五度目となるこの会話
「なんだい。また当選したのかい、君?
君もつくづく、運が良いね。いや、運が悪いのか?
なんにせよ、悪運強い。
この転生抽選会もまだ二十三回期だというのに、君は初回期、八回期、十五回期、二十回期そして二十三回期と、計五度の当選だ。
これはなにか、我々神の感知しない未知の運命かもしれないね。
で、前回はどこ行ってたんだっけ?
あぁ、ムゲンか。うんうん、あんな世界でよく寿命を全うできたね。
あそこは我々神でさえ、干渉が過ぎれば概念的に消されかねない世界だ。
正直、君に命はないと思っていたよ。
あぁ、怒らない怒らない。アレは致し方なかったんだ。そう、致し方ない。どうどう。
我々でさえあの世界は不意打ちだったんだ。それにちゃんと、特典だってあげたろう?
だから、我々は悪くない。
まあ駄弁るのもこれくらいで。
さて、今回は何処に行くのかな?
ふむ……『魔法少女リリカルなのは』ね。
君は特典を四度の上乗せが行われたんだし、今更こんなとこ行っても、ねぇ。
えっ? 今までが過酷すぎた? うんまあ、仕方ないね。抽選だもの。
我々にはどうしようもない。故に、我々は悪くないのだよ。
だから言ったでしょ、運が悪いって。
あれ? 悪運強いだったかな? まぁいいや。
さて。今回も抽選会規則に則って、特典クジを引いてもらうよ。
や、嫌だって言っても、規則だからねぇ。
そう駄々こねないでよ。謝るからさ。我々以外のナニカが。
じゃ、引いてよ。
……ん、じゃあそれ見せて。
うんうん、なるほど人狼か。
良かったね。これ、今度の世界の法則に則った特典みたいだよ。
どんな特典かって?
さあ? 我々にはちょっと分からないなぁ。
まあいいじゃない、行ってからのお楽しみだよ。
初回期の
わお、こうやって並べると壮観だね。強すぎて引くくらいだよ。
さて、そろそろいいかな。
次の当選者が待ってるんだ。
え? 当選者がいない世界?
あぁ、無理無理。あんまり無関係な並行世界とか作りすぎちゃうとね、こちらとしても管理が大変だし、そもそも神の絶対数が足りなくなる可能性もあるんだ。
だから、ごめんね?
そう怒らないでよ。我々だって、上に言われてるだけなんだから。
ま、我々が最上位なんだけどね。え? あ、うん。なんでもないよ。聞き流して。
じゃ、君とはまた会いそうな気もするけど、頑張ってきてね。
そっちの世界に良い女神とかいたら紹介してねー」
ここでは内容で出現した小ネタとか、そういうのまとめていこうかなぁ、と。
〜○回期
回帰とかけてるとは心が裂けても言えない
〜ムゲン
某社が製作した2D格闘ゲームエンジン。キャラやステージや音楽など、プレイヤーが自由に作成してネット上に張り出し落とすことで使うことのできる、夢のゲーム。
〜我々より上の存在
ナイヤーさんは這い寄ってこなかった
〜特典
二次創作で神様が分け与えてくれる素敵バイブル。原作破壊の第一歩。
〜穿つ赤槍
持ち主がアレなせいで弱いと思われがちな宝具。
能力だけみればランクAいきそうな気がする。
〜大嘘憑き
某過負荷さんのスキル。ご唱和ください!