呪術廻戦モジュロ 〜もう1人の宇宙人〜   作:サイドベント

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【朗報】俺、馴染む

 

 

 

470:デオキシス

少し整理するか

 

俺は元々人間だった

気付いたら呪術廻戦の世界にポケモンのデオキシス(ステータス改造済み)として転生した

 

最初はアメリカの研究施設みたいな場所でカプセルに入れられて

研究者たちに解剖されそうになっていた

 

このスレの住人に助言をもらって

エスパー能力を使って解剖は回避できた

 

その後

 

アメリカから日本に送られて役人たち(呪術師含む)と良い感じにアドリブで交流した

 

現在敵対関係の勢力は無し

条件付きで日本国内での行動を許可されている

 

条件は以下

 

一つ

常に体型が隠れる衣服を着用し、貸与された腕輪を許可無く外さないこと

東京以外に見た目非人間がいると呪霊抑止の観点でよくないのと、俺の位置情報の把握のため

 

二つ

封鎖された東京には入らないこと

俺の安全の確保と、呪霊を刺激しないため

 

三つ

朝は研究に協力し、夜は用意された宿舎に戻ること

バイトみたいなもんでお給料もくれる

門限はあまり厳しくない(信用されているらしい)

 

それ以外は基本自由

 

471:名無しの転生者さん

まとめ助かる

 

472:名無しの転生者さん

初見勢に優しい宇宙人

 

473:名無しの転生者さん

解剖寸前からよくここまで来たな

 

474:名無しの転生者さん

やっぱ本編完結後だし

基本平和やな

 

475:名無しの転生者さん

平和か……?

 

476:名無しの転生者さん

平和(地球人vsシムリア星人vsデオキシスvsダークライ)

 

477:名無しの転生者さん

またしても何も知らないダークライさん

 

478:名無しの転生者さん

なんなら半分ポケモンで草

 

479:名無しの転生者さん

新しい劇場版はこれで決まりやな

 

480:名無しの転生者さん

地球人「勝手に戦え」

 

481:名無しの転生者さん

今どこいんのデオキシス

 

482:名無しの転生者さん

今は昼かな

 

483:名無しの転生者さん

自由時間やな

 

484:デオキシス

パチンコ

<<画像>>

 

485:名無しの転生者さん

 

486:名無しの転生者さん

色違いのボンドルドかと思ったわ

 

487:名無しの転生者さん

なんでオレンジ色のツナギなんだよ

 

488:名無しの転生者さん

頭の横の突起どうにかしろよ

 

489:名無しの転生者さん

不審者レベル上がってんじゃん

 

490:名無しの転生者さん

全身隠して腕輪つけてパチンコしてる宇宙人

 

491:名無しの転生者さん

しかもまだあの黒縁メガネつけてるぞ

 

492:名無しの転生者さん

あかんおもろい

 

493:名無しの転生者さん

姿勢良いのがシュール過ぎる

 

494:名無しの転生者さん

そんなことより

勝ってんのかよ

 

495:デオキシス

そりゃ勝つよ

 

496:名無しの転生者さん

もはや当然みたいな言い回し

 

497:名無しの転生者さん

パチンコホールから始まる侵略生活

 

498:名無しの転生者さん

ホール壊れる

 

499:デオキシス

ひとまず5箱

 

500:名無しの転生者さん

 

501:名無しの転生者さん

まずは塩をひとつまみみたいなノリで出すのやめろ

 

502:名無しの転生者さん

出禁になれ

 

503:デオキシス

いきなり話しかけられた

 

504:名無しの転生者さん

あっ

 

505:名無しの転生者さん

店員か

 

506:名無しの転生者さん

ほんまに出禁になるやつがあるか

 

507:デオキシス

びっくりした

悠仁さんだわ

 

508:名無しの転生者さん

!?

 

509:名無しの転生者さん

待望の前作主人公やん

 

510:名無しの転生者さん

ついに向こうから接触きたか

 

511:名無しの転生者さん

はー待て待て

どうせ同じ名前の人違いなんだろ?

 

512:名無しの転生者さん

デオキシスの本気の戦闘見られる?

 

513:デオキシス

ちょっと集中するからまた後で

 

514:名無しの転生者さん

おけ

 

515:名無しの転生者さん

気をつけろよ

 

516:名無しの転生者さん

マジで虎杖悠仁なんか?

 

517:名無しの転生者さん

この短期間でよく会うよなこの二人

 

518:名無しの転生者さん

ここが虎杖のマイホールなんやろ

 

519:名無しの転生者さん

領土侵犯ってこと?

 

520:名無しの転生者さん

虎杖悠仁(黒服)「すんませんお兄さん。ちょっとそういうのウチはダメなんですよね」

デオキシス「あっあっ……(出禁)」

 

521:名無しの転生者さん

虎杖パチ屋の店員やってて草

 

522:名無しの転生者さん

史上初

パチ屋でゴト行為に及ぶ宇宙人が発見される

 

523:名無しの転生者さん

虎杖「ウチのバックには弁護士もいるんで」

 

524:名無しの転生者さん

日車「なぜ 私の名前を出す」

 

525:名無しの転生者さん

こんな虎杖ならジャッジマンも喜んで処すよ

 

526:デオキシス

ただいま

 

527:名無しの転生者さん

おかえり

 

528:名無しの転生者さん

恐ろしいほど早い帰還

俺じゃなきゃ見逃しちゃうね

 

529:名無しの転生者さん

やっば人違いだったか

 

530:デオキシス

五条悟のことちょっと教えてくれた

なんか変な実験とかされてないかも聞かれた

 

531:名無しの転生者さん

やさしい

 

532:名無しの転生者さん

間違いなく虎杖悠仁

 

533:名無しの転生者さん

歳を取っても優しい男

 

534:名無しの転生者さん

なあ

虎杖の見た目は?

 

535:名無しの転生者さん

やっぱジジイ?

 

536:デオキシス

フードで顔隠してるからわからん

声は若い

 

537:名無しの転生者さん

やっぱ老化してないんやな

 

538:名無しの転生者さん

羂索ママ「息子には長生きして欲しくって」

 

539:名無しの転生者さん

おかしいな

普通の願いのはずなのになんか邪悪だぞ

 

540:名無しの転生者さん

呪物食いまくったのも影響してそう

 

541:名無しの転生者さん

ほとんど呪霊化してるんじゃねーの?

ちょっと顔見せてもらえよ

 

542:デオキシス

悠仁さんが自分から見せてくれなきゃ見ねえよ

 

543:名無しの転生者さん

こいつちょくちょく真面目なんよな

 

544:名無しの転生者さん

研究員にテレパシーであんなことしたくせに!

 

545:名無しの転生者さん

研究員「勝手に解剖するぞ」

デオキシス「勝手に思考盗聴するぞ」

 

546:名無しの転生者さん

まだそれ言ってんのか

 

547:名無しの転生者さん

他にはなんか話してないのか

 

548:デオキシス

最近の台の過剰な演出についてとか

 

549:名無しの転生者さん

 

550:名無しの転生者さん

半世紀以上前のパチカス達と同じこと話してて草

 

551:名無しの転生者さん

かつての呪術師たちが命を賭して守った未来がコレかよ

 

552:名無しの転生者さん

涙が出るぜ

 

553:名無しの転生者さん

もう虎杖帰った?

 

554:名無しの転生者さん

まだ隣で打ってる

でも悠仁さんの友達来たから俺は黙ってる

 

555:名無しの転生者さん

あっ

 

556:名無しの転生者さん

ぼっち

 

557:名無しの転生者さん

友達の友達は友達じゃないアレ

 

558:デオキシス

悠仁さんの友達「今度3人で遠征しましょ!」

悠仁さん「いいね」

俺「……(無言のサムズアップ)」

 

559:名無しの転生者さん

まぶしい

 

560:名無しの転生者さん

陽キャのオーラに包まれて消滅しそうじゃん

 

561:名無しの転生者さん

マジレスすると

テレパシー使ったら友達とやらに宇宙人なのが即バレするから喋れないんだろ

 

562:名無しの転生者さん

>>561

おまえさぁ

 

563:名無しの転生者さん

>>561

んなことわかってんだよ

 

564:名無しの転生者さん

>>561

空気読めないってよく言われない?

 

565:名無しの転生者さん

>>561

フルボッコで草

 

566:名無しの転生者さん

なあ

なんで虎杖はデオキシスが宇宙人って知ってんの?

 

567:名無しの転生者さん

普通に日本政府からの情報じゃね?

 

568:名無しの転生者さん

68年前の功労者だしな

普通に偉い人やってそう

 

569:名無しの転生者さん

でも顔隠してんじゃん

 

570:名無しの転生者さん

たしかに

68年の間になんかあったんかな

 

571:名無しの転生者さん

普段は偉い役職ついてるけど

恥ずかしいからパチンコの時は顔隠してんじゃね?

 

572:名無しの転生者さん

 

573:名無しの転生者さん

かわいい

 

574:名無しの転生者さん

そもそも昼間からパチ打ってる時点で

 

575:名無しの転生者さん

虎杖、サボリーマンだった

 

576:デオキシス

俺は悠仁さんがサボってても許すよ

 

577:名無しの転生者さん

もう脳灼かれてて草

 

578:名無しの転生者さん

デオキシスは朝ちゃんと働いてきたもんな

 

579:名無しの転生者さん

サボってたこと内緒にしてあげるよ

その代わり……ってコト!?

 

580:名無しの転生者さん

えっちだ

 

581:名無しの転生者さん

83歳若造りジジイはえっちか?

 

582:名無しの転生者さん

むしろだろ

 

583:デオキシス

ああ

そういえば要望があったやつ

<<画像>>

 

584:名無しの転生者さん

何の画像?

 

585:名無しの転生者さん

スリーショットだな

 

586:名無しの転生者さん

開いてもいいやつ?

 

587:名無しの転生者さん

いまさらブラクラ警戒すんなよ

 

588:名無しの転生者さん

苦労してそうな兄ちゃん

デオキシス

かわいい人

 

589:デオキシス

この前の話が終わった後の記念撮影

ついでにスクショしといた

宇佐美さんも宮國さんも良い人っぽかったよ

 

590:名無しの転生者さん

ガタッ

 

591:名無しの転生者さん

こちらの御方が宮國さん!?

 

592:名無しの転生者さん

かわいい

 

593:名無しの転生者さん

かわいい

 

594:名無しの転生者さん

変則お団子ヘアーかわいい

 

595:名無しの転生者さん

ありがとう

それしか言う言葉がみつからない

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️♾️

 

 

 

 ガラス越しの研究対象は静かだ。

 

 呼吸をしない。

 声を出さない。

 

 質問をすれば、テレパシーで返事は返ってくる。

 つまり音を感知する器官ーー耳はあるはずだ。

 

 耳はあのせり出した頭部の横の部分かな。

 穴は見当たらないが、外皮の下に埋まっているのだろうか?

 

 テレパシーの原理も未だ不明だ。

 

 先日行われた鉛の隔壁の貫通実験では、テレパシーの効きが悪かったらしい。

 おそらく電磁波のようなものを発しているはずだが……。

 

 大型の水棲哺乳類のエコー音に近い。

 しかしそれらとは違い、彼のテレパシーは人が感知するまでは空間に音として存在していない。

 

 全てが未知。

 

 なまじ人型をしているが故に勘違いしてしまうが、彼はその身に偉大な可能性を秘めた宇宙生命体なのだ。

 

 

「触手、腕の状態にしてもらえるかな」

 

 

 マイクの伝達する音声に従って、オレンジ色の身体がゆっくりと触手を持ち上げる。

 

 次の瞬間、触手が腕に変形した。

 

 当初デオキシスが会談で見せた"見せかけの腕"もではなく、完全に腕としての機能への移行。

 いつ見てもスムーズな変形だ。

 

 私は波形モニターを見た。

 

 胸部のコアに取り付けたセンサーが波形の変化を捉えている。

 

 腕への形態変化の瞬間。

 コアの活動が明確に変化する。

 

 

「やっぱりここが制御中枢なんだね」

 

 

 私は小さく呟いた。

 

 人間なら脳に値する部分が体の中心に位置している。

 

 頭部は感覚器官を集約している。

 彼の体の構造はまだ完全に理解できていない。

 

 私は次の数値を見る。

 体重だ。

 

 電子秤の表示は変わっていない。

 

 

「変化なし」

 

 

 腕でも触手でも変わらない。

 

 質量は一定。

 

 つまり物質の増減は無く、構成する物質の再配置が行われている。

 

 カタツムリが角を出すのとは訳が違う。

 正真正銘の"変身"だ。

 

 私は少し笑った。

 

 

「自らの意思によるDNAの書き換え……すごいな」

 

 

 便利な身体だ。

 だが、あくまで人型の範疇を出ないのは気になる。

 

 

「逆に4本腕にできたりはしないか?」

 

 

 デオキシスはゆっくりと首を振る。

 できないのか。

 あるいはしたくないのか。

 

 会談時点ではこのような完全な変身は見せてくれなかった。

 徐々に情報を開示してくれているのか?

 

 まあそこは置いておこう。

 

 変身の速さから察するに、いくつかプリセットを用意しているのかな。

 

 確認できているのはデフォルトの触手形態と、人間の腕のような形態。

 

 私が思うに、彼はもっとプリセットを持っているはずだ。

 

 いったい何個登録できるのだろう。

 関係が続けばいつか見せてもらえるだろうか。

 

 

「君とは是非とも仲良くしたいものだ」

 

 

 私の声をデオキシスは無視した。

 

 一見ドライな反応だが、案外この生き物はフレンドリーだと私は知っている。

 

 いやはや、ここまで"生きている"対象を相手にしたことはないからやりにくくもあり、面白くもある。

 

 しかしーーもしこのDNA書き換えの仕組みが解明できれば。

 

 再生医療は革命的に変わる。

 

 健康な人間が自分の完全な形を登録、保存しておく。

 

 そうすれば、腕を失ったときも。

 臓器を失ったときも。

 

 理論上は――元通りにできる。

 

 私は視線を上げた。

 

 研究対象は静かに立っている。

 胸のコアの光は静かに煌めいている。

 

 改めて思う。

 

 この生物は地球の生物ではない。

 人型であるのに、ヒトではない。

 

 それがまったく、おかしかった。

 

 

「ふふふ……退屈しないね」

 

 

 デオキシスは、ゆったりと佇んでいる。

 

 

 

 

 

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