風の氏族の末娘は、冒険者を知らない   作:ほてぽて

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16話後編 冒険者ごはん

 

 

 

 小川のせせらぎが、静かに耳に届いていた。

 

 草を踏む音を立てながら、その音のする方へ歩く。

 木々の隙間から差し込む光が水面に反射し、透明な流れが視界に入った。

 

 近くまで寄り、屈み込む。

 

 指先で水に触れた。

 

 冷たい。

 

 指に残る体温が、ゆっくりと吸い取られていくような感覚。

 流れる水は何も言わず、ただ静かにそこにあった。

 

 遅れて、エルネが隣まで歩いてくる。

 

 私は抱えていたホーンラビットを草の上にそっと置いた。

 

 腰からナイフを取り出す。

 

 青い刃の細身のナイフ。

 

 陽を受けて、刃がかすかに青く光る。

 

 今からやることは決まっている。

 

 頭を外す。

 

「目は見ないで下さい」

 

 声をかける。

 

「え……、あ」

 

 エルネのぎこちない返事が返ってくる。

 

 一歩だけ距離を空けた気配。

 それでいい。

 

 ホーンラビットの首に刃を当てる。

 

 そして、体重をかける。

 

 メリメリ、メキ、ゴリ。

 

 刃が骨に当たる感触。

 音よりも、手に残る振動の方が強く伝わってくる。

 

 骨の軋みが、掌の奥に響く。

 

 刃を反対側にも当てて、首回りの肉を断つ。

 

「う、う……」

 

 エルネが小さく呻いた。

 

 嫌悪を押し殺したような声。

 けれど私は顔を見ない。

 

 集中する。

 

 ここからだ。

 

 首を、捩じ切る。

 

 ミアレが言っていた。

 

 

 ――コツは思いっきりやること。

 ――中途半端だと出来ないよ。やるなら一気にしてあげて。

 

 

 私はナイフを脇に置いた。

 

 膝でホーンラビットの体を押さえ込む。

 

 息を吸う。

 

 両手で頭を掴んだ。

 

 手の甲が視界に入る。

 自分の指が、少しだけ白くなっている。

 

 息を止める。

 

 そして力を込める。

 

 ゴキッ。

 

 骨が折れる鈍い音がした。

 

 さらに顎を持ち上げる。

 

 ミシ、ともう一度。

 

 ようやく、頭が外れた。

 

 残っていた血がぽたりと落ちる。

 

 わずかな鉄の匂いが鼻をかすめた。

 

「ひっ、わ、ぁ……やだ……、かわ……ゔっ!」

 

 エルネが言葉にならない声を漏らした。

 

 慌てて両手で口を押さえる。

 吐きそうになるのを必死に堪えているのが分かった。

 

 エルネは思わず顔を逸らしたが、それでも、もう一度見た。

 

 私は外れた頭を草の上に置いた。

 

 一息つく。

 

 

 正直、頭が無くなった方が気が楽になる。

 

 ミアレとやった時のことを思い出す。

 

 あの時は、何匹ものホーンラビットの頭が並んでいた。

 

 今思うと、なかなかすごい光景だった。

 

 けれど、あの時はそんなことを考える余裕はなかった。

 

 

 ミアレの手の動き。

 ナイフの入れ方。

 そのやり方を覚えるのに必死だった。

 

 だから、気持ちが追いつく暇もなかったのかもしれない。

 

 冒険者なら。

 

 冒険者だから。

 

 これは出来た方がいい。

 

 これは、必要なこと。

 

「エルネさん、もっと近くに寄れますか?」

 

 声をかける。

 

「ひゃ、はい」

 

 少し驚いたような返事。

 

 それでも、エルネはゆっくりと近づいてきた。

 屈んだ私の横に、恐る恐るしゃがみ込む。

 

 私はナイフを拾う。

 

 手に持ち直し、その重さを確かめるように強く握った。

 

 ホーンラビットの体を回転させる。

 

 腹側を上に向ける。

 

 毛に覆われた体を撫でるようにして、目的の場所を探す。

 

「ここ」

 

 指で示す。

 

「ここが肛門です」

 

 エルネは顔をしかめながらも、必死に見ていた。

 

「ここから、少し腹側にずらします」

 

 ナイフの切っ先で軽く突く。

 

「それから、お腹を裂きます」

 

「ぅ……」

 

 喉の奥で小さく呻く声。

 

 無理に覚えなくてもいい。

 

 手順さえ分かれば、きっと誰でも出来る。

 

 私はナイフを肛門の近くに当てた。

 

 ツン、ツン、と先で位置を確かめる。

 

 指一節ほどずらす。

 

 そして、切っ先を腹に浅く突き立てた。

 

 迷わず引く。

 

 下腹から胸元まで、一息に。

 

 布が裂けるような感触。

 

 毛皮の下の皮膚が開く。

 

 切り込みから、腸が少しだけ溢れた。

 

 血と、獣の匂いが強くなる。

 

「うぇ……ぇ、うっ……」

 

 エルネがえずいた。

 

 喉の奥が詰まったような苦しそうな声。

 

 それでも逃げない。

 

「出来たら、川で流しながら内臓を出します」

 

 ホーンラビットの体を持ち上げる。

 

 そのまま小川に浸した。

 

 冷たい水が毛を濡らす。

 

 腹を開き、ナイフで内臓をこそぎ取る。

 

 ぬるりとした感触。

 

 肝や腸が外れ、水の中へ落ちていく。

 

 赤い筋が水に溶ける。

 

 ゆらゆらと揺れながら、下流へ流されていった。

 

 透明だった流れが、一瞬だけ色を変える。

 

 やがて、それも薄まっていく。

 

 水は何事もなかったように、また静かに流れ続けていた。

 

 

 

 作業を終えて、私たちは焚き火の場所へ戻った。

 

 ランタンの火をつける。

 

 小さな火は揺れながら灯り、ガラスの中で静かに呼吸しているようだった。

 

 近づけた指先に、じんわりとした熱が伝わる。

 

 その温かさが、冷えていた指をゆっくりと戻していく。

 

 ランタンの蓋を開き、細い枯れ枝を一本差し込む。

 

 火は枝の先に移り、まるで生き物のように燃え広がった。

 

 焚き火の跡。

 

 わずかに残った灰の上には、枝がいくつか整然と並べてあり、その隙間に枯れ葉が詰め込んであった。

 

 私は火のついた枝を枯れ葉の中へ差し込む。

 

 次の瞬間、ぱっと火が広がった。

 

 乾いた葉が一斉に燃え、焚き火が立ち上がる。

 

 パキパキ、と木が焼ける音。

 

 

 両手を火にかざすと、熱が掌に伝わってくる。

 

 小川で血は洗い流した。

 それでも手には、まだわずかに匂いが残っている。

 

 鉄のような、獣のような匂い。

 

 火の温かさの中でも、それは確かにそこにあった。

 

 

 その時、エルネが隣に腰を下ろした。

 

「リュシア先輩、すごいです」

 

 私は顔を上げる。

 

「やることに迷いがないですよね」

 

 思いがけない言葉だった。

 

 

 思わずエルネの方を見る。

 

 胸の奥に溜まっていた何かが、少しだけ軽くなった気がした。

 小さく息を吐く。

 

「家訓があるんです」

 

 焚き火を見ながら、言葉を続ける。

 

「言ったなら、やれ。思ったなら、動け。風は成るように成るから」

 

 兄様も。

 姉様も。

 

 ずっとそう言っていた。

 

 だから私も。

 

「自分で決めたことは、自分で裏切りたくないから」

 

 言葉を終えると、エルネがぱっと顔を明るくした。

 

「わぁ……! 先輩、かっこいい!」

 

 身を乗り出してくる。

 

「私も! その、その家訓、習っていいですか?」

 

 まっすぐな瞳だった。

 少しだけ、くすぐったい。

 

「はい、いいですよ」

 

 そう答えると、エルネは嬉しそうに笑った。

 

 なんだろう。

 

 まるで私が兄様か姉様になったみたいだ。

 

 視線を落とす。

 

 そこには、解体したホーンラビットの肉があった。

 

 もう、さっきまでの姿はない。

 こうなってしまえば、ただの食材にしか見えない。

 

 残っているのは肉と毛皮だけ。

 

 毛と皮。

 

 ミアレと一緒のときは、皮と毛は残していた。

 たぶん時間がなかったからだ。

 

 どうだろう。

 

 ここまで来て、皮を剥ぐのも難しい。

 そのうえ時間もかかる。

 

 森オオカミを解体したときのことを思い出す。

 

 皮を剥ぎ、肉を取り、魔石まで取り出す。

 

 ミアレは迷いなく、流れるような手つきで作業していた。

 

 見ていると簡単そうだった。

 

 でも、こうして自分でやってみると分かる。

 

 時間がかかる。

 それも、かなり。

 

 ……たぶん、大丈夫。

 

 丸焼きにするだけなら、そこまで難しく考えなくてもいい。

 

 ただ、このまま焼くのはやりにくい。

 

 私は近くにあった生木の枝を一本拾った。

 

 魔法で折ったばかりの枝だ。

 

 ナイフで先端を削る。

 

 木を削る感触。

 

 やがて枝の先は鋭く尖った。

 串にする。

 

 でも、そのままだと燃えるかもしれない。

 

 私は串を一度、小川の水に浸した。

 

 そしてホーンラビットの体に突き刺す。

 

 

 ……。

 

 出来上がった姿を見て、少しだけ困った。

 

 とんでもない見た目になっている。

 まあ、仕方ない。

 

 エルネの表情を見る。

 

 曇りはなかった。

 

 もしかしたら、もう可愛いという感情は消えているのかもしれない。

 食べ物だと理解したのかもしれない。

 

 

 わからない。

 

 別に聞く必要もない。

 

 そのときエルネが、楽しそうに言った。

 

 

「ほんとに丸焼き、豪快料理!」

 

 そして両手を合わせて続ける。

 

 

「私たちの、冒険者ごはんっ!」

 

 冒険者ごはん。

 

 その言葉に、思わず笑みがこぼれた。

 

「では、焼きます」

 

 私は串を持ち、焚き火の上へとかざした。

 

 エルネはワクワクした顔で見ている。

 

 もちろん、私も少し楽しみだった。

 

 冒険者なら、こういうこともする。

 

 脂がじわりと滲み出る。

 

「いい匂いがしそうですね」

 

 エルネが期待した声を出す。

 

 私も少しだけ頷いた。

 

 その瞬間だった。

 

 ホーンラビットの毛が、ぼっと燃え上がった。

 

 バチッ!バチッ!

 

 一瞬で、火が広がる。

 

「え!?」

 

 思わず声が出た。

 

「わ、わっ!? 先輩!?」

 

 ホーンラビットは火達磨になり、激しく燃え上がる。

 

 毛は縮れ、黒く焦げ、塊になっていく。

 

 そして。

 

 強烈な匂いが鼻に突き刺さった。

 

 焦げた獣の匂い。

 焼けた毛の匂い。

 まるで焼けた髪の毛のような臭い。

 

 耐えられない。

 

 思わず串を手放し、鼻をつまむ。

 

 エルネも同時に距離を取った。

 

 黒い煙が立ちこめる。

 

 焚き火の中で、ホーンラビットはバチバチと音を弾いていた。

 

 黒い塊になりながら、火の中で踊っている。

 

「……」

 

「……」

 

 しばらくして、エルネがぽつりと言った。

 

「先輩……」

 

 焚き火を見ながら、困った顔で続ける。

 

「私たちの冒険者ごはん……これ、食べられるんでしょうか……」

 

 私は思わず肩を落とした。

 

「ぅ……ごめんなさい」

 

 焚き火はパチパチと音を立てながら燃え続けていた。

 

 

 

 その中で、黒焦げになったホーンラビットが、静かに焼けていった。

 

 

 

 火の勢いが落ち着くまで、私はエルネと並んで焚き火を眺めていた。

 

 さっきまで激しく燃え上がっていた炎も、今は少しずつ静かになっている。

 枝が弾ける音だけが、パチパチと小さく続いていた。

 

 

 けれど、いい匂いなんてものはどこにもない。

 

 鼻の奥には、さっきの異臭がずっと残っている。

 焼けた毛の匂い。焦げた獣の匂い。炭の臭い。

 

 それが混ざり合って、どうにも消えない。

 

 炎が小さくなり、焚き火の中が赤く燻る程度になった頃、私は枝を一本拾った。

 

 黒くなった塊をつつく。

 

 それは、さっきまでホーンラビットだったもの。

 

 今では完全に――黒焦げの物体Xだった。

 

 小突いて、焚き火の外へ転がす。

 

「これ……もう食べられない、よね? 黒焦げだもんね」

 

 エルネがそう言った。

 

 当然の感想だと思う。

 

 目の前にあるのは、食材というよりも炭の塊に近い。

 

 せっかく捕まえて。

 せっかく解体して。

 食べようとしたのに。

 

 その成果がこれ。

 

 

 異臭を放つ黒い塊。

 

 思わず唇をぎゅっと閉じて、顔をしかめる。

 

 私はナイフを抜いた。

 柄を強く握りしめる。

 

 どこがどの部位だったのか、もう分からない。

 そんな炭の塊に刃を突き立てる。

 

 ぐっと力を込めて切ろうとする。

 

 しかし刃は滑った。

 

 硬くなった炭の表面が、ざり、と削れる。

 

 炭の粉がぱらぱらと落ちた。

 

 もう一度。

 今度は中心を狙うように刃を突き込む。

 

 表面の硬い層を削りながら、刃が少しずつ食い込む。

 

 押す。

 

 引く。

 

 そして、切り下ろす。

 

 途中で骨に当たった感触があったが、そのまま力を込めて押し切った。

 

 真っ二つに割れる。

 

 断面を覗く。

 

 表面は黒い炭の層。

 その下には少し焼けた肉。

 

 そして――

 

 中心は、ピンク色のままだった。

 

 生肉。

 

 まだ、食べられそう。

 

「エルネさん、これ」

 

 声をかけると、エルネの顔がぱっと明るくなる。

 

「もしかして……これって食べられそうなんですか?」

 

「おそらく、ですけど」

 

 断言はできなかった。

 

 表面の焦げを削ぎ落として、もう一度火で炙れば。

 

 今度こそ、大丈夫。

 

 そんな気がした。

 

 少し冷めた頃、私はその肉を手で掴む。

 

 エルネも隣にしゃがみ込み、一緒に焦げを削り始めた。

 

 これが、思ったよりも大変だった。

 

 ガリガリ、と硬い音を立てて削れる。

 

 けれど、一箇所削るだけでもかなり時間がかかる。

 

 焼けた肉ごと切り落とした方が早い。

 でも、そうすると食べる部分がどんどん減ってしまう。

 

 ……こんなことなら。

 

 ちゃんと皮を剥いでおけばよかった。

 

 一瞬そんな考えが浮かぶ。

 

 私は小さく頭を振って、それを追い払った。

 

 今さらだ。

 

 気がつけば、手はすっかり黒くなっていた。

 

 焦げの粉。

 炭の汚れ。

 

 そして、あの匂い。

 

 焼けた毛の匂い。

 炭の匂い。

 獣の匂い。

 

 全部が手に染みついている。

 

 けれど。

 

 私とは違って、エルネは楽しそうだった。

 

 文句も言わない。

 

 むしろ鼻歌まで歌いながら、焦げを削っている。

 その様子を見て、少しだけ不思議に思った。

 

 やがて、一通り削り終える。

 

 残ったのは、胴と腿の肉だけだった。

 

 私はそれを小川へ持っていく。

 

 水に浸してすすぐ。

 

 黒い焦げカスが流れていく。

 

 ついでに手も洗った。

 

「せんぱぁーい! ほらほら」

 

 エルネが突然、両手を私の顔の前に差し出す。

 

 水滴がいくつも滴る、綺麗な手。

 

 ……のはずなのに。

 

 鼻に届く匂い。

 

 焦げ臭さ、獣臭、全部混ざったあの匂い。

 

「うっ、ちょっ……」

 

 思わずエルネの手を払った。

 

「もう、焚き火に戻ろ」

 

「はーい」

 

 エルネは嬉しそうに肉を持って歩き出す。

 

 陽の光を受けて、くすんだ金髪がきらりと光った。

 

 眩しくて、思わず目を細める。

 

 もう一度見る。

 

 そこには、もういなかった。

 

 視線を動かすと、エルネはもう焚き火のところまで戻っていた。

 

 ……なにを当たり前のことを。

 

 

 私も焚き火のそばへ戻る。

 

 丸焼きはもう無理だと分かっている。

 

 私は肉を小さく切り分けた。

 

 枝に刺す。

 

 串焼き。

 

 

 それをエルネと並んで火にかざす。

 今度は燃えない。

 

 じわじわと肉が焼けていく。

 

 表面に焼き目がつく。

 

 くるくると回しながら炙る。

 

 脂がじんわりと光った。

 

 焦げ臭さの中に、ほんのわずか。

 肉の焼ける香りが混ざる。

 

「なんだか、いい匂いがしますね」

 

 エルネが言った。

 

 私は小さく頷く。

 

 どのくらい焼けばいいのか、正直分からない。

 

 串を火から引く。

 

 肉を口元へ近づける。

 

 熱い。

 

 息を吹きかけて冷ます。

 

 そして、表面を少しだけかじった。

 

 肉の繊維を噛む。

 

 肉汁は出ない。

 

 ほんの少しだけしっとりしている。

 

 けれど噛むほど、パサパサになっていく。

 

 味は――

 

 ほとんどしない。

 

 美味しいかと聞かれれば、美味しくはない。

 でも、食べられないわけでもない。

 

 飲み込む。

 

 その瞬間、遅れて焦げの香りが口の中に広がった。

 

 鼻にも上がってくる。

 

 なんだこれは……。

 

 思わず眉間に皺が寄る。

 

「おいしいですか? 先輩」

 

 エルネが期待した目で見てくる。

 

「……食べられなくないかも。おいしいかな?」

 

 曖昧な答えになった。

 

 それでもエルネは嬉しそうだった。

 

「じゃあ、私も!」

 

 エルネも肉を口にする。

 

 息を吹いて冷まし、かじる。

 

 もぐもぐと噛む。

 

 少し考えた表情をしながら、飲み込む。

 

 そして、ぱっと笑う。

 

「おいしい! 先輩、おいしいですよ!」

 

 そう言って、すぐに二口目を食べる。

 

 少ししてから、

 

「ちょっと焦げ臭いですけど」

 

 と笑った。

 

 それでも、本当に美味しそうに食べていた。

 

 私はその様子を見ながら、小さく微笑んだ。

 

 焚き火がパチリと音を立てた。

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