オレカバトル2 ストーリーズ   作:セッツァー

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第2章 第六話 時をかける銃士

前回、イブリスを仲間に加え、さらにクラスチェンジを果たしたアラン。

大幅に戦力を増強することに成功し、再びレジスタンスの拠点に戻ろうとしていた。

 

砂漠…

イブリス「ところでさ、気付いてない?…さっきから囲まれちゃってることに。砂の中から敵意がビンビン感じるぜ?」

アラン「砂の中で群れというと…マズいな。フランケン、念のために聞くが解毒薬とかはあるか?」

フランケン「もちろん持っているが…。何毒に効くものを用意すればいい?」

アラン「そうだな…サソリの毒だ!」

ザバァ!

砂の中から巨大なサソリが多数飛び出してくる。砂漠に潜む凶暴なモンスター、サソーピオンである。

サソーピオン「ギシャー!!」

アラン「……そこはオレの攻撃範囲内だ。」

ザクザクッ!

サソーピオン「ギシャ!?」

よく見ると、飛び出してきたサソーピオンの足元にナイフが張り巡らされている。それに切り裂かれたサソーピオンは、痺れナイフで麻痺になり動けなくなる。

アンヴィル「へぇ、イブリスの時もそうだったが、完全に使いこなしてやがる…。やっぱりお前とソイツは相性いいみてぇだな!」

アラン「使いやすくて助かる。イブリス、片付け頼めるか?」

イブリス「はいは〜い。じゃあまとめてやっちゃうよ〜?サラサラ〜…それ!」パチンッ

ボカンボカンボカン!!

サソーピオン「ギ…ギシャ……。」ドササッ…

サソーピオン達はイブリスの爆破によって、一掃された。

……かに見えた。

ザバァッ!

アラン「なっ、もう一体…!?」

アランは足元に潜んでいたサソーピオンに咄嗟に対応できない。その時だった。

バキューン!

サソーピオン「ギシャ……。」ドサッ…

銃弾がサソーピオンを撃ち抜く。そして、アラン達が銃声の鳴った方を見ると、そこには…

???「久しぶりだな、アラン。」

アラン「お前…まさかシャールか?だが雰囲気が…。」

シャール?「あぁ、この姿で会うのは初めてだったね。では、改めて名乗らせてもらおうか。君の前で名乗っていた『シャール』というのは仮初の名、オレの本当の名は……無幻銃士ダルタン。」

 

レジスタンス拠点…

アラン「つまりシャール…いや、ダルタンは遠い過去から長い間ずっと時を超えて旅を続けているということでいいか?にわかには信じ難いが…。」

アンヴィル「ソイツの言っていることは本当っぽいぜ。持ってた銃を見させてもらったが…見たこともねぇパーツが使われてやがる。おそらく、この銃の力で時を超えてるんだろうさ。」

フランケン(何故だろうか……?この銃を見ていると、妙に懐かしさを感じる…。)

イブリス「でー?何しにきたの?もしかして、一緒にタイムスリップしてほしいとか?」

ダルタン「まさか。オレがここに来た理由はただ一つ。アラン、もう一度君と一緒に、アラキシュに立ち向かうためだ。」

アラン「ダルタン…。」

ダルタン「確かに、オレは遠い過去から来た旅人。だが、この砂縛の平和を守るためにも、アラキシュを野放しにはできないからな。また一緒に戦ってもいいか?」

アラン「フッ、無論だ。お前がいると心強い。改めてよろしく頼む。」

こうして、シャール改めダルタンが再びアランと合流し、遂にアラキシュを倒すための戦力を整えることができた。

イブリス「そうと決まれば、そろそろ殴り込みかな?なら作戦会議とかしないとね〜♪」

アンヴィル「よし、なら、元アラキシュの軍にいた俺が奴をぶちのめすにあたって越えなきゃならねぇ壁について教えてやる。コイツらがいる限り、アラキシュの元に辿り着くのは不可能だと考えた方がいい。なんとしても倒せ。いいな?」

 

アンヴィル「まず最初に、機械の竜である機竜ドラコマキナ。お前らはもう戦ったことはあるな?」

アラン「アイツか…。対処法はあるか?」

アンヴィル「おう。奴は元々、ドラコギアっつードラゴンをサイボーグみてぇに改造したことで誕生したモンスターだ。つまり、"僅かに生身の部分が存在する。"そこを狙うんだ。」

アラン「成程、生身の部分になら、毒も痺れも通用するだろうからな。最善を尽くそう。」

アンヴィル「次に、アラキシュの側近である機将アクセラ機臣ブレイク。コイツらがいると、アラキシュとやり合う時の難易度は爆上がりするからな。コンビネーションも厄介なんで、なんとかアラキシュから引き離して各個撃破を狙え。」

ダルタン「分断作戦だな。了解した。」

アンヴィル「最後なんだが、これは俺も詳しくは知らねぇが、最近になってアラキシュの野郎が妙なモンを発掘したっつー噂が流れててな。もしそれが兵器だった場合、十中八九戦線に投入してくるだろうから、警戒を怠るな。」

イブリス「りょーかーい。ま、ボクにかかれば、どんな兵器だってポンコツ同然だけどねー!」

アンヴィル「コイツらを対処したら、いよいよ本丸だ。アラキシュを俺たち全員で速攻で叩く!長期戦は禁物だ!」

フランケン「もしここまでで怪我したら、私が治してあげるから全力で戦ってくれ。」

アンヴィル「……と、俺から言えることは以上だ。お前ら!今度こそ、アラキシュの野郎をぶっ飛ばして、このクソみてぇな支配を終わらせるぞ!!」

 

こうして、遂に魔王アラキシュ打倒のために動き出したアラン達。

果たして、今度こそアラキシュを倒し、砂縛を解放することはできるのか…。

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