スライム(?)で行くブルーアーカイブ   作:強酸性のTKG

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31話

……体の至る所が痛い……

それになんだか凄く怠いし……

寝る前は何やってたんだ……?う〜ん……確か……そうだ!ホシノと戦って負けたんだ!……あの状況から良く負けれたな、僕。弱すぎないか?

……とりあえず周りの状況を確認しよう。考えるのはそれからだ。

そこで僕は周りに誰かが立っているのに気がついた。

あれは……先生とアビドスのみんなか?

 

「うわっ!動いた!?」

 

ん?なんか反応が変だな。……あ、今の僕ホシノと戦った時のままだからスライム形態だ。……ヤッベ、どうしよ。

 

「……ごめん、僕。空乃スイだよ」

 

「喋ったあああああ!?」

 

うわっ!?びっくりした……。いきなり大声を出さないで欲しい。びっくりする。

 

「"……本当にスイなの?"」

 

「はい、本物ですよ」

 

「……どういう事?スイはほんとは人間じゃなかったの?」

 

「……まぁ、そうだね。今のスライムモドキみたいなのが僕の正体だよ。今いつもの見た目になるね」

 

ダメージが大きい為少しづつだが人の姿へ体が変わって行き、いつもの空乃スイの見た目になった。

 

「……こういう事だよ。今までみんなを騙してたんだ。ごめんね」

 

「……そうなんですか……いや、そんな事よりも大変なんです!ホシノ先輩がカイザーの所に行ってしまって……!」

 

……そんな事、か。軽く受け流してくれてなんだか嬉しい気分だ。

 

「……うん、知ってるよ。借金を返す為にでしょ?」

 

「あんた知ってたの!?じゃあなんで止めなかったのよ!」

 

「……止めようとしたら戦いになって普通に負けたんだよ。ほら、こんなにボロボロ」

 

「えぇ……」

 

止めてくれセリカ。その術(どうしようもないものを見る目)はオレに効く。心が痛い。

 

「と、とりあえずホシノ先輩を探しに……」

 

だが、その時。

何処かから爆発音が聞こえてくる。

 

「うわあっ!?」

 

「爆発音……!?」

 

「近いです、場所は……!?……そ、そんな!?こちらに向かって、数百近いPMCの兵力が進行中!同時に、市街地に無差別攻撃をしています!」

 

「カイザーPMC!?なんでこのタイミングで……!?」

 

「お、応戦しないとです!!何はともあれ、アビドスが攻撃されているのを見過ごすわけには……!」

 

「考えてる時間が惜しい、すぐに行こう!」

 

「で、ですが、私たちで撃退するにはあまりにも数が……!と、とにかくまずは、市民の皆さんを避難させましょう!」

 

アヤネがそこまでタイミングで、すぐ近くで銃声が響く。

 

「対策委員会を発見!こっちだ!!」

 

PMC!?もうここまで来たのか!

即座に体の一部の擬態を解き触手で敵の胴体を貫く。

 

「ぐあっ!?」

 

大きなダメージを負った敵はバタリと倒れていった。

 

「斥候が、もうこんな所まで……」

 

「アビドス高校周辺に、カイザーPMCの兵力を多数確認!すでに校内にもかなり侵入されています!」

 

「……校内に入ってきた敵は僕が倒すよ。みんなは市民の避難をお願い」

 

「えぇ!?いや、既に校内にも多くの敵が侵入していて……!」

 

「……僕だってそこそこは戦えるよ?まあホシノには負けたけど」

 

ホシノは強すぎるからノーカンでもいい気がするが。まあ僕はちゃんと過去の失敗を認められる人間なのでしっかりそれも認めよう。

 

「とにかく大丈夫。あんな弱いのには負けないよ」

 

「"……分かった。ここはスイに任せよう"」

 

「いいんですか!?もし何かあったら……」

 

「"スイを信じてあげて"」

 

「……っ、分かりました。スイさん、お願いします」

 

「了解。信じてくれてありがとう」

 

もうみんなには正体を知られている。無駄に制限する必要もないだろう。

擬態を解除し、体の両側に手の様な物を複数作る。

セリカの誘拐事件の時に使用したカオナ○みたいな状態だ。

 

「縺倥c縲∬。後▲縺ヲ縺上k縺ュ?」(じゃ、行ってくるね!)

 

「えぇ!?そんな事出来たの!?……それなのにホシノ先輩に負けたんだ……」

 

うるさい、僕だって不思議に思ってるんだ。

そんな事を考えながら、僕は校内に向かって駆け出した。




今日は友人とクトゥルフ神話trpgというゲームをしました。不定の狂気になって絶望してたら3連くらいクリティカルが出てなんとかなりました。楽しかったです。
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