学園生活ボッチ回避のために塾を開講したのに、生徒たちが俺を王にしようとしてくる。なんで?   作:黒芋炒め

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早寝早起き朝転生

目が覚めるとそこは知らない天井でした。

「ん………????」

 

「んえ……?」

は???????

 

「はあああああああああああああああああ!?!?」

「ああ!シトラス様が!奥様を呼んできなさい!」

「は、はい!!」

なんか周りが騒がしい気がするが気にしない。

なんだここは!?

なんだこの人達は!?

一旦落ち着いて鏡を見てみる。

誰だお前は!?

 

「うわああああああああああああああああ!!!」

 

 

とりあえず分かったことがある。

どうやら俺は転生してしまったらしい。

俺は日本で名倉楽斗という名前で17年間生きて来たはずだが、目が覚めると3歳の男の子になっていた。

 

始めは寝ぼけているのかと思った。

ただ、確かめるためにベットから飛び降りたら頭から着地して普通に打撲したので、これは現実の出来事だと確信した。

痛かったです。

 

そしてこの世界では俺は楽斗ではなく、シトラス・フローターという名前があることを知った。

どうやら父親は貴族らしい。

そして、俺には兄と姉、それから妹がいるらしい。

大家族だ。

 

この情報を知れた時、ガッツポーズをしそうになった。まだ三歳なので出来ないけど。

家督を継がなくていいし、ある程度気楽に生きていける。

つまり、俺は貴族の生活に甘えてゆったりと怠惰に暮らし、のんびりと外の社会を見ながら紅茶を啜ることができるということだ。

 

俺の望んだ世界が、今ここにある。

最高である。

 

このままどこまでも飛んでいけそうだ。

今なら、世界のどこまでも─────

「痛っあ゛い!」

「何してるんですか!?」

「シトラス様がまたベットから飛び降りたぞ!」

 

流石に怒られた。ぐすん。

 

 

四歳になった。

家族とメイドの人達にめっちゃ祝ってもらった。

感謝感激。

 

さて、この一年で世界について教えてもらったことが多くある。

まずこの世界には魔法があるらしい。

魔法に必要なのは暗記と想像とパワーらしい。

絶対パワーいらないだろこれ。

 

どうやらこの世界は大きく四つの国に分けられているらしい。

・魔族が住んでる「魔帝国マユリティア」

・エルフが住んでる「ゴーデルラント連邦」

・色んな族達が住んでる「獣王国サドリア」

・人間が住んでる「サーフデム王国」

昔は争ってたらしいが、今は不可侵条約を結び互いの人や物などの移動が活発らしい。

グローバルだね。

今となっては平和らしいです。

 

それに父上・フローターことトリウム・フローターはまだ32歳ながら王宮で働くこともある程信頼されているということを聞いた。

王宮で働くというのは凄く信頼されてないと出来ないらしい。

何度聞いても「凄く信頼されてないと出来ない」としか返ってこなかった。

流石父上である。

これはもう脛をかじり続けるしかない。

 

つまり俺が駆り出されることもない!やった!!

これからも実家に縋りながら生きていけるぞ!!

ひゃっほう!!

 

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