魔王討伐のため旅を続けるスタン一行。
彼らはそれぞれ、赤騎士スタン、魔導士マナナール、ボット03へとクラスチェンジを果たし、来たる戦いの準備を整えていた。
そして、ついにその時がやってきた…!
魔王城前…
スタン「ここが…魔王バスカーの…。」
マナナール「だね。長い旅だったけど、ようやく辿り着いた。」
ボット03「ドンナアイテガキテモ、ボクガサポートスルヨ!」
ゼノゴン「ゴンっ!」
スタン「よし…行くぞっ!!」
玉座の間…
バスカー「ほう…奴らが来たようだな…。」
???「如何いたしましょうか、バスカー様?よろしければ、私が向かっても構いませんが…。」
バスカー「そうだな…まずは小手調べだ。ラクシャーサを向かわせろ!お前はそうだな…いざという時まで待機だ。その方が面白くなりそうだしな。」
???「御意。」
バスカー(スタンよ…。そう簡単にこのバスカーの首を獲れると思うなよ…?)
しばらくして、魔王城内部…
マナナール「はぁ…多分もうそろそろ、最深部だよね?」
スタン「あぁ。でも妙にモンスターが少ないのが気がかりだ…。バスカーめ…余程勝てる自信があるのか…?」
03「ピー!モンノマエ、ダレカイル!」
そこにいたのは、黒い鎧に身を包んだ筋肉質な戦士。スタンも戦ったことのある相手だった。
ラクシャーサ「待っていたぞ!スタン!!」ガンッ!!
スタン「お前は!?あの時王国を襲撃してきた…!」
ラクシャーサ「覚えていてくれたようで何よりだ!そう!オレは…悪鬼ラクシャーサ!!あの後より貴様とそこのチビに復讐することのみを考え、ランクアップを果たしたのだ!!」
ゼノゴン「ゴンっ!?(怯え)」
スタン「随分と執念深いヤツだな…。だが、オレもあの時とは違う!お前を倒し、必ずやバスカーを討ち取る!行くぞっ!!」
ラクシャーサ「フンッ!!今こそあの時の雪辱、果たさせてもらおう!!」
スタン「気をつけろ!コイツの剣はとても重い!当たったらひとたまりもないぞ!
マナナール「なら、離れたところから攻撃できるボクの出番かな?くらえ!"ウィンド…バースト!!"」
ドンッ!ドンッ!!
ラクシャーサ「チィっ!鬱陶しい!まずはそこの魔法使いから…!」
スタン「させるか!」
キィンッ!
ラクシャーサ「邪魔だ!ドルフィンパドルの一撃を喰らえい!」
ガァンッ!
スタン「くっ…!」
03「ダイジョウブ?スタン、タスケル!コレツカッテ!」
スタン「ふぅ…回復薬ありがとう、03!」
03「イツデモタヨッテ!」
ラクシャーサ「チィッ!鬱陶しい奴らばかりだな…面倒だ。まとめて払ってやる!フレイムウェイブゥ!!」
ゴォォォォ!!
スタン「マズイ!皆避けろ!!」
ドガァァン!!
スタン「驚いたよ。全体遠距離攻撃なんて芸当、お前にできたんだな…!」
ラクシャーサ「どうだ…!これがオレの力だ…!」
スタン「はぁ…。悪いけど、オレ達はこれから魔王を倒さなきゃならない。お前に構っていられるほど暇じゃないんだ。次で決めさせてもらう…!」
ラクシャーサ「貴様ァ…!どこまでもナメ腐りやがって…。良いだろう!ならばこっちも次で潰してやろう!!」
スタン「来い!」
ラクシャーサ「あの世で後悔しやがれ!!」
スタン「EXを構えた!今だ!マナナール、ゼノゴン!!」
マナナール「おまかせあれ!"ウィンド!!"」
ゼノゴン「ゼーノ、ゴーン!!」ボォォォ!!
ウィンドに乗って、ゼノゴンのレッドブレスが勢いを増し、ラクシャーサを包み込む!
ラクシャーサ「ナメるなぁ!ドゥーム…クラッシャァァァッ!!」
ドガァァン!!
ラクシャーサ「!?い…いねぇ!?奴はどこに…」
スタン「やっぱり、お前の剣はどれも大振りで読みやすいな。そのせいで、咄嗟に動きを変えるなんてこと、できないだろ?」
ラクシャーサ「貴様!?いつの間に…!?」
スタン「レッド…スラッシュ!!」
ザンッ!
ラクシャーサ「ぐあぁぁ!?」ドォーン!!
ラクシャーサは倒れた!
スタン「どうだ、まだやるか!?」
ラクシャーサ「は…ははは…良いだろう、負けを認める…。だが、バスカー様は簡単には倒せんぞ…。貴様らのために何やら秘策も用意してるようだからな…」
スタン「秘策?なんのことだ?」
ラクシャーサ「フン…そこまでは知らん…。じゃあな、スタン。…地獄で先に…待ってる…ぞ……」ガクッ
マナナール「なーんか意味深なこと言って倒れたね、コイツ。」
スタン「あぁ…秘策とやらが気になるが、今は考えていても仕方ない。行こう、おそらくバスカーはこの奥だ!」
バンっ!!
スタン「バスカー!!」
バスカー「フン、来たか…。どうだ?アレからこのバスカーを楽しませる程度には、強くなったんだろうなぁ?」
マナナール「威圧感は相変わらず…だけど、ボク達も強くなったからね。簡単に倒される気はないよ?」
03「ケイカイレベルマックス!ミンナ、ゼンリョクデサポートシマス!」
スタン「バスカー、オレ達も強くなったんだ。前のようにはいかない!ここで倒させてもらう!行くぞっ!!」
バスカー「かかってくるが良い!!真の恐怖というものを教えてやる!!」
後編へ続く…。