仮面ライダーインフィニットディケイド ホロライブ 日常編   作:極王ゴット

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ゴットとそら

三人称

ゴット達が地球を離れてから数ヶ月が経ち物質すらなかったこの星には今新たな王を祝福する大地と自らの命を謳歌する大地そしてどこまでも広がる青空がある。

その星で最も目を惹くのは力強くこの大地に実りたつ大樹だ。これをゴット達は【世界樹】と呼んでいる。

その他には自然の中で生きる動物や自然の中にポツンと立っている家が一つある。

その星の夜、そらとゴットは歩いていた。

 

ゴット「どうしたの?そら、2人でこの星を見て歩きたいなんてさ」

 

そら「……ねぇ、ゴット君覚えてる?私たちの始まり」

 

ゴット「うん、俺たちの登校中に水月が……「違うよ」……違う?」

 

自分の思う【始まり】を違うと言われたゴットが動揺しているとそらは言う。

 

そら「ある意味で全部の始まりは私とゴット君が出会った時じゃない?」

 

ゴット「俺たちの出会い?」

 

そら「うん、私がゴット君と出会ってお兄ちゃん……破王壊怒がゴット君を見つけてあの日のビルでの出来事が起きてそこから全てが始まった。そんな私たちの出会い覚えてる?」

 

そらが星空を後ろにゴットを見つめるとゴットは少し困ったような顔をして答える。

 

ゴット「……忘れるわけないよ……」

 

ゴットはそう言うとゴットは自分の耳を触りながら言う。

 

ゴット「あの日そらと出会えたからこそ俺はあの日までずっと嫌いだったこの容姿とこの耳に尻尾が少し好きになれたからさ……」

 

そしてゴットは思い出す。

そらと出会ったあの日を……

 

回想 ゴット達が小学生の頃

学校の人目がつかないところで幼きゴットが3人の少年に蹴られていた。

 

少年1「お前気持ち悪いんだよ!」

 

ゴット(幼)「やめて!お願い!やめて!」

 

少年2「男なのに女みたいな顔してるとこも!」

 

少年3「その耳と尻尾も気持ち悪いんだよ!」

 

ゴット(幼)「ごめんなさい……許して……」

 

?「こらー!やめなさーい!」

 

そこに少女の声が聞こえるといじめっ子達が焦る。

 

少年1「やべ!あいつだ!逃げろー!」

 

いじめっ子達が逃げていくといじめを止めた少女……幼き日のときのそらがゴットに手を差し伸べる。

 

そら(幼)「ねぇ、君大丈夫?」

 

そら(幼)から差し伸べられた手を取らないゴット(幼)は体を丸まらせたまま小さい声で言い続ける。

 

ゴット(幼)「ごめんなさい……こんな姿で生まれてごめんなさい……」

 

うわごとのようにそう言い続けるゴット(幼)を抱きしめてそら(幼)は言う。

 

そら「謝る必要なんてないんだよ、一度落ち着いて深呼吸してみて」

 

それから数分後ようやくゴット(幼)が落ち着いた後にしばらくしてゴット(幼)がそら(幼)に聞く。

 

ゴット(幼)「……なんで俺を助けてくれたの?」

 

そら(幼)「泣いてる子を見過ごせないよ」

 

ゴット(幼)「……でも仕方ないことなんだよ……お父さんもお母さんもこんな耳も尻尾もないしそれに俺男なんだよ?女の子みたいな顔してるのに驚くよね?」

 

ゴット(幼)が自虐気味にそう言うとそら(幼)は笑わずに不思議そうな顔をした後真剣な顔になって優しく言った。

 

そら(幼)「?そんなこと知ってるよ?君が男の子なんて最初に見た時から知ってたもん、それにその耳や尻尾の何がいけないの?私はいいと思うけど……」

 

そら(幼)はそう言いながらゴット(幼)の耳と尻尾を触る。

 

ゴット(幼)「ひゃん///!にゃにするの!?///」

 

そら(幼)「モフモフ〜」

 

ゴット(幼)「にゃめて〜///!」

 

そら(幼)が少しゴット(幼)と戯れてしばらくするとゴット(幼)の尻尾と耳から手を離して楽しそうな顔をして言う。

 

そら(幼)「ほら、こんな感じで人を幸せにすることも出来るしそれに男の子が可愛くて何がダメなの?私は全然いいと思うよ!」

 

ゴット(幼)「……ありがとう……そういえば君の名前は?」

 

そら(幼)「ときのそらだよ!君は?」

 

ゴット(幼)「極王ゴット……」

 

そら(幼)「ゴット君だね!ねぇ、ゴット君これからも困った時は私に言ってね!いつだって助けるから!」

 

そら(幼)がそう言うとゴットは指に髪を絡めながら嬉しそうに微笑んで言う。

 

ゴット(幼)「う、うん……ありがとう……そらちゃん……」

 

そら「!」ドキ!

 

ゴット(幼)の反応を見たそらの胸が高鳴った。

 

回想終了

 

ゴット「懐かしいなぁー、あの頃は本当にこの容姿とこの耳に尻尾が嫌いだったな……」

 

ゴットはそう言いながら尻尾と耳を触る。

そんなゴットにそらは顔を近づけて目を見る。

 

ゴット「そら……どうしたの?」

 

そら「ゴット君の目さ、昔とは違って目の色左右で違うじゃん」

 

ゴット「う、うん……右が金で左が銀だったはずだよ?」

 

そら「……綺麗だなぁ」

 

ゴット「!?」ドキ!

 

そらはゴットの目を綺麗と言いながらゴットの頬を優しく撫でた。ゴットはその行動にドキ!っとするとそらは言う。

 

そら「この綺麗な目とゴット君の可愛い顔は本当にあってる。吸い込まれちゃいそう……」

 

ゴット「そら?……」

 

そら「ねぇ、ゴット君……君は出会って間もない頃最初の時以外はさ、いじめられてた原因で全く笑ってなかったよね?」

 

ゴット「うん……」

 

そらはゆっくりとゴットと顔の距離を近づけていく。

 

そら「あの頃はどうにかゴット君を笑顔にしようと思ってフブちゃん達にも色々相談してたんだよね」

 

ゴット「そうなんだ……」

 

ゴットは次第にそらが何をやろうか理解して近づいてくるそらを見つめる。

 

そら「それでね、君が初めて笑った時その笑顔が本当に眩しくて綺麗で……好きになった」

 

ゴット「そら…!んぅ!?」

 

ゴットがそらの前を呼ぶと同時にそらはゴットの唇と自分の唇を重ねる。ゴットは何かを言おうとしていたか次第に抵抗をやめて目を瞑りそらの行動を受け止める。

それからしばらくしてそらはゴットと唇を離すとゴットを地面に押し倒す。

 

ゴット「そら?」

 

そら「ゴット君……辛くない?この世界や前の世界で苦しかった記憶全部あるんでしょ?もしそれで苦しみ続けるなら私は……その記憶ごと君を私で上書きする」

 

そらがそう言うとゴットはそらから一度顔を背けしばらくしてからそらの顔を見つめて言う。

 

ゴット「大丈夫だよ、俺には苦しい記憶もたくさんあるけど……そら達と出会ったことや水月たちと一緒に戦ったこと……それに壊羅や世灼のことみたいに楽しい記憶もたくさんあるからね、だから俺はどんなに苦しい記憶でも受け入れて前に進みたい」

 

そら「……うん、わかった」

 

そらはそう言うとゴットから退いて手を差し伸べる。

 

ゴット「あっ」

 

そら「初めて会った時は手をとってくれなかったよね?」

 

そらがイタズラっぽい笑みを浮かべてそう言うとゴットは笑って手を取る。

 

ゴット「今は違うよ」

 

ゴットはそらの手を取って立ち上がると言う。

 

ゴット「そら……俺は何があってもみんなとこの星……そして地球を守り続けるよ」

 

そら「あんまり無茶はしすぎないでね?」

 

ゴット「時と場合によるかな?」

 

ゴットがそう言うと2人は目に涙が浮かぶほど笑い出す。しばらくして2人が笑いながら涙を拭くとそらは言う。

 

そら「ははは!万が一そんなことが起きたら私達は全力で君を助けるよ!」

 

ゴット「ははは!うん!よろしくね!」

 

ゴット達が平和に笑う裏では別の闇が動いていた。

謎のゲートの前に怪物のような姿の人型が立っていた。

 

?「ついに開いた!黄泉の扉が!」

 

人型はそう言うとゲートに入っていく。

 

?「さぁ、黄泉の国から蒼き星を手に入れてやろう!この私がな!ははははははははは!」




ゴットの辛い過去の一つとそらとゴットの初対面はあんな感じです。
これからも少しずつ世灼との出会いや新世界でのみこたちとの出会いも書いていこうと思うので気長にお待ちください。
ファイルステージは日曜日投稿予定です。
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