オレカバトル2 ストーリーズ   作:セッツァー

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第2章 第七話 発進!ドラコマキナ!

要塞・正門前…

アラン「戻ってきたぞ、アラキシュ…!」

イブリス「ここがアラキシュって奴の要塞?随分とゴツイねぇ…。」

アンヴィル「さてと…散々こき使われた鬱憤、晴らしてやるとするか…!!」

 

戦力を整えたアラン達は作戦を整え、遂に打倒アラキシュのために要塞へと殴り込もうとしていた。

 

アンキロ「あっ!お前!!また来たのか!?」

トリケラ「好都合だど!この前のリベンジのためにも、今回こそは絶対に通さないどー!!」

アラン「…コイツらまだいたのか。」

 

そして入り口には門番として、脱出時にも戦ったトリケラとアンキロもいた。どうやらアランへのリベンジに燃えている様子。

……だが。

ひゅー…

アンキロ「ん?なんだ…?急に空が暗く……」

ズドォォォォォォン!!

恐竜戦士達「「ギャォォォン!?」」

突如として、要塞上部から何かが飛び降りてくる。そして恐竜戦士達は、落ちてきた時の衝撃波に巻き込まれて吹っ飛ばされてしまい戦闘不能に。そして、砂煙が晴れると、そこにはいつぞやの機竜がいた。

ドラコマキナ「ギャシャー!!

アンヴィル「チッ!あの野郎、いきなりドラコマキナを投入してきやがったか!!お前ら!生身の部分を狙え!ここで何としてもドラコマキナを機能停止させろ!!」

ダルタン「フッ…この前の様にはいかないよ…!」

 

ドラコマキナ「ギャシャー!!」

ドラコマキナは尻尾で薙ぎ払ってきた!砂が巻き上がった!!

アラン「くっ、目が…!」

フランケン「目潰しか…今目薬を用意する!なんとか耐えてくれ!」

アラン「すまない…。」

アンヴィル「ここにいる奴ら全員物理型だからな…。なるべく多めに頼むぞ!!」

ダルタン「前は中庭とはいえ室内だったからね…屋外戦が本領発揮ってことか…!」

ドラコマキナ「ギャシャー!!」

ドラコマキナはアンヴィルに向かって噛み付きに向かった!

アンヴィル「おいおい今度は俺か…!チッ俺は鍛治師であって戦いは本分じゃねぇんだが…な!!」

ガキン!!

アンヴィルは取り出した刀でドラコマキナの攻撃を受け止めた!

アンヴィル「チッ!やっぱ急拵えのナマクラじゃあすぐ限界がくるか…!」

バキィィン!

刀はすぐに折れ、ドラコマキナの大顎がアンヴィルを噛み砕こうとする。

アンヴィル「ぐぁぁッ!!」

アラン「アンヴィル!!この…!」

ドスッ!!

ドラコマキナ「ギャシャー!?」

アランは咄嗟にドラコマキナの口内にナイフを突き刺し、アンヴィルを解放する。

アンヴィル「すまねぇ、助かった…。」

アラン「礼はいい。それより、生身の場所に攻撃しなければ意味がないとは言ったが、どうにも隙がない。どうにかして隙を作れればいいんだが…。」

イブリス「あのデカブツ、ボクの爆破でも怯みそうにないからねー…。余程大きい隙は欲しいよね?」

アンヴィル「隙か……。」

アンヴィルは空を見て太陽が出ていることを確認すると、決意したようにアランに提案する。

アンヴィル「よし、今ならおそらく隙が作れるかもしれねぇ。だがかなり危険な方法だ。それでもやるか?」

アラン「……どうすればいい?」

 

ダルタン「チッ!そろそろ避け続けるのも限界だ…!フランケンの治療もいつまで保つか…!」

ヒューン…ボカァン!!

ドラコマキナ「ギャシャ!?」

突如魔力球がドラコマキナに向かって飛んでくる。そしてその方向には、遠くの方にイブリスがいた。そしてイブリスは大声で叫ぶ。

イブリス「おーいデカブツー!悔しかったらボクを狙ってこいよー?あっ、もしかしてドラゴンのクセにブレスとか使えないのかな〜?」

ドラコマキナ「ギャシャ……!」

ガシャン!!キィィィィィ……

ドラコマキナはイブリスを確認すると、翼を自身の顔に向け、ソーラーシステムのように太陽光を集め始める。

イブリス(よしよし来た来た♪こういう役目はちょっと癪だけど、あとは任せたよ?)

アンヴィル「来るぞ!!避けろ!!!」

ドラコマキナ「ギャシャァァァァァァ!!!

ビーーーー!!!!

イブリス「うぉっとあぶね!!」

ドガァァァァァァァァン!!!!

イブリスは間一髪でドラコマキナのEXを避ける。そして射線を見ると、砂漠の砂が溶けてガラスになっている異様な光景が広がっていた。

イブリス「ふぅ〜…。アレくらってたら間違いなく蒸発してただろうね…。でもこれで…。」

ドラコマキナ「ギシャ……。」シューー…

ドラコマキナは排熱中で動けない!

アンヴィル「思った通りだ。奴の超EXデヴァステイター・ゼタフレアは集めた太陽光を熱源に変え、一気に放出する技。だが、そんなモンを超出力で撃てば、オーバーヒートは免れねぇ!俺が引導を渡してやらぁ!!」

そう言うとアンヴィルはドラコマキナに飛び乗り、大量の剣をドラコマキナの僅かな装甲の隙間に突き刺す。

ドスドスドスドス!!

アンヴィル「オラオラオラオラァ!!!」

そして持っていた金槌で突き刺した剣をドラコマキナに打ちつける。

カン!カン!カン!カン!

アンヴィル「鋼鍛一文字!!コイツで……終いだ!!!

ドガァァン!!

ドラコマキナ「ギャ…シャ…………」ズズゥゥン……

生身の部分に集中的に攻撃を受けたドラコマキナは耐えきれず、砂漠に倒れた。

 

アンヴィル「よし…これで第一関門突破だな。」

アラン「やるな、アンヴィル…。まさか奴を倒すとは…。」

アンヴィル「これも鍛治師の意地ってか…いてて…。」

フランケン「大丈夫か!?すぐに応急処置を施そう。」

アンヴィル「助かるぜ…。さぁ、先に進むぞ!早いとこアラキシュをぶっ飛ばすんだ!」

 

こうしてドラコマキナを攻略したアラン達。

しかし、アラキシュ攻略戦はまだ始まったばかり。戦いはまだまだこれからである…。

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