勝気な少女が行くアカデミア!   作:nectar

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キルラキル久々に見返してたらこうなってた。


第一話

個性、それは中国の病院で産まれた赤ん坊から始まった。その赤ん坊は光り輝いていた。それ以降、各地で超常現象が発見されそれはいつしかこの世界の普通になっていた。夢は現実になった。世界人口の約八割が何らかの超人社会となった世界で混乱渦巻く中で誰しもが憧れた"職業”が脚光を浴びた。

 

「グウォォォォォォォォ!」

 

デカイ人間のようなものが暴れ鉄柱が折れ落ちて来ようとしている。

しかし、鉄柱は市民に被害を出さず一人の男に支えられていた。

 

「くっうぅぉ!」

 

「おぉ来た!」

 

市民が歓喜の声を上げる。

 

そうその職業こそ、世界の平和を守り、悪党共を倒す"ヒーロー"。

 

それをアタシ。"纏 流子(マトイ リュウコ)"がテレビで見ていた。

 

「朝っぱらからとんでもねぇことしてんなぁ」

 

超常現象により犯罪件数も爆発的に増え、法の改善で国がもたつく間は勇気ある人々はヒーロー活動を始めた。超常からの防衛、悪意から防衛、たちまち市民権を得たヒーローは世論に押され法的職務についた。

彼等は活躍に応じて国から収入を頂き、市民からは名声を貰う。

 

「あぁ!やっべぇ!飯食ってたらこんな時間!急げ急げ!」

 

ご飯を食べ終わると学校に行く準備をして玄関のドアを開け出ていく。

色々と朝はもたついたが何とか間に合った。

 

「あぁ疲れた」

 

アタシは席に着きながらそんなことを呟く。先生が入ってきてショートホームルームをし一時間目の授業に着くと言ってもアタシらはもう卒業なので進路について決める学活のようなものだ。

 

「今日は皆の進路だが──まぁ皆だいたいヒーロー科志望だよね」

 

「「「「「ウェーーーーーーーーーーーイ」」」」」

 

「うんうん、皆いい個性をしているね。しかし校内での個性は原則禁止な」

 

「センセー皆と一緒にすんなよ。俺はこんな没個性の奴らとは行かねーよ」

 

そういい出したのは、爆豪 勝己。まぁヤンキーだ、そのせいか皆からは反感を買っている。すごいくらいに言われてるけど爆豪、余裕そうだな。

 

「モブがモブらしくうっせぇ!」

 

馬鹿にするような顔で俺らを煽ってくる。

 

「あ〜たしかに爆豪は"雄英"だったな」

 

その瞬間クラスがザワつく。「嘘でしょ。国立の!?」とか「うーわアイツはないわ」とか沢山言われてる。

 

まぁ雄英に行くのは爆豪だけじゃないけどな。

 

「そいやぁ。緑谷と纏も雄英志望だったな」

 

爆豪が固まる。そして静寂の後は笑いがおこる。

 

「緑谷、お前は無理っしょw」

 

「勉強出来てもヒーロー科入れねぇんだぞw」

 

まぁそうなるわな。かと言うアタシは皆から応援を貰っていた。

 

「纏なら行けるわな」

 

「流子ちゃん!頑張って来いよー!」

 

まぁ嬉しいんだが、緑谷も頑張るんだそこは否定してやるなよ。と思い皆に声をかけた。

 

「あのなぁ、緑谷は緑谷で頑張るんだそれを否定するのはヒーローになる者としてどうなんだ?」

 

俺が問いかけるとクラスは緑谷に謝る。ただ一人を除いて。

そんな爆豪が緑谷の席を叩き個性を発動させ爆発させた。

 

「没個性でもなく無個性のお前が俺と同じ土俵に立てるんだぁ!?」

 

「物騒だな爆豪、まぁ落ち着けって」

 

「あぁ!?殺すぞ!」

 

「あ''ぁ!?上等だ表出やがれクソ野郎!」

 

「あぁ!?やってやろうじゃねぇか!」

 

「はいはい。そこまでだ爆豪と纏。お前らなぁ個性を使うなと言っただろう」

 

担任の先生に怒られてしまった。まぁしょうがないかな。弱い者を助けるそれが人間であり、ヒーローだから。

 

「ごめんね。纏さん、僕のせいで」

 

「いいぜ緑谷、お前は良く言い切った。後でジュース奢れよ」

 

「えぇ!」

 

そんな言葉を交え、とりあえず六限目までは終わったので家に帰った。

道中、引ったくりが起きたがまぁNo.1ヒーローの"オールマイト"が向かったので大丈夫だろう。

 

◆◆◆◆

 

それから雄英高校ヒーロー科の試験までは何も無く無事、試験日を迎えた。試験会場に着くと受験者が沢山いた。

 

「コレが受験者だと馬鹿みたいに多いじゃねぇか」

 

────────────────────────────────────────

 

校門を通った後、試験会場に行くとプレゼントマイクの大きな声が俺らを襲った。

 

「うっるせぇなぁ、鼓膜が破れると思ったわ」

 

うるさい割にこれに答えてくれる者はいなかった。

 

「コイツァ、シビーぜリスナー!!今から実技試験を解説するぜぇ!」

 

プレゼントマイクが意気揚々と話し始めた。

プレゼントマイクが話した実技試験はこうだ。まず十分間でロボットの"仮想ヴィラン"を倒し得点を稼ぐらしい。ロボットには得点が振られていて"1ポイント"、"2ポイント"、"3ポイント"のロボットがいるそうだ。

 

「まぁ、アタシの個性なら大丈夫だろ」

 

◆◆◆◆

 

「それじゃぁ試験開始ー!」

 

試験場所に着いたばかりで行きなり試験管が初めの合図にしたため、反応するのに遅れてしまった。

 

「いや普通もっと間を置くだろ!」

 

そんな愚痴を零しながら個性を発動させる。

────────────────────────

流子の個性は【神威鮮血】血を消費する事で自身の身体能力を大幅アップさせ、右手に持つ"片大刀バサミ"も強化出来る。そんな強強個性である。

────────────────────────

さぁ仮想ヴィランさんは何処だ。いや探すほかでもないな。目の前にウジャウジャいやがる。まぁ倒される前に潰すしかないか。

 

そう言って流子は何やら背丈くらいあるアタッシュケースから"片大刀バサミ"を取り出しヴィラン達を切り崩していく。倒れた仮想ヴィランはブッコロロぉ!と同じ言葉を繰り返していた。

 

「へっへ〜、個性を使わなくても楽勝じゃねーか」

 

その後、流子は次々に仮想ヴィランを倒していき。無事何事もなく試験を終えた。

 

にしても最後の馬鹿でかい仮想ヴィランをワンパンした奴はアイツ人間かよ。って思って駆け寄ったら緑谷だった。最初は褒めたけど、能力の代償として痛々しい程になってたな身体が。

 

「それはまぁ置いといて、帰ったら飯食って寝るか〜」




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