オレカバトル2 ストーリーズ   作:セッツァー

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パンドラ「なぁ、オマエって強くなりたいって思ったことあるか?」
パンドラ「最強って、誰もが一度は憧れると思うんだ!オレ様も、いつか最強になれるかなー?なんてな!……でも、最強になるために必要な強さってなんなんだろうな?今回はそんなお話だぜ?」
パンドラ「それじゃあ第4章、はじまりだぜー!!」


第4章「灼熱の侵軍」
第4章 第一話 参上!マックス熱い悪魔!!


オレカ界、南の大陸…。リタニア王国より少し離れたところ。

ここ、バビロア王国では、ある病の話で持ちきりだった。

"熱障"。普通の火傷とは違い、従来の方法で治すことができず、熱障を受けた者は、日に日にその熱に身体を蝕まれていく一方だった。

そんな時、発症者にある共通点が見つかり、バビロア王国の2人の戦士が、バビロア王国を治る赤の女王に呼び出された。

 

赤の女王「来てくれたわね?単刀直入に言うと、熱障を治せるかもしれない手がかりを見つけたの。」

クラン「手がかり…ですか?」

赤の女王「ええ。調べてもらったところによると、熱障の発症者は全員火山地帯の方に行ってたことがわかったの。最近になって、あっちの方には魔王クラスの悪魔が大量発生したって話も聞くし、無関係とは考えづらいわ。」

ラプラ「それで…僕たちに遠征に行ってもらいたいと?」

赤の女王「話が早くて助かるわ。お願いできる?」

クラン「おまかせを!堅牢騎士クラン、必ずや衛生兵ラプラと共に、熱障の原因を突き止めましょう!」

赤の女王「ええ、良い報告を期待してるわ!」

 

ラプラ「火山地帯…どんなところなんだろう…?やっぱり暑いのかな?」

クラン「暑いなんてもんじゃないよ。あそこには凶暴なモンスターもわんさかいるからね。生半可なモンスターはまず生き残れないと考えていいと思う。」

ラプラ「もしかして…クランさん、火山地帯に行ったことがあるんですか?」

クラン「まぁね。あんまり、いい思い出はないけれど…。」

火山地帯に向かう途中、クランとラプラは1人の村人にであった。

村人A「す…すみません!旅のお方!」

クラン「うん…?どうしたんだい?なんだか慌てた様子だけど…。」

村人A「そ…それが、私たちの村がモンスターの群勢に襲われてて…!」

クラン「なんだって!?ラプラ、すぐ行こう!!」

ラプラ「は…はい!」

 

王国近くの村…

アルレッキーノ(たくさん)「キシシシ…!」

ブブ(たくさん)「ブブブブブブ……」

村人B「だ…誰かー!!」

クラン「これはひどいな…。アルレッキーノブブの群れか…。一体一体は弱くても、数が多い…。よし!僕が囮になって奴らを惹きつける!ラプラは村人の避難と治療を!」

ラプラ「わ…わかりました!でも、これだけの数…やれるんですか?」

クラン「大丈夫!これくらいなら…。」

???「ちょーっと待ったーー!!

ブブ「ブブ?」

クラン「うん?…誰だ!?」

???「おいおい、ここはオレっちの縄張りだぜ?勝手に荒らしてもらっちゃあ困るなぁ?とうっ!」スタッ!

屋根の上から飛び降りて来たのは、一体の悪魔だった。

村人A「うわ出た…。けどまぁ、アイツが来てくれたなら大丈夫かな?」

クラン「どう言うこと?あの悪魔を知ってるのかい?」

村人A「あー、なんと言うべきか…。最近火山地帯の方から来た悪魔なんですが、ここを縄張りにするとか言って居座っちゃって…。」

???「ん?オマエ、もしかしてオレッちのこと知らねぇのか?なら教えてやる!オレっちこそは…。」

ラプラ「あっ!危ない!!」

ブブ(たくさん)「ブブブブブブ!!」

アルレッキーノ(たくさん)「キシシー!!」

???「はぁ…オレっちの自己紹介の…途中だろぅがあぁぁ!!"マクス・ヘルマーク"!!」ボォッ!!

 

ドガァァァン!!

 

ブブ(全滅)「ブブ……ブ………。」ボトボトッ

アルレッキーノ(全滅)「♪ぷぁんぷぁんぷぁ〜ん……。」ドササっ…

Mの字に放たれた炎魔法は、村を襲っていたモンスターを一掃した。

ラプラ「す…凄い…あの大群を一撃で……。」

???「ふぅ〜。おっと、まだ自己紹介の途中だったな!気を取り直して…。オレっちこそは、悪魔マクス!!いつかこの世で最強の、悪魔王になる男だっ!!」

ラプラ「………はぁ。悪魔…王?魔王じゃなくて?」

マクス「おう!魔王すらも超越する、魔界を統べる最強の存在、それが悪魔王だ!」

ラプラ「そ…そうなんだ…。」

マクス「なぁ、オマエら強いか?」

ラプラ「えっ!?ぼ…僕はそれほどでもないけど…。クランさんは…。」

マクス「へぇ?あの盾がガチガチのヤツが強ぇのか!なら尋常に…勝負!!」

ラプラ「あっ、ちょっと!?やめといたほうが…!」

クラン「ん?」

マクス「おりゃぁぁぁ!!」

ガキーーーン……!

マクス「シビビビビビビ……硬ってぇ……。」

クラン「随分と元気な悪魔だなぁ…。お望みなら、相手になるけど?」

マクス「…へっ!まだまだ序の口!"マクス・ヘルマーク"!!」ボォッ!!

クラン「おっと。」ガシャン!

ドガァァァァン!!

マクス「どうだ!?これで少しは…。って、いぃっ!?」

クランは強固な盾で防いでおり、盾にも傷一つついてなかった。

クラン「これくらいなら余裕だね。まだやるかい?」

マクス「つ…強ぇ……。けどまだまだこれから……へ…へっくしょいっ!!」

クラン・ラプラ「……へ?」

マクス「ズビビ……またいつものだ…。ぶぇっくしょいっ!!」

ラプラ「だ…大丈夫?」

マクス「し…心配ご無用!オレっちは炎を使いすぎると…ぶぇっくしょん!!…ズビビ……くしゃみが止まらなくなっちまうんだ…。」

ラプラ「えーっと…クランさん、この悪魔のこと、ちょっと助けてもいいかな?なんだか、悪い悪魔じゃなさそうだし…。」

クラン「うーん、まぁいいんじゃないかな…?みたところ、熱障とも関係なさそうだし…。」

ラプラ「ありがとうございます!マクスくん…だっけ?ほら、口あけて?あーん…。」

マクス「へっ?あ…あーん……。」ゴクンっ。

ラプラはマクスに風邪薬を飲ませた。

マクス「……に……に…にげぇぇぇぇぇぇ!?お…おいオマエ!オレっちに何のませやがった!?」

ラプラ「へっ?ただの風邪薬だけど…。まぁ、良薬口に苦しって言うし…。」

マクス「な…なんじゃそりゃ〜!?って…アレ?くしゃみが止まった…。いっつも一時間以上は出るのに……。」

クラン「ラプラの薬はよく効くからな。…なぁ、マクス。君に頼みたいことがあるんだが、いいか?」

マクス「あん?お願い?」

 

クランはマクスに、王国で起こっていることを伝えた。

マクス「ふーん、なるほどなぁ。火山地帯に…。」

クラン「キミがよければ、一緒に来てくれないか?見たところ、悪いヤツじゃなさそうだし…。」

マクス「……一つだけ聞く!オマエらについて行ったら、強いヤツと戦えるか?」

ラプラ「えっ?…まぁ、戦えると思うけど…。悪魔の群勢っていうくらいだし、一体くらいは強いのいるんじゃないかな?」

マクス「…よし、乗った!!今日からオマエらはオレっちの手下な!」

ラプラ「えっ、えぇーっ!?」

クラン「あっはは…まぁ良いじゃないか。愉快な仲間が1人増えたってことで!」

ラプラ「クランさんまで…。まぁ僕も、キミの悪魔王っていう夢はちょっと気になるし、いいよ!それじゃあよろしくね!マクスくん!」

マクス「おう!よろしくな!あっ、そうだ!火山地帯に行く前に、連れて行きたいヤツがいるんだ!ちょっと寄り道してもいいか?」

クラン「いいよ。仲間は多ければ多いほどいい!是非連れて行ってくれ!」

クラン「ありがとな!それじゃあ、しゅっぱーつ!!」

 

こうして、悪魔王を目指す変わり者の悪魔マクスとであったラプラ達。

これは、マクスが最強の悪魔になるまでの物語である……。




〜作者より大切なお知らせ〜
今回から更新を毎日ではなく、毎週1回更新とさせていただきます。理由としては…ひとえに最新章に追いつかないようにするためです。
この小説のスタンスは、あくまで公式が設定している背景ストーリーを独自解釈で描くというものです。なので、このまま描き続けると、最新ストーリーが始まる前に小説を書くことになってしまうのです。それではストーリーの追体験というスタンスが崩れかねません。
そのため、読者様には申し訳ございませんが、更新スピードを落とさせていただきます。お気に入り登録している方も、更新は続ける気なのでそのままで構いません。気長に更新をお待ちください。
更新時間としては、毎週金曜24時とさせていただきます。オレカTVがやった日の夜と覚えていただけると幸いです。
以上、作者からのお知らせでした。これからも、オレカバトル2 ストーリーズをよろしくお願いします!!
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