妹に撃たれない方法   作:Brooks

226 / 226
SS スペシャル対談 ギレン・ザビ vs Kアサクラ

 

 サイド3総帥府の一室に、軍議には似合わない機材が並んでいた。

 

 艦隊配置図ではない。

 

 戦術投影盤でもない。

 

 照明。

 

 集音マイク。

 

 黒い背景布。

 

 そして、通信画面の上には大きな文字が浮かんでいた。

 

『スペシャル対談 ギレン・ザビ総帥に聞く、戦争・国家・インフレ・株価』

 

 ギレン・ザビは、その文字列を見ても表情を変えなかった。

 

 変えなかったが、周囲の者には分かった。

 

 総帥は、かなり不快だった。

 

 セシリア・アイリーンが、端末を抱えて控えている。

 

「総帥。民間向け広報としては、かなり有効かと。戦後の経済政策、復興需要、物流政策を直接説明できます」

 

「なぜ相手がこの男なのだ」

 

 通信画面の向こうで、Kアサクラが満面の笑みを浮かべていた。

 

 机の上には紙の資料、株価チャート、金利推移表、そして湯呑みが置かれている。

 

『いやあ、総帥。今日はありがとうございます。視聴者さん、これは宇宙世紀最大級のトップインタビューですよ。絶対に最後まで見てください。途中で重要な話が出ます』

 

 ギレンは椅子に座った。

 

「始めろ」

 

 セシリアが小さく合図を出す。

 

 録画灯が赤く点いた。

 

 Kアサクラは、両手を机の上で組んだ。

 

『では、まず最初に聞きたいんですが、総帥。戦争と株価、これはどう見ていますか?』

 

「質問が大きすぎる」

 

『そこを大きく答えてくださいよ。視聴者はそこが聞きたいんです。戦争は買いなのか、売りなのか』

 

 セシリアの眉がわずかに動いた。

 

 ギレンは、しばらくKアサクラを見ていた。

 

「戦争そのものは、買いでも売りでもない。破壊だ」

 

『おお』

 

「だが、破壊の後に必要となるものは決まっている。食糧。医療品。輸送。修理部材。空調。水。住宅。教育。これらを供給できる者は、戦争の前よりも重くなる」

 

 Kアサクラは、すぐに紙へ何かを書き込んだ。

 

『つまり、復興関連。インフラ。物流。素材。生活必需品』

 

「そう言ってもよい」

 

『総帥、すごくまともなことを言っていますね』

 

「失礼な男だな」

 

『いや、もっとこう、巨大艦隊とか主力戦略とか、選民思想の話から入るのかと思いまして』

 

「艦隊は空腹に勝てん」

 

 Kアサクラの手が止まった。

 

 セシリアも、一瞬だけギレンを見た。

 

 ギレンは続けた。

 

「兵士は食う。民も食う。工場は電力を食う。港は部品を食う。都市は水を食う。思想は配給表の代わりにならん」

 

 Kアサクラの顔がぱっと明るくなった。

 

『出ましたね。思想は配給表の代わりにならない。これは名言ですよ。切り抜き確定です』

 

「切るな」

 

『切ります』

 

「切るなと言っている」

 

『でも総帥、今のは強いです』

 

 セシリアは、片手で額を押さえた。

 

 ギレンは、深く息を吐く。

 

『では、インフレについて聞きます。戦争後、物価はどうなりますか?』

 

「上がる」

 

『即答ですね』

 

「供給が壊れ、需要が残る。上がらぬ理由がない」

 

『では、インフレで一番困るのは?』

 

「固定された収入で暮らす者だ。軍人、年金受給者、低所得層、補給を外部に依存するコロニー」

 

『逆に強いのは?』

 

「価格を転嫁できる者。資源を持つ者。輸送路を持つ者。決済を握る者。修理と交換部品を供給できる者」

 

 Kアサクラは机を軽く叩いた。

 

『完全に相場の話です。総帥、投資家じゃないですか』

 

「国家運営の失敗は、投資の失敗より死者が多い」

 

『重いですね』

 

「軽く聞くな」

 

 画面の端で、Kアサクラのスタッフらしき影が笑いをこらえていた。

 

 その時だった。

 

 セシリアの端末に来客通知が入った。

 

 彼女は表示を確認し、ギレンへ視線を向けた。

 

「総帥。アサクラ大佐が到着されました」

 

「通せ」

 

 扉が開いた。

 

 ジオン軍の制服を着た男が入ってきた。

 

 アサクラ大佐は、余計な飾りのない軍服を着ていた。痩せた体つきに、鋭い目をしている。前線の兵というより、前線へ送る人と物と金の流れを見続けてきた男の顔だった。

 

 彼はギレンへ敬礼した。

 

「総帥。遅参いたしました」

 

「構わん。貴様の叔父が、先ほどから好き勝手に喋っている」

 

 ギレンはそこで、わずかに目を細めた。

 

「……血縁か?」

 

 アサクラ大佐は、通信画面のKアサクラを一度見た。

 

 画面の向こうで、Kアサクラが湯呑みを持ったまま固まっている。

 

 アサクラ大佐は、姿勢を正した。

 

「はい。父の弟です」

 

 Kアサクラは、ゆっくり湯呑みを置いた。

 

『……お前なあ』

 

「はい」

 

『そこで父の弟とか言うな。配信中だぞ』

 

「総帥から問われましたので」

 

『そこは、親族です、くらいで濁すところだろう』

 

「総帥の御前で曖昧にする理由がありません」

 

 ギレンは無表情のまま、二人を見比べた。

 

「なるほど。血は争えんな」

 

『総帥、そこは拾わなくていいところです』

 

「貴様が一番拾っている」

 

 セシリアが、わずかに口元を押さえた。

 

 アサクラ大佐は、画面の叔父へ向き直る。

 

「叔父上。ご無沙汰しております」

 

『だから叔父上はやめなさい。配信中だと言っているだろう』

 

「公の場であれば、Kアサクラ氏とお呼びすべきでしょう。しかし、総帥の御前で身内を知らぬ顔で済ませるのは、我が家の礼に反します」

 

『そういうところだよ。昔から真面目すぎるんだ、お前は』

 

「叔父上は、昔から軽すぎます」

 

『軽くない。視聴者に分かりやすくしているだけだ』

 

「それを軽いと言うのでは」

 

 Kアサクラは、額を押さえた。

 

 ギレンは、そのやり取りを見ていた。

 

 面倒な血縁だ、と顔には出さなかった。

 

 出さなかったが、セシリアにはたぶん分かった。

 

『ただし、ここは大事だから言っておきます。私の発言は投資助言ではありません。親族にジオン軍大佐がいるからといって、ジオン軍の公式見解でもありません』

 

 アサクラ大佐は真顔で頷いた。

 

「それは確かに困ります」

 

『分かるじゃないか』

 

「しかし、叔父上の動画を兵站心理の教材として見ている者は、我が部にもおります」

 

『もっと困る話を増やすな』

 

 ギレンが低く言った。

 

「兵站心理、だと」

 

 アサクラ大佐は姿勢を正した。

 

「はい。相場で人が焦る局面と、補給線が乱れた部隊が誤判断する局面には、似たところがあります。叔父上の動画は、その意味では使えます」

 

 Kアサクラは、一瞬だけ嬉しそうな顔をした。

 

『使える?』

 

「はい。話半分に聞けば」

 

『お前、本当に身内に厳しいな』

 

「叔父上の話を全部真に受ける兵は、前線に出せません」

 

 Kアサクラは黙った。

 

 ギレンは、その沈黙を見て、わずかに口元を動かした。

 

「正しい評価だ」

 

『総帥まで』

 

 アサクラ大佐は、画面の叔父へ軽く頭を下げた。

 

「ですが、叔父上。戦後の市場を見る目は、参考にしております」

 

 Kアサクラの表情が、少しだけ変わった。

 

 配信者の笑顔ではなく、身内を見る叔父の顔になった。

 

『……そうか』

 

「はい」

 

『なら、ひとつだけ覚えておきなさい』

 

「何でしょうか」

 

『勝った後ほど、人は自分が賢くなったと勘違いする。軍も、相場も、そこから崩れる』

 

 アサクラ大佐は、しばらく黙っていた。

 

 それから、静かに頭を下げた。

 

「肝に銘じます」

 

 ギレンは、画面のKアサクラを見た。

 

「今のは使える」

 

 Kアサクラは、すぐにいつもの笑顔へ戻った。

 

『でしょう? 切り抜きます?』

 

「切るな」

 

『使えるって言ったじゃないですか』

 

「軍務に使えると言った。広報素材にしろとは言っていない」

 

 アサクラ大佐が、叔父を見た。

 

「叔父上。総帥の御前です」

 

『分かったよ。黙るよ』

 

 Kアサクラは両手を上げた。

 

 セシリアは、録画データの該当箇所に静かに印を付けた。

 

 ギレンはそれを見ていた。

 

「セシリア」

 

「はい」

 

「印を付けるな」

 

「確認用です」

 

「公開用ではないな」

 

「努力します」

 

 ギレンは、深く息を吐いた。

 

 Kアサクラが画面の向こうで小声で言った。

 

『その“努力します”は、公開されるやつですね』

 

 アサクラ大佐が、静かに叔父を見た。

 

「叔父上」

 

『はい』

 

「黙るとおっしゃいました」

 

『……はい』

 

 今度こそ、Kアサクラは黙った。

 

 沈黙は、三秒ほど続いた。

 

 Kアサクラにしては、長い方だった。

 

 ギレンが話を戻す。

 

「戦後に伸びる企業の条件は三つだ」

 

 Kアサクラは、黙ると言ったばかりなのに、反射的に前のめりになった。

 

 だが、アサクラ大佐の視線を受けて、口を閉じた。

 

 ギレンは続ける。

 

「一つ。必要な物を作っていること。二つ。値上げしても買われること。三つ。供給が途切れないこと」

 

 Kアサクラは、黙ったまま大きく頷いた。

 

 アサクラ大佐も、真剣に聞いている。

 

「逆に、見かけだけのテーマは最初に上がり、最初に崩れる。補給のない突撃が、最初だけ派手なのと同じだ」

 

 Kアサクラが、どうしても我慢できなくなった顔をした。

 

『総帥』

 

 アサクラ大佐がすぐに見る。

 

 Kアサクラは両手を上げた。

 

『一言だけ。一言だけです』

 

「何だ」

 

『今の、株でも本当にそうです』

 

「ならば聞くまでもない」

 

『でも、総帥の口から聞くことに価値があるんですよ』

 

「私の口を何だと思っている」

 

『視聴率です』

 

 セシリアが咳払いをした。

 

 アサクラ大佐は目を閉じた。

 

 ギレンは、ほんのわずかに目を細める。

 

「貴様は正直だな」

 

『よく言われます』

 

「褒めてはいない」

 

『分かっています』

 

 アサクラ大佐は低く言った。

 

「叔父上」

 

『はい。黙ります』

 

 Kアサクラは、また黙った。

 

 今度は五秒もった。

 

 セシリアは録画時間を確認した。

 

 これは、予定より長い。

 

 だが、民間向け広報としては、妙に強い素材になっている。

 

 問題は、強すぎる素材は爆発することだった。

 

 ギレンは、最後の質問を促した。

 

 Kアサクラは姿勢を正す。

 

『では最後に、個人投資家へ一言お願いします』

 

「個人投資家とは、自分の金で株や債券を買う者たちだったな」

 

『はい』

 

「ならば、自分で損をする者たちか」

 

『言い方』

 

「違うのか」

 

『間違ってはいませんが、もう少し優しく』

 

 ギレンは少し考えた。

 

 その沈黙のあいだ、Kアサクラもアサクラ大佐も、セシリアも黙っていた。

 

「自分の金を動かす者は、まず自分が何に耐えられないかを知れ」

 

『耐えられないもの、ですか』

 

「値下がりか。時間か。退屈か。他人が儲けることか。焦りか。恐怖か。自分が耐えられぬものを知らずに金を動かす者は、戦場で地図を持たずに歩く兵と同じだ」

 

 Kアサクラは、しばらく黙っていた。

 

 アサクラ大佐も、何も言わなかった。

 

 やがてKアサクラが、深く頷いた。

 

『総帥。それは本当に大事です』

 

「ならば覚えておけ」

 

『視聴者さん、今のところ二十回見てください』

 

「一回で足りる」

 

『足りません』

 

「なぜだ」

 

『人間はすぐ忘れるからです』

 

 ギレンは、少しだけ目を細めた。

 

「それは、正しい」

 

 セシリアが録画終了の合図を出した。

 

 赤い灯が消える。

 

 Kアサクラは画面の向こうで頭を下げた。

 

『総帥、本日はありがとうございました。いやあ、これは伸びますよ』

 

「伸びなくていい」

 

『伸びます』

 

「伸ばすな」

 

『無理です』

 

 アサクラ大佐が、通信画面へ向かって静かに頭を下げた。

 

「叔父上。お元気そうで安心しました」

 

 Kアサクラは、ほんの少しだけ表情を柔らかくした。

 

『お前もな。無茶はするなよ』

 

「軍人ですので」

 

『そういう返しが一番心配なんだよ』

 

 アサクラ大佐は、答えなかった。

 

 ただ、少しだけ頭を下げた。

 

 通信が切れた。

 

 部屋に静けさが戻った。

 

 ギレンは椅子から立ち上がり、セシリアを見た。

 

「公開前に確認する」

 

「もちろんです」

 

「切り抜きは禁止だ」

 

 セシリアは一瞬だけ黙った。

 

「努力します」

 

「努力では足りん」

 

「では、交渉します」

 

 ギレンは、深く息を吐いた。

 

「なぜ私は、戦後処理より面倒なものに巻き込まれている」

 

 セシリアは端末を閉じた。

 

「民衆向け広報です」

 

「戦争より厄介だな」

 

「はい」

 

 そこだけは、セシリアも否定しなかった。

 

 数時間後。

 

 公開された動画の冒頭には、Kアサクラの満面の笑みと、ギレンの無表情が並んでいた。

 

 タイトルはこうだった。

 

『ギレン・ザビ総帥に聞く! 戦争後に伸びる資産、沈む資産』

 

 その下に、小さく注意書きがあった。

 

『この動画は投資助言ではありません』

 

 さらにその下に、視聴者コメントが流れていた。

 

『思想は配給表の代わりにならない、強すぎる』

 

『総帥、テーマ株に厳しい』

 

『国家運営とポートフォリオ管理の話になってて草』

 

『Kアサクラ、総帥相手でも通常運転』

 

『アサクラ大佐、まさかの親族登場』

 

『父の弟です、で全部バラす大佐すき』

 

『叔父上黙ってくださいは草』

 

『勝った後ほど人は賢くなったと勘違いする、これ刺さる』

 

『ギレン、切り抜き禁止って言ってるのにもう切り抜かれてる』

 

 サイド3総帥府の別室で、それを見ていたキシリアは、静かに笑った。

 

「兄上、ずいぶん人気者ね」

 

 ギレンは画面を見ない。

 

「消せ」

 

「もう遅いわ」

 

「なぜだ」

 

「黒猫便より速く広まっているもの」

 

 ギレンは、しばらく黙った。

 

 それから、低く言った。

 

「広報とは、兵站より始末が悪い」

 

 キシリアは楽しそうに答えた。

 

「今ごろ気づいたの、兄上」

  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
※参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

戦犯にはなりたくない!(作者:蒼天)(原作:ガンダム)

一年戦争の初日にコロニーに毒ガスを注入してしまったオリ主(ニュータイプ)が、戦犯にならないためにいろんなガンダム作品のキャラクターたちと交流しながら奔走するお話。▼※一部原作キャラクターの設定を変更しておりますので、ご注意ください。


総合評価:764/評価:7.72/連載:50話/更新日時:2026年05月17日(日) 18:00 小説情報

転生タイガのオーブ改革録 〜崩れゆく世界で未来を選び直す〜(作者:台風200号)(原作:ガンダム)

気がつけば、そこは『機動戦士ガンダムSEED』の世界だった。▼だが――転生したのはコーディネーターでも、英雄でも、パイロットでもない。▼よりによって「オーブのアスハ家三男」という、政治と陰謀の渦中に放り込まれる地雷原のド真ん中の最悪のポジションだった。▼未来を知る者として、タイガ・ウラ・アスハは決意する。▼――オーブを守る。▼――プラントの滅びを見届ける。▼…


総合評価:1799/評価:6.69/連載:156話/更新日時:2026年05月17日(日) 07:07 小説情報

機動戦士Ζガンダム異伝 エグザベ・オリベ戦記(作者:1スレ130番より愛を込めて)(原作:ガンダム)

あにまん掲示板 エグザべ「カミーユ?なんだ・・・」スレに自分が投稿した小説をとりあえず、ハーメルンをお借りしてまとめます。▼エグザべ・オリベ中尉は宇宙世紀0087年にサイド7グリーン・ノアにて一人の少年と邂逅する。カミーユ・ビダン。二人の出会いはやがて宇宙に声を響かせる。▼※シャア・アズナブル、クワトロ・バジーナ、キャスバル・レム・ダイクンのファンの方は決し…


総合評価:1068/評価:7.22/連載:139話/更新日時:2026年05月16日(土) 18:00 小説情報

旧型サラミスで生きる1年戦争(作者:カズkaz)(原作:機動戦士ガンダム)

ありきたりな転生ものです。機動戦士ガンダムをそこそこに知っている主人公が旧型のサラミスに乗り込み、なんとか1年戦争を生き抜こうと奮闘する物語。▼思い付きで投稿していますので続かないかもしれません。▼箸休めにご覧ください


総合評価:2732/評価:8.25/短編:17話/更新日時:2026年05月14日(木) 22:03 小説情報

偽書・ガンダム機動戦記(作者:雑草弁士)(原作:ガンダム)

宇宙世紀0079、サイド7ノアの1バンチコロニーグリーンノア在住のアルバイター、エグザベ・オリベは難民である。故郷であるサイド5ルウムを地球連邦とジオンの戦争で破壊しつくされた彼は、どうにかサイド7に流れ着き、ジャンク屋で働きつつ生活を立て直そうとしていた。しかし0079の9月18日、ジオン軍の英雄シャア・アズナブル少佐率いる特殊部隊がサイド7を急襲。エグザ…


総合評価:1690/評価:8.72/連載:54話/更新日時:2026年03月11日(水) 05:39 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>