血がどんどん出てくる。
イタイ、イタイ、イタイ。
〈確認しました。痛覚無効を獲得〉
何か聴こえてくる、もし、転生できるなら、最強のORTになって無双したい。
〈確認しました。記憶情報から、転生先の種族を「ORT」に固定‥‥‥成功しました。〉
転生できるなら、やっぱりいろんなことを、教えてくれる能力がほしいよな。
〈確認しました。ユニークスキル「教授者」を作成、獲得しました。〉
能力を奪われないようにする力も必要だよな。
〈確認しました。ユニークスキル「奪無者」を作成、獲得しました。〉
あらゆる能力の耐性は必要だよな。
〈確認しました。ユニークスキル「全耐性」を作成、獲得しました。〉
前世は優れた才能がなかったから才能が欲しいな。
〈確認しました。ユニークスキル「才能者」を作成、獲得しました。」
人間になる力がいるな。イケメンの男になる力が欲しいな。
「エクストラスキル「人化」を獲得」
もう、眠くなってきた。‥‥‥俺は、意識を落とした。
そして、声が聞こえてきた。
〈転生先の肉体に魂を定着させました。〉
いや、まて、もしかしてこれは、転生したのか?
「転スラ」の世界の言葉に、似ていたな。
じゃあ、さっきまでの、能力獲得イベントだったのか!
もっと、いろんな能力考えれば良かったかも‥‥‥
まぁいい。今の俺は、あの最強の「ORT」なのだから。
さて、ここはどこだろう。探索してみよう。
******
転生して数日、今の所リムルらしきスライムは見つかっていなく、襲ってくる魔物を捕食して、能力を獲得したり、魔素が本当に誤差レベルで増えた。
何故、誤差なのかはORTである俺の魔素は惑星を超える量だから。本当にバグだ。襲ってくる魔物は戦うまでもなく、水晶になった。
人化も、してみた。すごいイケメンでちゃんと生えていた。
すごく安心した。前世は童貞だから、今世こそは童貞卒業してみせる。
‥‥‥まぁ相手がいないけどな。
水晶化にならないように制御しないとな。
******
そうして1年が経った。
「教授者」のおかげで、スキルの制御は、できた。
そうして過ごしていて、気づいたことがある。
ここは、原作前のだいぶ前で、最古の魔王ができる前だということに。
何故しれたのかというと、魔王種を喰らって記憶を閲覧したからだ。まぁ、ORTである俺は魔王種でもないけど、余裕で勝てた。‥‥‥水晶にしただけなんだけど。
そうしてさらに数日、少し離れた場所から俺よりは圧倒的に少ないけど、魔力が吹き荒れていた。
俺は、転すらの記憶を思いだし、とあるイベントを思い出した。
そうだ。ミリムの暴走だ。
さて、どうしようか。と、近くにいき、ちょうどいいから、
余っている魂を全て貰った。
まずは、名付けだ。自分の名前は、決まっていた。
「オルトだ。」
世界の声が聞こえてきた。
〈告、進化の条件に必要な人間の魂を確認しました。これより、魔王への進化が開始されます。〉
突然来る眠気。
なんとか耐える。
原作の悪魔にできたんだ。
それなのに、ORTである俺ができない筈がない!!!
〈種族·ORTから、魔王ORTに進化‥‥‥成功しました。全ての身体能力が大幅に上昇。続けて、旧個体の各種スキル、耐性を再習得‥‥‥成功しました。新規固有スキル「無限再生、万能感知、魔王覇気」を獲得。‥‥‥成功しました。以上で、進化を完了します〉
眠い。だが、まだだ。
今だ!!!
「オルトから、世界の言葉に申請。所有するスキルに祝福を。
さらに、10万の魂を犠牲にし、スキルの進化を申請。」
原作では、こうして主人公は、スキルを進化したしな。
〈了、個体名オルトの申請を受理。「教授者、奪無者、全耐性、才能者は、究極能力「教授乃王」「奪無乃王」「無効乃王」「才能乃王」に進化しました。〉
進化したけど、やばいな。全能感がヤバすぎる。そんな事を考えていると、何かとんできた。
それは、転すらで最強格のギィ・グリムソンだ。
「イテテテ、あのバカ。」
「「あ‥‥‥」」
目があった。
目が合ったらなんとやら、と考えていると‥‥‥
「おい、お前、ちょっと手伝え」
説明は無し。何だこいつ?
まぁ俺は、原作を知っているので、わかるが・・・まぁいい。
助けてやるか。
「何をすれば良い?」
「あいつを殺さずに、足止めをして無力化にしたい。」
「分かった。」
しょうがなく思い、人化した。ちなみに、見た目は170ぐらいで、白髪青目のイケメン。青目と言うと、あの有名な直死の魔眼に見えるが、もちろん使える。簡単に覚えられた。オン・オフ可能で、頭痛は、ない。人間じゃないし。まぁ使わないだろうけど。もちろん男。服は、ロングコート。
武器を作って、接近戦闘をする。俺の役目は、ラミリスがミリムを治すまで耐える事だ。ちょうどいい。ギィも、ミリムも、ラミリスも解析して力を手に入れよう。ギィが‥‥‥
「ラミリス、頼んだぞ。」
「分かったのさ!」
この世界の強敵、中々強いな。かなり手加減しているが・・・
かなり、楽しくなってきた。この世界でまともな戦い。
もう少し、力を出そうか悩んでいると‥‥‥
「準備、出来たのさ。」
ラミリスの声が聞こえる。
なら、少し本気でミリムを止めるよう、攻撃した。
「今だ。やれ!」
そう俺がいうと、ラミリスが・・・
「戻って来いさ!ミリム・・・」
ミリムが、元の姿になった。