スライム(?)で行くブルーアーカイブ   作:強酸性のTKG

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15話です。ついに原作開始です。頑張って書きます!


15話

荷物を適当な建物の屋上に置き、ここにいても違和感が無いように、鳥に擬態する。

複数の生徒に話を聞いた所、どうやらワカモの立てている襲撃計画はもうすぐ始まる予定らしいので、連邦生徒会の近くで見張っていれば、先生も来る筈だ。

しばらく行き交う人々を見ながらゆっくりと待つ。

……お、あれかな?

大人の男性ひとりと、複数の生徒達が何処かへ向かって進んでいた。

……あ、ユウカ居る。ミレニアムオオフトモモだ。感動。

それで……へぇ〜、あの人が先生か。

見た目で言うと……便利屋先生が近いだろうか。隈も無いし、元気そうではあるが。

僕が観察している間にも、先生達はどんどん進んでいく。

ヤベッ、置いてかれる。慌てて荷物を持ち、先生達の進行方向に進む。

あっちにシャーレの建物があるのだろう。先回りして待っていよう。

 

──思っていたより暴れている生徒が多い。やはり連邦生徒会に不満を持つ生徒も多いのだろう。

……お、先生達も来た。

おぉ、バッタバッタと不良生徒達を倒している。

やっぱり先生の指揮能力は凄いのだろう。

適切なタイミングで、それぞれの生徒に指示を出している。

そのおかげで、あそこまでの人数差があっても勝っているのだろう。

……あ、全員倒された。

不良生徒達を倒し、先生がシャーレへ入って行った。

……行ってみるか。

ネズミに擬態して、バレないようにこっそりと入る。

確か、地下に行くんだったか……

……?誰かの声がする?

その時、誰かがこっちに走ってきた。

危なっ!踏み潰される所だった。

……あれはワカモか。そういえば最初にここでワカモと先生が遭遇するんだった。

ワカモが来た方向に行ってみる。

 

──いた。先生だ。

そういえば、ちょっと聞かなければいけない事があるんだった。

この後リンが来る筈なので、素早く済ませよう。

先生の後ろに回り込み、人に擬態し、偽物の銃を突きつける。

普通の生徒が知らない筈の事を聞こうとしているので念の為だ。

先生はこのくらいでビビったりはしないだろうが。

 

「こんにちは。先生で合ってますよね」

 

「"……うん。そうだよ。君は誰?"」

 

「ごめんなさい。それには答えられません。ただ、私の質問に答えて頂けたら言うかもしれません」

 

普通に嘘だ。後バレないよう一人称も変えた。

 

「"……何を聞きたいの?"」

 

「シッテムの箱の中にいる女の子の髪って何色ですか?」

 

ここがプレ先時空じゃないか確認するための質問だ。名前だと分かりづらい為髪の色を聞く。

 

「"!?なんでアロナを知って……"」

 

「質問を質問で返さないで下さい。疑問文には疑問文で答えろと学校で教えているんですか?ただ髪の色だけで良いんです。教えて下さい」

 

「"ッ……、水色だったかな"」

 

よし。ちゃんと本編のアロナだ。……先生の事だから答えないとか言うかと思ったけど、髪の色くらいなら問題ないと判断したんだろう。確認も出来たし、さっさと帰ろう。

 

「ありがとうございます、先生。では、私は失礼します。また何処かで会いましょう」

 

「"待って、君は……"」

 

ネズミに擬態して外に出る。……ふぅ、なんとかなった。初めての会話が少々手荒になってしまったがしょうがない。

それよりもここがプレ先時空ではない本編の世界だと確認出来た事がよかった。これで先生をこっそりサポートする事に集中出来る。プレ先だったら見捨てるしかなかったから良かった。

……いけない、死ぬと分かってる人を見捨てるとかいう選択肢が自然と出て来た。普通にカスすぎる。

確か最初はアビドスだった筈なので、先に行って準備しておこう。

……アビドスかぁ〜。

アレ以来行って無いので、ホシノがどうなったかも分からない。ユメ先輩は、どこかに就職したとかしてないとか。……ストーカーじゃないよ。ほんとだよ。ただちょっと調べただけだよ。

……あぁ〜行きたくねぇ〜。




先生が喋った事は、分かりやすいように「"〜〜"」を付けます。
キヴォトスで卒業した生徒ってどこ行くんだろ?

今日は陶芸体験をやりました。
スタッフの人に分かりやすく教えて頂き、私も上手く作れました。
数ヶ月後に使うのが楽しみです。
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