夜明け前の士官学校は、いつもより静かだった。
静かすぎる、とガルマは思った。
まだ起床ラッパの鳴る前だ。廊下に人の気配がないのはおかしくない。けれど、今夜の静けさは、眠っている建物の静けさではなかった。何かを待って息を潜めている時の静けさだった。
薄い毛布を跳ねのけて起き上がると、外の明かりがいつもより白く見えた。窓の外、校舎の向こうの空はまだ暗いのに、寮の中だけが妙に目を覚ましているような感じがある。
ガルマは上着を羽織り、扉の方を見た。
その時、控えめに扉が叩かれた。
「ガルマ様」
マレーネの声だった。
「入れ」
扉が開く。先に入ってきたのはマレーネで、その後ろにゼナがいた。
こんな時間に二人そろって来ること自体が珍しい。ガルマは眉をひそめた。
「何だ。何かあったのか」
マレーネが扉を閉める。動きに無駄がなかった。いつもの落ち着きはそのままだが、今日はその落ち着きが妙に冷たく見える。
「少し、校内が騒がしくなります」
「少し、で済む顔をしていない」
ガルマが言うと、ゼナが一歩前へ出た。
「今はお部屋を出ないでください」
「理由を聞いている」
「後で説明します」
「後で、で済ますな」
ガルマの声が少し強くなる。
「外で何が起きてる」
マレーネが短く答えた。
「動きが出ます」
「どこの」
「校内です」
ガルマは二人を見た。
ゼナはまっすぐガルマを見返している。逃げない目だった。マレーネは視線を少しだけ外し、部屋の窓、廊下、扉、その順に見ている。守る場所と退路を先に見ている目だった。
「兄上たちは知ってるのか」
ガルマが聞く。
マレーネが答える前に、ゼナが言った。
「知っています」
それで余計に腹が立った。
「僕だけ知らないのか」
「今、ガルマ様が知るべきことは一つです」
ゼナはためらわなかった。
「ここで動かないでください」
「命令か」
「お願いです」
「同じだ」
ガルマは立ち上がった。
「何が起きる」
マレーネがやっと正面からガルマを見た。
「あなたが表へ出ると、全部あなたの名になります」
その言葉に、ガルマは一瞬だけ口を閉じた。
意味は分かる。分かるが、納得は出来ない。
「だから外す気か」
「最初は」
「最初?」
「はい」
マレーネは淡々としていた。
「最初だけです」
そこで初めて、ガルマは二人がただ守りに来たのではないと気づいた。
守るだけなら、こんな言い方はしない。
外で起きることを、二人とも知っている。しかも止めるつもりではない。そういう顔だった。
「何が起きる」
もう一度聞く。
今度はゼナが答えた。
「校内が動きます」
「誰が」
「もう、何人か」
「何を」
「それは、もう始まっています」
ガルマは歯を食いしばった。
自分の知らないところで、自分のいる士官学校が動いている。しかもゼナもマレーネも、それを止める側ではない。こんな形で外されたことに、胸の奥が熱くなる。
「僕を子ども扱いするな」
思わず出た言葉に、ゼナの目が少しだけ揺れた。
だが、引かなかった。
「子ども扱いしているのではありません」
「なら何だ」
「守っています」
「同じだ」
ガルマが吐き捨てるように言うと、マレーネが静かに言った。
「違います」
その声が、意外なほど硬かった。
「子どもなら隠します」
「今しているのは、立たせる前に死なせないための整理です」
ガルマはそこで言葉を失った。
立たせる。
その言葉だけが、部屋の中に少し遅れて残った。
ラルの顔が、ふいに頭をよぎる。
射撃場。汗。泥。朝焼けの訓練場。
『坊やでは駄目だ』
ランバ・ラルはいつもそう言った。
『前へ出る時は、目立つために出るんじゃない』
『後ろの足を止めるために出るんだ』
何度も聞かされた言葉だった。
だが、その時のガルマは、まだどこかで分かっていなかった。
前へ出ることは格好いいことではない。誰かが動揺した時に、自分の姿で動きを止めることだ。
今、その言葉が妙に生々しく胸に刺さった。
廊下の向こうで、誰かが走る音がした。
校内放送はまだ鳴らない。
だが、建物の内側で、もう何かが始まっている。
「……何をするつもりなんだ」
ガルマが低く聞くと、マレーネは一拍置いて答えた。
「まだ、追悼です」
「まだ?」
「今は」
ガルマは扉の方を見た。
今は、ということは、その後があるのだ。
「ドズル兄は」
「今、ゼナさんが」
「私が行きます」
ゼナが言った。
「ドズル様が前へ出れば、全部壊れます」
「兄が壊すと?」
「今は」
ゼナは言い直さなかった。
今は。
その二文字が、全部を説明していた。
ドズルが悪いのではない。だが今のこの場に限っては、出れば壊す。だから止める。そういうことだ。
「マレーネ」
ガルマが呼ぶ。
「はい」
「お前は誰の命令で動いている」
マレーネは少しだけ視線を外し、それから戻した。
「キシリア閣下です」
やはり、と思う。
キシリアが絡んでいる。
それだけで、少し腹が立って、少し安心もした。姉は冷たいが、筋の通らないことはあまりしない。
「ゼナ」
「はい」
「お前は」
「私は、ドズル様を止めるために来ました」
そちらは正直だった。
ガルマは小さく息を吐いた。
「分かった」
そう言った自分に、二人とも少しだけ驚いた顔をした。
「最初は従う」
ガルマは続けた。
「でも、全部が分かったら、僕は出る」
「ガルマ様」
「ラルは、そうしろと言った」
それだけで十分だった。
ゼナは口を閉じ、マレーネもそれ以上は言わなかった。
ドズルは、すでに起きていた。
起きていたどころではない。半ば出て行くところだった。
士官学校の上級区画をつなぐ廊下で、護衛の二人を振り切るように歩いている。肩幅の広い背中が、狭い廊下に妙な圧を作っていた。
「どけ」
短く、低い声だった。
護衛が返事に困った、その時にゼナが前へ出た。
「ドズル様」
その声で、ドズルが止まる。
「……何だ」
「今はお止まりください」
「何が起きてる」
「校内で動きがあります」
「知ってる」
ドズルの声に苛立ちが混じる。
「だから行くんだ」
「駄目です」
「どけ」
ゼナはどかなかった。
その横へ、少し遅れてマレーネが来る。息も切らしていない。
「ガルマ様は無事です」
ドズルの目がそちらへ向いた。
「どこだ」
「安全な場所へ」
「会わせろ」
「今はまだ」
「マレーネ」
ドズルが一歩前へ出る。
「俺に命令する気か」
「いいえ」
マレーネは表情を変えなかった。
「報告です」
「門はもう閉じています」
「通信も一部押さえられました」
「武器庫も、今から取り戻すには遅いです」
ドズルの顔つきが変わった。
学生の騒ぎではない、とそこで初めて悟ったのだ。
「誰だ」
「今はまだ」
「誰がやってる」
今度はゼナが答えた。
「校内の者たちです」
「止める」
「今は駄目です」
「だからどけと言ってる!」
怒鳴り声が廊下へ響く。
護衛が身を固くする。
だがゼナは引かない。
「今ドズル様が出れば、向こうも引けなくなります」
「引かせればいい」
「ガルマ様まで巻き込みます」
その一言で、ドズルが止まった。
止まった、というより、踏み出しかけた足が床に縫われた。
「……ガルマは無事なんだな」
「はい」
ゼナの返答は速かった。
「今は」
ドズルは歯を食いしばったまま、しばらく何も言わなかった。
怒りだけなら前へ出られた。
だが、ガルマの名前が出ると止まる。
ゼナはそれを分かっていて、この場に立っている。
マレーネはドズルではなく、その周囲の護衛や通路の先を見ている。逃げ道と時間を測っている目だ。
ドズルは二人を見た。
正面に立つゼナ。ひるまない。細い肩なのに、妙に折れない感じがある。
その横のマレーネ。こちらを見ていない。事実だけを並べ、必要なところだけ押さえている。
「……お前たち」
ドズルは低く言った。
「最初からこうなると知ってたのか」
ゼナは答えない。
マレーネも答えない。
沈黙が、そのまま答えだった。
ドズルは重い息を吐いた。
「気に入らん」
「でしょうね」
マレーネがさらりと言った。
「だが」
ドズルはゼナを見た。
「ガルマが無事なら、今はよしだ」
そう言った自分に腹が立っている顔だった。
だが、止まった。
それだけで十分だった。
校内は、もう動いていた。
通信室では、若い候補生が手元の端末へ低い声で数字を打ち込んでいる。その後ろに立つ男の顔は、士官学校の制服には見えても、目が生徒のものではない。キシリア機関の人間だった。
「外部回線、北側切れました」
「いい」
「南は」
「まだ残せ。全部切るな」
武器庫では、帳簿の一枚が抜かれ、鍵束が分けられている。
医務室では、ベッドが二つ空けられ、消毒液が多めに出されていた。
車両庫では、訓練用の小型車両が一台、いつでも動ける向きへ変えられている。
どれも派手ではない。だが、こういう細かい動きが揃った時、もう事件は始まっている。
ガルマは、マレーネに連れられて少し高い位置の回廊へ出た。
そこから校庭と主要校舎の一部が見える。
夜はもう薄れてきていた。空はまだ暗いが、建物の輪郭が見える程度には明るい。
最初に目に入ったのは、寮棟の窓から下がる細い布だった。
紫。
次に通信室の腕章。
紫。
医務室の扉の横。
紫。
武器庫前の結束印。
紫。
ガルマは立ち止まった。
「……あれは」
マレーネは隠さなかった。
「誰かが巻き始めました」
「誰かって」
「もう分かりません」
それは本当だった。
誰か一人が始めたわけではない。たぶん最初は、誰かが手近な布を巻いただけだ。だが紫はガルマの色だった。士官学校では皆が知っている。制服の飾り、私物の差し色、訓練で使う識別札。ガルマがまだ幼い頃から、紫は自然に彼の色として定着していた。
それが今、校内に増えている。
ガルマの喉が少しだけ乾く。
「勝手に……」
「はい」
マレーネは否定しない。
「勝手に、です」
だからこそ重い。
もし誰かが命じていたなら、取り消せたかもしれない。だが自然に広がった色は、もう誰のものでもない。
下の校庭で、若い声が上がった。
「南門、閉鎖!」
「通信維持!」
「医務室、こっちだ!」
命令は短い。演説はない。
それがかえって怖かった。
誰か一人の気まぐれではなく、役が分かれている。ちゃんと動くつもりの集団の声だった。
その時、別の方向から小さな声が聞こえた。
「……紫の暁だな」
振り向くと、武器庫前にいた候補生の一人が、校舎の窓に増えた紫布を見て呟いていた。
すぐ隣の者が繰り返す。
「紫暁……」
誰かが笑うでもなく、否定するでもなく、その言葉がその場に落ちる。
そして数歩離れた別の組が、それをそのまま使う。
「北棟、紫暁だ!」
それで決まった。
名前は、誰かが決めるものではない。気づけば皆が同じ口で呼んでいる。そういう時に決まる。
ガルマはその言葉を聞き、少しだけ目を見開いた。
紫暁。
自分の色が、夜明け前の校内で蜂起の名になる。
まだ実感が追いつかなかった。
だが、もう戻らないことだけは分かった。
「……僕の名になる」
ガルマが低く言う。
「はい」
マレーネの返事は短い。
「今、ガルマ様が表へ出れば」
「全部、僕の蜂起になるな」
「そうです」
「出なければ」
「色だけが立ちます」
それもまた嫌だった。
自分が何もしていないのに、自分の色だけが旗になる。守られて隠れているうちに、誰かが自分の名で傷つく。それはもっと嫌だった。
ラルの声がまたよぎる。
『旗になるなら、自分の足で立て』
ガルマは短く息を吸った。
「マレーネ」
「はい」
「止めるな」
「止めます」
「止めるな」
今度は少し強く言った。
マレーネが初めて、わずかに困った顔をした。
「危険です」
「分かってる」
「まだ早いです」
「もう遅い」
下では、校門の一つが閉じられる音がした。
「僕の色を使ってる」
ガルマは言う。
「だったら、僕が行く」
マレーネは何か言いかけた。
だがその前に、ガルマの顔を見て口を閉じた。いつもの甘さが消えている。幼いところはある。だが、逃げる顔ではない。
彼女は一度だけ目を伏せ、それから言った。
「……では、私が先に出ます」
「いい」
「よくありません」
「なら一緒に来い」
ガルマはもう歩き出していた。
校内放送室へ入ると、中は熱を持っていた。
端末、配線、走り回る候補生、短い指示。そこにガルマが入った瞬間、何人かが目を見開く。
「ガルマ様」
誰かがそう言った。
その一言で、室内の空気が一度止まる。
止まったのは数秒だった。だが、その数秒で十分だった。皆、自分たちの色の持ち主が本当にここへ来たと理解した。
ガルマは大きな声を出さなかった。
「撃つな」
それが最初の言葉だった。
皆が黙って聞く。
「校内の者を先に守れ」
「負傷者を運べ」
「門は閉じろ」
「勝手に飛び出すな」
短い命令だった。だが、散らかった空気には十分だった。
「僕の名を使うなら、勝手な真似は許さない」
その一言で、空気が締まる。
感動も歓声もなかった。代わりに、そこにいた者たちの顔から迷いが少し消えた。
ラルの言っていたことは、こういうことかとガルマはようやく思った。
前へ出るのは、格好をつけるためではない。
後ろの足を止めるためだ。
その時、外で銃声ではない硬い音がした。門前で盾がぶつかった音だ。
連邦駐屯軍が、もう校門の外へ来ている。
「南門!」
誰かが叫ぶ。
「押してきます!」
ガルマは顔を上げた。
怖くないわけがない。腹の底が冷える。足の裏が浮くような感じもある。
だが、それを見せれば終わる。
「撃つな」
もう一度言う。
「まだ撃つな」
校内の若者たちが一斉に頷く。
紫の腕章が動く。
紫の布が窓で揺れる。
夜明け前の薄い光の中で、その色だけが妙に鮮やかだった。
連邦駐屯軍の側から見えたのは、閉じられた門と、その上に垂れた紫布だった。
「何だ、あれは」
若い兵が言う。
上官は答えなかった。
だが答えは、校舎の窓に次々現れた紫を見れば十分だった。
識別色だ。
しかも誰か一人の思いつきではない。全体に広がっている。
「士官学校、完全に押さえられてます」
「そんな馬鹿な」
「内部からです」
上官は顔をしかめた。
「誰が立っている」
双眼鏡を上げる。
そして、校舎の回廊に立つ一人を見つける。
「あれは……」
ガルマ・ザビ。
その名がその場に出た瞬間、兵たちの顔が変わった。
ただの学生騒ぎではなくなったからだ。
ズムシティでは、その報告がすぐに上がった。
執務室へ入ってきた報告官は、少しだけ声を上ずらせていた。
「士官学校、蜂起しました」
キシリアが目を上げる。
「校内識別は」
「紫です」
ギレンは一度だけ瞬きをした。
「ガルマは」
「無事です」
報告官が続ける。
「それと……」
「何だ」
「ガルマ様が前へ出ました」
短い沈黙が落ちた。
キシリアが先に口を開く。
「予定より早かったですね」
ギレンは少しだけ考え、それから言った。
「いや」
窓の外、まだ薄暗いズムシティの空を見たまま続ける。
「それでいい」
「前より上手くいったわ」
キシリアが言う。
ギレンは首を振った。
「前より厄介だ」
「どうして?」
「本人が立っていない旗は、倒せば終わる」
ギレンは静かに言う。
「だが、本人が立った色は、倒しても残る」
キシリアはそれを聞いて、小さく笑った。
「確かに」
夜明けはもう近い。
その朝、校舎に広がった紫は、最初はただの目印だった。
だが、それを見た者の多くは、もう旗として受け取っていた。
蜂起が一段落したのは、日が完全に上ってからだった。
士官学校側は校内掌握に成功し、連邦駐屯軍は校門の外で睨み合いに留まった。小規模な衝突はあった。負傷者も出た。だが全面射撃にはならなかった。
その一因は、ガルマが前へ出たことだ。
校内の誰もが、それを後で認めることになる。
そしてそれが、後になってもっと面倒を呼ぶことになる。
ザビ家本邸の会議室には、夕刻になってようやく静けさが戻った。
報告官が読み上げる。
「士官学校、校内掌握維持」 「外部波及、継続」 「ガルマ様、無事」 「校内識別色、紫」 「学生間通称、紫暁」
デギンは黙って聞いていた。
報告が終わって、やがて一言だけ問う。
「……ガルマは無事か」
「はい」
それでデギンは立ち上がった。
「後はやれ」
扉へ向かいながら、低く言う。
「だが、ガルマにだけは、余計なものを背負わせるな」
扉が閉まる。
部屋に残ったのはギレンとキシリアだけだった。
少しの沈黙のあと、キシリアが先に言う。
「……父上は兄上が」
「いや、お前だろう」
「私は現場の後始末があります」
「ドズルの方が面倒だ」
キシリアが小さく笑う。
「ドズルは兄上の言うことしか聞かないでしょう」
「誰の言うことも聞かん」
「でも兄上の前では、まだ弟よ」
「お前の前では?」
「完全に敵ね」
二人は少しだけ笑った。
そしてキシリアが真面目な顔に戻る。
「ドズルは怒っているわ」 「ガルマを危険に晒したと思っている」
ギレンは一瞬だけ黙った。
「……実際、危険だった」
「でも、あそこで出なければ、ただの神輿だった」
「ああ」
キシリアは窓の外を見た。
「立ってしまったわね」
ギレンも同じ方を見る。
「……立ってしまったな」
「父上は怒ってはいないわ」 「でも、もう子ども扱いはしない」
「ドズルは逆だな」 「一生子ども扱いする」
「だから面倒なのよ」
キシリアはため息をついた。
「父上は兄上が行って」 「ドズルは私が行く」
「逆の方が楽だと思うがな」
「兄上は楽をしすぎです」
「お前は面倒を避けすぎだ」
「政治は面倒を押し付ける仕事でしょう」
「その通りだ」
また少しだけ笑う。
そしてキシリアが静かに言った。
「でも、これで戻れなくなったわね」
「ああ」
「紫暁、か」
「誰が言い出した」
「学生たち」
ギレンは小さく頷いた。
「いい名前だ」
「ガルマの色よ」
「だからいい」
しばらく沈黙。
やがてキシリアが言う。
「父とドズル、どっちが大変かしら」
ギレンは少し考えてから言った。
「……父上だな」
キシリアはすぐに言う。
「じゃあ、そっちお願い」
「お前はドズルだ」
キシリアは大きくため息をついた。
「はぁ……」
二人は席を立った。
国家の大仕事のあと、二人が最後に押し付け合ったのは、戦争でも政治でもなく、家族の面倒だった。
お疲れ様です。腹黒兄妹走り切りました。
後は家族のケア頑張って下さい。