前回の話数が第六話ではなく第七話になっておりましたこと、深くお詫び申し上げます。つきましては、作者が一度ムウス様に焼かれることでお許しいただければと思います。
あっ、あとここでお知らせ。実はオレカ2って意外とキャラが少ないんです。なので、この回から初代オレカからもモンスターを輸入してこようと思います。でも、あくまでエネミー役とかなので、前作主人公格とかはなるべく出さないようには努力します。
原作に忠実にって話はどうなったかって?…仕方ないんです。お許しください!ついでと言ってはなんですが、アプリ版オレカもよろしくね!
それでは改めて、本編をお楽しみください。
前回、魔王バスカーとのあまりにも早すぎる邂逅を経て、赤騎士スタンへとクラスチェンジを果たしたスタン。
力の差を痛感したスタンは、魔王討伐の旅を続ける中で、仲間達と共に特訓に励むのだが……。
スタン「やぁっ!とぅっ!…ふう…これで素振り150回かな?…クラスチェンジしたせいか、前よりも身体が動くんだよな…。」
マナナ「そうなんだ…。ねぇスタン。ボク達も…強くなれるよね?」
スタン「当たり前だろう?どうしたんだ、そんなに弱気になって…」
マナナ「だって…バスカーとの戦いの時、ボク達何もできなくて…02なんて、こんなに壊れかけちゃってるし…。」
ボット02「ガ…ガ…ガ……」ボロッ…
マナナ「非常用バッテリーで動いてる状態だから、多分もうそこまで長くは……」
スタン「そうか…。今の02を戦わせる訳にはいかないな…ゼノゴンになんとか頑張ってもらおう。頼めるな、ゼノゴン?」
ゼノゴン「ゴンっ!」(張り切っている)
マナナ「ゼノゴンも心強いね…。小さいのに、ホントによく頑張ってるよ。」
スタン「ホントにな。頼りにしてるぞ、ゼノゴン!」
ゼノゴン「ゴーン!…ゴン?」
張り切るゼノゴンだったが、直後として何かに気づく。
スタン「うん?どうした、ゼノゴ…っ!?危ない!!」
ゼノゴン「ゴンッ!?」
ドシュンッ!!
マナナ「スタン!!大丈夫!?」
スタン「あぁ…なんとか盾で防いだが…ゲホッ、ゲホッ!なんだか…身体の調子が…」
マナナ「今のは…毒魔法の"アシド"…一体どこから…?」
???「チッ、防がれたか。だが、一番強そうなヤツは潰せた。後は楽勝だな…」
マナナ「…っ!お前がやったのか!お前、何者だ!?魔王の手先か!?」
ジョンガリ「いかにも。オレの名はジョンガリ、暗黒司祭ジョンガリだ!魔王様からそのチビドラゴンの排除を任されてな、こうして奇襲したわけだが…そこのスタンとか言う騎士、噂通りの強さだな。だが、毒でジワジワ蝕んでしまえば、何もできまい!」
スタン「すまない…油断したばかりに…」
マナナ「いやいいんだ。……ゼノゴン、スタンをお願い!コイツはボクがやる!スタンは休んでて!」
ゼノゴン「ゼノッ!?」
スタン「でも…」
マナナ「いいから!それに…見た感じ、アイツも魔法使いみたいだ。ならアイツの相手はボクが適任だ。」
ジョンガリ「フン、お仲間を守ろうとする姿勢は立派だが…貴様程度でオレの相手が務まるのか?」
マナナ「忘れてない?火属性は風に弱いんだよ?なら当然…風魔法使いのボクが有利でしょ!"ウィンド…バースト"!!」ビュォォ!!
ジョンガリ「甘い!"サラマンダ!!"」ゴォー!!
マナナ「嘘!?火属性魔法で無理矢理押し切った!?なんて出力してんの…?」
ジョンガリ「その程度か?なら今度はこちらから行かせてもらうぞ…!"サラマンダ!!"」
マナナ「ヤバ…」
ドォォン!!
スタン「マナナ…!」
シュゥゥ…
マナナ「はぁ…はぁ…な…なんとか耐えたけど…次くらったらヤバいかな…?」
ジョンガリ「フン、耐えたか。だが、ようやくあったまってきたところだ…これで終わりにしてやる…」スッ…
スタン「あの構え…EX技を…!?くっ…マナナ!もういい…あとはオレが…。」
マナナ「スタンは手を出さないで!!心配しないで…安静にしてて……大丈夫。スタンの力がなくったって…勝っちゃうから。」
ジョンガリ「終わりだ!!ボルガノンッ!!」
ドガァァンッ!!
スタン「マナナーッ!!」
ジョンガリ「……直撃、死んだな。頑張った方だったが、無駄な真似を。さて、後は貴様を殺して、そのドラゴンを始末すれば、任務完了だ…!覚悟はいいな?」
スタン「くっ…!」
…ビュンッ!!ドカン!!
ジョンガリに風魔法が直撃する!
ジョンガリ「!?…なんだ!?奴は殺したはず…!」
シュゥゥ…
土煙の中に人影が見える……。
???「やれやれ…危ないじゃないか…。ボクじゃなかったら、死ぬところだったよ?」
スタン「その声…マナナ…なのか…?」
???「マナナ?チッチッチッ♪少し違うなぁ?ボクも戦いの中でクラスチェンジしたみたいでね…改めて名乗らせてもらおうか。マナナ改め…魔導士マナナール!!よ・ろ・し・く・ね⭐︎」
スタン「マナナール…!クラスチェンジしたのか!!」
ジョンガリ「クッ…!クラスチェンジしたからと言って、勝てると思うな!"サラマンダ!!"」ゴォーっ!!
マナナール「そんな炎…チョチョイのチョイっと⭐︎」ビュォォォォッ!!
マナナールは"ウィンド"で"サラマンダ"をかき消した!!
ジョンガリ「コイツ…!魔力が上がって…!?」
マナナール「さて…さっきはよくもやってくれたねぇ…。お返しだ…!」
ジョンガリ「させるか!サラマン…」
ヒュンっ!ガキン!!
スタンの投げた盾が、ジョンガリの持っていた杖を弾き飛ばした!!
スタン「はぁ…はぁ…よし…!」
ジョンガリ「貴様ァァ!!小癪な真似を!!」
マナナール「よそ見なんてしてていいのかな?ジョンガリくん?」
ジョンガリ「ハッ!しまっ…!?」
マナナール「ぶっ飛んじゃえ!ウィンドカッター…ハリケーン!!」
ザクザクザクザクッ!!
ジョンガリ「ば…馬鹿なァァァ!?」ドサッ……
マナナール「あ〜らら…ま、こんなもんか⭐︎」
暗黒司祭ジョンガリを倒した!!
スタン「や…やったな、マナナール!大したもんだ…!」
マナナール「アハハ!まぁ、ボクならざっとこんなもんさ⭐︎」
スタン「…なんか、前より明るくなったか?」
マナナール「んー、そう?クラスチェンジって人格にも影響与えるのかな?ま、いっか♪ささ、安静にしてて、今薬草取ってきて解毒薬作っちゃうから。」
スタン「あ…あぁ…頼む…。」
マナナール「ねぇスタン。ボク、頼りになるだろ?」
スタン「…あぁ!これからも、頼りにしてる…!」
マナナール「フフン、お安いご用さ⭐︎」
マナナもランクアップして、さらに強くなったスタン一行。
もしかしたら、魔王打倒を成す日は、そう遠い未来ではないのかもしれません。