかく相手の意表をつけ!)
千景と健介の攻防は拮抗していた。だが刻一刻と負けが近づいていた。なぜなら千景は全然動いてないのに、健介はずっと攻めっぱなしだからだ。その上相手は精霊、こちらは生身の人間。体力斬りが近づくそんな時チャンスが訪れた
風「どっせい!」
風が戦線復帰して相手のバランスが一瞬崩れた。その影響で隙が生まれた
健介(今だ!)
その攻撃は当たらなかった。否、当てなかった。だがその意図を千景は読めていなかった
千景(何がしたいんかしら?)
そして健介がお面をギリギリで剥ぎ取った。そしてすぐさま離れた
千景「・・・返しなさい」
健介「そいつはできないな。お前がこの結界を解くまでわな(頼むこれでうまく言ってくれ!)」
千景「最後の警告よ。返しなさい」
より強く、殺意がこもった言葉を口にする
健介「そいつは無」
健介が言い終わるよりも先に千景が動いた
《妖言『ひれ伏せ』》
健介(何がぁ・・・!)
体が勝手に動いて膝をついた
《妖言『動くな』》
後ろから近づいていた夏凜達の動きも止まった
千景「これは返してもらうわよ」
健介の手からお面が取られた。そして全員動けるようになった
千景「別に私はあなた達と本気で殺し合いたいわけじゃない。覚悟を見せて欲しいだけ。それに今のあなた達を殺すのはスターク一人を殺すのより格段に楽よ」
健介「そうかい!」
千景(また動きが良くなった。それに動きが彼に近づいてきてるわね)
銀「こっちを忘れんなァ!」
夏凜「こっちもよ!」
三対一それなのにいまだに攻めきれずにいた
風「オンドリャァァァ!」
千景「うるさいわね」
上からの風の奇襲、さらに樹のワイヤー。東郷の狙撃もずべて空振りに終わった
健介(相手に時間を考える時間をかけさせるな!とにかく攻めろ!)
千景(はぁ、学ばないわね)
《氷結》
千景(いない!?)
健介「どうせお前はそうすると思っていたよ!」
こいつにずっと触れていれば氷結しても動けると踏んで、実践した。そしてそれは成功した
健介(誰の技かも、誰が使っていたかも知らねえ!とにかく今はこいつをぶっ飛ばせる技を!)
《天爆》
この一撃により氷が砕け散り、千景は吹き飛ばされた。そしてそれに健介は追いかけ打ち込んだ
健介「まだだ!」
《天練》
健介「どうだ!」
威力だけで言えばどちらも千景の『煉獄』にはるかに劣った。だがこれは覚悟を示す試練。別に倒したり、殺す必要はない。
だがこの一撃は千景にとっては覚悟云々以前に驚き、恐怖した
千景(この技・・・なんでこの子が?!)
健介「ゲホッ、ゲホッ、ゲッホ!」
最後の技を使った代償か健介は変身が解除され倒れた
銀「おい!大丈夫か!?おい!」
千景(薬を服用して、私の力持って押さえ込んでも、未だに出てくる。彼はやはり凄まじいわね)
千景は健介に接近し、治癒を施そうとした。だが今まで敵として戦っていたものとしてはトドメを刺そうと接近してきたと思ってしまう
銀「オマエ!」
千景「・・・もういいわよ。あなた達の覚悟はわかった。だからいいのよ。治療を施してあげるからそこを退きなさい」
銀「・・・何かしたら承知しないからな」
千景「はいはい、いいわよ」
そして治癒を施した。だがそれだけではない
千景(本当はもっと見てみたかったけど、あの力は下手をするとこの子。いや周りに、世界に多大な損害を与える。悪いけど封印させてもらうわよ)
そこから数十分、全員の治癒が終わった
千景「あなた達の覚悟はわかった。あなた達なら大丈夫。きっと世界を救えるわ」
風「世界ってどういう・・・」
千景「こういう意味よ」
その直後けたたましいサイレンがスマホからなった。特別警報発令。だがそれは途中で終わった。そして地震が起きた
夏凛「ちょ!ちょっと何よこれ!」
千景「この世界のラスボスかしら」
直後、空がおかしくなった
風「現実の世界に敵!?」
樹「敵なの?なんなのあれ・・・?!」
千景「あれが世界のラスボス。天の神よ。あなた達の任務はあれを倒すことよ」
夏凛「あなたは・・・戦ってくれないんですか?」
千景「残念ながら私は精霊という存在に近いの。だから戦っても乗っ取られて終わりよ。あっそうそう。英霊之碑に行きなさい」
銀「なんでだ?」
千景「待ってる人がいるからよ」
<???>
???「あれが兄さんを狂わせた敵・・・」
<雪花視点>
雪花「おーお出ましだね」
<スターク視点>
スターク「・・・」
千景「今回は私一人なのね。
スタークの行動が意味不明だと思うけど、私達の時代の彼を観ればおそらく、彼の行動原理が全て分かると思うわ。
それに私がつけていた仮面がいつ手に入ったかもあるし、なんで莫邪を持っていたのかもわかる。
まぁ気長に待って欲しいわね。
なんで雨木さんにこの技術を教えなかったの、か?単純にこの力は簡単に扱える代物じゃない。それだけよ」