スターク「(さて、どうやりあうか。別に圧倒的な実力でボコボコにしてもいいんだが、それだと心を折る可能性もあるのがな…。自分でやり始めておいてあれだが、かなりきちいな。
この形態は技は使用不可。単純な技術だけでコイツラを相手するのか…。簡単な話だが手加減がかなりむずいな…。さらにコイツラが学べる程度の技術…。そんなもんねえな。と言うかあいつ見てんのか・・・、それがどうと言うことはないが。
今は道化を演じたいし。決めた)
遠距離攻撃はしないでおいてやる。さっさと掛かってこい」
銀「言われずとも」
銀の武器は2本の斧剣。一方スタークの武器は銃剣。ただしスタークの宣言通り銃としての機能は使わない様子。
銀「オンらぁ!」
斧剣をスタークに向けて振り被る。しかしスタークは小さな銃剣をうまく使い、受け流す。
銀「まだまだぁ!」
縦の振りかぶりはは簡単に受け流される。ならばと今度は横から振りかぶる。
スターク「そこか」
スタークは片方の斧剣を掴み、もう片方にぶつけて攻撃を防いだ
銀(あれを見切られるのか…。ぶ勝てる気がしないな)
銀はすぐさま距離を取り、相手の出方を観察する。しかしそれはスタークも同様なようで、スタークは動かない
銀「(これならどうだ!)どっせい!」
銀は片方の斧剣を回転させながら投げ、それと同時にスタークに接近する。
スターク「(へぇ、コイツ。俺と戦い方似てるな。)だが残念、武器を投げるとはこういうことだ」
スタークは回転中の斧剣を掴み、銀の攻撃を斧剣を使い受け止める
銀「だったら!」
銀は持っている斧剣を手放し、拳で殴った。勇者化しているおかげで、専門外であってもかなりの威力がでる
スターク(いいだろう。これは受けよう)
スタークは銀の拳を受けて飛ばされる。そして銀は斧剣をすぐさま掴み、片方を投擲、もう片方をスタークの背後にまで飛び攻撃する。
スターク「(学ばんな)はい、残念」
回転中の斧剣を掴む。そしてまたもや銀の攻撃を受け止める。しかしここは空中、そのまま地上に落とされる。
スターク(これが狙い、なのか…?何がしたい?俺の力量を測っているのか?)
スタークは銀の攻撃の意図を理解できずにいた。別にこの程度簡単に避けることもできたが、相手の行動を理解し、それに合わせて動くスタークにとって、相手の行動が理解できないと、いまいち動きにくくなる。ただ別にスタークが考えているほどの高度の考え、高度な技術は銀にはなかった。
銀(マジかよ…。今のすら受け止められる。アタシの中でもかなりヒットすると思ってたんだけど…)
自分が強者故に相手に次があると思っていまうスタークと、自分が相手に比べて弱者故に頑張って考えて、一瞬でもいいから圧倒すればよいと考えてしまう銀。
両者共に戦術的な戦い方似ていても、戦略的な考え方が真反対なせいで均衡してしまう。
スターク「まぁ、大体動きがわかった。そろそろやるか」
しかしスタークのほうが先にアウトプットが完了した。
スターク「はい、これで終了。」
銀(見えなかった・・・・)
スタークは銀に押し込められているにも関わらず、あえて力を抜き銀の体勢を崩す。でも別に銀もそれは考えていた。だからこそまるで嵌められたかのように動き、カウンターを打ち込もうとした。
しかしスタークはそれを読んで、そのカウンターを受け流し、首元に銃剣を突きつけた。
スターク「確かにお前の攻撃は脅威だし、一撃一撃がかなり高い。それに動きをそこまで悪くない。しかし致命的にお前には足りないところがある。
それはお前が戦略を立てるのが下手すぎることだ。カウンターだったり受け流しだったり、ある程度の戦術的な技術は比較的マシだ。だが戦略的な考え方。特にどうやって倒すかが下手すぎる。そこを順当に強くしていけば、お前はもっと強くなる」
銀「わかりました。」
スターク「じゃ次の方、誰でもいいぞ〜」
園子「じゃ次私が行くんよ〜」
銀「園子気をつけろよ、相手はただものじゃない。」
園子「わかってるんよ。じゃ頑張るんよ。」
スターク「次はお前が相手か、乃木園子。」
園子「そうなんよ〜」
スターク「あいつとはだいぶ違うな」
園子「?何か言いました?」
スターク「いや何でもねぇ、こっちの話だ。さっさとやるぞ。」
初手は様子見と言わんばかりに、槍を伸ばす。しかし楽々と受け流す
スターク「(槍使いか。コイツも比較的楽な相手だな。というか今回は近接型がいないのか。俺としてはかなり楽できるからいいのだが)さっさと来い」
園子「こっちは時間さえ稼いであなたの手札を見るのが目的だからね」
今度は槍を傘のように展開し、防御体勢を取った
スターク「俺も随分と舐められたものだ。だがいいだろう。こちらも手札を見せてやる」
そう言ってスタークは銀の時には使わなかったハンドガンのようなメカメカしい銃を取り出した。
スターク「今から遠距離攻撃をする。安心しろ痛みはあるが傷はつかねぇ(出力10%、勇者服の性能的にこんぐらいが丁度いいだろう)」
園子「させないよ〜、ずがん!!」
スターク(かかったな)
スタークは銃を構えたままの体勢で、園子の槍を避ける。そして着地した地点に撃ち込んだ
スターク「へぇこれも止めるとは、なかなかやるねぇ。」
園子「それほどでも〜」
園子は地面に降り立った瞬間にスタークの方に向けて槍を傘にして、銃撃を防いだ。
スターク(さて、どうするか。コイツの手札が全然見れてないんだよな。全く、いつの間にあいつらはまじ合ったんだ。面倒くさいこの上ない)
スタークは相手の手札を見るために銃を数発、乱射する
園子「くう重い、けど耐えられないほどじゃない!」
園子は先ほどと同じように傘のように前方に展開して防御した。だがそのせいで前方視界が悪くなった。
園子「後ろ?!」
傘を展開した一瞬の隙を突いて、スタークは後ろに立っていた
スターク(さぁ、お前はどう動く。あいつの子孫なら見せてくれ。)
園子「ガーン!!」
スターク(そんな機能もあんのか…。どんな応用性だよ)
園子は槍をスタークの方に振り回す。しかしそれはスタークに受け止められる。でも問題ない。なぜなら槍の途中からさらに槍がスタークに向けて生えてきた
園子「少しは驚いてくれたかな?」
スターク「減らず口を。(さて、どうするか…。大体読めたしもういいか)」
スタークもう十分と判断し、終わらせることにした
スターク「はい。これで終わり。」
スタークは園子に接近し始めた。当然園子はそれに対応するため、傘を展開して待ち構える。しかしスタークの狙いそれだった。傘を展開した場合、相手の視界が見えにくくなる。
その瞬間を狙いスタークは銃を下から撃ち、相手の傘を吹き飛ばす。体勢が一瞬崩れたのを逃すわけもなく、園子の首に銃剣を突きつけた。
スターク「傘のように防御するのは間違ってない。だが敵から目を離すな、どこから攻撃が来るかもわからんからな。それに真正面から受けようとするな。先は間違ってないと言ったが受け方としてだ。基本的にその槍は近中距離用の武器であって、遠距離と真正面から相手をするのは厳しい。相手が飛び道具持っていた場合は真正面から受けるんじゃなくて、避けながら敵の隙を探れ。わかったか。」
園子「わかりました。」
スターク「次の相手と行きたいところだが、確か片方は弓兵だったか?」
須美「はい。私がそうです。」
スターク「だったら同時に相手してやる。」
須美「いいんですか?」
スターク「ひよっこが一人増えたとこで変わらんさ。さぁさっさとこっちに来い。」
健介「じゃあ銀、行ってくるね。」
銀「気をつけろよ。あいつは隙を見せたらほんとに一瞬だ。」
健介「銀たちの戦闘を見たら嫌というほどわかるよ。じゃ」
スターク「準備できたか?」
須美「はい。」
健介「ああ。」
スターク「じゃあ行くぞ。今回は最初から飛び道具も使うからな。(さて、どこまで侵食が始まっているのか)」
宣言どうりスタークは最初から銃を使って攻撃し始めた。攻撃対象は須美だ。
健介「最初から遠距離攻撃要員を狙うとは感心しませんね。」
しかしそれは巨大化した剣を面のように置くことで防御した
スターク「戦闘に卑怯も何もあるあか。ほらほらどうする。」
スタークはそう言って銃を乱射した
健介「本当は使いたくないが仕方ない。」
健介は剣先をスタークに向けたまま、莫邪を巨大化させた
スターク(まあそうするよな)
しかしスタークに剣は届かなかった。なぜなら莫邪の剣先を銃剣の小さな剣の部分で抑えたからである
健介(おい!おいおいおい!)
流石にこの離れ技には健介も驚きを隠せなかった
スターク(ぶっちゃけこいつの技術は俺の技術だからな〜。弱点も知ってるしこの争いに意味がないんだよな)
健介は莫耶をスタークに向けて投げた。ただし途中で剣を巨大化させ、加速させた。しかしその一撃はさも読んでいましたかのように対処した。そして莫耶はスタークの背後に吹き飛ばした
スターク「さぁどうする。お前は得物を失ったわけだか」
須美「なら私が。南無八幡大菩薩!!」
しかしスタークはそれを軽々避けた。それもそのはず、単純に矢の速度が遅いだけではなく、声を出していることにより簡単に想定された
スターク「そんなもんかぁ?」
須美「いいえまだよ、南無八幡大菩薩!!」
スターク「はあ無駄なことを。」
しかしそれはスタークに当たらなかった代わりに地面の砂に当たった。
スターク「小癪なことを(あいつ、俺が思っている以上に応用力があるな・・・。いいじゃん)」
砂が舞って煙幕の代わりになったのである。
健介「時間稼ぎありがとう!」
健介は一度スタークの横を通り過ぎて莫耶を回収した。そして再度スタークに突っ込んだ
スターク「煙幕の中を突っ込んでくるとか正気かぁ(俺でもこれはしないぞ)」
健介「正気じゃあんたには勝てない。」
スターク「そうかい、なら付き合ってやるよ。」
須美「南無八幡大菩薩!」
スターク「邪魔すんな」
何も見ずに背後から迫って来る須美の矢を銃撃で撃ち落とした
健介「お前、背後に目でもついてんのか?」
スターク「どうだかな」
健介の巨大な剣に対して、スタークは銃剣。リーチも健介が上それなのに
健介(なんなんだこいつ!攻めきれない!)
スターク(まあこの程度だよな・・・。今の段階でこのレベルならさほど問題にならんか)
健介「お前、何隠している」
スターク「どうした急に?」
健介「お前が明らかに手を抜いているのはわかる。ただ目的はなんだ?わざわざお前がこうやって打ち合う必要ないだろ」
スターク「・・・(別に善意なんだよな〜)」
健介「沈黙か。ならこれを喰らえ!」
少しだけスタークから離れ、健介は莫耶から斬撃を放った
スターク「こいつ・・・(まさか天乖?!いやいや、それにしては弱すぎる)」
スタークの言う《天乖》は高出力の光の斬撃。一方今の一撃はスタークの特殊装甲二枚で防いだ。本来なら貫通してもおかしくない
スターク(三百年の間に改造された。うん、そう思おう)
スタークは自己納得をし、考えることをやめた
健介(思った以上に威力出ねえな。まあいい)
スターク(思っている以上に侵食が進んでるな。て、おいおい)
健介は自分の技が通用しないとわかった瞬間、スタークに突っ込んだ。ただ突っ込むだけではなく一度剣を投げ、弾いた瞬間に巨大化。そしてそれを掴んで攻撃する。ただしスタークは健介を盾のように戦うことで、須美からの援護射撃を防いだ
スターク「(思った以上に楽できそうだな・・・)ならこれはどうする」
健介から大幅に距離を取り銃と銃剣を合体させて、黒いボトルを取り出しそれを刺した。そして須美に照準を合わせた。
RIFLE MODE
健介「(くっそ間に合わない!)鷲尾!!逃げろ!!」
莫耶の巨大化は絶対に間に合わないと悟り、須美に声を届ける
FULL BOTTOLE
須美「南無八幡大菩薩!!」
しかし須美は健介の予想に反し、迎撃することにした。だが所詮有象無象の一撃、出力を上げた一撃には敵わない
STEAM ATTACK
スターク(マジか・・・。真正面から受けるのかよ。ん、なんか見られてね?)
スタークは別の存在にこの時気づきつつ、それとは別に向かって来る存在に後先任せて放った。その一撃は鷲尾須美の放った一撃を掻き消し、須美に近づいて行った。
《神威槍憐『破霊』》
スターク「はぁ余計なことしてくれたなぁ。秋原!!(ナイス秋原!!マジ助かった!)」
雪花の槍によって、スタークが放った一撃は破壊された
雪花「いやいやどう考えてもあれは止めるでしょ。何考えてんの?」
安芸先生「カムイの使者様?!」
スターク「安心しろ多少怪我する程度だ。(いやー俺も焦ってたからありがてえ)」
スタークはスタークでかなり焦っていた。それもそのはず、あの一撃は現行の勇者システムが許容するギリギリの一撃だったからだ
雪花「君にとっては多少かもしれないけど他人からしたら十分大怪我だよ。」
スターク「まあいい、これでわかったか?自分のことばかり考えるとこうなるぞ。まずは三ノ輪弟、お前は一人で戦っているわけじゃない。背後には仲間がいるそれを忘れるな。
次に鷲尾、お前は自分の攻撃を信じすぎだ。時には攻撃は無力化される。相手は常に格上だと思って挑め。俺が言いたいことはそれだけだ。
(なんかめっちゃ見てるやついるんだよな〜。多分あいつらの仲間だろうし、秋原にここを任せて処理しよう。はあ、またあのまずいもの吸わなきゃいけないのか・・・。やってられん)Ciao」
言うこと言って、スタークはどこかに飛んで消えた
雪花「はあ相変わらずめんどくさい性格してるにゃ〜」
銀「あのあなたは?」
雪花「そういえば自己紹介がまだだったか。改めまして私は秋原雪花。今はカムイの使者をやっています。」
<森>
スターク「さて、お前はどこのどいつだ?」
???「・・・」
スターク「!!」
スタークはすぐさまその存在が、どのような存在か気づき、すぐさま破壊し殺した。
スターク「(やられたやられたやられた!!くっそ!最初から殺しておけばよかった!)本当は借りたくないが・・・、あいつの力を借りるか。(こうも動かなきゃならんなんて、忙しい)」
安芸先生「なぜ彼はあそこまで好戦的なのですか」
雪花「彼は別に好戦的ってわけでもないけどね。目的の関係上あれが一番楽ってのと、彼が純粋に不器用だから」
安芸先生「はぁ…。それにしてもなぜ彼が教育担当なのですか?あなた様がやっても良かったのではないですか?」
雪花「あんなのでも多分純粋な戦闘技術なら歴代勇者の中でも、多分一番強いよ。彼が多分一番脳筋じゃない。戦術をしっかり組み立てて、自分の得意でやる。私も彼とのガチンコバトルは勘弁だね。私もゴリ押し器質があるから、教えるとしたら彼になるんだよね。」