オレカバトル2 ストーリーズ   作:セッツァー

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前回、codeⅣを倒さずして突破したアラン達。
フランケンがcodeⅣとの話にふける中、アラキシュとの決戦の時は近づこうとしていた…。


第2章 第九話 対の歯車、アクセラとブレイク

広間…

アラン「あの扉の先がアラキシュのいる管制室か?」

アンヴィル「あぁ、間違いねぇ。お前ら、気張ってけよ!」

一同が闘志を燃やす中、巨大な扉が仰々しく開く。そこから出てきたのは当然…。

アラキシュ「待っていたぞ、水袋ども。よくここまできたな。」

アラン「アラキシュ…!」

アラキシュ「まぁ待て、このままワシが貴様らと戦ってもいいが、一帝国の支配者がここで早々に倒れるわけにはいかんからな。」

イブリス「ふーん、コイツがアラキシュねぇ…。随分臆病なんだね?」

アラキシュ「ハッ!勘違いされては困る!これは威厳を保つための余裕というものだ。貴様らにはまず、此奴らの相手をしてもらうとしよう…!」パンパン!

アラキシュが手を叩くと、彼の側近である機将アクセラ機臣ブレイクが姿を現す。

アクセラ「おいそこのガキンチョ!アラキシュ様にそんな口を叩くなんて、万死に値するね!!アタイらが片付けてあげるよ!!」

ブレイク「アラキシュ様の元へは、虫一匹たりとも通さんで申す!!」

イブリス「おーこわいこわい♪それじゃあ、ちゃっちゃと片付けて、早いとこ親玉潰そっか!」

ダルタン「悪いが、ここは押し通らせてもらう!」

 

アラキシュ「では手始めに…アクセラ!ブレイク!貴様らに少しばかりメンテナンスを施そう…。バイタル・アークトロニカ!!」バシュゥゥン!

アラキシュを中心に魔法陣が形成され、機械モンスターに力を与える…。

ブレイク「感謝するで申す、アラキシュ様!」

アクセラ「さぁ…もうアタイらを止めることはできないよ!!」

アンヴィル「この中だとブレイクが一番厄介だな…。まずは奴から潰すぞ!打除け斬り!!」

ブレイク「ウヌよ、まずは私から潰す気で申すな?だが私は、カチカチで申す!!大器晩成!!」ガチーン!!

ガキィン!!

アンヴィル「チッ!やっぱ簡単にはいかねぇか…!」

アクセラ「脇がお留守だよ!裏切り者のアンヴィル!はぁーー!!」

ドガっ!

アンヴィルの脇腹にアクセラの高速キックが炸裂する!

アンヴィル「ぐはっ!?」

アラン「アンヴィル!チッ!」ヒュンッ

アクセラ「おっと!」シュンッ!

アクセラはアランのナイフを素早い動きでかわす。

ダルタン「成程…ブレイクが壁になって、その隙にアクセラが高速で攻撃を仕掛ける…。確かに厄介な組み合わせだな…。だが、これならどうだ?」

バキューン!

ブレイク「何の!」

ドガァン!

ブレイク「ぬぐぉ!?私の装甲に傷をつけるとは、その銃…一体…!?」

ダルタン「これは、戦友に作ってもらった銃でね、相手の体力が高い程威力を発揮する…。さっきアラキシュから貰った強化、大方体力を上げる類の強化だろ?ならお前には効果覿面だ!」

ブレイク「ぬぅ…!まさかこんなところで天敵に出くわし申すとは…。アクセラ!アレをやるで申す!合わせるで申すよ!」

アクセラ「OK、アレだね?任せときな!いち、に、さん、し…さあ〜て準備万端だよ!」

ブレイク「私達の恐ろしさ、とくと味わうで申す!酔眼朦朧!!」プシュー!

ブレイクから放出された蒸気が辺りを包む!

イブリス「おっと、勝ち目が薄くなったからって目眩しかぁ。でも君って避けるタイプのモンスターじゃないでしょ?」

ブレイク「否定はしないで申す。だが、彼女の場合はどうで申すか?」

アクセラ「フッ!」

ドガっ!

イブリス「痛っ!?チッ、そう言うことかよ…。」

アクセラ「ハッ!言っておくけど、アタイにはこのサーモセンサーでアンタらウスノロの居場所は丸見えだよ!さぁ、アタイを捕まえられるかな?」

アラン「そこかっ!」ヒュンッ

アランは気配を察知しナイフを投げるが、アクセラ相手では簡単にかわされる。

アクセラ「すっとろいね!そんなんじゃ、アタイには追いつけないよ!」

アラン「チッ!」ヒュンヒュンッ

アランは怯まずナイフを投げ続けるも、全て簡単に避けられてしまう。

アクセラ「どこを狙ってるんだい?アタイは…ここだよ!」

アラン「くっ!」

アクセラはアランの背後に回り込み、踵落としを喰らわせようとするが…。

イブリス「たく、世話が焼けるなぁー!」ドシューン!

アクセラ「チッ!」シュンッ

アクセラは攻撃する寸前に飛んできた魔力弾を避け、再び蒸気の中に姿を消す。

アラン「助かる…。」

イブリス「やれやれ…で、どうすんの?デカい方潰そうにも、細い方の攻撃がその前に飛んでくるのが関の山。これじゃあ埒が明かないよ?」

アラン「問題ない、手は打ってある。あとは…。」

アクセラ「なーにごちゃごちゃ言ってんだい?これで…!」

ピィーン

アクセラ「あぁっ!?なんだい、今何かに…。」

突如としてアクセラは何かに引っ掛かり、動きを止められる。

アラン「ブレイクとやら、まずは助かった。お前が蒸気を出してくれなければ、相方を欺くのには苦労しただろう。」

ブレイク「な…何を言ってるで申すか…!?」

アラン「こういう…ことだ!」キュッ

バシィィ!ザクザクッ!

アランが持っていたワイヤーを引くと、アクセラの周囲に張り巡らされていたワイヤーが彼女を捕え、さらにワイヤーにくくりつけていたナイフが突き刺さる。

アクセラ「ぐぁっ!?くっ、動けない…!まさか今までナイフを投げてたのは…!?」

アラン「そうだ。お前の動きを封じるための準備だ。形勢逆転だな…!」

イブリス「さーて、さっきはよくもやってくれたね?お返しさせてもらうよ!」バサァァ!

アクセラ「これは、砂塵…?」

イブリス「はい、ジ・エンド♪」パチン。

ドガガガガガガァァァン!!

アクセラ「ア…アァァァァァッ!?」

ブレイク「アクセラ!!」

シュゥゥゥ…。

アクセラ「あ…アタイがまさか……こんな…ウスノロ共…に…………」ドサッ

 

アンヴィル「よし!アクセラは倒せたか!次はテメェだ、ブレイク!」

ブレイク「ウヌら…よくもアクセラを…!!もう容赦はせんで申す!!土崩瓦解!!」ドガァン!!

ダルタン「フッ!」バキュン!

ダルタンは咄嗟にジャンプし、その間に先ほどと同じ位置に戦友の銃を撃ち込む。

ブレイク「ぐぬぉ!?此奴、二度も同じ位置に…!!だが、その程度の攻撃で私は…!!」

アンヴィル「おいブレイク、『雨垂れ石を穿つ』っつーことわざ知ってっか?このことわざの由来は、小さな雨垂れの一滴でも少しずつ石を削っていき、最終的にぶち抜くことからついたことわざだ。」

ブレイク「うん?ウヌ、いきなり何を…ハッ!ま…まさか…!?」

アンヴィル「気づいたところでもう遅ぇ!!コイツを…くれてやらァァ!!」

ドガァァァン!!ピシッピシッ…

ダルタンの攻撃によって付いた傷に、アンヴィルは思いっきり金槌を打ちつける。いくら堅牢なブレイクであっても、ボディにヒビが広がっていく。

アンヴィル「今だ!ダルタン!!」

ダルタン「この一撃は沁みるぜ…!ハァァァ!!」

バキィィン!!

ブレイク「ぐおぉぉぉァァァッ!?」

研ぎ澄まされたレイピアの一撃がブレイクの傷に炸裂し、彼のボディを砕き貫いた。

ブレイク「む…無念…。私も…ここまでで……申…す…………。」ズズゥゥン!

 

アラキシュ「ほう…アクセラとブレイクを倒すとは…。正直驚いたぞ!」

イブリス「はぁー、ようやく君が相手になってくれるワケだね?」

アラン「次はお前の番だ…アラキシュ!!

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