ガーディアン解任   作:slo-pe

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師族会議編19

 

 

 光宣・水波ペアが連合チームの遊撃を蹴散らし、進軍している頃。

 モノリスの守備を担う泉美・船尾ペアも、着々と防衛のための下準備を進めていた。

 

「──よし、じゃあ泉美お願い」

「分かりました」

 

 深さ二メートルまで掘った穴を前にして。船尾の要望に、泉美が最終仕上げとして土を被せる。

 穴を掘ったのも、土を被せたのも、当然魔法によるものだ。

 

 移動魔法で土を除去し、硬化魔法によりその表層に土を固定する。

 

 硬化魔法とは、物質そのものの強度を高める魔法ではない。物質間の相対座標を固定する魔法だ。

 それにより、掘り返した土の表層だけを残し、人が踏めば崩れる程度の強度で固定する。

 二人は、簡易的な落とし穴を防衛に用いるつもりだった。

 

「それにしても、良いんでしょうかこんな戦い方……」

「六倍の戦力だよ? 良いに決まってるじゃん。それにルールでも『魔法で場に干渉して相手選手を攻撃すること』は許可されてるんだし。生き埋めにするとかはさすがに危険すぎるけど、落とし穴くらいのことは今まで使われなかった方が不思議じゃない?」

 

 呆れと戸惑いが混じった泉美に、船尾は後ろ暗さの欠片も持たず答える。

 

 現在は生徒会業務によりあまり活動できていないが、船尾は元々山岳部所属。一高の演習林はそれなりに慣れている。

 さすがにレオたちのように、見通しの悪い林間での戦闘は難しい。だが、開けた空き地のモノリスを攻める際に、どのような進行ルートがあるか、何処から攻めれば意表を突けるか。その程度なら彼女にも把握できた。

 

 そこに、魔法的痕跡の極めて薄い落とし穴を設置する。

 攻撃側が優秀であれば、最善ルートを選択すれば、引っ掛かってしまう。

 

 泉美は、味方だった場合の親友の頼り甲斐と、良い意味での性格の悪さを、改めて実感していた。

 

 

 

 泉美・船尾ペアが落とし穴を作り終えた頃。深雪は既に、敵の無力化に動き出していた。

 

「そろそろかしらね」

 

 試合開始から約五分。選手たちが練習を積んだ一高の演習林ならば、そろそろ射程圏内のはずだ。

 

 深雪が端末型のCADに指を滑らす。

 本来なら完全思考型の補助デバイスがあるため不要な動作。これはカメラ越しに自身が魔法を放ったと、そう宣言するための動作だった。

 

 次の瞬間、森の空気に小さな煌きが混じった。幹や枝、地面に落ちる細かな氷の粒。細氷、ダイヤモンドダストと呼ばれる現象だ。

 二月上旬、内陸部の、小さいとは言え林間部。環境条件を考えればあり得ないとまでは言い切れない。だがこれを自然現象と勘違いする者は、敵味方の双方、さらには観客の全てにいなかった。

 

 一瞬で半径百メートルのエリアにダイヤモンドダストを発生させた魔法。

 これは、攻撃用の術式でも防御用の術式でもなかった。

 

 深雪は隠れた敵を見つけるための、特別な知覚能力を持っているわけではない。物理的な視野が制限される森林では、後手に回ってしまう可能性が否定できなかった。

 だからこそ、先手を取るため、周囲の空間を自分の認識下に置いただけだった。

 

 薄く、事象干渉の力を広げただけで、気象条件を変化させる力。深雪にとって魔法の技術とは、効果を高めるものというより、影響範囲を狭く抑えるものという側面が強い。

 

 ──無作為に放てば、見渡す限りの世界を白く染め尽くす力

 

 それが深雪の魔法だ。

 

 深雪は自身の認識下に、七つの反応を感知した。それら全てに向けて、魔法を放つ。

 

 深雪の感覚で、五人が倒れた。

 深雪が使ったのは、相手の体温を下げて身体機能を奪い無力化する魔法。

 下げる温度が数度違うだけで相手に後遺症を残してしまう難しい術式だが、過剰攻撃とならない範囲に上手く加減されていた。

 

「十三束くんと……もう一人は香澄ちゃんかしら」

 

 倒れなかった二箇所の人物を、深雪はそう推測した。

 

 十三束鋼は接近戦では無類の強さを発揮し、『レンジ・ゼロ』という異名を持っている。

 彼の体質に由来する『接触型術式解体(グラム・デモリッション)』は、直接作用する魔法を拒む要塞だ。それは深雪の魔法でも例外ではない。

 

 そしてもう一つの反応は、冷気を防ぐ魔法に対して『情報強化』で抗い、その威力を減衰させていた。ダイヤモンドダストが発生した直後に、咄嗟に防御したことが功を奏した形だ。

 遠隔とはいえ深雪の魔法を減衰させた干渉力と咄嗟の判断力。七草家直系であり、船尾を相手に幾度となく辛酸を嘗めている香澄だと推測したのは、故なきことではなかった。

 

 深雪は十三束へ、威力規定ギリギリの吹雪を連続で叩き込み、強引に意識を刈り取った。香澄に対しては『情報強化』を丁寧に突破し、その体温を下げることで意識を奪った。

 

 深雪が魔法を行使してからおよそ三十秒、七人の選手が細氷の上に沈んでいた。

 

 

◇◇◇

 

 

 すっかり暗くなった午後五時半。

 対抗戦・エキシビションの全日程を終えた『チーム山岳部』の面々は、とある有名ホテルのスイーツバイキング会場にいた。

 

 雫の──正確には北山家の伝手によって確保された席である。優勝賞品という名目で、代金は国防軍持ちだ。

 

「それではご唱和ください。モノリス・コード対抗戦、その優勝を祝して──!」

 

 エリカがグラスを掲げる。

 

「かんぱーい!」

「「「「かんぱーい!」」」」

 

 一斉に声が上がる。貸し切りではないため声は控えているが、それでも空気は盛り上がっていた。

 

「ご唱和ありがとう。欲を言えば、全勝して優勝したかったけどねぇ」

「仕方ないよ。そもそも二人以上の守備を一人で突破するのが難しいんだから」

「それに、六試合全てで千葉さんは一人攻撃を担い、そのうち四度突破してみせた。体力も精神力も、十分称賛に値する」

 

 幹比古と服部の称賛に、エリカが照れ笑いを浮かべ、誤魔化すようにケーキに手を付ける。服部たち男子組もそれに続いた。

 

 もっとも、男子陣の大半は、ホテル特製スイーツより「食べ放題」の文字に価値を見出していた。高級ケーキを上品に味わうというより、とにかく皿を空にする勢いで食べ進めていく。

 

 そんな中、チームの紅一点であるエリカだけは例外だった。

 

「んーっ、美味しい……!」

 

 味わうことを忘れず、それでいて男子に負けない量を平然と平らげていく。

 

 大量の甘味を前にして、会話は自然と減る。口が忙しく、途切れ途切れに目の前のケーキの感想を言い合う程度だ。

 

「それにしても、あれは凄かったわねぇ……」

 

 もうすぐお開き、という時間になってエリカがしみじみと言い出したのは、一通りお目当ての甘味を食して満足したからに違いなかった。

 

「九島光宣。実技や模擬戦で分かってはいたが、敵にするとあれほど脅威だとはな」

 

 エリカの呟きを、服部が名指しで繋げる。

 

「……正直、勝てる気がしなかった」

 

 珍しく、幹比古が弱音めいたことを言った。

 

「九島くんがフリーのまま攻撃されたら、地力の差で押し切られてしまう。けれど、水波さんの防御を突破すること自体が至難の業で……どうしようもなかったね」

 

 エキシビションマッチでは、服部と幹比古は、五十里や花音ら計五人でモノリスの守備を担っていた。だが、人数有利にも拘わらず光宣・水波ペアに敗北した。

 奇襲も、奇策も、数も、力も、全て正面から捻じ伏せられた。完敗という表現が生温いほど、完膚なきまでに叩きのめされたのだ。

 

「あたしも挑んでみたはいいものの、瞬殺されたしねぇ……」

 

 エリカや沢木など、光宣へ奇襲した遊撃四人。光宣との戦闘を志願した、要するに戦闘狂メンバーだった。

 本気で勝利だけを目指すなら、エリカ沢木のタッグは光宣たちをスルーすべきだった。泉美船尾のペア相手に、エリカたちなら勝率は高かったはずだ。

 

 しかし、彼らはそうしなかった。好奇心と闘争心の赴くまま、初手に光宣へ挑み、あっさりと返り討ちにあった。

 エリカは負けることは想像していたが、沢木たちと組んでなお、あそこまで瞬殺されるとは思っていなかった。

 

「光宣も凄かったけど、やっぱ深雪さんもヤバかったろ。あのダイヤモンドダスト、異次元が過ぎるぜ」

「あれはもう、うん、深雪だから」

 

 レオの正直な感想に、エリカは「あれは例外」と乾いた笑みを漏らした。

 

「そういうあんたは、船尾と泉美に負けてるじゃない。下級生の女の子寄ってたかって、その上で返り討ちにされてるし」

「いやぁ面目ねえ。七草が凄かったのと、船尾が想像以上に性格悪かった」

「落とし穴は予想外よねぇ」

 

 エリカのセリフに、テーブルに座る山岳部組が揃って苦い顔をした。

 

 エキシビションマッチ、彼ら山岳部五人が苦杯を舐めたのは、泉美・船尾ペアとの戦闘だった。

 彼らはまとまって森林を進み、最速でモノリスに到着。数的有利を活かして一気に制圧する。そういった算段だった。

 

 だがモノリスへ突撃した瞬間、二人が落下。直後に泉美の『窒息乱流』により酸欠を起こし、戦線離脱。戦力差はあっという間に縮められた。

 三対二となったことで、彼我の魔法力の差が如実に現れた。船尾の撹乱と泉美の『スピードローダー』の凶悪コンボが炸裂したのだ。

 

「七草の『スピードローダー』が凶悪なのに、船尾の妨害があって止めらねえ。もうボコボコよな」

 

 一学年戦闘力トップの船尾、その真骨頂は思考や知覚リソースの撹乱や妨害だ。彼女はそれを多人数相手にも遺憾なく発揮した。

 その目的は、七草家直系の泉美が、手数と速度という純粋な才能で勝負する土俵に持ち込むため。

 

 レオたちは人数有利にも拘わらず、まともに攻撃すらさせてもらえずジリ貧となった。

 レオはその戦闘力と頑丈さから、後続の選手たちが来るまで気絶はしなかったが、三対二から一瞬で二人が落とされ、一対二に追い込まれた。

 

 その後も、レオと後続の選手が協力してモノリスを攻略しようと試みた。

 だが、泉美・船尾ペアを相手に、モノリスを割ることも許されずに、攻撃陣全員が無力化されたのだ。

 

 ──最終的に、生徒会チームは全員が無傷。対して連合チームは全滅。言い訳の余地すらない、完敗だった。

 

「ま、でも、面白かったからいいわ。次があるとすれば、今度こそ水波の障壁ぶち抜いてやるんだから」

「俺も後輩に負けないようにしねえとな」

「僕は、もう少し粘れるようにかな。流石に勝てないと思うし」

「同感だ」

 

 エリカ、レオ、幹比古、服部。彼らはそれぞれの反省と展望を胸に刻み、最後のケーキを取りに席を立つ。

 甘い香りと賑やかな笑い声に包まれた祝勝会は、もう少しだけ続きそうだった。

 

 

 

 

 時を同じくして一高最寄り駅の焼肉屋。

 対抗戦準優勝の『余り物チーム』の面々は、肉の焼ける音と匂いに包まれていた。

 

 ケーキバイキングと違い、肉を焼くという工程があるため、自然とメンバーでの会話は弾む。

 こちらも対抗戦の感想や、エキシビションマッチでの生徒会役員たちについて語り合っていた。

 

「深雪先輩と言えば……」

 

 そんな中、チームの紅一点である香澄がふと訪ねた。

 

「一条さん、こないだ深雪先輩とデートだったんですよね、どうだったんですか?」

 

 その場にいる男子の手が止まった。

 肉を焼くトングが、白米が盛られた茶碗が、烏龍茶が入ったグラスが。全てが静止する。

 その場にいる全員の視線が将輝へ集中する。

 

「どうだったって、それは……普通だ」

 

 言葉とは裏腹に、将輝の頬は確かに緩んでいた。

 

「普通とは?」

「映画を観て、司波さんの服を選んだり、お返しに俺の服を選んでもらったりして、あとはカフェで一休みして解散したくらいで……それはもう健全だったさ」

「そうなんですね」

 

 健全じゃないデートを想像していたのかと、香澄は思った。

 

「まあ、一応次の約束もしているし、焦る必要は無いと思っている」

「それはそれは……あんなに楽しみにしてたデート、上手くいって良かったですね」

「ああ」

 

 クールぶってはいるが、その実ニヤニヤと顔を歪ませる将輝は、周囲の男子からの視線に気づかない。香澄は面白そうだと思い、もう少し突いてみることにした。

 

「次の約束って、どこに行く予定なんですか?」

「そこまではまだ。ただ、俺のバイクスーツを選んで貰った時に、ツーリングもしてみたい、達也も免許を持ってるから千葉さんも誘ってダブルデートでも、と言われたな」

「へえ」

 

 将輝の顔が一際緩む。本人は自制しているつもりなのだろうが、端から見ればだらしなく緩みきっていた。

 

 香澄は、同級生たちの多くが二人乗りというものに妙な憧れを持っていることを知っている。

 この時代でも相変わらず自転車の二人乗りは法律違反だ。また、観光地などで見掛ける二人乗りのロボットスクーターは横に並んで立つスタイルで、それはそれで人気がある。

 だが、少年の背中に少女がしがみつくという構図を満足させてくれるのはバイクだけ。そういった事情もあって、小説などの定番のシチュエーションを夢見る乙女の心を刺激するのだ。

 

 そしてそれは、少年側も例外ではない。

 スーツ越しとはいえ、乙女の柔らかさを背中にピッタリと堪能でき、その緩んだ顔もフルフェイスのヘルメットで隠すことができる。長期休みに二輪免許を取るぞと、意気込む者は多い。

 そういった猥談を、教室や風紀委員本部で耳にすることが多々あった。

 

「もう少しすれば暖かくなりますし、いいと思いますよ」

 

 香澄はそれをからかったりはしなかった。一条家の長男、『クリムゾンプリンス』とはいえ一人の男。深雪を前にして劣情を抱くなという方が無理であろう。

 武士の情け──乙女の目溢しである。

 

 ──だが、男子組はそうもいかなかった。

 

 会話の傍ら、食事は続いていた。

 肉を焼くのは後輩たちの仕事だが、焼き上がれば各自網から摘まんで口にしていた。

 

 将輝も目当ての肉がいい具合の焼き色が付いたことで、それに箸を伸ばす。

 だが、その肉を掴む寸前、正面から別の箸が伸びてきた。勢い余って箸が肉に触れそうになるが、ギリギリで止めることができた。

 

「すみません」

「ああ、気にするな」

 

 三年生の男子はそう言うと、タレに潜らせ白米を包み、その肉を食らう。

 

 それを横目に、将輝は別の肉へ箸を伸ばすが、それもまた正面に座る別の三年生に奪い取られる。

 

 次の肉が焼き上がるまで少し待ち、また箸を伸ばすと……今度は横から掠め取られた。

 

「おい桐生」

「なんだ、一条将輝」

「お前、わざとだろ」

「気の所為だ」

 

 桐生は素知らぬ顔で肉を頬張る。

 

 ふと、将輝が目の前の網を囲む三人を見ると、全員が網の上の肉と、彼の動きを注視していた。

 

 将輝は瞬時に理解した。

 彼らは将輝が女神を奪い取った事への嫉妬により、肉を食わせまいとしているのだ。

 

 試しに焼き目の付いた肉を箸を伸ばそうとすると、即座に奪われた。将輝の箸はまだ肉とは大分距離があったにも拘わらずである。

 手の動きから軌道を予測して、その先にある肉を先んじて奪取したのだ。

 

 ──どの肉が食べ頃か

 ──その中でどの肉を狙うか

 

 さすがは名門・第一高校に学ぶ生徒。観察力も反射神経も、鋭く研ぎ澄まされている。

 優秀な能力を発揮する時と場所と目的を、全力で間違えているような気もするが。

 

「司波さんとデートした奴に、肉まで食う資格があると思うなよ」

「イケメン死すべし」

「思い出で白飯食っとけ」

 

 将輝が理解したのを察してか、三人が宣戦布告とも取れる言葉を口にした。

 

 将輝はそれに対して、怒りでも反発でもなく、闘争心を燃やした。

 尚武の校風を掲げる第三高校の代表として、負けられないと自身に発破を掛けた。

 

 彼ら四人は、一つの網を囲んで、焼き肉という名のバトルを開始した。

 

「……何やってんだか」

 

 同じテーブル、別の網。香澄は阿呆な上級生たちを横目に、平和に焼き肉を楽しんでいた。

 

 

◇◇◇

 

 

 ──光宣が頻繁に体調を崩すのは、常時過剰活性化した想子(サイオン)が、自身の想子体を損傷させ、その影響が肉体へとフィードバックされているからだ。

 

 ──これから施すのは、健康な肉体を与える技術ではない。

 

 ──想子体が破られても、それが肉体に影響を与えないためのセーフティ。言うなれば、ボウリングのガター防止用バンパーのようなものだ。

 

 ──無害だと断言はできない。魔法行使時に違和感が残る可能性もあるし、過剰な連続使用でこのセーフティが破綻する可能性もある。

 

 ──あくまでも、これは応急処置だ。

 

 ──光宣が想子を制御する技術を身につけ、肉体の許容範囲内に収められるようになれば、この施術は不要になる。

 

 ──今の光宣の肉体は、欠陥を克服するための、普通でない努力をすることさえ許されない。

 

 ──努力で克服できる可能性があっても、今の光宣は、その努力を積むこと自体が許されていない。

 

 ──これは、努力を可能にするための時間を作る施術だ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「達也さん、ありがとうございます」

 

 

 

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